そもそものそめものや、せいかつ実践編

藍染、柿渋染、草木染をやりますが、ちょっと病気でストップ。311から、東北にかかわっています。。

買ってきたもの

2016-06-28 01:55:21 | 染めること
骨董手作り市は、古い着物を売っている人がいる。骨董屋さんだ。一番安い着物は300円だ。

今回は、まとめてゆかたを買った。「傘」の模様のがあった。白地にびっしりと紺の草花模様。水色に薄紫の花。

麻で、トンボの模様のもあった。ほどいてみたら仕立て直しの仕立て直し。つぎはぎや当て布がすごい。弱くてびりびり。裏には、絹を当ててあって、仕立ても絹糸。なんだか不思議なきれだ。

白麻に細かい黒のかすりがあるのは、1000円、これでも、汚れがある。買ってしまった。新しい丈夫な木綿糸で縫ってあって、ほどくのに一苦労だった。毎年夏の終わりに、ほどいて洗い張りしたのだろうか。

友人は、いきな、西洋風の植物が描いてあるゆかたを見つけていた。バラの花の模様の銘仙も。なかなかすてきだ。

友人の勧めで、男物の木綿の袷を買った。大島紬のような柄なのに、木綿。「これならズボンが作れるよ」というのだ。ほどいて洗ってやろうではないか。

後から、知人がきた。ゆかたを買いたいというので案内したら、メダカが描いてある、1000円のゆかたをかっていった。細かいメダカが全体に散っている。あんな柄は初めて見た。


写真は、こんど撮ってブログに入れる。

あの頃はよかった(気分は老人)

2016-06-28 01:37:16 | 染めること
田中直(たなかなお)の藍染
私は「田中直」の藍の染料で染めている。ほかの染料も色々つかってみたが、今の私には、これが一番染めやすい。本当は、甕で藍を育ててみたい。沖縄の友人たちは、藍をたてるのに、いつも苦労していた...



上の写真は、一年前。自宅浴室で、田中直の藍で、しゃかしゃか染めているところ。あのころは良かった。無心に一生懸命染めていた。

先日、戸塚の手作り骨董市に、久しぶりでおじゃました。お客のマナーが悪いのが、気になる。並べてあるものを、全部ひっくり返して、買わないで去る人2名。やるとすごく気持ちいいのはワカルが、私、直すのいやだなあ。

藍染の麻の糸を、値切る人。二人いた。値段をわざと高くつけておくようなことはせず、「この値段」と思っていたので、後で値切られた自分に落ち込んだ。こういうことから、売る気をなくすんだなあ。しみじみそう思う。

それで、あきないの方向をいろいろ考えてみている。

なんちゃって「金つぎ」をやる

2016-06-24 02:48:24 | 外で売るとき


友人が、「金継(きんつぎ)」の実習をやる、というので、喜びいさんで参加した。


割れた瀬戸物をくっつけて、そこに金の粉を振る。すると、くっつくのである。金を蒔く、という。「蒔絵」というやつだ。

今回は「なんちゃって」なので、接着剤はうるしでなく、アロンアルファ。欠けた部分を補うのは、水中ボンド。

私の持って行ったのは、印判の皿、相馬焼きの湯のみ、そばチョコだ。値段は安いものだが、治ると、とてもうれしいぞ。