そもそものそめものや、せいかつ実践編

藍染、柿渋染、草木染をやりますが、ちょっと病気でストップ。311から、東北にかかわっています。。

ペコちゃんは釜石に置いてきた

2017-01-17 01:28:18 | 染めること
<このとき持っていたペコちゃんは、フリーマーケットで、私が買ったもの。新品のペコちゃんをいくつか持っている人も、身近にいて、たまに譲ってもらう。このときのペコちゃんは、3月に釜石市に旅行したとき、桑畑書店に置いてきた。さあ、どうなっただろうか。

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かすりの布を洗ってアイロンかけてたたんで
12月に、かすりのはぎれが大量入荷。洗ってあるみたいなのでも念のため、洗ってアイロンかけて、たたんで値段付けないと売れない。1月2月の仕事だ。あーあ。私はアイロンがキライ。写......


毛糸で靴下ができた

2017-01-11 01:32:51 | 外で売るとき
北海道の十勝のFさんのお父さん(推定80才)は、靴下が編める。

「海軍に行ってた男は編める」というのは、我が家の伝説。私の母の祖父にあたる代の人が、編めたそうだ。親戚のおじいさん。福島の人だったか。

神奈川県の逗子や、江ノ島の漁師さんに聞いたら、なんと「昔は自分もセーターを編んだ」という人がいた。「仲間のじいさんに、編んでもらった」という人も。
スコッチという毛糸のきなりが、水切れが良かったそうだ。指のない、手甲のような手袋を作ってもらった人がいた。濡れても、手を振ると水が切れて良かったそうだ。
日本にも、フィッシャーマンズセーターは、あったのだ。
「海鳥のなげき」という、神奈川県あたりの漁業史の本によると、
江戸の末期だか明治始めに、伊豆の稲取の船の、海難事故があって、人が死んだ。
そのとき、一人だけ助かった人が「スコッチのジャケツ(セーターでしょう)」を着ていた。そこから漁師に毛糸のセーターを編むのが、広まったという話だ。「海鳥のなげき」は、コピーを所有しているのだが、とてもいい本だ。

静岡県で「風の三郎」という風の神様を調べている人がいた。(民俗をやってる人みたいだ)
三浦半島にも「梶の三郎」という神様がどこかにある、と、「海鳥のなげき」にでてきた。これは「風の三郎」では?風の又三郎の親戚では?