深堀隆介の展覧会行って来ました
平塚市美術館でやっていた、深堀隆介の展覧会、行って来ました。自分を、「平成しんちう屋」と言っています。
面白かったです!
この人は 透明な樹脂の中に下から少しずつ金魚の絵をかいて行って 完成させるのですが そのリアルさがすごい!
本当に金魚がアクリル樹脂の中に入ってるんじゃないかと思えるのですが違うんです。絵
なんです 。金魚の絵が上手いだけでなく いろんなものに 金魚を書いているのがすごいです。
踏み潰された平たい、コーヒーのボス缶の上に、金魚がかいてあるのが凄いなあと思いました 。
また、 東北の震災で亡くなった子供の上履きの中に、 樹脂を入れて金魚をかいていました。
その他 ほんのちょっとの木片とか すみっことか 最初は一合マスの中に金魚をかいたそうですが、 もうそれを超えています。 いろんなものの中に 金魚がいるんです。
写真撮影はダメなのですが ちゃかちゃかとスマホで、写真を撮っているおじさんがいて、やだなーと思っていました 。
しかし、 最後の 部屋で「 皆さん写真を撮っていいですよ、ただフラッシュをたかないように」と言ってもらいました。
やっぱりスマホで、 美術館の作品をとって楽しむ、というのも一つの文化に なっているなあと思いました。
なにしろ、みんなとても嬉しそうに写真を撮っていました。私もちょこっと取りました。この 最後の部屋は 金魚屋さんというしつらえになっていて、 金魚の入った ビニールの袋がいっぱいぶら下げてあるという形に作ってあるのはとても素敵でした 。
8月の末に 友人 H と自動車で来たのですが とうとう駐車場に入れず行くのを断念しました。 9月の初め、 もう展示会が終わる数日前にやっと行きました。 カタログも買ったのですが素敵でした。