私はまだ、柿渋でベタベタとバッグを塗っている。
4年かそこら前の柿渋がでてきた。上の方は液体状で、使えたが、下半分はゼリー状。ヨーグルト状でなくて、ゼリー状。
検索したら、北海道の方が、ヨーグルト状の時は、布に手で塗りつける、とかいていた。うーん、いいかも。洗濯は、出来ないそうた。
私が考えたのは、ステンレスザルの上で、マッシャ−(つぶす道具)でゴリゴリやって、つぶす。できたらうんと細かく。すり鉢でも、何でもいいから。
写真はザルでできるだけ細かくしたゼリー状の柿渋。これをステンレスのボウルに入れ、3〜4倍の水を加えて温める。混ぜていると、茶色が濃くなっていく。
ぐつぐつと沸騰させずに火を止めた。沸騰させて煮たい人は、やってみたらいいと思う。
私は、今使っている柿渋に、半分ぐらいこの液体を加えて使っている。
ゼリー状の柿渋を煮たものは、もとの柿渋とは、似て非なるものになっているかもしれない。
しかし、こうすれば、固まったものも、ある程度使い切ることができるのだ。
写真3は、固まった柿渋が入っていた容器。新聞紙をたたんで底を覆い、柿渋がたれないように工夫している。九州の、三木染料店のだと思う。
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