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2013年12月28日。6. 【巨人】アンダーソンと1年契約「優勝に貢献したい」

2013-12-28 16:45:11 | 日記
2013年12月28日
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1. 安藤美姫と織田信成が進む新たな道、五輪の夢破れ、現役引退を発表
スポーツナビ、2013年12月27日 11:00

引退表明した織田(左手前)。スピーチ後、高橋としっかり抱き合った

引退表明した織田(左手前)。スピーチ後、高橋としっかり抱き合った【写真は共同】
 4年に一度の特別な戦い。史上最も過酷な国内戦。12月21日から23日まで行われたフィギュアスケートの全日本選手権は、そうした触れ込みに恥じない大激闘となった。来年2月に開催されるソチ五輪への出場権を獲得したのは、羽生結弦(ANA)、町田樹(関西大)、高橋大輔(関西大大学院)、鈴木明子(邦和スポーツランド)、浅田真央、村上佳菜子(ともに中京大)の6選手。世界大会での実績もあり、複数のメダル獲得も十分に期待できる顔ぶれと言えそうだ。

 その一方で、夢破れ、表舞台から去る決断をした選手もいる。安藤美姫(新横浜プリンスクラブ)と織田信成(関西大大学院)。長年にわたり、フィギュア界をけん引してきた功労者たちは、この全日本選手権を最後に現役引退することを発表した。

チャレンジ精神は失わなかった

SPの演技後、コーチと抱き合う安藤

SPの演技後、コーチと抱き合う安藤【写真は共同】
 2006年のトリノ五輪と10年のバンクーバー五輪に出場し、07年と11年には世界選手権を制した安藤は今季、2年間にも及ぶ長期の休養から復帰。今年の4月には出産も経験し、母としてソチ五輪への出場を目指した。強化指定選手から外れており、全日本選手権に出場するためには予選を戦う必要があったものの、10月の関東選手権、11月の東日本選手権を勝ち抜いてきた。

 しかし、長期休養と出産の影響は計り知れなかった。筋力とスタミナの衰えは著しく、思うようなジャンプが跳べない。ショートプログラム(SP)とフリースケーティング(FS)で2つ良い演技をそろえることができなくなっていた。東日本選手権ではSPで41.97点と13位に沈み、全日本選手権への出場すら遠のきかけた。FSで巻き返し、なんとか出場権は勝ちとったものの、「日本で戦う最後の試合になるかもしれない」と覚悟を決めて臨んでいたという。

 それでもチャレンジ精神は失わなかった。東日本選手権では「(当時の状態では)10回跳んでも1回成功するかしないか」というトリプルルッツをFSに組み込んだ。確実に点数を取るために回避する選択肢はあったが、「簡単な道を選んではいけないし、他の選手と向き合う姿勢を持って出場しているので、自分が決めたことに弱気なままで逃げたくなかった」と、リスクを冒して挑戦に踏み切った。

引退後は指導者へ「1人でも多く五輪に」

フリーの演技後、観客へ向かって一礼する安藤

フリーの演技後、観客へ向かって一礼する安藤【写真は共同】
 全日本選手権もあくまで自分の意志を貫いた。SP5位で迎えたFSでは、難易度の高いトリプルサルコウ+トリプルループに挑戦することを決意。失敗に終わったが、「ジャンプの安藤美姫」と呼ばれていたころの誇りを最後まで持ち続けた。

「調子も上がってきていて、大きなミスもなく滑り切る余裕もあったので、そのままの内容できれいに滑り終えようかなと思っていました。でもSPが終わって、今季初めに『五輪に出場したければ全日本で優勝しかない』と言われていたので、その言葉を思い出したときに、最後は自分らしく終わりたいと思ったんです」

 振り返れば、18歳で出場したトリノ五輪でも本来の状態ではないなか、4回転サルコウに挑戦した。自分の意志に素直に従ったときは常に難しいほうを選択してしまう。総合7位に終わり、五輪出場は逃したが、安藤は“らしさ”を貫き通してリンクを降りた。

「2年前に選手としてはやり切ったかなと思っていたんですけど、いろいろな方からお手紙をいただいたり、いろいろな方にサポートしていただきました。選手としてまた戻ってくるという選択肢に導いてくれたことにすごく感謝しています。またこのような全日本という素晴らしい場に立つことができて、最終グループで滑ることもできたので、今日という日が選手生活で一番幸せでした」

 涙で目を赤くしながら競技生活に別れを告げることを発表した安藤。引退後は、アイスショーなどで滑りながら、指導者の道を目指すという。「9歳のときに初めてスケート靴を履いて、門奈(裕子)コーチに習い始めてから『自分もこんな先生みたいになりたい』と思ったんです。五輪は本当に特別な場所。自分の経験を語りながら、1人でも多くの人を五輪に連れていってあげたいなと思います」。世界女王にも輝いた天才が、今度はコーチとしてリンクに帰ってくる。

万人に愛されるキャラクター

清々しい表情で、フリーの演技を終えた織田

清々しい表情で、フリーの演技を終えた織田【坂本清】
 織田のスケート人生は涙で彩られている。05年のNHK杯で初優勝が決まったときはキス&クライで大号泣し、一躍その名を知らしめると、バンクーバー五輪では演技中に靴ひもが切れるアクシデントに泣いた。そして引退を発表した12月24日の全日本選手権明けのアイスショー『メダリスト・オン・アイス』でも、演技後のスピーチで瞳を潤ませた。自身も先祖とされる戦国武将・織田信長の性格を表した句にちなみ「鳴かぬなら、泣きに泣きますホトトギス」と詠んだように、織田を語るうえで涙は欠かせない。

 万人に愛されるキャラクター。今回の全日本選手権でも、自身のFS演技後、五輪出場を争うライバルでもある高橋大輔に向かって「大ちゃん、ガンバ」と声を掛け、大会初優勝を飾った鈴木明子に対しては、彼女が泣くより先に泣き出して祝福するなど、自分を差し置いて仲間への思いやりを見せた。鈴木も「我先に泣き出すノブの優しい性格が大好きでした」と、織田の引退発表後に言葉を詰まらせた。引退スピーチのあとに、アイスショーの出演者全員が花道を作って見送ったのも、彼がいかに愛されていたかが分かるシーンだ。

 今季限りで現役を退くことはシーズン前に発表していた。しかし、五輪と3月に開催される世界選手権の出場権を逃したことで引退のタイミングは早まった。

「自分の実力の至らなさで、代表の座を逃してしまった。若い選手もどんどん強くなってきているし、いまが引き際かなと。もちろんこれからもっと頑張っていこうという決断もあったと思うんですけど、若い選手が強くなっているなかで戦い続けていくのは厳しいと思いました」

「大ちゃんがいてくれたから頑張れた」

織田は、仲間たちが作った“花道”のアーチをくぐってリンクを去った

織田は、仲間たちが作った“花道”のアーチをくぐってリンクを去った【写真:YUTAKA/アフロスポーツ】
 ジャンプの美しさと着氷の柔らかさに定評があった織田は、まぎれもなく世界屈指の選手だった。実際、今季出場したグランプリシリーズではスケートカナダで3位、NHK杯で2位、ファイナルでも3位とすべて表彰台に乗った。全日本選手権では4位に終わったものの、総合256.47点という高得点を出している。選考基準は満たせなかったが、五輪に出場する実力は十分にあった。

 ソチ五輪に懸ける思いは人一倍強かった。「バンクーバーではふがいない演技だったので、その選手がこんな演技をしているんだと日本だけではなく世界にアピールしたい」。そう意気込んでいたが、その思いは成就しなかった。世界選手権でも過去最高は4位と、5回の出場で一度もメダルに届いていない。11年には左ひざを負傷し、長期離脱も強いられた。

 それでも「僕のスケート人生は幸福に満ち溢れていた」と、織田は話す。
「母がコーチをしていたこともそうだし、スケートを続けられる環境にも恵まれていました。試合に関してもつねにラッキーだったと感じています。本当にたくさんの方に祝福していただいて引退できたので、すごくすごく幸せでした。みんなにも『本当に今までありがとう』という言葉を掛けてもらって、ただただうれしかったです」

 同年代に高橋大輔という絶対的なエースがいたため、どちらかというと影に隠れがちだった。しかし、高橋がここまでの存在になれたのも織田というライバルがいたからこそ。織田も「大ちゃんがいてくれたから僕も頑張れたと思うし、ライバルとしても人としてもすごく尊敬しているので、同じ時代にスケートができて良かったです」と語る。

 引退後は、指導者を目指す。「関西大学のアリーナには07年からお世話になっているので、そこで新たに五輪を目指す選手を指導していきたいというのが夢や目標のひとつです」。五輪や世界選手権でメダルを取るという偉大な記録は残せなかった。それでも織田が記憶に残る名選手であったことは疑いようがないだろう。

 安藤と織田。日本のフィギュア界を支えてきた第一人者はそれぞれ新しい道に進む。世界を舞台に戦ってきた2人の挑戦は今後も続いていく。

<了>
関連リンク】 織田信成が現役引退「大ちゃんがいたから僕も頑張れた」

2. 巨人FA補償の一岡「広島のほうがチャンスある」 同期ドラ1の松本が本音ポロリ…
夕刊フジ 12月27日(金)16時56分配信

巨人FA補償の一岡「広島のほうがチャンスある」 同期ドラ1の松本が本音ポロリ…

一岡は新天地・広島でチャンスをつかめるか(写真:夕刊フジ)

 巨人は25日、広島からFA権を行使して移籍した大竹寛投手(30)の人的補償として、一岡竜司投手(22)が指名されたと発表した。

 この日午前に球団から通達を受け「選んでくれた広島に感謝。大きなチャンスだと思うのでつかみたい」と前を向いた。

 「取られたくない選手の上位にはいた」。球団幹部の言葉にウソはないだろう。2011年にドラフト3位で入団。潜在能力は評価されていた。今季9試合に登板し0勝0敗、防御率5・23ながら、17日に期待料込みで50万円増の1050万円で契約を更改。オフに派遣されたプエルトリコのウインターリーグで手応えをつかんだカットボールで幅を広げた。「新しい環境で新しい自分をつくれたら。毎試合投げられる体をつくって貢献したい」と目を輝かせる。

 この日は一岡と同期入団のドラフト1位左腕、松本竜也投手が契約交渉。プロ2年間で1軍登板がなく100万円減の630万円で更改。「来年は2軍のローテーションを守って、チャンスがあれば1軍で1勝したい」という段階だ。

 来季1軍の戦力として計算できるのは一岡だったはず。だが2年目のドラ1をプロテクトから外すわけにはいかない。それでも松本は「上で投げていないのでひょっとしたら、という思いはありました」と告白。事務所で顔を合わせた一岡を激励したものの「広島の方がチャンスがあるからよかったのかもしれませんね」と本音も漏らした。

 12球団屈指の層の厚さを誇る巨人投手陣で、1軍切符をつかむ難しさは若手の痛感するところ。FA補償で移籍する側と残った側、どちらが幸いするかは分からない。(金額は推定) (笹森倫)

3. 急成長の中日・浜田に“ポスト山本昌”の期待
東スポWeb 12月27日(金)16時9分配信

急成長の中日・浜田に“ポスト山本昌”の期待

台湾ウインターリーグから帰国して会見する浜田

 中日が“第2の山本昌”の誕生で盛り上がっている。台湾ウインターリーグで急成長を遂げた左腕・浜田達郎(19)のことだ。

 昨年のドラフト2位。愛工大名電のエースとして春夏甲子園に出場し、阪神・藤浪、日本ハム・大谷と並ぶ「高校ビッグ3」と称され、鳴り物入りで入団した浜田だが、プロ1年目の今季は一軍登板なし。二軍でも20試合で2勝8敗、防御率6・39と散々。87回1/3で73四死球と制球難で鈴木前二軍監督からは「相手とケンカにならない。先発としてちゃんと調整期間も取っているのに…。もう、名電の浜田じゃない」とこき下ろされたこともあった。

 しかし、今回の台湾ウインターリーグでは4試合に先発し、1勝1敗ながら防御率1・80と見違えるような好成績。特に内角攻めが絶品になったという。これにチーム関係者らは「浜田は早めに海外野球を経験できて良かった。(5年目で)鳴かず飛ばずだった山本昌もクビ寸前で米国の1Aベロビーチ(ドジャース傘下)に行かされたけどスクリューボールを覚えて帰って来て、その年に初勝利を挙げて開眼して今がある。浜田も来季はブレークするはず」と、大ベテラン左腕の若かりしころとダブらせているのだ。

「あまり考え込むことをやめたら自然なフォームがはまった。来季につながると思う」と浜田。山本昌はドジャース留学中にアイク生原氏の教えで飛躍したが、今回の浜田は台湾遠征に帯同していた巨人・木村二軍トレーニングコーチから「打者に当ててもいいという気持ちでいけ!」とハッパをかけられ、殻を破れたという。

 球界最年長投手のサクセスストーリーについて浜田も「そうなれればいいですね」。来季の中日は“第2の山本昌”にも注目だ。

4. ヤンキース、田中の代理人に接触 移籍交渉始まる
朝日新聞デジタル 12月27日(金)21時4分配信

日米間で締結された新たなポスティングシステム(入札制度)を使って大リーグ移籍を目指す楽天・田中将大投手と、獲得を狙う球団との交渉期間が26日、始まった。田中の代理人はケーシー・クロース氏に決まり、早くもヤンキースから接触があったと米メディアが報じている。

 クロース氏はヤンキースの中心選手であるデレク・ジーター、マーク・テシェイラの代理人。今季ナ・リーグのサイ・ヤング賞(最優秀投手賞)に輝いたドジャースのクレイトン・カーショーも顧客で、本命とみられる2球団とパイプがある。交渉期間は30日間で、米東部時間の来年1月24日午後5時(日本時間同25日午前7時)まで。(ニューヨーク)

5. 【巨人】準V「足軽ジャパン」帰国 松本竜、147キロ&シンカーに手応え
スポーツ報知 12月24日(火)7時3分配信

巨人の松本竜也投手(20)ら若手5選手が23日、アジア・ウインターリーグ先の台湾から帰国した。2年目左腕はリーグ1位の防御率1.56をマーク。「足軽ジャパン」との愛称がついた他球団との混成日本チームの準優勝に貢献。「直球とシンカーがよかった。この調子を維持してキャンプで勝負したい」と、目を輝かせた。

 台湾では自己最速を1キロ更新する147キロを計時。23回1/3を投げ、29三振を奪った。「直球が戻ってきた感覚です。シンカーも前は制球できていなかったのが、いいところに落ちるようになった」と手応えを口にした。

 左腕のシンカー(スクリュー)といえば、中日・山本昌の決め球。「先発の争いは厳しいと思いますが、何とかアピールしていけたらいい」。来季3年目を迎える未完の大器にとって、収穫たっぷりの武者修行だった。

6. 【巨人】アンダーソンと1年契約「優勝に貢献したい」
スポーツ報知 12月28日(土)12時36分配信

巨人は28日、今季、米レイズ傘下3Aダーラムでプレーしたレスリー・アンダーソン外野手(31)と契約が成立したことを発表した。1年契約で背番号は42。1月下旬に来日予定。

 アンダーソンは2000年から09年までキューバ国内リーグでプレーし、09年に亡命した後、10年にレイズにドラフト外で入団した。メジャー経験はないものの、3Aではレギュラーとした活躍した。球団を通じて「母国を始め、世界中から多くの選手が集まる日本でプレーすることは長年の夢でした。機会を与えていただいたことを光栄に思います。優勝に貢献できるように最大限努力します」とコメントを寄せた。

 巨人の主力で左打ちは高橋由と阿部だけ。チームは、左打ちの外野レギュラー候補として期待している。

 ◆レスリー・アンダーソン(Leslie Anderson)1982年3月30日、キューバ・カマグエイ州出身。31歳。2000~01年シーズンからキューバ国内リーグに所属し、計9シーズンで864試合に出場。通算で打率3割2分6厘、92本塁打、518打点をマーク。06、09年のWBCにキューバ代表で出場。09年に亡命し、10年からレイズと契約。メジャー経験はないが、10年途中から3Aに昇格し、レギュラーに定着した。185センチ、93キロ。左投左打。

7.
ニュース、

1. ふるさとへ行楽地へ、交通機関の混雑28日がピーク
TBS系(JNN) 12月28日(土)7時13分配信

 年末年始をふるさとや行楽地で過ごす人たちによる交通機関の混雑は28日ピークを迎えます。

 成田国際空港株式会社などによりますと、28日が出国のピークで成田空港では1日でおよそ5万人が出国するとみられています。今年はヨーロッパなどが人気で、帰国は、年明け1月4日がピークと予想されています。

 また、新幹線の下りのピークは東海道新幹線が28日、東北・上越・長野新幹線が30日と予想されています。上りのピークは1月4日とみられています。

 一方、高速道路は、午前6時現在目立った混雑はみられません。下りは28日、29日がピークとみられるものの、全体的に分散化傾向にあり、渋滞の発生は少ないと予想されています。上りの渋滞は1月2日から4日がピークとみられています。(28日01:14)

2. <辺野古埋め立て>知事の承認に「変節だ」反対渦巻く
毎日新聞 12月27日(金)22時35分配信

<辺野古埋め立て>知事の承認に「変節だ」反対渦巻く

辺野古の埋め立てに反対してデモをする市民=那覇市の沖縄県庁前で2013年12月27日午後0時35分、和田大典撮影

 ◇「沖縄の心を忘れてしまった」

 米軍普天間飛行場=沖縄県宜野湾(ぎのわん)市=の移設に向けた名護市辺野古(へのこ)沿岸部の埋め立てについて、27日にゴーサインを出した仲井真弘多(なかいま・ひろかず)知事。「公約を変えたつもりはないし、変えていないので説明する理由はない」。記者会見でこれまでの「県外移設」公約との矛盾を突かれ、語気を強めて反論した。「銃剣とブルドーザー」で米軍に土地を奪われ、強制的に基地を造られた歴史を持つ沖縄。それだけに公約を事実上転換し、新基地建設を承認した知事に対し県民の反発は高まるばかりだ。

【米軍基地の負担軽減に関する沖縄県の要望と政府回答】

 県は27日午後になって急きょ会見場所を、移設反対派の市民が詰めかけた県庁から知事公舎に変更。仲井真氏は安倍晋三首相との会談を終えて25日夜に沖縄に戻ってから一度も県庁に登庁せず、知事公舎にこもったまま会見に臨んだ。

 午後3時13分。28社約80人の記者らが待つ会見場に、仲井真氏は足を引きずるように歩いて現れた。黄色い長袖のかりゆしウエア姿。胸ポケットから取り出した眼鏡をかけ、用意したペーパーを淡々と読み上げ「基準に適合していると判断し、承認いたしました」と述べると、フラッシュが一斉にたかれた。

 質疑応答に移ると、徐々に感情があらわになった。「県外ということも辺野古が困難という考えも変わっていない」との発言と、埋め立てを認めた判断の整合性を問われ「私への批判ですか? ちゃんと質問してください。どこが不整合だと言うのですか」と手を振り上げ声を荒らげた。

 「主」のいない県庁では、抗議する市民ら約1000人が1階ロビーで座り込みを続けた。テレビで会見の模様が流れると「ウソをつくな」と反発の声が。同県北谷(ちゃたん)町のアルバイト、宮里歩さん(34)は「知事は『いい正月を迎えられる』と言っていたが、とんでもない。ウチナーンチュ(沖縄の人)の心を忘れてしまったのだろう」と強く批判した。

 仲井真氏は旧通商産業省出身で沖縄電力会長などを歴任。2006年の知事就任時には条件付きで県内移設を容認していた。だが、09年に「最低でも県外」を掲げた民主党政権誕生を機に公約転換へ動き出す。10年の「県外移設を求める県民大会」にも参加し「沖縄の過剰な基地負担には差別の印象すら持つ」と踏み込んだ。そして2期目を目指す同年の知事選で「県外移設」にスタンスを変えた。

 だが、埋め立て申請の判断が迫った今月17日に安倍首相に手渡した要請書からは「県外」の文字が消えた。そして、この日の「変節」。記者から「埋め立て承認は公約撤回とも受け取られている。選挙で信を問い直すつもりは」と問われると「ストーリーとして筋は通っているように思うが、なぜそう言うのか理解できない」とぶぜんとした表情だった。

 果たして普天間は動くのか。会見内容を聞いた野党県議の一人は「埋め立てを認めた以上、『県外が早い』と言っても誰も相手にしない。知事は裸の王様だ」と批判。その上でこう力を込めた。「県外移設を求める県民の思いは変わらない。工事を強行すれば大混乱をもたらして第二の成田闘争になるだけ。辺野古移設は不可能だ」

 日米両政府による普天間の返還合意から17年。普天間の行方はいまだ不透明だ。

3. 韓国、「好機到来」と判断か=安倍首相の「オウンゴール」利用―対米関係改善期待も
時事通信 12月27日(金)18時11分配信

【ソウル時事】韓国政府は、安倍晋三首相の靖国神社参拝を「オウンゴール」とみて、今後の外交に利用する構えだ。直ちに強硬策に出るよりも、国際社会と歩調を合わせて対日圧力を高める戦略が得策と判断しているとみられる。
 大統領府は26日、関係閣僚らによる会議を開催し、対応を協議した。27日付の東亜日報によると、会議は、感情的に対応するのではなく、日本の歴史認識への批判を国際社会で高める機会とする方針を決めた。
 同紙は、参拝により「やはり日本の歴史認識が(東アジアの対立の)本質」という論理を国際社会に訴える機会が生じたと指摘。「安倍(首相)の失策となり、われわれは実利を得るべきだ」とする大統領府関係者の話を伝えた。
 ぎくしゃくしていた米韓関係が改善するとの期待もある。文化日報は「韓日の対立が続く中、米国と日本は蜜月関係に入り、韓米関係は冷え込んでいた」と分析。「しかし、米国の韓国への誤解はかなり払拭(ふっしょく)されるだろう」と予測した。
 国防省副報道官は27日の記者会見で、参拝により、日韓の軍事交流・協力は当面困難との見方を示した。また、来年1月開催で固まっていた外務次官戦略対話もめどが立たなくなり、関係改善はさらに遠のいた。 

4. 岸部四郎 車イスで歌う 手のひらには “ トラブル ” の文字
デイリースポーツ 12月27日(金)21時12分配信

岸部四郎 車イスで歌う 手のひらには “ トラブル ” の文字

THE TIGERSツアーファイナルで登場した岸部四郎(左下)右は兄の岸部一徳=東京ドーム(撮影・三好信也)

 44年ぶりにオリジナルメンバーで復活したグループサウンズの伝説的グループ「ザ・タイガース」が27日、東京ドームで再結成ツアーの最終公演を行った。この日は元メンバーの岸部シローこと岸部四郎(64)が、サプライズで登場。集まった4万5000人のファンを驚かせた。

【写真】ザ・タイガース完全再結成でシロー涙「すべてジュリーのおかげや」

 ドラムス・瞳みのる(67)が押す車イスに乗って四郎が登場すると、場内はどよめきと大拍手。ボーカル・沢田研二(65)の「岸部四郎もザ・タイガースの一員です」という紹介に続いてビートルズの「イエスタディ」を熱唱した。

 ベースの兄・岸部一徳(66)の刻むリズムに乗って、か細い声ながらもフルコーラスを歌い、「本当はもう少し上手なんですが、きょうはこれが精いっぱい。魅惑のウィスパーボイスです」と笑わせた。歓声に応えて挙げた左手のひらには、トラブル続きの人生をネタにするように、「トラブル」の文字がマジックで書かれていた。

 四郎は経営していた会社が不渡りを出したことや、前夫人との離婚費用などが原因で、多額の借金を背負い、自己破産。1998年4月に、司会を務めていた日本テレビ系「ルックルックこんにちは」を緊急降板し、大騒動となった。

 2003年に患った脳梗塞の後遺症で視野狭窄(きょうさく)となり、歩行が困難な状況。12年1月の沢田の日本武道館公演で姿を見せて以来の公の場となった。武道館公演後に大たい骨を折り、現在はリハビリ中。

 四郎は脱退した加橋かつみに代わって、69年から兄・一徳が在籍したザ・タイガースに加入した。

5. <米国防総省>普天間閉鎖前倒しも…代替施設の整備次第で
毎日新聞 12月28日(土)11時10分配信

【ワシントン西田進一郎】米国防総省高官は27日、電話で記者会見し、沖縄県の仲井真弘多(なかいま・ひろかず)知事が米軍普天間飛行場(宜野湾市)の5年以内の運用停止を求めていることについて「日本政府が代替施設の建設を早めることができ、完全に運用できるようになれば、我々は喜んで移動し、そこでの運用を始める」と述べ、施設の整備次第で閉鎖の前倒しも可能との考えを示した。

 日米両政府は代替施設への移設完了までの期間を9年半と想定し、今年4月の日米合意で普天間飛行場の返還時期は「2022年度またはその後」としている。安倍晋三首相は5年以内の運用停止を求める仲井真知事に対し、返還時期の前倒しを検討する方針を伝えている。
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