オカシのキモチ

日々の昼ごはんとお菓子作り、
そして休日は散策という名の食べ歩き。
食いしん坊夫婦の備忘メモです。

八ッ橋の日/本家西尾八ッ橋

2024年06月12日 | ├ ご当地銘菓・土産物

全国に数多ある御当地銘菓🍡🌰

47都道府県🗾すべてを回ってはいませんが、自分が最も好きなのが、京都を代表する和菓子「八ッ橋」⛩

 


<八ッ橋 ニッキ:本家西尾八ッ橋>

八ッ橋のモチーフは湾曲した🎵
硬く焼いた煎餅に加え、焼かずに蒸した柔らかい生八つ橋を合わせると、大きく3つの商品に分類されます📝

・板状の八ツ橋(硬い煎餅)
・餡を挟んだ生八ツ橋
・生八ツ橋の皮だけ(餅)


生八ッ橋:聖護院八ッ橋より>

京都旅行の定番土産としては、
餡を挟んだ生八ッ橋が主流でしょうか、風味豊かなニッキに加えて抹茶・ゴマ・果実・チョコレートなど様々なフレーバーがありますが、自分は何も挟まない薄皮(以下、皮)そのままが大好物です

この皮、主原料が米粉とあって
一度封を開けたら食事代わりにバクバク食べてしまう勢いで、おいそれとポンポン買うのを控えています💦

ご当地銘菓コーナーやアンテナショップで見かけようと、5回見送ってようやく一回手に取るくらいです(笑)

そんな...


紅白おたべの生八つ橋㈱美十>2023.1

生八ッ橋が全国的に広まったのは…
大正天皇が京都で即位した際に即位祝賀行事へ大勢の人が詰めかけ、京都駅で買い求めた土産が八つ橋であり、皮に餡を包んだ「おたべ」が 販売された1960年代のこと📝

今や八ッ橋を販売する会社は数多く、京都で製造するメーカーに絞っても14社あります

・㈱聖護院八ツ橋総本店
・本家八ッ橋西尾㈱
・㈱井筒八ッ橋本舗
・㈱都
・㈱本家八ツ橋
・㈱白心堂
・㈱美十
 他

※「京都八ツ橋商工業協同組合」店舗一覧より

 


黒おたべの生八ッ橋㈱美十>2011.8

食べ比べてみると…
聖護院八ッ橋総本店、井筒八ッ橋本舗、そして本家西尾八ッ橋の3社が安定して美味しい八ッ橋を作り続けている印象です📝

の口当たりがよく、ニッキの風味とまぶし加減が絶妙で、餡を包まないだけに生八ッ橋そのままを充分堪能できると思います

 


生八ッ橋:井筒八ッ橋本舗>2014.1

ただ面倒なことに…
八ッ橋は前述のように製造会社が多々あるので、やれ本家だ!元祖だ!と無益な争いがあるんだとか

美味しい生八ッ橋を食べたい自分にしたらヤレヤレ😥といったところ、今回は比較的皮の味がしっかりしている「本家西尾八ッ橋」を紹介がてら書き留めたいと思います

 


ある八ッ橋屋さんの中で
300年以上の歴史を持ち、日本最古と云われる『本家西尾八ッ橋』。

1969年には京都府から開庁百周年を記念し、開業百年を超える唯一の八ッ橋の老舗として表彰されました🎉

 


<ニッキ 抹茶 白桃>2015.8

京都へ旅行すると…
必ず複数の生八ッ橋を自分用に買っていたもの🎁

一枚づつ剥がすようにツマむ度、帰宅しても旅の余韻にしばらく浸れるのが心地よかったです

 

◆関連エントリ
夏の京都2015 vol.2 ~晴明神社~

 


<しら餅>2016.8

旅先では八ッ橋の起源と云われる、
まん丸なしら餅を買うことができました

串団子1粒くらいの「しら餅」は恐らく皮よりもモチッとした食感で、黒蜜やきな粉をかけたら美味しいだろうと期待していましたが...撮影した時は既に傷んでいました

これはリベンジしたいです💦

 


<生八ッ橋(皮)>2012.1

が入っていないだけに…
だけの生八ッ橋一箱を土産に買おうものなら、かなりのボリューム

ザラッとした一口目に程よい弾力、そしてニッキの香りと甘みをシンプルに味わえてしまうのが怖いところ、手が止まりませんて(笑)💦

 

食べ過ぎてしまうのは
目に見えているので、最近は皮ではなくあん生八ッ橋シリーズを妻と分け合って我慢しています


<公式HPより>

あん生と云う餡を
皮で挟んだ此方は、一袋5枚入りの生八ッ橋。

季節限定フレーバーを含めると20種類余を展開する食べ切りサイズなので、お茶の時間に重宝します🍵🍵


<ニッキ>2024.10★

美味しいモノはチョット食べるくらいがいい…と云うことにして💦
数カ月に一度のペースで手に取った、フレーバーの幾つかを紹介したいと思います


<いちご>2023.1

お正月ということで解禁
生八ッ橋と云ったら粒餡一択でしたが、今になって色々と食べてみたい御年頃(笑)
 
多くは期待してなかったのに想像以上に美味しかったもんだから、困ったもの💦
ここから他も手に取るようになりました
 
 

<夏みかん>2023.8

夏みかんのスッキリした甘酸っぱさに
加えて少々の苦味まで感じる、再現度の高いフレーバーです。
 
柑橘系は好みが分かれると思いますが、お菓子っぽさがありつつも和菓子としてまとまった不思議な味わいが秀逸
 
 

<焼きいも>2023.11
 
お芋の粒々が入った餡は
ほのかな甘みのある自然な味わい🍠

思わずズズッと、ほうじ茶を飲みながら食べたくなります
 


<いちご>2回目 2024.1
 
透きとおる薄紅の餡は、
いちごのプチプチ食感と独特な酸味が上品な口当たり🍓
 
初売りで毎年買うようにしたいですね🎍
 

<さくら>2024.3
 
文字通り、春の限定品
桜葉を練り込んだ餡をニッキ皮で挟んだ、花びらみたいな彩りが季節を感じさせてくれる味わいです🌸



<もも>2024.5
 
本格的な夏に向けた限定品📝
白餡と桃のほのかな酸味が絶妙で、ふんわりと優しいやわらかさ🍑
 
見るからに上品な透明感が味わいとともに美しい八ッ橋です
 
 

<抹茶>2024.6
 
京都らしいフレーバー
と云ったら、抹茶でしょうか🍵
 
中の餡は珍しく粒餡で、表面に薄っすらときな粉をまぶして香ばしい香りが漂います。
ニッキが苦手な方にオススメです



<栗>2024.9★



<ラムネ>2024.7★

チョコミントやマンゴー、
胡麻、青りんごに梅、そしてラムネ等、攻めたフレーバーが多々あるので、また季節の変わり目で手に取ってみたいです
 

ゴチソウさんでした

 


最後に…


夏の京都2009東寺の『がらくた市』より>

八ッ橋の由来は諸説あります📝

一つは古典に基づいて、『伊勢物語』の第九段「東下り章段」に出てくる「八橋」を起源にした短冊型の煎餅。

もう一つは、
高名な筝曲(そうきょく)の八橋検校(やつはしけんぎょう)が1685年に他界後、その遺徳を偲ぶために筝の形を模したニッキ入りの堅焼き煎餅が作られ、彼の墓(常光院)のある黒谷の茶店で振舞われた「八ツ橋」を起源とする、大きく二つの説があります。

 

どちらでもいいのですが...
6月12日は、八橋検校の命日。

八ッ橋の日として、八ツ橋を食べて供養したいですね(買い忘れましたが💦)

 


◆本家西尾八ッ橋
https://www.8284.co.jp/

 


コメント (6)    この記事についてブログを書く
« スムージーの日、そして傘の日 | トップ | 父の日 = わさびの日/山わさ... »

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (あみん (hgn))
2024-06-13 06:53:17
 焼いた八つ橋はあまり得意でありませんでしたが、生八ッ橋を知ってからはすっかり嵌まりました。
 中学校の修学旅行で聖護院御殿荘に泊まりました。聖護院八ッ橋のすぐそばでした。
 各種生八ッ橋は、関西案件での最後の出張の際に何社か購入していただきました。美味しかったです^^
返信する
Unknown (handa1013)
2024-06-13 08:29:06
うわぁ、たまに見ると食べたくなりますね、生八ツ橋😄
返信する
Unknown (たけちゃん)
2024-06-13 09:12:03
おはようございます!
八つ橋美味しそう
私も大好きです! なかなか近所では販売しているお店が無いのが残念 生八つ橋 しょうが無いのかな
素敵な一日をお過ごしください!
返信する
Unknown (オカシのキモチ)
2024-06-14 01:14:40
>あみんさん
聖護院御殿荘に宿泊するなんて、素敵ない修学旅行ですね🚄
生八ッ橋はニッキの風味がなんともいえませんね😄
返信する
Unknown (オカシのキモチ)
2024-06-14 01:16:29
@handa1013 さん
私は隙あらば食べたいのが、八ッ橋です🤸
食品売場の和菓子コーナーで見かけたら、たまには食べてみてください🍡
返信する
Unknown (オカシのキモチ)
2024-06-14 01:21:50
>たけちゃんサン
八ッ橋、私は堪らなく好きです😊
全国展開しているスーパーや成城石井に行く機会がありましたら、和菓子コーナーを覗いてみてください🍘
もし見かけたら、ぜひ😃

日付変わってしまいましたが、素敵な一日を🎉
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。