副田本道の「平和維新」

私の夢:「平和維新」を世界の共通語にすること。

母に抱かれた子のように心が安まる

2009-04-22 07:03:26 | Weblog
入口は阿修羅。一粒万倍日。来訪者様に感謝。
http://www1.odn.ne.jp/~cam22440/yoti01.htmの紹介です。
東海アマで、お気に入りに登録しているのですが、管理人様が良く判りません。
管理人様に感謝。

来訪者の皆様へ。地震の情報は大事にして下さい。

>オレは、いったい何百回聞けば気が済むのだろう。
 昨日からスーザン・ボイルのCry Me A River を立て続けにかけて、うっとりしながら聞いている。何回聞いてもいい、母に抱かれた子のように心が安まる。こんなに惹かれた歌は初めてだ。

この言葉を紹介したくて、取り上げました。
     
紹介の記事はここから。
★ 2009年04月21日火曜日 7時半更新

 今朝も非常体感、生物前兆が深刻化 
 渡島西部など奥尻島に関係した古い震源が活動している。こうして震災を起こした古い震源が活動するときは巨大地震の前兆である。千島に5回目の巨大地震が発生する可能性が強まっている。

 行徳データは、稲毛北向きが完璧に振り切れ、こんな凄いデータは見たことがない。スーパー地震の前兆だと思う。
 もし、このデータが千島~東北太平洋の巨大地震前兆であるなら、これまで最大M8.3だった規模をはるかに超えるものになりそうだ。おそらくM9クラス、スマトラ級のスーパー地震が起きるだろう。もしそうなら、北海道方面で羆出没による人身事故が頻発するはずだ。注意されたい。


 スーザンのCry Me a River 昨日から数十回も聞いている。聞けば聞くほど深みが増し素晴らしくなった。この人は一種の天使だと思った。

● 今朝のNHKニュースで、足利事件で判決が確定し服役中の菅谷さんの体液と称するDNAを再鑑定したところ、検察側鑑定機関でDNAは別人のものという鑑定結果が出た模様。これは逮捕当初から警察のメンツの焦りによる冤罪だと主張されてきたが、司法はDNA再鑑定を拒否し続けてきた。しかし昨年、菅谷さんに完全なアリバイがあったことから再審が認められた。
 これで日本の警察、司法がどういうものか、端的に理解できるはずだ。アリバイの明確な被告に対し、DNA鑑定という錦の御旗を掲げて無理矢理逮捕、有罪に持ち込んだ。今なら死刑判決の可能性が高く、とっくに執行されていただろう。しかし、そのDNAですらインチキだった。

■ とうとうきたか、最期の大暴落! (4月19日説、29日説が流れていたが、今日始まったようだ)

【【ニューヨーク20日時事】週明け20日のニューヨーク株式相場は、米銀大手バンク・オブ・アメリカが同日公表した今年1~3月期決算で、損失処理に備えた貸倒引当金がほぼ倍増するなど、先行き不安をあおる内容に失望売りが殺到し、急落した。 優良株で構成するダウ工業株30種平均は全面安となり、前週末終値比289.60ドル安の7841.73ドルで終了。下落幅は今年5番目の大きさだった。ハイテク株中心のナスダック総合指数は同64.86ポイント安の1608.21で引けた。】

【【ニューヨーク20日時事】米大手金融機関19社を対象に実施された特別検査の結果を一部ウェブサイトが入手し、「16社が計算上は支払い不能状態に陥っている」と伝え、20日の米金融市場では株式相場が急落するなど混乱が生じた。 「ターナー・ラジオ・ネットワーク」と呼ばれるウェブサイトが入手したという資料によると、19社のうち上位5社が資本不足の状態で、事業継続能力に疑問が生じているほか、1800社を超える中小金融機関が破綻(はたん)の恐れがあるという。 ウェブサイトの内容は、英紙フィナンシャル・タイムズ(電子版)やロイター通信が一斉に報道し、市場では不安が拡大。米銀バンク・オブ・アメリカの好決算にもかかわらず、金融株は大幅安となった。 ロイター通信によると、米財務省の報道官は、ウェブサイトの内容について「まったく根拠がない。特別検査はまだ完了していない」と強調しているという。】

● 日本政府が、これまでの年金資金以外に、50兆円の資金を投入して、株価買い支えを行うと表明したことで、70兆円分の日本株を保有するヘッジファンドが色めき立っている。これで多くの損失をカバーできると見て、市場評価よりも高くなった株、例えばソフトバンクや農林中金を、政府の買い支えピークで、資金が尽きた頃を見計らって売り浴びせるわけだ。これで外資ヘッジファンドは、日本国民の資金により、自分たちの損失をまるまる回復できることになり、麻生政権に土下座して感謝の意を表明することになる。実際には、「日本のバカどもが、我々を助けてくれる」と乾杯することだろう。
 ヘッジファンドの主要な顧客は、アメリカや欧州の資産家たちであり、世界の大金持ちに、日本の資金を寄付、あるいはドブに捨てるという史上もっとも愚かな行為を、麻生政権が勧めている。 このメカニズムを、よく理解し、自民党政権が、向こう数十年分もの国民資産を二度と還らぬドブに捨て続けるという発狂的行為を行っていることを認識しよう。
 それでも、あなたは自民党を支持するのか?
 
●  癒される

 オレは、いったい何百回聞けば気が済むのだろう。
 昨日からスーザン・ボイルのCry Me A River を立て続けにかけて、うっとりしながら聞いている。何回聞いてもいい、母に抱かれた子のように心が安まる。こんなに惹かれた歌は初めてだ。

 スーザンの人柄からにじみ出してくる波動が素晴らしく心地よい。遠くの方に見える哀しみの景色が美しい。
 一昨夜、初めて見つけたニュースからユーチューブでの世界最多回数視聴記録を作った(1億回に迫りそうだ)オーディション動画を見ていて、涙が止まらなくなった。
 それからスーザンを検索していて、この歌を見つけた。
 こちらの方が桁違いに素晴らしい。静かなジャズの名曲、これまでにも聞いたことはあったが、これほど心を打たれたことはない。

 最初のとてつもなく澄んだ一節、 Now you say you're lonely に、いきなり横面をひっぱたかれて恍惚となるのだ。

  Now you say you're lonely You cry the long night through Well, you can cry me
a river Cry me a river I cried a river over you
 あなたは今、さみしいと言っている  長い夜を泣き続けるの そうよ、私のことで川のような涙を流せばいいのよ 川のような涙を 私はあなたに川のような涙を流したんだから
 Now you say you're sorry For being so untrue Well, you can cry me a river Cry
me a river I cried a river over you
 あなたは今、悪かったと言う 誠意がなかったと そうよ、私に川のような涙を流せばいいのよ 私に川のような涙を 私はあなたに川のような涙を流したんだから

 メロディが心に響く、詩もいい。何よりも余韻が素晴らしい。エモーショナルな雰囲気が心を癒してくれる。
 そうだ、これは癒しの歌なんだ。ユーチューブでありったけの Cry Me A
River を聞いてみた。オレの赤ん坊の頃、半世紀以上も前のジュリー・ロンドンのオリジナルだが、本人の歌よりスーザンの方が素晴らしい。

 どううして、こんなに心に響くのか?
 きっと、スーザンの人生に、そのまま乗って、奥底から響いてくるからなのだろう。
 スーザンの顔写真を見ていて、ある人を思い出した。
 オレが子供の頃から夢中になってきたギタリスト、アンドレス・セゴビアだ。目も輪郭も、二重顎のあたりも似ている。森久美子にも似ている。きっと、彼女は音楽家の顔なのだろう。
 どうみてもO型の人相だ。温かい心の持ち主なんだろう。彼女は男とキスもしたことがないと告白しているから、もちろん処女なのだろう。
 しかし、悲劇の主人公のような鬱屈ぶりは微塵も感じさせない。とてつもない明るさだ。にこやかな笑顔で、暗さのカケラも見あたらない。

 長い間、母親の介護をして歳をとってしまったという。母が亡くなって、その遺言に従ってテレビに出た。そしてチャンスを見つけ、突然、大爆発をした。
 その人柄の温かさを感じさせる澄んだ歌声が、ほとんどの視聴者の心を圧倒し、鷲掴みにした。一夜にしてスーパースターになった。
 しかし増長などしていない。元のままの、ありふれた普通のオバサンだ。

 イギリスという資本主義発祥の地、人間疎外の社会で、これまでの彼女の人生の苦しみ、疎外感はいかばかりか?
 数百年にわたって階級差別の硬直した偏見に満ちた社会だ。まるでインドのカースト制度を引き写したように、出生身分が一生涯を束縛する資本主義の奴隷社会が大英帝国の正体なのだ。

 スーザンの出生は知らないが、低所得者公営住宅に住む彼女の生活は、およそ想像がつく。母と二人暮らしの長い日々、そして看病。女に生まれたなら、誰だって男と出会い、エッチして子供を産んでみたい。
 それが許されなかった。
 表向き、何の苦悩もなさそうな明るいそぶりの裏に、満たされぬ辛い日々が潜んでいる。幸せを絵に描いたような家族が目の前を通り過ぎてゆく。笑顔を投げかけてみても、心が満たされるわけではない。
 こんなとき、人は苦悩の外に幸福の世界を作り出すのだ。
 思いが作り出す世界。幸せに満ちたイメージの世界。男女の愛憎の機微。孤独のなかに、明るい笑い声が響いてくる。
 人は天国を見いだすことができる・・・・心の内側に。

 こうして人は孤独のなかに、美しいものを作り出す。
 オレも同じだ。長い長い孤独に心が凍り付いていた。それを溶かし、癒してくれるものは音楽だった。美し旋律、心に響く優しさ。
 スーザンには、それがある。
 長い孤独のなかで醸造したえもいわれぬ銘酒のような香り。心の奥底の利他主義に満ちた暖かさ。長く辛い思いを経験した人間でなければ決して分からない深い同情。
 オレはスーザンの歌声に深く癒された。
 人を癒すことのできる者は、激しい苦悩に打ちひしがれた者だけだ。
 人生を捨ててしまおうと何度も思い詰めた者だけが、苦悩を乗り越えた、とてつもなく深い暖かみを醸し出すことができるのだ。

 今、たくさんの者たちが苦悩のどん底に喘いでいる。
 彼らもまた絶望を何度も乗り越えて、真実の価値に向かって歩み寄ろうとしている。何もかも失って、初めて人は、本当に必要なものを知ることができるのだ。
 スーザンは、それを知っている。

 我々がスーザンに熱狂させられるのは、彼女の心の奥底に、苦悩を克服した人間だけが持つ最高の暖かさ、人を癒す魔法の力に引き寄せられるからだろう。
 少なくともオレはそうだ。聞くほどに、彼女の人生の哀しみが深く美しく聞こえてくる。
 「オレだけじゃなかったんだ」
 と頼りになる連帯感がもたらす希望、元気を与えてくれるのだ。