房総半島 その②の２

さて先に記した 『日本寺』ですが、
羅漢・地獄のぞきの他にも大きな見所があります。

総高３１.５ｍの大仏さま。

その大きさたるや、日本一。
奈良の大仏さまは１８.１８ｍ、鎌倉の大仏さまにいたっては１３.３５ｍだそうですから
群を抜いての日本一です。
が、周囲の空間が広いからでしょうか、
そこまで圧倒的な大きさがあるとは感じませんでした。
また、１７８３年に完成した大仏さまは、風食による荒廃が進んでしまったために
現在あるのは、昭和４４年に再現させたものです。





険しい崖に囲まれた道を抜けたところに在る百尺観音。

まるで どこかの遺跡かと思うようなサマですが、
この観音さまの完成は昭和４１年。
交通安全の守り本尊として尊崇を集めているというので、
このドライブ旅行、またその先々までも
道の安全をお祈りしました。
写真で見ると、その良さが伝わりませんが、
私は、この日本寺で、この百尺観音が一番感動しました。

房総半島 その②

東京湾観音に続いて 訪れたのは 『日本寺』

「地獄のぞき」 がTVでも時々紹介されていますから、
ご存知の方もいるかと思います。


判りますか？ 突き出た絶壁から、下を見下ろすんです。


１３００年前に開かれた関東最古の勅願所である ここ日本寺は、
「地獄のぞき」 の写真からも分かるように、
切り立った山の地形を活かすように在りますから
階段が多く、たいへん歩き甲斐があります。
１５００もあるという羅漢や観音を見ながら ゆっくり歩いても
脚がパンパンになりました。
（日ごろの運動不足が悔やまれます）



明治維新の排仏毀釈により、頭を失った羅漢が多かったのは
とても残念でした。
（キリスト弾圧などと一緒なんですね、、、）