Bar Naturally 2周年記念 Live

8/27（土） 曾根崎Bar Naturallyにてお店の2周年記念のLive。縁のあるメンバーが一堂に会して、それぞれ数曲ずつ演奏を行う。今回は、店主ミタキが一番の活躍か。きったん+ヤマダ君にも度肝を抜かれたが（選曲にシビれた！）。

まず、私が前座気分で弾き語り数曲。新品のギターはまだ鳴りが今イチかな。一緒に育っていこうね。

続いては、てーらのバンド。このバンドの音をなんと表現すればいいだろう？もう何度も聴いているが、いい意味でまだよくわからない。流麗なアコギのバッキングに、てーらのワイルドなヴォーカルが乗り、ダビーな雰囲気のメロディカが歌の隙間を縫っていく。どことなくシアトリカルな感じもあるなあ。

次のアオミちゃんバンドは、北林さんとナガイ君の強力リズムセクション付きでガンガンに。うらやましい。1曲ギターで参加するも、若干不完全燃焼か。

続いてのきったんは、前述のやまだ君とのセッションに始まり、美人ヴォーカリスト（ブラジル好きって言ってたよね）、"グリーンボール師匠"ことリーダーのパーカッションで1曲。きったんはいつも、私やミタキの曲を褒め過ぎなほど褒めてくれるけど、オレらもきったんの曲のファンやで。"尼のゲンズブール" or "尼のかしぶち"として、これからももっと曲を聴かせてね。

そして、リーダーが歌う大傑作「グリーンボール」。最後は全員によるコール&レスポンス（？）。他の曲も聴きたいよな、みんな？

ミタキはゲストを交えながら何曲か。曲が出来ないと言ってた割に、どんどん新曲を披露。スイッチ入ったか。ドンドン書いて欲しい。ウエナカ君が歌った奴もよかった。「塀の上で」もね。おみつのママの三味線&唄もアクセントを加えてた。

そして、今回の私にとってのメインイベント。本当に久しぶりにミタキと2人での演奏。曲はあらかじめ歌いたいやつをってことでオーダー。3曲が決定。久々なので本当は一度合わせておきたかったが、お互いバタバタで練習出来ず。ぶっつけ本番かと思われたが、イベント開始前に若干の音出しが出来、そこで、キメ、構成の再確認。通してやってみる。おっ、いけるやん。何かめっちゃ気持ちよくキマった。

さて、本番である。酔っぱらう前にと早めの順番に替えてもらう。そして、いざスタート。アコギ2台でなんて、いつ以来か。篠井の結婚披露宴以来？（そんなことは、今思い出しただけであるが。ところで、篠井は元気なのかね？）

1曲目は"テトラポットの上から"。エリックサティ風のコード進行でお洒落に。かつてライブハウスでやってたころも、1曲目に持ってきて、私がピアノ（ヤマハのCP）でバッキングしてた。曲はクライマックスに向けてダイナミクスを上げていく。うん、よかった。即興の掛け合いやハモリもなんとかハマる。

2曲目に"トラのバターでグルグルル"。オレらの中の原発（反対）ブームの頃の曲。何年も前に、ナビオの前の歩道で1曲目に演奏してたら警察だか、警備員だかが現れて中止させられた記憶がある。あの時もアコギ2台だった。怒られて、素直に止めたっけな？

3曲目は永遠の（オレらにとっての）名曲であり、始まりの曲である"海に砂を流し込む"。3コードの同じパターンを繰り返すだけの単純な構成なれど、何度演奏しても飽きない曲だ。20数年前の尼崎南部の風景をいつも思い出す。これまた何年も前であるが、ひょうんなことから舞い込んだ新大阪のスポーツクラブのオープニングイベントの営業（？）でこの曲を最後に演奏し、トリップしそうになったことを覚えている（ついでに、ギャラ2人で1万円もらったのもうれしかった）。今回も、現実と非現実の間を行ったり来たりしながら、曲は終盤へ。偶然にも掛け合いがシンクロするなど、不思議な感覚を味わいながら終了。気持ちよかった。みんなありがとう！

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人は一人では生きていけない。店はお客さんがいなくては成り立たない。

ミタキ君、君はとても幸せ者だ。これからも精進しなさい。店に集ってくれる彼ら・彼女らのために。

そして最後に、2周年おめでとう。