1/28(土)の話
二日酔いで、15時過ぎまで寝てた。せっかくヤフオクで手に入れたチケットだ。無駄にすることは出来ない。力を振り絞って起きて出掛ける準備。行きは阪急でって決めてたので、武庫之荘まで。歩こうかとも思ったが、ちょっとメゲる。タクシー拾って駅まで。十三でもよかったが、一度梅田まで出て京都線特急に乗り換え。何とか座ることが出来、一路河原町へ。そこから京阪に乗り換え、出町柳まで。着くと17時過ぎ。空はまだ若干明るい。小腹を満たすため、コンビニでカレーパン(ソーセージ入り)とコーヒー。今出川通を東へ。百万遍を南へ。ちょっと行くと今日の会場、京大西部講堂に到着。ボツボツ人は集まっている。テントで甘酒やら熱燗(うそかも?)やらおでん(うそかも?)が売られている。熱燗、飲みてー。
開場時間になり、整理番号順に入場する。私の番号は200何番。結構すぐに呼ばれ、入場。ステージ向って左手の前方に場所確保するも、人ごみがうっとうしい。横入りしてくるヤツにむかついたり。で、その場所はあっさり放棄し、後ろの方へ。何もかぶりつきで見るような人じゃない。ストリッパーじゃあるまいし。
時計を見ると、まだ、18時15分。まだ、開演まで45分。おまけに御大登場前にKama Ainaによるオープニングアクトもあるらしいからさらにプラス30分くらいか。腰、持つかね?
BGMもない会場で、ひたすら待つ。待つ。待つ。ふくらはぎ辺りもだるくなってくる。
19時過ぎ、オープニングアクト演奏開始。一人でバックトラックに合わせて、様々な楽器をプレー。鉄琴の音が印象に残る。ミニマムだったりエキゾチカであったりトランスっぽくなったり、なかなか興味深い演奏だった。
そして、いよいよ登場、東京シャイネス。細野氏を囲むように楽器が配置されている。ウッドベース以外は皆さん着席で演奏。左手からペダルスティール、ドラムセット、ベース、アコーディオン、マンドリン、ギター。並び方が昨年のCaetano Velosoのライブを思い起こさせた。さて、あの時と同様の感動を味合わせてもらえるか。
細野氏の第一声は「すごい人だな・・・」そして、1曲目「ろっかばいまいべいびい」。おおー、あの声だ。何かそれだけでよかった。その後、聴きたかった曲を全部やってくれて、もう満足。二日酔いでサボりそうになったけど、来てよかった。ほんとによかった。
恋は桃色。終わりの季節。僕は一寸。夏なんです。風をあつめて。YMOの"LOTUS LOVE"。SKETCH SHOWの"STELLA"(ライブの曲順とは違います)。特に2度目のアンコールで演奏した本日最後の曲"STELLA"が泣けた。亡き友に捧げた曲だそうだが、この日はどんとも命日だったということで、西部講堂にも縁のあったどんどに捧げるとのことでした。しんみり。
あと、「風をあつめて」もほんとによかった。これも泣いちゃったよ。昔初めて聴いた時はサビの「風をあつめて」を「金をあつめて」と聞き違い、何て直接的な歌なんだと思った記憶がある。ちょっとした笑い話。東京の公演ではこの曲は間違いまくったそうで、やるのが嫌なんだとか。MCが長いのはやりたくないから、だって。それもこれも「松本隆のせい」なんだそうです。確かに普段使わない言葉も多いものねえ。約束通り、間違ったりしながらもいい曲はどうやってもいいのだなあ。
21時過ぎに終演。ようやく酒が抜けた感じ。身体が軽い。足腰には心地よい疲れが残っているが。出町柳まで歩き、京阪特急でそのまま京橋まで。京阪乗る人「おけいはん」。オレもおけいはん?京橋でJRに乗り換え、立花へ。酔っぱらってないので眠って乗り過ごす心配もなし。そうして無事帰宅。