美しき旋律 麗しき雑音

忘れるための記憶/覚えておかないための記録

快楽偏執狂男

2005-07-17 11:17:16 | 音楽
89~90年に制作したアルバム「快楽偏執狂男」。
タイトルは「旗本退屈男」のもじりか。
久しぶりに聴いてみる。
15年も前の作品であるので、客観的に聴ける。

まずダメ出しから。曲毎のレベルが違い過ぎる。
2曲目始まった時、音が大きすぎてビビったちゅうねん。
それに各楽器のバランスも悪い。ヴォーカルより
ウラメロの方がでかかったり。ジョン・レノンの真似して
ヴォーカルにはエフェクト掛けまくってるのもあるし。
何を歌ってるのかわからん。
あと、低音が全く出てないなあ。

けど、全体の構成は気に入ってる。
メインのメロディー・歌詞が色んな曲に現れては消える。
そう、コンセプトアルバムなのだ、私的には。

いわゆるポップス然とした曲の間に、
ブリッジ的に音響が挿入される。
曲が突然カットアップされ次の曲が始まったりもする。
フレーズサンプリングも始めてるな。
サンプラーのメモリー、確か1.5MBとかやったはず。
だから、2小節のワンフレーズを永遠と繰り返してる。

結論:
何もかも下手だが、おもろい。笑える。でも、どこか切なげ。
この後、約10年の音楽活動停止を予見している?

このブログもそうやけど、音楽も結局自分のために
作っているのだ、と再確認したしだい。
面白いよ、私の音楽(音楽か?)。