美しき旋律 麗しき雑音

忘れるための記憶/覚えておかないための記録

Robert Wyattの声が全てを包み込む

2004-10-24 09:59:50 | 音楽
先日買ったRobert Wyattのベスト盤を
何度も繰り返し聴いている。
最近は耳が淡白になったのか、
CD買っても1回聴いたらそれっきりってのも
多いのだが、今回は久々にはまったな。

思うのはその優しく切なく強い声のこと。
この声があれば、バックの音なんてなくても良い。
ペラペラのバッキングだけでも問題なし。
かえって声の素晴らしさが際立つくらいだ。
そういえばビョークの最新アルバムでも
存在感バリバリやったな。

そこで考えてみる。
私の音楽の強み-誰にも負けないもの-は何なのだ?

歌は上手くない。だからいつもモジュレーションで
聴こえにくくする(せこいな、それ)。
楽器も上手くない。ギターは一番長くやってるが、
いまだろくに弾けない。ノイズギターは得意だが。
ベースも好きだが、これも真剣にやった訳ではないし。
鍵盤系もかなり無理がある。

うーーむ、はたして、私は音楽をやる意味があるのか?
ってなところまで考え込んでしまう、日曜の朝である。

これ以上考え込むと悲観的になってしまいそうなので、
もう1回Robert Wyattの曲を聴いて頭の中をリセットしよう。
そしてその結果「At last I am free」であればいい。