4年周期の証明 日本のサッカー大好き!

サッカーについて語るときに私の語ること サッカー大好き ジャパンフットボールで一期一会 記事上ノくーろん者。

半年

2004年11月10日 15時48分00秒 | ニュース
たしかに!実績の無い選手を実力だけでチームに加入させるほど、スポーツビジネスは安易ではない。中田の時代からスポーツビジネスとしての日本に対する期待は非常に高まっている。たとえ使えない選手であってもそこそこ日本で人気のある選手であれば収入は他の外国人、国内選手の比ではない。たしかに実績があがればさらに、個人の価値があがる。大久保のがんばりしだいだ。半年とわずかな期間で結果を出すのは難しい。でもやらなければ次がないかもしれない。

スペインの地元有力紙『AS』は、セレッソ大阪の大久保嘉人のマジョルカへのレンタル移籍ついて、ほぼ1ページを割いて大々的に報じた。同紙が今回の移籍に関して最もスペースを割いたのは、大久保の選手としての紹介ではなく、彼の獲得による“もう一つのメリット”についてだった。そのメリットとは、大久保が加入することによる、クラブの日本市場獲得だ。まず、ビセンテ・グランデ副会長の、「大久保の獲得によって、われわれは日本市場という極めて重要なビジネスの扉が開くことができるだろう。しかし、もちろん彼はこちらで成功するだけの選手としての能力を持っていると思っているが」というコメントを紹介。クラブは、大久保獲得を機に、一気に日本戦略を進めたいとの意向があると指摘している。また、同記事の中では、アレマニー会長とパブロ・テラサマネージャーは、セレッソ大阪との移籍交渉以外に、商業的な目的があって日本へ渡ったとも報道。具体的には、来年の夏にクラブ史上初の日本ツアーを行うための準備と、マジョルカのホームゲームの放送権についての交渉にあたっているとしている。現在、スペイン国内ではクラブサッカー界における日本市場の重要性が非常に注目されている。また、これまで日本人選手がスペイン1部リーグで成功したという前例はない。(城、西澤)スペイン国内では、日本人選手の能力に対して懐疑的な意見が多いのが実情である。以上のことを考えれば、今回のような“ビジネス目的”との報道が出るのは当然のことなのかもしれない。大久保には、ピッチの上で結果を出して、そんな周囲の雑音を一蹴してくれることを期待したい。
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