4年周期の証明 日本のサッカー大好き!

サッカーについて語るときに私の語ること サッカー大好き ジャパンフットボールで一期一会 記事上ノくーろん者。

勝利の力

2006年01月07日 22時58分58秒 | 観戦記
第84回全国高校サッカー選手権大会 準決勝
2006年1月7日(土)
国立競技場
第二試合
14:15キックオフ
4.3℃
19,082人
野洲(滋賀県代表) 1-0 多々良学園(山口県代表)
得点者:45分 瀧川陽(野洲)

ファーストシュートは40秒野洲9青木。
野洲は12分まで個人技からのドリブル突破を中心とし5本のシュートを放ち攻勢を見せるも失速。
逆に15~19分には多々良が中盤からパスを回し、5本のシュートを放ち勢いを見せる。
その後も両チームシュートチャンスを得るも決め手に欠け得点を奪えず前半を終える。
後半40秒ハウバード ダンがファーストシュートはゴールを超える。
試合が動いたのは後半5分野洲右サイド7楠神がDFを交わし上げた右クロスに、前半33分に投入された12瀧川がヘディングで地面に叩き付けたボールがネットに飛び込み先制。
その後野洲は22分まで3本のシュートを放つ等攻勢を見せるも得点に至らず。
後がない多々良24分2対3という絶好のチャンスもシュートを決められず、35分18石田のドリブルシュートは枠を左にそれる。
終了間際ハウバード ダンの放ったシュートは右へそれると同時にピッチにホイッスルが響いた。

鵬翔、浦和東を敗った鹿島学園、夏の選手権覇者青森山田ら強豪を地につかせた多々良が、昨年のリベンジまであと1勝と迎えたのは国見を倒し勢いに乗る大阪朝鮮との戦いを制した野洲。13年連続18回目と3年ぶり2回目と歴史の差はあるが、どちらも国立の勝負は初。
数々の下馬評を覆した今大会、勝ち進んだ2校の勝敗を決したのは正に歴史や経験ではなく実力の1点だった。
初の決勝に進んだ野洲、初めて国立に進んだ多々良、両校の刻んだ道程が今後の冬の選手権を映し出しているのかもしれない。
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伝統の果実

2006年01月07日 22時10分44秒 | 観戦記
第84回全国高校サッカー選手権大会 準決勝
2006年1月7日(土)
国立競技場
第一試合
12:10キックオフ
5.3℃
17,259人
鹿児島実業(鹿児島県代表) 3-0 遠野(岩手県代表)
得点者:
39分 迫田亮介(鹿児島実業)
50分 迫田亮介(鹿児島実業)
67分 永岩貞亮 (鹿児島実業)

ファーストシュートは1分鹿実7永岩のドリブルシュート。前半15分シュート数は8対1で鹿実は怒濤の攻勢を見せる。しかし肝心の得点には結びつかず、遠野は9菊池を1トップに置きカウンターで好機をうかがうがせっかく前線で菊池がボールを受けても孤立してしまいシュートを放てず、前半終了直前10赤尾のスルーパスがオフサイドトラップの間を抜け、受けた11迫田GKとの1対1を落ち着いて制しチーム14本目のシュートで先制。
中盤からの細かいパス回し、素早いサイドチェンジ、ルーズボールへの寄り、全てにおいて上回る鹿実が後半もゲームを支配する。
後半10分左からのクロスに9栫(鳥栖内定)がヘディングで合わせるもDFが足をのばしクリアしかし走り込んだ11迫田がヘディングで合わせ2点目を叩き付けた。
27分鹿実8豊満(神戸内定)の上げた右クロスに9栫が飛び込みピッチ上でボールが止まった所に7永岩が走り込みゴールへ3点目のシュートを放った。
その後も鹿実はシュートを放ち続け遠野の動きを抑制し試合を畳み掛けた。

県予選から続く無失点勝利を9に延ばしたディフェンディングチャンピオン。
名だたる強豪が次々と消え去った今大会、伝統の実力を決勝でも惜しみなく見せつけてほしい。

38年ぶり(20回目の出場)の4強入りとなった遠野。東福岡、星稜を敗った広島観音らとの激戦を制し臨んだ1戦。シュート数約20対3という防戦一方の内容となったが、国立まで昇り詰めた結果は真の実力に違いはない。各選手の未来に期待したい。
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