友人のグチを聴く

仲良しの友人からtelがあってグチを聞いてあげた。
明るくて、面白くて優しい人なのだが、何故か職場の人間関係がうまくいかない。

これまで何度も転職したのだが、決まって嫌な奴に目を付けられ嫌がらせされるらしい。
なるべく波風立てないようにという彼女の気遣いが裏目に出るみたいだ。

私は、はっきりした性格なのでイヤな事はイヤという。
彼女は多分曖昧に濁すので、そこを敵に付け込まれるのだと思う。

おとぎ話の世界の様に、みんな良い人ばかりならもめ事も起こらないのだけど、
現実にはそんな事はあり得ない。

馬耳東風。
ああ、又アホな事言ってるな位に思いなよとアドバイスしたけど、

他人に嫌なことするのが快感みたいな人も世の中にはいるからたちが悪い。
そんな人は、反省なんてしないし、死ぬまで性格は変わらない。

そんな奴の事で悩むなんて下らない！
もう一人の友達と三人でランチの約束をして長い電話が切れた

ピンクのスニーカー

昨日は、春の様に暖かくて
厚手のコートもマフラーもいらなくて・・・。

今日は、真冬並みの寒さ、ダウンで丁度良い。
まだまだ春は遠いのか？

この所、冬物のバーゲンにも飽きて
何も買ってなかったが、久しぶりに靴屋に寄ったら、リーボックのスニーカーが目についた。

ピンクのスニーカーは、思いっきり春らしくて一目で気に入った。
ただ、サイズがいつものサイズより大きめサイズしかなくて、ちょっと迷ったが、
履いてみると意外にフィットしてたので買うことにした。

一足早く、気分だけ春
帰り道の公園に紅い梅の花が咲き始めていた。

元気のない日

昨日は朝から人身事故で１時間遅延
今日は雪

こんな日は本当に嫌ね
冬子さんがため息をつく

いつも穏やかな冬子さんでもそんな日があるんですね
マスターがカフェオレを置いてくれる

私だって　やり切れない気分になったりしますよ
冬子さんは　カップを両手で包み込むようにして沈んでいる

ここに来ると　いつも元気がもらえそうで寄ったんですけど、
今日はダメですね

そういう日は　無理に元気にならなくったて良いんじゃない？
マスターがボソッと呟く

窓の外は雪が霙に変わったらしい。
冬子さんは　レモン色の毛糸を取り出して編物を始めた

マスターは日めくりカレンダーをめくりながら
明日は　節分だねと呟いた。

じゃあ　恵方巻作ってお届けするわ
やっといつもの冬子さんの笑顔に戻った。