三人の吟行楽しかった。

夕べのぴったんこかんかんは、富士真奈美、吉行和子プラス又吉の三人で、
吉祥寺、三鷹周辺での吟行でした。

富士さんの俳句の腕前が、プロ級なのは、以前から知っていました。
吉行さんだってなかなかのものです。

又吉は、自由律の俳句をたしなむそうです。
季語の話で富士さんの博識ぶりに感心したり、
象のはな子の句を詠んだりで盛り上がっていました。

吉行さんは、以前から又吉の大ファンだそうで、幾つになっても、恋する乙女なんですね。
私はもう年だからなんて台詞は、吉行さんと富士さんには、全くあてはまりませんね。

岸田今日子さん亡き後も、仲良しのお二人が、
いつまでも若々しく元気でいて欲しいと願ってます。

また三人での吟行楽しみにしています。
俳句は、ほとんどやったことが有りませんが、何だか一句読みたくなりました。

一気に冬。

暖かな日が長く続いていたが、２，３日前から一気に冷え込んで寒くなった。
昨日は、前の日からの雨が朝まで降り続いて、最悪だった。

バスは満員だは、渋滞はひどいはで、ヨレヨレになって職場に着いた。
何だってこんな日に仕事をしなくちゃならないんだ。

仕事なんてしないで、グータラ暮らせたらなんて思いも一瞬頭をよぎったが、
性格上、そんな暮らしが出来ない事は、誰より自分が解っている。

寒いのは暑いのに比べたら嫌じゃない。
といっても、この辺の冬はマイナス何度になることは、ほとんどない。

庭のジャスミンのツルが、はびこっていたので剪定した。ついでにセージやバラの枝も切ってやった。
シャコバシャボテンは、日当たりのよい軒下に移した。

ワイルドストロベリーは、赤い実をいっぱい付けている。
白い木製のイスの上に、移動。

庭の冬支度完了。

忘年会後記

先週、友人の家で忘年会があった。
夏の集まりに続き同じような顔ぶれの集まりだったが、新顔も二人加わった。

友人は、バツイチ男子だ。
男子というより、正しくは、おじさんだ。

彼はよく動く。
知り合いのレストランから料理を取り寄せておいてくれたり、
みんなに飲み物を配ったり、料理の配膳も率先してやる。

それなのに、他のおじさんたちと来たら、ソフアに寄りかかって、ゴルフ観戦だ。
手伝う気なんてサラサラない。

女友達が一人遅れるというので、私ともう一人の女子(おばさん)が、せっせと動いているというのに・・・・。
結果、大量の皿洗いもやるはめになった。
そこまでは、まあ許す。
グータラなオトコ達に、かのおばさんは、こういうのは女の仕事だから気にしないでだって！

ふざけるな！そういう女がいるから、こういうオトコ共にさせてしまうのじゃないか！
口の先まで出かかったけど、ぐっと我慢して、ごしごしタオルで手を拭いた。

遅れてきた女友達も状況を察したらしく、ホントニー困るんだよねって怒ってた。
まあ、色々有ったけど、昔の仲間が、又再会できたって事には乾杯かな？

いつもの店で ㉓

ドアを開けると、マスターはカウンターの中で、新聞を広げている。
いつものお気に入りの席で、冬子さんが編物をしている。

席に着くと、マスターが大ぶりのカップを黙っておいた。
中をのぞくと、甘酒が湯気を上げている。

「冬子さんの差し入れ。」
マスターが一言。
また、カウンターの中に入って新聞に目を通している。。


「駅の方へ出たついでに買ってきたのよ。
急に寒くなったでしょ。
何だか甘酒飲みたくなって、マスターに頼んで作ってもらったのよ。」

冬子さんが、説明してくれる。

「美味しい！　温まる。」

「でしょ。
一人で飲むより皆さんとご一緒の方が美味しいと思って。」

そうか、冬子さんは、一人暮らしだものね。
寒くなると、寂しくなるって前に言ってたよね。

冬子さんのテーブルに、マスターが、バターたっぷりの厚切りトーストを置く。

「私もそれ欲しいな」と言うと、そう思ってと言ってトーストの載った皿を、テーブルに置いてくれた。

編物の手を止めて、冬子さんがトーストを頬張る。
本当に美味しそう。

甘酒とトーストちょっと不思議な取り合わせ。
でも、たまには良いか？

窓の外は、木枯らしが吹いているらしい。

急に寒くなった。

昨日までは、日中汗をかくくらい暖かかった。
それが、今日は一転して、寝起きにパジャマでうろうろしていたら、寒くて、
慌てて、カーデガンを羽織った。

夏の間は、フローリングの床にイグサで出来た敷物を引いているが、
足元が冷えてきて、カーペットに取り換えた。

一日で、この温度差は、きつ過ぎる。
庭には、柿の葉の絨毯ができている。

度々の台風で、大分柿の実が落ちたけど、去年に比べたら豊作だ。
朝早くから、スズメが柿の実を狙ってけたたましく、囀っている。

昨日は、ハロウィーンで賑わった町も、まだ眠りに、就いているのだろう。
何時になく長閑な晩秋の景色が広がっている。