梅雨の晴れ間

6月にはめずらしい台風も去り、ようやく朝から晴れた。
家干しでは、中々乾かない洗濯物も、気持ち良さそうに風に踊っている。

プランターに植えたトマトが、幾つか青い実を付け、楽しみにしていたら、強風にやられて、1本折れてしまった。
でも、幸いな事に、折れた部分を取り除いたら、後は元気だ。

なす、トマト、オクラ、ピーマン、しし唐、それにカボチャも、少しばかり育てている。
実際の所、採算を考えたら土や肥料、水道代などばかにならない。

ただ、野菜の生育を見るのが、楽しみなのだ。
お昼に、ナポリタン風パスタを作ったのだが、庭のしし唐やピーマン、なすも使ってみた。

トッピングには、ハーブのチコリを刻んで載せた。
食後には、繁殖力旺盛な、ミントとレモンバームをブレンドしたハーブティを味わった。

のんびり過ごす梅雨の晴れ間の休日も、悪くない。

梅・うめ・ウメ

今年は、梅が豊作だとかで、友人から沢山の梅を頂いた。
まずは、梅酒を造り、大分余ってしまったので、梅干作りにも挑戦した。

梅酒は、何度か造った事があるので、まあ、何とか出来た。
後は、熟成するのを待つだけだ。

梅干の方は、以前に作って失敗してからは、久しぶりになる。
ともかく、カビが出来ないように、注意するのが大切らしい。

こんな風に書くといとも簡単そうだが、梅のヘタを取ったり、
焼酎で一つ、一つ拭いたり、中々手間が掛かる。

そんな訳で、友人が、知り合いに梅をお裾分けしようとしても、
断る人が、多いそうだ。

中には、梅干にしてから頂戴と言う人までいるそうだ。
世の中が、忙しくなって、梅酒や、梅干を作ろうとする人が減ってきているのだろう。

そう言う自分も、梅を買ってまでは、漬けないと思う。
既に、ラッキョウ2瓶も作り、何かと忙しい梅雨だ。

日曜日には、クリスティを・・・・・。

この所、日曜日の午後3時30分からBSで放映しているアガサクリスティのドラマを良く観る。
ミス・マープルシリーズで吹き替えだ。

マープルの吹き替えの藤田弓子の声が、マープルの雰囲気を良く掴んでいる。
昨日は、「ポケットにライ麦を」だった。

その前が「蒼い馬」で、前々回が「青いゼラニュウム」だった。
どの話にも、イギリスの懐かしい時代の荘厳な屋敷が登場する。

そして、その屋敷に暮らす上流階級の優雅で、贅沢な人々。
様々な過去と現在が、絡み合い謎が深まって行く。

お節介な、探偵好きのミスマープルが、謎に迫る。
本で読むのも楽しいが、映像で映し出されると、よりリアルで面白い。

例えば、青いゼラニュウムの中で、壁紙のピンクのゼラニュウムが、
青い色に変わってしまうシーンなどは、見事だ。

クリステイの本は、何度読んでも、映像になっても、
やはり飽きない。

アフタヌーンティを飲みながら、日曜の午後には、クリステイが