朝の本屋で・・・。

2016-07-27 17:49:10 | 日記
朝、出勤前に余裕がある時は駅ナカの本屋に立ち寄る。
すぐその場で本を買う場合もあるが、何冊か立ち読みをして面白そうな本をチェックして置き、
後で気に入った本を買うことが多い。

今日もそんなつもりで、群ようこの本を見て居たら、すぐ近くに白い麻のシャツを着たお洒落な感じのおじさんが立っていた。

なあーんだ、T君じゃないと声を掛けようとして、慌てて止めた。
T君に会える訳がない。

彼は二年前に亡くなったのだから・・・。
T君は所謂幼馴染。

子供の頃はやんちゃで、良く泣かされたけど、大人になってから、偶然街で合ったりすると良く声をかけてくれた。

本屋でも何度か合ったことが有る。
子供の頃とは打って変わって物静かな大人のおじさんになっていた。

何時かの夏も、麻のシャツに生成りのパンツを履いた彼に合った事がある。
丁度目の前にいる男の人にそっくりなスタイル。雰囲気も良く似てる。

でも、彼ではない。
亡くなってしばらくして彼の死を知ったので、葬儀にも出ていない。
だから、余計彼が亡くなった事実を受け入れられないのだろう。

今度、珈琲飲みに行こうよ、
何時だったかの約束はそのままになっている。

もうすぐ梅雨が明ける。
野球少年だつた彼の大好きな夏がやって来る。

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ブラックベリー

2016-07-17 07:52:42 | 日記
この季節の朝いちの楽しみは、庭のブラックべりーを見に行くこと。
何年か前に小さな鉢植えで買ったものを、地植えにしたら大した世話もしてないのに、毎年実をつける。

植えた場所が半日陰なので、それがベリーに適していたのか、赤い小さな実は、ルビーのように
朝陽を浴びてキラキラ輝いて見える。

やがて、実が熟すと色が黒に変化する。
赤いうちに食べようとしても酸っぱすぎて食べられない。

食べ頃に色づいた実を毎日籠に摘んで、ある程度貯まったらジャムにする。
ジャム作りは簡単で、ブラックベリーにひたひたの水を注ぎあくを取り、数分煮たら
グラニュー糖を足す。味を見ながら量を調節する。
余り甘くし過ぎない位のほうが酸味がややあって美味しい。

その年によって収穫量が違うが、ジャムの瓶5,6本は作れる。
出来たジャムをパンに載せたり、ヨーグルトに入れたりして食べると美味しい。

他にも、パンケーキに載せたり、紅茶に入れたりしてもロシアンテイ風で変わった味わいがする。庭のミントを載せてテイタイムを楽しみましょうか?

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ムシムシ暑い

2016-07-15 12:23:10 | 日記
昨日に比べたら、大分温度は低いのだけど、それでも雨が降ったり止んだりで、湿度が高い。
梅雨なのだから仕方がないのだが、この季節の鬱陶しさはたまらない。

体調の悪い人にとっては、余計だと思う。
友人からのメールも、元気がない。

昨日、久しぶりにマスターの店に寄ったら、マスターが旅から帰っていた。
氷をいっぱい入れたアイスコーヒーを黙ってテーブルに置いてくれた。

松本の友人の所へ行ってきたそうで、リンゴの入ったパイ風の焼き菓子をお土産にくれた。
涼しかったでしょ?

日中は兎も角、朝夕は涼しいよね。
夏だけ穂高の方に住むって言うのも有りだよね。

じゃあ、夏はこの店休業するの?

まあね、そんな贅沢してみたいよ。
でも、今だって閑古鳥が鳴いてるのに、そんなことしたら潰れちゃうだろうな・・・。

苦笑いするマスターってちょっと少年の様だね。
幾つになっても、何かに縛られない暮らしって憧れる。

勿論、その分のリスクも背負わなくてはいけないんだろうけど。
ようやく、氷が解け始めたグラスをストローでかき混ぜる。

少し、疲れているのかな?ワタシ・・・。

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ソウルに行ってきました

2016-07-06 14:27:23 | 日記
先日、休暇が取れたので友人と二人でソウルに行ってきました。
特に、韓流ファンと言う訳ではないのですが、友人が初めての海外ということで、
韓国になりました。

世界遺産の宗廟や景福宮、守門将校交代式など観てきました。
交代式は、赤、青、緑など色鮮やかな衣装が、青い空に映え美しかったです。
将校は選抜された人たちなのでしょう、一様に背が高く鮮やかな衣装、手にした旗や鐘などがより一層引き立って見えました。

ソウルタワーは南山の山の上にそびえていて市内のあちこちから見られます。
タワーからの眺めは圧巻で、緑の中に高層ビルが林立している姿はため息が出そうになるほど素晴らしかったです。

麓には、ヤマユリ、ぎぼし、蛍袋などの高山植物が咲いて、何処か日本の景色に似ている様な気がしました。
食事は、肉料理がメインで、パン好きの私には、朝のソルロンタンと言うスープ入り粥は苦手で、ほとんど残してしまいました。
その代わり、パリスというパン屋さんで買ったパンを朝ごはんにしました。
焼きたてのパンプキンパイ風のパンは、生地がさくさくで、具の甘さも丁度良く、マジッソヨでした。

素晴らしい景色、お洒落なカフェで飲んだナツメ茶、忘れられない思い出になりました。
でも何といっても、この旅の収穫は、現地ガイドのJさんに出合えたことです。

本当に優しくて、良く気が付いて、行きたいと言った所が解りにくい場所でも一生懸命探してくれて、
通販で取り寄せたというリンゴジュースを差し入れいてくれたり、言った本人が忘れているようなことまで
覚えていてくれて、本当にお世話になりました。

もし韓国に行かなければ、Jさんに会うことは一生なかっただろうし・・・。
別れを告げた後も振り返って手をふってくれた姿が忘れられない。

又きっとJさんに会いに行こうと思っています。 カンサハムニダ

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