モヤシ料理を一品

晩御飯は餃子
付け合わせに一品
簡単でチープ

材料　　モヤシ一袋　ゴマのふりかけ　酢　（すし酢のような上等の物)　醤油
フライパンにサラダ油をひき、モヤシを炒める。

火を止め、酢、醤油をかけ、さっと混ぜる。醤油はあまり辛くしない。
仕上げに、ゴマのふりかけを掛ければ、何だか中華風になる。

ちなみに、ゴマのふりかけは、マヨネーズごまふりかけを使うとより美味しい。
ゴマ油で炒めたものより、さっぱりして、箸がすすむ。

材料の野菜をキャベツやほうれん草に変えても美味しそう？

今日は冬至なので、かぼちゃの煮物も作りましたよ・・・。

オリエント急行殺人事件

自他ともに認めるクリスティファンとしては、何度も小説を読んでいるし、
映画もtvも観ている。

だから勿論、ストーリーも犯人も知っている。
でも今度の映画は、凄かった。

雪山の中で、突然雪崩に合ってオリエント急行は停車してしまう。
雪に閉ざされた列車の中で、殺人は起きる。ポアロは、犯人を追いつめる。

自分の中では、デビッド・スーシエのポアロ役が染みついているので、
ケネス・ブラナーのポアロは一味違って見えた。

小太りの小男という小説のイメージではなく、如何にも切れ者といった感じで、
灰色の脳細胞がぎっしり詰まっていそうに見えた。

ほんとに豪華な俳優陣で、ジョニー・デップ、ペネロペ・クルスなど誰もが主役級の配役に、息を呑む。
ラスト近くに、乗客が一列に席に着くシーンがあるのだが、構図が最後の晩餐を、彷彿させた。

長編小説を２時間の映画に纏めるのは容易な事ではなかっただろう
自分もオリエント急行の乗客の一人になったような緊張感で観ていたので、映画が終わった後、
心地よい疲労感に包まれた。

良い映画は美酒に似ている。

この冬一番の寒さ

温暖なこの辺りには珍しく今朝は随分冷え込んだ。
夕べ、雨だったせいか窓の雨戸が凍り付いて開かなくなってしまった。

暫くして、日差しが当たり始めてやっと開いた。
道も凍ってしまって、自転車で走るのもかなり気を付けないと危ない感じだ。

年が明けてからならこんな日も有るが年内にこれだけ寒い日は少ない。
明日会う寒がりの友人はきっと震えあがっているに違いない。

私は暑いより寒い方が好きなのだが、彼女ときたら、ふくらスズメの様に何枚も着込んで
首の周りには、マフラーがぐるぐる巻きでやって来るのが目に見える。

でも、インフルエンザが流行り始めたというから、油断は禁物。
温かくして、やすみましょう・・・。

辞めちゃいなさいって・・・。

マスターの店に見慣れない若いお客さん
マスターと冬子さんが
３０位の女の人の話を聞いてあげている

冬子さんの知り合いらしい
コーヒーで良いの？
マスターが気づいて私に声を掛けてきた

いつもだったら黙ってコーヒー運んでくれるのに
マスターの様子もちょっと違う

冬子さんが、お疲れ様でしたと声をかけてくれた
外寒くなったでしょう？と聞かれた

大分、冷えてきましたよ
二人の席から少し離れた席に座る

女の人が軽く会釈してくれた
眼鏡の奥がちょっと潤んでいる様に見えた

コーヒーを飲みながら雑誌をめくっていたら
冬子さんがお辞めなさいよと静かに言った

仕事は大事よ、でももっと大事なのはあなた自身よ
そんな会社にいたらあなたが疲弊してだめになってしまうわよ

女の客が黙って頷く
辞めても良いんでしょうか？
冬子さんに聞き返している

良いのよ、良いに決まってる
一番大事なのは、あなたなのよ
冬子さんの声は静かだけど、毅然としてる

誰かに仕事を辞める相談されてあんなに、はっきり言ってあげられる人って少ないよね
普段はやさしくて、おっとりしてるけど、冬子さんて凄いよ！

マスターが女の客の前にココアを運んできた
私の方をちょっと見て頷いた