しらすトースト

2012-04-30 09:53:42 | 料理
この時期はしらすが美味しい。
時々立ち寄るテラスモール1階にあるサミットは、しらすが格安で買える。

300円も出せば、3人分のしらす丼が出来そうなくらいの量だ。
朝食は、殆どトーストだから、たまには目先の変わったものが食べたくなる。

フレンチトーストや手作りマーマーレードを載せたものも好きだが、しらすトーストもだ。
食パンにバターか、マーガリンを塗りしらすを載せ、とろけるチーズをのせる。

焼きあがったら、青紫蘇を細かくきざんでかける。
紫蘇の代わりに青海苔を散らしても良い。

海の香が、食欲をそそる。
飲み物は、ダージリンが合う。


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こんな日は、読書。

2012-04-22 18:15:32 | 日記
4月も、半ば過ぎだというのに、相変わらず肌寒い。
午後からは、雨も降り出して、何とも憂鬱な天気だ。

先日、古い文庫本を100冊位処分した。
ついでに、本棚の整理をしたら、夏樹静子の本が、何冊か出てきた。

こんな日は、読書に限る。
夏樹静子の「そして誰かいなくなった」のタイトルは、クリスティの「そして誰もいなくなった」の
カバー本と言っても良いだろう。

充分にクリステイを、意識しながら、尚且つ夏樹の
オリジナリテイに富んだ作品だ。

舞台は、豪華なクルーザー。
招かれた客とクルーで、7人。

テーブルの上には、インデアン人形ならぬ干支の人形が7体。
一人消えるたびに、1体消えてゆく。

最後の最後まで、目が離せない、どんでん返しが待ち受ける。

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2012-04-14 18:10:34 | 詩など・・・。
待ち望んだ花が、やっと咲き
   花の下に、集い、語らい、歌い、夜が更けた

夜が明け、宴の後の弁当の食べかすを
   カラスどもが突付く

花びらが、風に舞う
   威張り腐った老人の肩にも

乳母車に眠る幼子の上にも
   訳隔てなく舞い落ちる

花は、人につかの間のしあわせを
        撒き散らし

一掴みの哀しみを残して
        去ってゆく         

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マスターの過去 ⑤

2012-04-08 18:34:34 | 小説

何故そんな話になったのだろう?
常連の誰かが、「マスターは花見には家族と行くの?」と訊ねたのが切っ掛けだったかもしれない。

「生憎、家族なんて持ち合わせてなくてさ・・・。」
例のごとくぼそっとマスターがつぶやいた。

長く通っている客でも、マスターの過去を知っている人は、殆どいない。

偶然、昔マスターの家の近所に住んでいた人に聴いた話では、


マスターは、バツ1で、今頃は成人しただろう娘が一人いたそうだ。

気ままな一人暮らしなんて羨ましいね。

さっきの客が、言い訳のように言った。

カップにコーヒーを注ぎながら、孤独死覚悟なら、気楽かもね。
マスターが苦笑いする。

マスターは、何時も飄々としている。
客が、グチを言っても根掘り葉掘り聞き出したり、ああだのこうだの自分の意見を、押し付けたりしない。
ただ、黙って話を聴いてくれる。

「看板のない喫茶店」が人気?なのも、マスターの人柄と、
コーヒーの美味しさ故だろう。

ドアが開く。
花見帰りらしい常連が、ダンゴの包みをぶら下げて入ってきた。


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昨日の暴風凄かった

2012-04-04 18:51:50 | 日記
春の嵐といっても、過去にあれだけ強い雨風は、あまり覚えがない。
不幸にも、何人かの方が亡くなられたけど、自然の恐ろしさを見せ付けられた感がある。

早めに仕事をきりあげて帰宅したので、まだ電車が動いていたが、東京まで通勤している知人は、
帰宅までに7時間位かかったそうだ。

いっそ、帰宅をあきらめて、会社にでも泊まったほうが良かったかもしれない。
普段は、5,6分おきに運転されているのが当たり前の電車も、強風の前には手も足も出ない。

一夜明けて、今朝の空は、昨日の空とは、打って変わった蒼空だ。
車窓からは、五分咲きの桜が、何事も無かったかのように、優雅に咲き誇っているのが見える。




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