2012-04-14 18:10:34 | 詩など・・・。
待ち望んだ花が、やっと咲き
   花の下に、集い、語らい、歌い、夜が更けた

夜が明け、宴の後の弁当の食べかすを
   カラスどもが突付く

花びらが、風に舞う
   威張り腐った老人の肩にも

乳母車に眠る幼子の上にも
   訳隔てなく舞い落ちる

花は、人につかの間のしあわせを
        撒き散らし

一掴みの哀しみを残して
        去ってゆく         
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