読書備忘録

私が読んだ本等の日々の
忘れない為の備忘録です

阿川大樹著「横浜黄金町パフィー通り」

2014-12-06 | あ行
横浜・黄金町。警察による一斉摘発により赤い灯が消えて10年経った「ちょんの間」と呼ばれる小さな風俗店が立ち並ぶ
“行っては行けない町だった町が“アートの町”に生まれ変わった。
撮影場所を探して偶然黄金町に足を踏み入れたカメラマン志望の女子高生・志織は、パンクカフェのマスター・山名を通じ、
この町の歴史に触れることに。
昔からの住民、新たにやってきたアーティストたち・・・それぞれのこの町への思いが、志織の心を次第に動かしてゆく群像物語。
行ったことも知識としても遠い地区ということで興味がなかったがこの小説で街の歴史を知った。
時系列的に進むのではなく歴史を振り返りつつ物語が前後して読みにくかったが街の様子が興味深かった。
 2014年6月徳間書店刊

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