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読書備忘録

私が読んだ本等の日々の
忘れない為の備忘録です

福田和代著「梟の咆哮」

2025-04-29 | Weblog
シリーズ第4弾。眠らない一族〈梟〉の血を引く榊史奈は、大学を休学し単身、一族のルーツを解き明かすために、京丹後に旅立った。一族を奇病から救う、特別な水源を探し求めて。そこで再会したのは、先祖代々忍者として鎬を削ってきた狗の一族。彼らの隠れ里が、存亡の危機に瀕しているらしいとの噂を耳にした。若き忍者の末裔たちが、因縁を乗り越え、未来のためにともに立ち上がる展開。十條彰との連絡が絶えたこともあり、狗の一族の隠れ里へ、そこで知る狗の一族の仄暗い過去。史奈の祖父の存在、梟を感じさせる宗教団体、蛇男奥殿大地との関わり、そして狗の一族の在り方など。里に戻った彰の頼もしさが次代の狗の一族も安泰だなと思えるが、次は三重県伊勢へ続く。
2025年2月集英社文庫刊



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