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読書備忘録

私が読んだ本等の日々の
忘れない為の備忘録です

大門剛明著「罪人に手向ける花」

2025-05-19 | た行
法廷ミステリー検事小説。癒し系女性検事黒木二千花。ゆったりめのワンピはースに、ふわふわと波打つ長い髪。笑顔を絶やさず被疑者に向かいたちの合う彼女には、元検事だった父本宮清成の影響からか絶対に悪を赦さないという強い信念があった。黒木検事の検察事務官立原愁一は23年たった今も同じ立場で仕事をしていた。その彼女が担当する殺人事件の被疑者は、かつて二千花の父本宮が23年前起訴を見送った男、加瀬高志だった。加瀬の弁護を担当するのは古沢弁護士と加瀬の息子で弁護士になった加瀬涼真。加瀬は今度も無罪なのか、それとも・・・。それにしても、無罪を勝ち取るためには手段を択ばない悪徳弁護士の古沢にはあきれます。結末に至る真実のドン伝返しは見事。予想出来ませでした。
2021年3月ハルキ文庫刊


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