読書備忘録

私が読んだ本等の日々の
忘れない為の備忘録です

中山七里著「殺戮の狂詩曲」

2023-12-17 | な行
「悪魔の弁護人・御子柴礼司弁護士シリーズ、第6弾。高級老人ホームで発生した、令和最悪の凶悪殺人事件。好人物を装っていた介護職員忍野忠泰の心中に渦巻く邪悪。遂に介護施設での大量殺人が起きる。鬼畜・化け物と最低な被疑者として逮捕起訴された忍野への国選弁護として名乗り出た悪評塗れの弁護士・御子柴礼司。負けるとわかって引き受けた御子柴の弁護の胸に秘める驚愕のある企みが・・・。被害者遺族を一件ずつ訪ね歩く御子柴。背後に見え隠れする「先生」の存在、後半意外な事実が明らかになる。現実に起きた事件が頭によぎりながら、生産性のない人間なんて・・・ネット社会の闇とか考えさせられた。

2023年3月刊 


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