毒島シリーズ。
警視庁捜査一課刑事・毒島真理警部補は警視庁随一の検挙率を誇るが、出世には興味がない。犯人を追うことに何よりも生きがいを覚え、仲間内では一を話せば十を返す能弁で煙たがられている。そんな異色の名刑事が、今回も大手町の連続射殺事件、出版社の連続爆破、女性を狙った硫酸かけ事件等を追う。捜査の中で見え隠れする「教授」と呼ばれる人物は一体何者なのか?裏にいる黒幕を炙り出す。現役刑事として最後に手掛けた事件で辞めることのきっかけになった事件だ。操り人形が別の操り人形に操られていたという衝撃の展開は面白かった。2020年7月幻冬舎刊
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