ブリコラージュ

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実戦形式における3つのポイント

2016-01-14 10:33:49 | 中学受験

先日激励に行った入試結果が昨日出て全員合格でした。ネット上の発表で正式には速達で合格証が郵送されます。教室の入り口で誘導していたら、ネットからの合格画面を印刷したものを笑顔でかざしながら近づく生徒がいました。おめでとう! やはり合格は嬉しいし自信につながる。

「勝って兜の緒を締めよ」昨日の授業から本番を想定しての演習形式です。45分の時間内で多くの問題を解くスタイルで、以下の3つを実践する目的で行いました。

① よく読む

不注意によるミスのNO1がこの出発点におけるミスです。昨日も影の問題で、図に電灯の高さの数値は記載されていたのですが、電灯から電灯までの距離は図には記載がなく、問題文に記載されていました。それを読み落として悩み続けている生徒が複数いました。大切なところに線を引きながら読む習慣をあと2週間で徹底してほしいものです。

②問題の見極め

ある程度考えても解く糸口の発想が出てこない場合や、やたらと面倒くさい問題に対して、見極めて次に移る決断が必要です。初めに全体を見て得意な分野から解くことも見極めの1つです。見直しをする時間がある場合には、自信のある問題をしっかり見直すことも大切な見極めです。

③合格答案の作成

数字が雑で読み辛い、いや読めないケースに遭遇するのは日常茶飯事。「えー!読めるよ!」と反論できるのも授業中だけです。実際の試験では通用しません。試験終了2分前には答案の数字や単位のチェックをしましょう。

 

さてこの教室での授業もあと2回です。受験生に対してはもちろんですが、10年間お世話になった教室に対して自分として悔いの残らない指導を心がけたい。

 

あと18日。お互いに、あせらず、あわてず、あきらめず!

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