たくさんの感動をありがとうございます。以下反発を覚悟で記載します。
カーリング
イギリスの最後の一投が日本にメダルをもたらした。後攻有利と言われる競技ですが、先攻チームの勝利は後攻チームのミスによってもたらされる。もろ手を挙げて喜べないなんとも複雑な勝利です。カーリングに限らず順番制の競技の勝利は、ラストに登場する以外、すべて相手方の未達成を結果として喜ぶことになります。「ミスしたら敗ける」という、いたってリーズナブルな幕切れです。が、カーリングですっきりしないルールがあります。それはポイントとなるハウス内にきた相手チームのストーンをスウィーピングによって外に出すことができる行為が認められていることです。石の跳ね返り同様に自然の流れに任せてほしいと思うのですが・・・。
とは言え、同じルールで戦っての勝利です。よく頑張りました。おめでとうございます。
ショートトラック
価値観の相違なので選手を否定するわけではありませんが、この競技は日本人にはなじまない競技だと思います。競り勝つ場面では我先にと割り込めず、ついつい他人を優先させてしまう。そういう人間性が影響してしまう競技なのではと。さらには、スポーツを愛している人はピュアで、潜在的な民族の血が結果に左右すると勝手に思っていますから、余計強く感じてしまいます。四季折々、島国での温厚な農耕民族にとって苦手なスタイルなので勝てない、いや、勝てなくても納得する競技です。が、最近はそうでもなく争いごとに向かっていく騎馬型民族的な方々が増えているように感じております。
いろいろなスタイルのスポーツがあって面白いです。良い悪いではなく、それぞれの特徴が個々の国の民族に合うか合わないかはあってしかりです。10日後から始めるパラリンピック、さらには2020年東京オリンピックにおいて、それぞれのスポーツのそれなりのドラマに期待が膨らみます。