ブリコラージュ

トキメキ、ヒラメキ、カンゲキ、ようこそ算数ワールドへ!
算数の面白さと身の回りの出来事の徒然なる独り言ページです。

ゆく年くる年

2021-12-31 22:56:06 | 中学受験

2021年もあと1時間とちょっとです。今年はブログの更新がなかなかできずにいましたが、ブログを通しての問い合わせが多くあり感謝いたします。

 中でもTAP時代の教え子の皆さんが、中学受験生の親としてコメントを寄せてくださいました。感激です。何人かの方とも面談をし、30年前後経過した月日がうそのように新鮮で、新たなお互いの立場を再確認しました。またツイッターからのメールのやり取りもあり、これもコロナ禍の副産物かもしれません。

 さて2022年を迎えるにあたって。引き続き「手と目と心で解く」の本質を多くの小学生や親御さんに理解してもらい、その結果が出るように努力精進してまいります。

来年もよろしくお願い申し上げます。

                     算数ヒラメくらぶ 櫻井頼朋

 

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地球号の乗組員

2021-12-12 09:44:36 | 中学受験

先日NHKの番組「チコちゃんに叱られる!」を観て感激し、それを伝えたくてその日のクラ スでお話しました。

 チコちゃんの質問「重力のある(地上の90%)宇宙ステーションでどうして乗組員の体が浮いてい るの?」答えは「宇宙ステーションが1秒間に約5m落下しているから」「えっ?落下?では落ちてこないの?」と 思いませんか? 地球の周りをまわるために宇宙ステーションは進行方向に毎秒8kmのスピードで進みます。地球と の距離を一定に保つために落下しながら進んでいるわけです。「なるほど!」感激!!円を描いて進む方向を→で示 すと納得いきますね。しかし1秒間に8kmってすごいスピードですね。この速さで地球を約90分で1周しているそう です。

 一方私たちが乗り組んでいる地球の自転と公転の秒速はなんと約470mと約30km!1秒間にですよ。大きな 宇宙の中1つの星「地球」。人類みな同じ乗組員です。全員仲良くしたいですね。そして地球を守りましょう。 

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途中式の重要性

2021-12-10 16:49:04 | 中学受験

はやいもので師走も中旬にさしかかります。

ヒラメくらぶでは、授業中でも家庭課題のチェックにおいても答えがあっていても、解き方の内容と形式を重視して指導にあたっています。先月の「かわら版」に掲載した内容をアップします。家でも学校でも大手の塾においても常に心掛けてほしいテーマです。

「ととのいました!」の発声後、声の主の解き方を見に行くとプリントには筆算と答えだけ。この状況にまだまだお目にかかります。授業中に何度も言っていることの1つに「途中式の重要性」があります。とても大切なので改めて書き記します。面倒に感じるこの途中式が大切な理由は3つあります。

①確実に不注意によるミスが減ります。理由は途中式を書くことで慎重さが生まれる、また考え方が目で確認できるからです。

②見直しの段階でミスを発見しやすくなる。テスト直しにも役立ち次につながる。

③入試本番で正解に至らなくても、方向性が合っていればプラス点がもらえる。

 

受験生のみなさん!過去問を解くとき特に意識して取り組みましょう。

 

 

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