ブリコラージュ

トキメキ、ヒラメキ、カンゲキ、ようこそ算数ワールドへ!
算数の面白さと身の回りの出来事の徒然なる独り言ページです。

過去問と合格最低点

2010-09-30 12:34:04 | 中学受験
 明日から10月に入ります。受験生の皆さんは志望校の過去問に本格的に取り掛かる時期となりました。
「リズムを崩す3大要因」で述べましたが、過去問は難関校ほど難しいのでなかなか思うように解けません。合格最低点との比較をして、あまりの点数の開きにびっくりして親子で落ち込みリズムを崩してしまった。という御相談をかつては浴びるぐらい受けました。当時は「まだ入試まで日にちがありますから頑張りましょう!昨年もこの時期できていなくても合格していますから大丈夫です。」という対応をしていました。

 しかし毎年同じことで悩む受験生親子に対して、何か解決策はないものかと考え、生徒の過去問の得点の集計を取り、受験結果との比較を調査しました。そしてその集計をもとに過去問を解く時期に合わせて合格最低点との比較のできる資料を作製し、保護者会で配布しました。するとどうでしょう、その年からこの内容での御相談がぴたりとなくなりました。

 その資料とは以下のものです。塾生の方には「過去問の取り組み方マニュアル」に掲載されています。科目の特性で算数と社会は追い込みでぐんと伸びます。充分参考にされて過去問に取り組ませてください。


開校5周年記念イベント

2010-09-29 11:42:40 | 中学受験
中田校開校5周年記念企画の詳細が決定しました。近隣にお住まいの方は是非ご参加下さい。電話にてお申込できます。以下案内を掲載いたします。

日時:10月3日(日)
   実験(小2~小4)      10:00~12:00
   有識者による講話       13:00~15:00
   実験(小5以上・中高生)   15:00~17:00

場所:栄光ゼミナール中田校

企画内容:①科学実験・工作
      「スライムを作ろう」「紫キャベツを使って酸性・アルカリ性を調べよう」「切り絵でしおりを作ろう」「クロマトグラフィで絵を描こう」「おもしろコマを作ろう」
     ②有識者による講話
      テーマ「勉強とは共育なり」「地域の歴史」講演者 有馬純律先生(戸塚歴史の会会長 元下川井小学校校長) 吉田健司教授(淑徳大学教授、株式会社 ビット89 代表取締役)

※実験・工作の内容や講話のテーマは変更になる場合があります。予め御了承下さい。
参加費:無料
持ち物:筆記用具、はさみ

地域に根ざしたアカデミックな情報の発信源になれると思うとわくわくしてきます。楽しみです。

中秋の名月

2010-09-22 12:35:48 | 中学受験
今日は「中秋の名月」です。

旧暦の8月15日の月のことを言うそうですが、旧暦では秋を7月・8月・9月の3ヶ月とし、それぞれの月を初秋・仲秋・晩秋と呼んだことから、「仲秋の名月」や「中秋の名月」と称するようになったそうです。

縄文時代から月を観賞する習慣があったとされ、平安貴族らは月を直接見ることをせず、杯や池にそれを映して楽しんだという。

そう言えば高校時代の漢文の先生が「お酒をこよなく愛した李白は、河に映る月を手のひらにすくおうとして河に落ちて死を遂げた。」と言っていたことを思い出した。

漢文は苦手であったが、こういう事は妙によく覚えているものだ。

今夜はお団子食べながら、月の観賞と洒落てみましょう。




装幀家

2010-09-20 11:23:37 | 中学受験
一昨日大学の恩師とその知人の装幀家、私の友人と4人で楽しい夕食を共にした。

本は中身も大切だがそれを包んでいて尚且つ外にアピールする装幀も同じくらい大切だと思う。いやむしろ本を読む気にさせるのは装幀にかかっていると言っても過言ではない。また本のタイトルも大切だ。

いまブログ原稿をほぼ毎日のように作成しているが、割と悩むのはタイトルです。いろいろためになる話が聞けて有意義なひと時だった。多くを語らず一言の重みを感じさせるところに装幀家「北村武士」を見た。

本は文化だと思う。電子書籍が増える中、改めて1冊の本の存在について思いをよせてしまう。


シリーズ~木を見て森を見ず19 解答・解説~

<問題>
A君とB君がじゃんけんゲームをしました。初めに2人とも20点ずつ持ち点が与えられ、勝ったら3点獲得し、負けたら1点失う。またあいこの場合は勝負がつくまで行い1回の勝負とする。というルールで行ったところ、20回勝負してA君の手持ちの点数は28点でした。では勝負した後のB君の手持ちの点数は何点でしょうか?

<解答・解説>
解答:52

<オーソドックスな解法>
つるかめ算にてA君の勝敗を求めます。A君は初めの持ち点より8点増えています。もし全部勝ったら3×20=60の60点増えるはずが、60-8=52の52点少ない。勝ち負けを1回逆転させると得点は3+1=4の4点変化します。よって52÷4=13の13回負けたことになり、A君は7勝13敗したことになります。B君は逆に13勝7敗となり、3×13-1×7=32の32点増えます。よって20+32=52の52点となります。

<全体を見た解法>
得点はA君B君どちらが勝っても勝った方に+3、負けた方にー1与えられる。つまり1回の勝負全体では合計3-1=2の+2点の変化がある。20回の勝負では2×20=40の40点増加する。よってA君が8点増えたら残りの40-8=32の32点はB君の増える点数なので、20+32=52の52点となる。





秋空とトイレ

2010-09-18 08:45:06 | 中学受験
吸い込まれそうなくらい綺麗な青空だ。
空を見上げながら歩いていると沖縄の海を思い出した。

余談ではあるが、私の故郷の島根の海も綺麗だが沖縄にはかなわない。沖縄の海岸では潮の香りがほとんどしない。ガイドの人に「どうして潮の香りがしないんですか?」と尋ねたところ、ズバリ単純明快に「海岸が綺麗だからです。」

なるほど!
確かにゴミや汚れた海水の泡に付着した塩の臭いが風に舞って潮の香りがする。

ちょっとずれるかもしれないが、私は男子トイレを掃除する時よくこの沖縄でのガイドさんの言葉を思い出す。

さあ今からトイレ掃除をしよう!