ブリコラージュ

トキメキ、ヒラメキ、カンゲキ、ようこそ算数ワールドへ!
算数の面白さと身の回りの出来事の徒然なる独り言ページです。

赤てんと白いお餅

2017-12-31 19:05:17 | 中学受験

  昨日が仕事納め、本日と明日の2日間お休みで、2日からゼミの授業が始まる。大晦日の今日になって慌てて年賀状をしたため、先ほど投函した。届くのは3日以降だろう。相変わらずの無精さに我ながらあきれてしまうが、毎年のことである。

投函するために家を出ようとしたら、宅急便が届いた。田舎の同級生からだ。送り状には「野菜」と書いてある。山芋、ネギ、ホウレンソウ、キャベツ、椎茸、ジャガイモ、レタス、白菜。それにお餅と赤てん。唐辛子色の天ぷらを赤てんと言い、石見地方ではおかずや、ピリッと辛いのでお酒のつまみにふるまわれる珍味です。

歩きながらお礼の電話をする。

「うちじゃあたいしたもんじゃないが、食べてや。さっきまでそばを打っとったところだで。」

昨日までの仕事が遠のいて、一気に年の瀬モードに入ってきた。はやい!年を重ねるたびに1年が速く感じる。以前にも書きましたが、ジャネーの法則とやらで、振り返ってみる自分の人生に対する1年の割合が年々小さくなるために速く感じるとのこと。算数的に納得、なっとく、ナットク・・。

 祇園精舎の鐘のこえ・・・三十日ではないのに大晦日。大晦日と言えば? 最近は紅白歌合戦も観なくなった。紅白の代わりに我が家は赤てんと白い餅。

 読者のみなさま今年もつたないブログを読んでいただきありがとうございました。1018年もよろしくお願いいたします。

  良いお年をお迎えください。

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解く糸口の見つけ方を学べ!

2017-12-26 23:01:10 | 中学受験

  本日から冬期講習Ⅱ期が始まった。受験生あと37日ともなれば目つきも違ってくる。いつも当たり前のことのように言っていることがズシンとくるようだ。解説をし終えた後板書内容を隅から隅まで写そうとしている生徒がいた。

「全部写す必要はない!式を立てる前の段階さえ写せば、後は自分で式を立てろ!計算式なんてどうでもいい!」

「解く糸口の見つけ方を復習すればよい!」

ここからです。大いに吸収して欲しいと願うばかりです。

 

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ゆず湯に入ってかぼちゃを食べました

2017-12-23 00:27:33 | 中学受験

 なぜこのような風習があるのでしょうか?

以下、知って得する便利な生活情報や豆知識や役に立つ方法を集めた情報サイトの「豆知識PRESS」https://sk-imedia.com/ からの引用をもとに記載します。

冬至は、一年でもっとも太陽の力が弱まる日ですが、以後は再び太陽の力が強くなる事から「一陽来復」と言って、この日を境に運が上向くとされていました。そして、さらに運がよくなるようにと「ん」がつく物を食べていたそうです。これを「運盛り」と言うそうですが、特に運盛りに食べられていたものは、れんこん、だいこん、にんじん、ぎんなん、きんかん、かんてん、うんどん(うどん)などで、これらは「ん」が2つ入る物として好んで食べられていたとされています。その仲間にかぼちゃがあったのです。えっ?!かぼちゃ? とお思いでしょうが、かぼちゃを漢字では南瓜と書き「なんきん」と呼び「ん」が2つ付いています。さらにかぼちゃは本来夏野菜で、元は南方から渡ってきた野菜である事から、夏や南は陽の気を持つものとして一年でもっとも陰(太陽の力が弱い日)に陽を多く含む物を食べるという意味もあるそうです。

さて次に、冬至に柚子湯に入る由来ですが、運を呼び込む前に体を清めるといった意味があったようです。昔は今と違って毎日のようにお風呂に入らなかったので、お湯に浸かる事自体がお浄めの意味があったようですが、そこにさらに香りの強い柚子を入れる事によって、邪気を払うといった意味もあったようです。

日本の風習は自然の中に溶けもうとする努力が感じられて、残すべき価値あるものです。

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今までの偏差値はあてにならなくなる!

2017-12-19 14:32:07 | 中学受験

9月から4か月続いた合判テストも12月で終わり、志望校を決める最終偏差値も出そろいました。満足感、不安感と様々な気持ちで追い込みの学習を進めていらっしゃると思います。さあ、いよいよ中学受験、ここから残り45日間で下剋上が始まります。油断しないために、また真逆の諦めないために次の内容を理解して頑張り続けましょう。

ラストスパートの心構え

 各種合判テストが終了してから入試までの過ごし方で、お子様の相対的な実力に変化が生じます。今までの偏差値はあてにならなくなると言っても過言ではありません。実力をアップさせる勝負はこの期間であることを親子共々強く認識しましょう。特に冬期講習や正月授業のある冬休みと、1月の試し受験の結果が出てからの過ごし方で、お子様の実力は変化します。決して油断することなく、またあせることなく、リズム、ペースを崩さずに達成感を得ながら学習させることが大切です。次の3つの心構えを肝に銘じてください。

①あせらない                                         

「子は親の鏡」と申します。親があせるとそのまま子どもに移ります。せかすような発言や出願関係で慌ただしく生活することは避けましょう。落ち着いた環境のもとでしっかりした学習をさせましょう。

・  願書等の準備はお子様をまきぞいにしない。

・  過去問に振り回されない。(優先順位を守る。)

・  テストのよいところをまずほめる。

・  不安にさせない。(「合格しない」「落ちる」「受験やめたら」等の言葉は何にも解決しません。前向きな言葉をかけましょう。)

②リズムを崩さない

いつも変わらず同じリズムでテンポの良い生活をしましょう。起床後、登校前、帰宅時、夕食前後、就寝前は特に落ち着いた状態で過ごせるよう配慮しましょう。コツはスマイルです。

・  第一志望を変更しない。

・  睡眠時間は削らず、起きている時間を有効に過ごす。

・  緩急のリズムをつける。(「じっくり」と「スピーディー」をおりまぜたバランスの良い学習をさせる。暗記物は短時間で頻繁に)

・  外野の雑音に振り回されない。(他塾の情報、友達の話)

・  窓口は一つ(不安なことがあれば、通っている塾の先生にいつでも相談する)

③合格を信じる

「信じる者は救われる」の言葉を信じましょう。

・  一歩一歩前進している実感をもたせる。達成感を感じさせる。

・  弱気は禁物ですが、過度な期待はプレッシャーとなるのであくまで自然体で。

 

※自署「中学受験 三位一体合格法」にも書き記したことを一部引用記載しました。   

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追い込みはバランスの良い学習を!

2017-12-14 11:44:13 | 中学受験

 師走ももう半ばです。今年は例年よりも忘年会が多くすでに4回終え、あと3回残っています。それだけたくさんの方にお世話になったということで有難いことです。感謝するとともに体調管理にも気を付けます。

さて受験生は体調管理もさることながら、学習管理もとても大切な時期です。昨日も受験生のお母様とお電話でお話ししました。追い込み時期のバランスの良い学習についてです。前回の桜蔭ゼミの報告書にも記載しました。昨年の受験生も「三位一体合格法」の体験記にも書いてくれた実証済みの学習法です。参考になれば幸いです。

追い込みのバランスの良い学習

例年この時期に算数が解けなくなったと言って悩みだす生徒がいます。それまでは良くひらめいたり気づいたりして割とすらすら解けていたのが、なんだか頭の回転が鈍っているのか思いつかない・・・、そして気持ちばかりが焦る。過去問や実力テストで偏差値が下降してしまい、ますます落ち込む。こういったケースです。

その原因は学習の量にあるのではなく、質、つまり取り組み方に問題があることがほとんどです。過去問を中心とした量を意識しすぎた学習になっていると、結論を急ぐために「わかんない!」とすぐ諦めてしまうのです。過去問の直しも時間を気にするが故に、ついつい解説を頼りに作業学習になってしまう。そんな傾向のある人は、緩急をつけたバランス学習のうち、特に緩の学習に力を入れて取り組みましょう。時間を意識しないでじっくりと直しに時間をかける学習です。急は暗記学習です。

「勇気をもってゆっくり泳げ!」

これは水泳の平井コーチが北島選手に金メダル獲得直前にアドバイスした言葉です。

まさにこの言葉通りに一かき一かきに魂を込めて進みましょう。

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