ブリコラージュ

トキメキ、ヒラメキ、カンゲキ、ようこそ算数ワールドへ!
算数の面白さと身の回りの出来事の徒然なる独り言ページです。

速くするとミスが癖になる

2024-06-15 07:53:45 | 中学受験

 先日大学時代の旧友と再会。

彼は神戸市の小学校の校長を退任した今は、昔取った杵柄(学生時代はジャズ研究会のギターマン)とやらで、ギターのセッションに定期的に参加しているとのこと。

退職後の約40年ぶりに弾くギターは練習しないと人様の前では。。努力家の彼曰く

「速い旋律は速く弾いて練習するとミスが癖になりダメ。ゆっくりでいいから丁寧にミスしないように練習し、それから速く少しずつスピードをあげる。」

計算練習と同じですね。速いけどミスするな!

余談ですが、私もこのコロナ禍で大好きな唄が外で唄えず、20年以上ぶりにフォークギターを引っ張り出してギターを弾いてみると音が出ないのでショックだった。

 
焦らず、慌てず、諦めず。急がば回れ!
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仕上げは算数の考え方のおさらい

2024-05-06 10:25:22 | 中学受験

 連休も本日で終了。前回掲載のご相談を受けた家で復習されている方に連休中日に進捗状況の確認メールを差し上げたところ、

授業後すぐは解ける問題が、時間が経ち解けなくなっている問題(理解できていない)が多々見つかっています。やり直しの効果を感じています。頑張っています。
 
との連絡を頂きました。本日届けた最終メールの内容を掲載します。

以下、メール内容の抜粋です。

 

はやいですね。もう最終日です。

一通り解けるようになりましたか? 最終確認として比例、反比例の関係を確認しておきましょう。(コツノートにも書いてあることです)

算数の考え方の多くは積の利用です。具体的には、

面積=たて×よこ
体積=底面積×高さ
距離=速さ×時間
食塩=全体×濃度
比べる量=もとにする量×割合
等々

3つの要素のどれかが一定の時、残りの2つは比例か反比例です。

それを言葉にして確認しておくと算数の考え方が深まりますよ。

引き続き、頑張りましょう。

 


櫻井頼朋
@算数ヒラメくらぶ
"手と目と心で解く"

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GWは家でしっかり復習

2024-04-25 06:48:06 | 中学受験

 ある受験生のお母様からGWの過ごし方についてご相談のメールを頂きました。悩んでいらっしゃる方多いと思います。参考になればと思い、その返信内容の概ね(一部編集)を掲載します。

日頃のあまりにも膨大なテキストやテストを消化できずに流されている現状を打破するための一つの案です。もちろんしっかりと理解されて、成績も安定している方はGWに行われる特別授業の受講をお勧めします。

以下返信内容です。

 GW特訓を休めるのであれば、そちらを勧めます。行っても流されて終わるだけになる可能性が高いと思われます。休み中に必要な学習は流されるのではなく、留まって一つ一つ丁寧に理解して解くことです。やるものはヒラメのプリント(今までのA4サイズ40枚くらい)を別解も含めてヒントなしで丸になるまで何回でも解きます。コピーをとって問題の部分だけノートに貼ってやると良いでしょう。過去にそのやり方で伸びた人がいます。

4科のまとめやプラスワンも良い教材ですが、多分解いて終わりになり、現状維持学習になる可能性が高いと思われます。

その他はテスト直し。今までのテストの正答率30%以上の問題をきちんとノートにやりましょう。優先はヒラメのプリントです。

頑張りましょう。宜しくお願い申し上げます。

櫻井頼朋
@算数ヒラメくらぶ
"手と目と心で解く"

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復習ノートに押されるスタンプの意味

2024-04-02 04:42:46 | 中学受験

4月になりました。教室で配布している「かわら版」より。

 授業中にみなさんの課題ノートを点検しています。その時に使用するスタンプの使用目的を頻度順に説明します。授業中や返却時にアドバイスをしていますが、文字にすることで改めてその狙いをお家の方にもご理解いただき、前向きなお言葉がけをしていただくことで更なる意識改革につなげることができます。

 

「ことばをそえて」

問題を解き直すだけの復習よりも「なぜ?」「どうして?」といった式が生まれる理由付けを文字にすることで考え方の理解が深まり、脳にくさびを打つように記憶に残る確率が高まります。

 

「ベッカイアリ」

発想の転換は算数力を広げます。複数の考えを復習することで多角的に物事を考える力が養われます。

 

「もっとていねいに」

不注意によるミスの多くの原因は慎重さの欠落によるもので、それを未然に防ぐための方策が数字や文字を少しでもていねいに書くことなのです。

 

「まなぶはまねぶ」

約2500年も前に中国の孔子(こうし)の言った有名な言葉です。計算をはじめとした解き方の工夫は、自分で思いつくことも大切ですが、他人のやり方を真似する方が効率良く身につきます。速く解くコツもどんどん真似してください。

 

「さぎょうになっていませんか」

解かないで写す作業では力はつきません。

 

1つ1つに願いをこめて押していますが、なかなか伝わっていない状況がままあり、今回文字にしました。やはり親御さんの協力なしではうまくいかないのが中学受験です。

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春期講習開催中

2024-03-27 13:00:23 | 中学受験

 お問い合わせに感謝申し上げます。新学期を迎えるこの時期のお問い合わせで多い内容の一つに「ヒラメくらぶの開始時期」があります。

近年低学年の3年生からの開始はどの塾でも当たり前になってきています。当教室では今開催中の春期講習から新小学3年生対象に礎コースを開講しております。このコースが開始時期となります。

他のコースは無学年対象ですが、礎コースは新小学3年生のみ対象としております。理由は本格的なカリキュラムを学習する前段階の学習に取り組む姿勢や年齢に応じた内容、名前の通りの「礎」を指導するためです。具体的な「礎」のポイントは

①数、図形のセンスを養う。

②式を立てる前の工夫を学ぶ。

③粘り強くあきらめないで考える。

この3つをテーマに指導しています。

 

今日は春期講習3期の2日目です。

 

今後とも宜しくお願い申し上げます。

 

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