メランコリア

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ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

『戦争と日本近代美術』@板橋区立美術館

2011-05-24 16:28:10 | アート&イベント
『戦争と日本近代美術 特集展示 末松正樹とペルピニャン』@板橋区立美術館
午前中は寒々とした雨で、午後から晴れる予報だったから、無料の展覧会に出掛けてみた。
ほかにお客さんが誰もいなくて、貸し切り状態/驚
シュールレアリスムが日本人画家に影響を与えた1940年頃の、ダリみたいな画風を取り入れた絵画を展示。
戦時中は、政治との関係も疑われて制作に制限を受けた。「当たり前のことが出来ない時代だった」という。

末松正樹さんは群像を何度も繰り返し描いている。後年は鮮やかな点描でキレイ。
新海覚雄「貯蓄報国」は、軍事費に貢献するため、国民が銀行に金を預けている様子を描いて評価された。
戦争を生々しく描いた池田龍雄「僕らを傷つけたもの―1945年の記憶」は、
醜く歪んで青ざめた肢体、防火用水や戦闘機などが描かれていて、迫力に飲まれる。
画家にとっても苦しく厳しい時代を切り取った、よい展覧会だった。なんで人がいないんだろ???


赤塚諏訪神社
「赤塚城主千葉自胤が信州諏訪大社の分霊を勧請してここに祀り、赤塚城の鬼門除けにした」とのこと。
国重要無形文化財に指定されている「田遊び」
(旧正月にその年の五穀豊穣と子孫繁栄を祈願し神に奉納する行事)が行われる。
ケータイの地図を見ながらだと随分迷ったが、それほど複雑な場所じゃなかった
銀杏の巨木が2本あって、すごく立派!けど、1本は割れが激しくて補強されてた。
富士塚があるはずだったが、すっかり忘れてた。。


浅間神社
住宅の隣りにひっそりと寂れた鳥居と祠が並んでいた。どこか忘れられている風情がある。
急な斜面を登った頂上にミニミニの祠があり、富士塚同様、道の途中にいくつも碑があった。


北野神社
赤塚諏訪神社同様「田遊び」が毎年2月に奉納されている。
こちらは日当たりのよい、こざっぱりした明るい雰囲気。
あ、ここにも富士塚があるのか、ここいらは多いな(また見忘れたけど
参道の周囲ぐるりと小さな祠が並んでいて、いろんな神社の名前が書いてあった。
近所の小学校の子どもたちが下校する時間になって、手水舎で遊んでいたら、
社務所の男性がやってきて、「これはイタズラしちゃいけないんだぞ!」とたしなめてた


予報通り、スッキリ晴れて、気持ちもすっきりする
その他の写真は、フォト一覧でどうぞ♪


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