メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

フィギュア4大陸選手権

2009-02-10 11:12:46 | フィギュアスケート
フィギュアスケート4大陸選手権
1年後のオリンピック会場でもあるカナダのリンクで、いいイメージを持って終えたいと願う選手たち。
リンクが幅4メートル狭い(オリンピックまでには修正予定)とのことで、それほど影響はないにせよ、
なんだか滑りづらそうな印象は受けた。

なんといっても今大会の主役は地元カナダ勢。一人ひとり個性的な選手が多いなあ!
アリッサ・シズニーは♪ララのテーマ を選曲。モデルもこなすという美しさで、Y字スピンが鳥肌ものだった。
ほかにも、情熱のタンゴを舞った強面美人のアメリ・ラコステ、筋肉ムキムキな女王ロシェット、
男らしいラテン系なシンシア・ファヌーフのフリーは、ハリウッド映画の中の勘違いアジアみたいな振り付けw

アメリカ勢も層が厚い。
まだ大人になる苦しみを知らないかのようなキャロライン・ジャン(15歳)は、安定した技術、
パールスピンからのビールマンスピンが素晴らしい(チャン・ツィイーに似てない?

そして日本勢。
真央ちゃんは不調でショートはなんと6位から、フリーの最終グループ第1滑走。
今までもショートが苦手でフリーで挽回してきた経緯を流して、追い込まれた時の強さを強調してたけど、結果は3位。
前回トリプルアクセル2回跳んだあの興奮はなかったけど、本調子でなくてもキチンと本番で調整して見せることが出来るのは実力のレベルが他と段違いだからこそか。

一方、キム・ヨナは、韓国のスケート文化まで背負ってる。ショートは完璧な演技、
フリーは1回転倒はあったものの、しなやかな女性美を体現してみせた余裕さえ感じさせる演技だった。
「真央さえいなければと思うこともあるけど、彼女がいたから今のわたしがいる」と正直なコメント。
ライバル同士であるが故に互いが高められる素晴らしい関係

ここに中野由加里がいないのがつくづく残念。


男子は、パトリック・チャン(カナダ)がタンゴに乗って大胆なダンス、終わる前から観客のスタンディングオベーションがあって、得点はなんと88.90!!!
漆黒にクロスを刺繍したエヴァン・ライサチェクも濃いなあ!ボレロを選曲。
日本勢。期待のかかった小塚は4回転こそ失敗したが、その後は持ち直して堂々の3位入賞。
曲が♪Take Five で、スケートにもジャズが合うなあ
織田のフリーは真央ちゃんと同じ曲(これって偶然?)、同じく4回転は失敗して4位。


次は、4月の世界選手権。ここでオリンピック出場枠が決定するのかな?楽しみ♪
世界選手権日程
2009年4月16日(木)~19日(日)
男子シングル・女子シングル・ペア・アイスダンス


追。国分太一くんがすっかりフィギュアの解説者?になってしまってるのが面白いw


コメント    この記事についてブログを書く
« 『硫黄島からの手紙』 | トップ | 更新か転居か »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。