メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

『クリスマスをさがして』

2010-12-23 12:25:24 | 
『クリスマスをさがして』(How Six Found Christmas)金の星社
作・絵: トリーナ・シャート・ハイマン
訳: 若林千鶴

クリスマス本
少女が深い森に1人で住んでいるって設定自体がすでに童話的でイイ。
たくさんの動物たちの期待をつれて、最後はきっと1軒の家にたどり着いて、
そこの家族とともに美味しい晩餐に招かれるんだろうって想像していたら、
みなが見つけたのは古ぼけたビンが1本。

それを持ち帰って、赤い実のついた枝を挿したら、それがクリスマス!
「みながそれぞれのクリスマスを見つければイイ」ってゆう作者のメッセージを読んで、
禅問答のようにストンと腑に落ちた。

なにもケーキを買って、プレゼント交換するだけがクリスマスじゃないんだものね。
まあ、毎年ケンタのパーティーバーレルは憧れるけどw

少女の絵は中島潔を思い出させた。
絵本にはいつもいろんな動物が出てくるから単純に嬉しいv




JINGLE BELLS/"Fats" Waller

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