■朝ドラ『まんぷく』 最終週 「行きましょう!二人で」
脚本:福田靖
出演者: 安藤サクラ、長谷川博己、松坂慶子、内田有紀、松下奈緒、要潤、桐谷健太、大谷亮平 ほか
ナレーター:芦田愛菜(語り)
主題歌:DREAMS COME TRUE「あなたとトゥラッタッタ♪
【内容抜粋メモ】
マンペイは60歳
カジタニはなぜか着ぐるみを着て社長と呼ばれていて、お祝いの電話をかけてくる
今度はノロから電話
でもまんぷくヌードルの売上は予想の1/3
テレビコマーシャルも流しているのに
「やっぱり値段のせいでは」と言われるが頑なに変えないマ
マ:どうしたら売れるようになるのか
フクコが店に客として行くと、「やっぱり高い」というお客
名木は「自分のデザインのせいだ」と泣く
タダヒコ:ゴッホは生きているうちに売れた絵は1枚だけやった
パーラー「白薔薇」では、まんぷくヌードルを定価で出す 注文が入らないとセラに話す
セラ:わしが、わしがの我を捨てて、おかげ、おかげのげで生きようっておばあちゃんがゆってた (それはセラさんのこと!
鈴:ゆうべユメにサキが出て来た
まんぷくヌードルが売れないことを愚痴ると
サキ:穏やかに余生を過ごすことを考えて お母さんももうすぐこっちへ来るんだから
サチはバイトで買ったショッキングピングの服を着ている 世代の違いに驚くフら
「小売店全部で値引きしたら売れた」とシンイチらは説得するが
マ:
まんぷくラーメンはどんどん値段を下げて、値崩れして大変なことになった
スーパー、小売店では売らない 必ず売れる販売ルートを考えろ! (コンビニはまだない?
神部が「特別販売(特販)ルート」 案を出す
ホテルやタクシー会社、警備員、駅の売店、消防署など、深夜に働く層を狙う
開発部も売り込みに行くことに
鈴:買い手が少なすぎる
マ:今はガマンなんです
鈴:私にはもう時間がないのよ
初めてマのやり方に愚痴を言いつつ、夜中から売り込みに行く神部
タクシー会社でも100円と驚かれる
フクコは道に出て歩きながら食べて、立ち話している主婦に売り込む 若者には「カッコいい」と言われる
売上はさらに落ちた でも必要としている客層に変わった
森本:製造ラインはストップさせたほうがいい 在庫が相当たまっている
マ:夜中にやってる食堂なんてないからな ホテルに売れれば、客にも伝わる
フ:ほかに売り文句はないのかな 日本の食文化を変えるって言ったでしょ もっと大きな購買層がいると思う(若者だ!
サチは大ブームのボーリングをやってきた
サチ:
夕食は食べてきた ウーマンリブ知ってる?
「女やからこれはダメ」っていうのはナンセンス 男女平等なの
若い私たちが何を考えてるか知らない お父さんは頭がかたいのよ
サチ:就職先は自分で探す 私は自立した女性になるの 価値観が違うのよ
鈴:さっちゃんには早く結婚してほしいわ
夜中に電話
ゲン:なにわタクシーが50ケース買ってくれました!
カ:僕は肌で感じました 本当に求められていることが分かりました
マ:将来につながる50ケースだぞ!
フ:夜中に働いている人で、一晩中やってるお店があれば売れる
またひらめくマ
自動販売機なら夜中で売れるというマ(自販機はもうあるんだ うどんとかのが昭和にあったよね
オカ:箸はダメ 箸で食べたら底に穴が開いたと苦情がきた
カンベ:自販機なら短めのプラスチックのフォークのほうがいいと思う
セラ:相当な数が必要だ
マ:まずは大阪に1000、東京に2000台設置しよう
2週間後 試作品が完成する
アキラ:自販機であったかいものが食べられるのも画期的
フ:それでもそれほど売れないと思う ほかにある気がする
また出たハマケン! ノロさんの店で意見を聞くと
マキ:古い世代には理解できないほど、まんぷくヌードルは新しいということ
カツコらにも意見を聞く
家に帰ると鈴が仏壇の前にいる
サキがまた夢に現れ、台所で鈴の好きな料理を作っている
鈴:私には分かってる あなたはもういないって 若く亡くなって、たくさん悔いが残ってるでしょ?
サキ:そんなことない 最期にみんなに「ありがとう」って言えたもの
鈴:
私、お葬式をあげます! 生きてるうちにみんなにありがとうって言いたいの
生前葬を図書館で調べたら、明治に落語家の三遊亭金朝がやった
病気になって分かった いつ死ぬか分からない
ある時ぽっくりいったら、みんなに「ありがとう」て言えないやない 感謝の気持ちを伝えたいの
サチとゲンは賛成
生前葬当日
皆喪服で座っている 写真ではなく、タダヒコの描いてくれた絵が飾られている
白装束で皆に感謝を述べる鈴
鈴:私は80 いつ死んでもおかしくありません ですからこのような形で先にお葬式をあげることにしました
棺に寝る鈴 タ:シュール過ぎる・・・
お経もあげて、弔辞を読むセラに答える鈴
セラ:
お母さんはいつも温かく見守っていました
「胡散臭い」という言葉の裏に深い愛情を感じています どうぞ安らかにお眠りください
弔辞のたびに「ありがとう」と言う鈴
カツコ、フクコにもなにか言って欲しいという
カ:
お母さんはほんまに面白い
いつも「私は武士の娘」て言うけど 生前葬は案外よかったかも
これが本物やったら、私は泣いてばかりで何も言えなかった
年をとるほど 自分はお母さんに似てきた
私はやっぱりお母さんの娘でよかった ありがとう(泣きながら話す
フ:
私はサキ姉ちゃんと一緒に挨拶します
お母さんはサキ姉ちゃんが大好きやった サキ姉ちゃんもお母さんが大好きやった
お母さんと2人だけになって、一生懸命サキ姉ちゃんの代わりになろうと思ったけどできなかった
心配かけてばっかりやった 一番困らせたのはマと結婚したいって言った時かも
なんやかんや受け入れてくれたこと感謝しています お母さんには苦労かけてばっかり!
山あり谷ありの私たちとずっとそばにいてくれた お母さんには心の底から感謝しています
もし向こうに行ってしまっても、サキ姉ちゃんがいてくれるから大丈夫
泣きながら棺から出て、また挨拶する鈴
鈴:今日は本当に良かった 皆さんに心から感謝します
マ:
苦労をかけたのは僕のせいです
これからもいろいろあるかもしれないけど 僕には信頼できる仲間がいます
家族、親族、そしてフがいます お母さんにはフを産んで、結婚を許してくれたことに感謝します
笑顔で感謝を言い合うってイイね これを見た人はみんなやりたくなるのでは?
マ:ゲンやサキは最初から賛成してたが、最初からうまくいくと分かったのかな
フになにかひらめきそうになる
鈴:
スッキリした もう思い残すことはない これから私は観音様になります ふふふ
自販機でまんぷくヌードルは売れるのかしら?
サチ:私は立ち食いは平気 おばあちゃんは古いのよ
フの脳裡にひらめく
フ:
まんぷくヌードルを若い人たちに売り出したら? (今ごろ? スーパーに若いコは行かないの?
これを買うのは主婦や仕事をする人だと考えていた
私たちは歩きながら食べるなんて行儀の悪いことはしないけど
サチコやゲンは平気 価値が分かるのは若い人です 購買層をガラっと考え直したら?
ゲン:大学に自販機を置いたらどう?
歩行者天国が開催される新聞を社員に見せるマ
マ:
道路の真ん中にテーブルが置かれて飲食もできる ここで売る 狙いは若者
歩行者天国は自由の象徴 まんぷくヌードルも自由の象徴なんだ すぐ許可をもらってくれ
セラは珍しく賛成 路上販売の宣伝に取り掛かる
名木もタダヒコも面白いという (アーティストは既成概念に縛られないからね
売れなかったどうしようとパニくる名木に観音様がなぐさめる
マ:
歩行者天国は400mの区間 1万人の人手が予想されている
まんぷくヌードルは1000個用意する
カップをあちこちに投げ捨てられないよう掃除係20人を準備
社運がかかってますから
タカ:私も手伝いたい まんぷくヌードルの時は、ダイスケを産んだばかりで手伝えなかったのが悔しかった
アキラとしのぶは相変わらず
1週間後の日曜日 マはまたフに感謝する
マ:
僕はお前と2人でここまで来たと思っている
まんぷくヌードルが売れるようになったら、2人で旅行に行かないか?
世界にはいろんな麺があるはずだ それを食べてみたい 一緒に行こう
フ: それはマがこれからも発明家でいるために? 2人で旅行なんて初めてやわ
歩行者天国当日(これが最終回
社内で落ち着かないシンイチ 仏壇に祈る鈴ら
タ:マは天才や でもフがいなかったらあの才能が花開くことはなかった(2人は行かないの?
名木らも怖くて見られない
自宅に電話がくる フはお客さんが大勢買ってくれてると言う
(今は・・・歩きながらは食べないよね コンビニの前で食べてるのは見たことあるけど
逆に、食べ歩き、電車内で食べてたら怒られる時代
お湯が間に合わないくらい売れまくってる
名木らはパーラーのテレビでニュースを見ると、まんぷくヌードルを食べるお客、売るフ、マらの様子が映る
見事完売 マ:今日は我々にとって記念すべき日だ
(今度はゴミ問題を考えてね 土に還る容器とか
サチ:私たちの世代ではまんぷくヌードルはファッションにもなる みんなカッコいいって
その余波でスーパーでも飛ぶように売れる 値段は100円のまま
販売数は右肩上がり(袋麺の売上はどうなったんだろう?
改めて、フに感謝するマ
フ:これで終わりやないんでしょ?
マ:お前が一緒にいてくれる限りはな
ついに10万食を超えた
シンイチ:僕はマに出逢わせてくれた縁に心から感謝している
カンベ:僕もです
マ:お礼を言いたいのは僕のほうです 握手してハグ
これまでの回想シーン
マ:しばらくまんぷく食品をシに任せたい カはシを支えてくれ
旅に出る話をタカコらに話すフ 世界一周麺の旅
屋台ラーメン屋でセラにも話すマ
マ:次の商品を考えるために 僕はまだ60ですよ
セラ:大したもんや 大好きや!
桜の季節 マとフの絵を描くタダヒコ
2人が日本を発って2週間 鈴に手紙が来る 台湾、シンガポール、マレーシアなどをまわった
“これからタイに行きます タイには辛くて酸っぱいスープを使った麺があるそうです”
鈴:いくつになっても変わらないわね、サキ
バンコクにいる2人 早速むせるマ
フ:世界にはいろいろな麺があるもんですねえ
マ:楽しいなあ!
来週からもう新シリーズって 朝ドラは、毎回頭の切り替えが難しい
俳優さんたちも、朝ドラ、大河の後は、なかなか役から抜け切れないっていう人も多いのも想像に難くない
いつもドラマを全話観終えてから、実際のモデルになった人物はどうだったか
やっと調べられる!と思うんだけど、毎回調べるのを忘れてしまうか
ドラマの俳優と本人との違いや、ストーリーとの違いに違和感を覚える
ドラマはドラマで、ドキュメンタリーじゃないし
実際のところどうだったかなんて、本人たちにしか分からないしね
立花萬平のモデルは「インスタントラーメンの父」と呼ばれた安藤百福