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メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

notes and movies(2005.12~ part1)

2014-04-20 12:25:11 | notes and movies
過去のノートにある映画感想メモシリーズ。
今回はみかん色のルーズリーフからご紹介。

mixiの日記を書きはじめたのが2005年8月7日から。
mixiに映画やライヴレポを全部書いていたわけじゃなさそうなので、
すでに書いたものはコピペ・補足・修正して、抜けていたものは追加で書いてみた。

  

photo1:Tabooのライヴレポ。
photo2:恵比寿での年越しも楽しかった!
photo3:部長の記事も多数ありv

昔のメモなので、不適切な表現、勘違い等はお詫び申し上げます/謝罪
なお、あらすじはなるべく省略しています。
あ、あとお笑い芸人さんらを呼び捨てに書いていることも深くお詫び申し上げます/謝罪


『爆風即完LIVE 東京腸捻転~春宵一刻!!~2004』
テレビで『M-1』見たら、お笑いのテンション上がって、久々レンタル屋に行って、借りてみた。

●いつもここから
金髪のコがまだガリヤセの頃だ~! 2人とも滑舌悪いから、早口でたたみかける“どけどけ”ネタは、聞き取りにくいのが残念。

●江戸むらさき ショートコントの脱力系。

●長井秀和 まだ流行らせはじめか“間違いない”を、これでもかと連発。

●モジモジハンター
初見か? ダークなキャラで、シュールだし、好きかも。銀行強盗ネタ。
「今、口座ひらくと象が6コもらえますけど?」

●ダンディ坂野 面白くはないのに、ここまで長生きなタレントも貴重。継続こそ力なりを証明か。

●ドランクドラゴン
個性をつける講座。前見たかも。“とことんバカ”キャラが笑える。さすがの盛り上げ。

●劇団ひとり
演歌歌手。ズレてるけどキメてる、刑務所でのショー。MDの調子が悪くて急にスタイルを崩す。

●田上よしえ
前一度エンタかなにかで見た。女性ピン芸人で、古いスタイルではあるけど、演劇派。街角で詩を売るコント。

シャカ
注目しつづけて早数年・・・のわりに伸びないねえ!w 真似っこされるサラリーマンネタ。ナンを出すとか色々やってる。

●ホームチーム
満員電車で乗り合わせた社長と係長。ラストはミュージカルになっちゃう展開が可笑しい。


『M-1グランプリ2001完全版』
●中川家 川に流された子の救出+遅刻した時の様子→優勝
●チュートリアル 桃太郎とかの昔話をドラマ風に
●アメリカザリガニ ドライブスルーネタ。コレ大好きだけど、今のほうがイイ。
●おぎやはぎ 歌が下手なのにレコーディング。キライじゃない。
●キングコング 初めてネタ見た。勢いだけ? 合コンネタ。
●麒麟 ノーマークから。漫才を小説風に解説。
●ますだおかだ 審査員は最高得点。岡田が自殺ネタ。
●Don Doko Don なんか拍子抜け。デパートアナウンスもかぶったし。
●ハリガネロック 大阪バリバリ。文句ばかりでおもしろいか?

なんだろ、このムダな緊張感 審査委員長の島田紳助が司会も兼ねているのがそもそも。
審査員がたくさんいるのにコメントなしってのもヒドイ。一般審査員が札幌、大阪、東京?と分かれて、
点数の分かれ方がハンパなくて妙に・・・可笑しいw
ちなみに、この時の審査員は、いつものラサール石井、松ちゃん、小朝、きよしの他、青島幸男やらが入ってた。

アシスタントのコが、楽屋に行っても誰も喋ってないし、ネタ後のインタビューも中途半端。
登場曲も今の♪イケガンガン・・・ てやつが好きなのに違うし。
第1回目で、しかも生放送なのが、まだどこに行くか分からない面白さはあった。

にしても、これだけのメンツが6000組くらいから勝ち残ったのに、え、これで?って出来で、これも緊張感ゆえ?!
敗者復活もなし。セットもしょぼい。賞金1000万円は玄関に並べてある。
中川家が優勝したあとのホッとした涙にはちょい感動。


『M-1グランプリ2002完全版』

●ハリガネロック やっぱつまんない。てか記憶にない。
ますだおかだ 東京と大阪のCMの差? 合併ネタ。
●ダイノジ ヒーローに憧れるって火事になった場合
●テツandトモ なんでだろう。たしかに漫才と比較できない。
●フットボールアワー ファミレス、披露宴の司会ネタw
笑い飯 ガサガサ入ってきて、機関車トーマスや、席譲るネタ、パン工場も爆!
●おぎやはぎ サラリーマン漫才? 結婚詐欺師w
●アメリカザリガニ カーチェイス。ちょっと弱かったなぁ・・・残念。

敗者復活は、スピードワゴン。
いつもの「甘~い!」じゃなく、戦隊もの。唇パープル、歯イエロー、目レッド、腹黒とか、好きだけどね。

年を追うごとに盛り上がっていく感じかな? 一般審査はなくなって、ネタが終わったら一旦ハケてから、すぐ点数つける。
総合司会は、きよしになって、楽屋インタビューはキムキムが登場。
審査員に中田カウスが入ったのはイイイけど、立川談志が怖い。テツトモに「ここに来るべきじゃない。ホメてんだよ」って、
コメントにいちいちドキドキハラハラするし

しかし、いやー増田くん、嬉しそーだった! 泣いてるの初めて見たし
ラストの感想が「ネタにした芸能人の方すみません。相方が考えたので」てちゃんと謙虚さと笑いもとってた。
でも、ここからの道もまた険しいんだろうね。

フットボールも笑い飯もごっさおもろいし/爆
敗者復活の会場は、隣りの野外で近い! エントリー数は1756。毎年見かける顔もいれば、この人誰?ってヒトもいる。
でも芸の世界は腕次第。いつ上がってくるかは分からない。
やたらにきよしが「緊張する」を連発してたな。


『M-1グランプリ2003完全版』
●麒麟 声でいろいろ案内ネタ。トイレの下ネタあり。
●スピードワゴン “サッちゃん”の替え歌が全編に渡って消されてるって、ひどくない?
笑い飯 紳助が99点の土器、民俗歴史博物館ネタ! こんだけ面白くて、どーして優勝しないの?!
●二丁拳銃 ラストチャンスでピクルスネタ。
●千鳥 ノーマーク。でも、やっぱっ千鳥の面白さって分からん。他と違うことをやってるのはスゴイけど。女の子と山へ虫捕りに行くネタ。
●アメリカザリガニ ニュースキャスターネタ。ファンだが、ここまでM-1で頑張ってたことは知らなかった。大阪で賞とってたんだ/驚
●フットボールアワー 結婚会見ネタ。○×とかけて・・・て勇気ある。
●りあるキッズ 7年目で高校生18歳!? 結婚生活ネタ。けっこうイイ点で4位。

敗者復活
アンタッチャブル チーズバーガーに番号の???(メモ読み取れず)って爆。やっぱ面白い!
●笑い飯 かわいそうな象。学校の避難訓練。なんで子どもの頃のネタが多いんだろw
●アンタッチャブル よく見た合格発表ネタ。柴田のツッコミが褒められてさらに快調。

●フットボールアワー SMタクシードライバー、下ネタで優勝?!

司会を今田耕司にしたのは大正解。一気にお笑い大会の雰囲気になって、リラックスムードで楽しめる。
審査員も島田洋七、ナンちゃんら、いまのメンツと同じ。きよしが司会にまた入ってた。
これで2004年がチャブルだったから、この年は前哨戦だったってことだね。ラスト、誰も票を入れなかったのがフシギなくらい!
3組とも落ち着いてて、もう自分らの芸を確立してる感じで、自信持ってやってるところがイイ。
アワーもとくに涙もなく飄々と受け取ってたし。


『イン・ザ・プール』(2005)
監督:三木聡 出演:松尾スズキ、オダギリジョー、市川実和子、田辺誠一 ほか
どっかズレてるけど、観た後はすがすがしい気分が残る。
みんなまともに生きてるハズが、積もり積もった小さな「ズレ」がいつかポーンと弾けた瞬間。
それまで、必死にしがみついてた「自分だと思っていた自分」が、そんなに本来の自分じゃなかったと気付く……なるほど。
そんなビッグバンで周囲に多少迷惑がかかったとしても、たがが外れて本来あるべき姿に戻ったなら、いーんじゃない?

松尾部長は「いいとも」にプロモで出た時、「いいんですかネ、僕みたいのが主演で。
今日もフツーに新宿まで電車で来たけど、誰からも何も言われなかったし…」笑
なんてゆってたけど、この伊良部役は、彼じゃなきゃ面白くない!

シュガー・ベイブの♪DOWN TOWN がエンドロールで流れたのはツボ。私の隠れたお気に入りの1曲
これ聴くと「ひょうきん族」のエンディングでかかってたのを思い出す。
あぁ、今週も終わりか~って、祭りのあとみたいな一抹の寂しさを感じる。

DVD特典は出演者のインタビュー&メイキング。
監督の三木聡さんは、なかなかユニークなキャリアの人らしい。
大好きだったネプの「笑う犬シリーズ」や「ダウンタウンのごっつええ感じ」とかにも関与。
もっと調べたら、あの迷曲「エキセントリック少年ボウイのテーマ」の作詞補佐も手がけたらしい/爆

ギリギリのとこで折り合いをつけて、バランスとって生きてる私たち現代人。
そんなに他人と自分で作り上げたルールの中に、自分を押し込めなくてもいいんじゃないか?
…でも、難しいんだよね、実際は。


『THE有頂天ホテル』(2006)(劇場にて

監督:三谷幸喜 出演:役所広司、松たか子、香取慎吾、佐藤浩市、篠原涼子、西田敏行 ほか
それぞれの事情を抱えた人々が、大晦日のホテルでのカウントダウンパーティーに向けて繰り広げる人間模様が複雑に交錯して、ドタバタ喜劇と化す。
三谷幸喜の得意なシチュエーションコメディ。どんな些細な出来事も、もれなく次への伏線に生きてくる。
とにかく笑った! しまいには泣き笑い!

出演者がほんとにスゴイ。
役所広司と原田美枝子さんの豪華な顔合せが、ドラマの中心を支える。
役所さんさえいれば、日本映画はこれからも安泰だろう/笑
「TRICK」で仲間&阿部とともに怪演を見せた生瀬勝久さんもイイ味出してる。

ストーリーを話すとそのままネタバレになるから、ここでは控えて、観てのお楽しみ♪
ギリギリまでドタバタで畳み込むかと思いきや、ラストは穏やかに締めくくっていたのが意外。
「みんなのいえ」「ラヂオの時間」もぜひおススメ。

笑いながら、最近考えていたこととちゃんとリンクしてたから驚いた
時々、自分なんか1人くらいいなくても世の中全然変わらないんだろうと思うこともあるけど、
自分も複雑に絡み合った車輪の1つで、色々悩んであがいたりしていることも
誰かの励みにつながってたりして、自分のパートはどんなにちっぽけでも、自分にしかできないんだってこと。

「どうして自分のありのままじゃダメだと思うの?」
「やりたいようにやってみればイイ」

人間関係や社会の仕組みの中で、なかなか地を出すのは勇気がいる。
イイ部分ばかりを寄せ集めた“演じてる自分”を信じてるほうがよっぽどラクだ。
そのうちどれが本当の自分なのか分からなくなってしまった。

時にカッコ悪くても、周りに笑われても、失敗か成功か分からなくても、やりたいことをやりたいようにやってみる。
難しいけど、いま一番必要なことかもしれない。


アンガールズ『ナタリー』(2004)
かなりゆるいw 一番盛り上がってた頃に見たら、もっと違ってたかな?
いままで見たネタの総集編。「空手」「高校球児」「警察官」(「ストーーーップ、都民が見てる」)「カレー」は初見。

ショートコントは2パターンに分けてある。この微妙な間と、田中っちのツッコミ方が面白い。
「テキサス」の広島死闘篇は笑える! 途中途中Vシネはさんでって、みょーにハマる。広島弁の吹替えがイイ!

オマケは、これまたゆるーい「にらめっこ」。10パターンあって、それぞれ「勝った/負けた」→「もう一度/やらない」を選べて、
それに対する2人のリアクションまであるから、つい10コ全部見ちゃったw

あ、あとは「動物の捕まえ方」って、ちょっとMPみたいなくだらんロケものもあり。
上野動物園?で、ハトが捕まらないってオチ。

エンディングトークはつま先立ちで、これがお笑いニューウェーヴだっ
それにしても、ほっそいなあ!!


『すべてが狂ってる』(1960)

監督:鈴木清順 出演:川地民夫、禰津良子 ほか
思わぬ収穫。それともDVD化されたのが最近なのか? 今まで観たくてもどこにも置いてなかったこの1本。
タイトルといい、撮り方やセリフ、1シーンごとが新鮮で、絵になる美しさ。

繊細でつねに強い不安とフラストレーションを抱えた青年役・川地民夫が、
まるで「理由なき反抗」のジミー・ディーンみたいだ。
モデル出身で鈴木清順監督もお気に入りだったという禰津良子は、
ヌーベルバーグのフランス女優的な美しさと演技力、存在感で新人らしからぬ魅力。
モダン・ジャズの使われ方もおしゃれ

戦争で父を亡くした次郎は母と2人暮らし。混乱期で互いに支え合わなければ
生きてゆけなかった母と愛人の関係に苛立ち、若さゆえのまっすぐさから
次郎はゆすりや車を盗んだりして身を堕としてゆく。

冒頭の戦争シーンから一転して、映画館から出てくる現代っ子らへの移り方が斬新で意表を突く。

「いいコなのよ、本当は」
「じゃあ、こう書いたほうがいいのかい? “すべてが狂ってる”と」

いつの時代もジェネレーションギャップがあった。
この時の若者が今では私たちの親世代で、「今の若者は言葉遣いや、服装が乱れてる」と嘆いている。


『FESTIVAL EXPRESS』(2005)

監督:ボブ・スミートン
すべてのR&Rを愛する人たちに。とんでもない1本を見つけた
'70のヒッピームーヴメントとロックフェス全盛の只中で、
5日間列車を貸しきって、クレイジーなミュージシャンたちを乗せて、
カナダを東から西へと走らせ、途中止まってはフェスをするという、酒とドラッグと24時間鳴り響く音楽の祭り
以前、ミュージシャンの伝記本にハマってた時、ザ・バンドやジャニスの本でも書かれていたものの貴重な記録フィルムだ。

●収録バンド・曲の抜粋
♪Cosey Jones/GRATEFUL DEAD
♪Slippin & Sliding
♪The Weiht
♪I shall be released/THE BAND(最高。リチャードがやたら高い声で歌ってる
♪Rock & Roll is here to stay/SHA NA NA(ものスゴイテンション高っ/笑
♪CC Rider/Ian & Sylvia & The Great Speckled Bird(ものスゴイビブラートかけた女性ヴォーカル/笑

BUDDY GUY BLUES BAND、FLYING BURRITO BROTHERS、MASHMAKHAN ほか。

6万人の大観衆。屋根に登って聴いてる人も多数/危険
「音楽はタダで見せるべきだ」と暴動も起こり、ガルシアの提案で近くの公園でフリーライブを開いた。

この作品で最も注目すべきは、私の最大リスペクトなJANIS JOPLIN
♪Cry Baby
♪Tell Mama
ラストも列車内のジャムと思われる♪Me & Bobby McGee が流れた。

この圧倒的なステージパフォーマンスと存在感。
100年に1度現れるかいなかと云われた女性ブルース・シンガー。
列車内でリック・ダンコとガルシアと共に歌う姿もある。
紫の大きなサングラスに、紫のドレスで、煙草を立てて吸うジャニスに
G「初めて見た日から愛しているんだよ」
J「また、ウソばっかり。楽しくてやめられない!



主催者に感謝の意を表してプレゼント。
J「列車の模型はこの゛思い出゛のために、テキーラ1箱は“今後もやり続ける”ために」
「今度またやる時も呼んでね!」

赤い羽根飾りと、豊かに伸ばした金色の髪を風になびかせて、
魂の底からふりしぼるように歌うジャニス。泣ける。
たしかに彼女はここに活き活きとして生きていた。
ガルシアと共に樽のように飲みながら/苦笑
ジャニスは「寝てなんかいられない。その間にパーティーを逃してしまうかもしれないじゃない!?」と云っていたっけ。


Let's carry on a party, man!!!

追。リック・ダンコが'99年12月に亡くなったと今知った。
56歳の誕生日を迎えた翌日に。早すぎる。麻薬関連の騒ぎもあったけど、
あの屈託ない笑顔、自由に重ね合わせるような歌声が好きだった。


『オルランド』(1992)

監督・脚本:サリー・ポッター 原作:バージニア・ウルフ
出演:ティルダ・スウィントン ほか
ずっと前から気になってて、どこにも見つけられなかった1作。
裕福な貴族に生まれたオルランド(男)は、エリザベス女王から「老いるなかれ」と言われて屋敷と富を与えられる。
そして時空を超え、性別を超えて、幾つもの人生を味わう。

どの時代でも、女性の人間としての尊厳はおろかその自由すら認められず、
結婚することで辛うじて人間に近い扱いを「許されて」きた。
アメリカを目指す力強く自由を求めて旅をする青年にすらついて行くことを断るオルランド(女)。
「そこに私の自由はない」と。

この一瞬一瞬を完全な“個としての自分”として味わうこと。
そこには常に素晴らしい音楽と詩と文学と演劇があった。
人生を芸術として生きるということ。

このタイミングでこの主題!
自分の身の周りの事象に、何の先入観もなく、ただ常に意識的でありさえすれば、
世の中のあらゆることが壮大な学びに向かって慈愛に満ちた示唆に溢れていることが分かる。

主演のユニセックスな魅力のティルダ・スウィントン。
こんな線の細い女優が好き。ナルニアにも出演が楽しみ。そのほかも観てみたい。
デザイナーは『ベイビー・オブ・マコン』『プロスペローの本』『コックと泥棒~』のスタッフ。なるほど同じ系統。

「悲しいの?」
「いいえ幸せなの。ホラ見て」

♪ついに過去から 切り離されて
 手招く未来からも 解放されて
 突き抜けて 壁を突き抜けて
 私はもう女でもなく 男でもない
 顔は人間で 一人に溶け合った
 この地球にいて 同時に宇宙にも存在する
 この世に生まれ 同時に死を迎えている


Here I am, again!!!


notes and movies(2005.12~ part2)

2014-04-20 12:25:10 | notes and movies
過去のノートにある映画感想メモシリーズ。
part1からのつづきで、このノートのラスト。
昔のメモなので、不適切な表現、勘違い等はお詫び申し上げます/謝罪
なお、あらすじはなるべく省略しています。


『マジワラ vol.4』
出演:シャカ、マイケル、ザブングル ほか

シャカ
警察犬:犬が出払ったから、代わりに教官が犬役にw
不動産屋:10万円の部屋に14人で暮らすミュージシャンw
英会話教室:怪しい先生と思ったら違う

●マイケル:なにかしら笑っちゃうからズルい

●ザブングル
企画発表:表情が変。ほんと顔が芸達者。
自転車ドロボウ:これ見た。好きなんだよね「くやしいっす!」
マラソンのゴールのヒモをもつ人:すごいこだわってるのに間違ってる「・・・にしてもだね」

●その他
ヤボンスキー:絵をからめる
宴人:キレてるだけ
ハロ:ヨンさま
パラシュート部隊:スカウト
コア:暴走族風
ゲッターズ:ものすごいハゲネタ
ザ・石原:絵をからめる
上木総合研究所:見た目がキモい。顔ネタ
つぶつぶ:エアロビ、デブネタ
ゴリけん:伊良部似てる。「まにあわん」
ワンクッション:ちっちゃいコが可愛い
クールポコ:ヒップホップ漫才、見たことある。
あれきさんだーおりょう:呪ってやる。すごいネガティブ。


『マジワラ vol.3』
出演:キングオブコメディ、田上よしえ、CUBE ほか

キングオブコメディ
荒れる青少年:キンコメ、マジ笑う!「フガシっ!」
迷子センター:「生理がないんです」「完全に管轄外です」
「お久しぶりです~」「・・・初めまして」
「Can you cerebrate?」「No.」

●田上よしえ:ネタ作り、お笑いテスト
「ペディグリーチャムが美味しくなりましたって、確かめようがない!」
女ピン芸人ながら面白い。

●CUBE:生活指導、怪談
けっこうイイ! ボケのほうカッチョいいし!
「タイヤにカジキマグロが刺さってた。松方弘樹の仕業とした思えません」爆

●その他
πr:ネクタイつけるかつけないか
エレファントジョン:似顔絵
オレンジジュース:ゲームセンター
オンザライス:学祭の終わり
ニッケルバック:鉄砲玉、この背中すき~
ドリンク:不良になりたい
ナイツ:おばあちゃんの戦争話
Y&Y:33のネタ
ラバーガール:中村クッキングw
三福星:雪山の遭難
グーニーズ:苦情処理
鬼ヶ島:見た!転校生


『フライトプラン』(2005)(劇場にて

監督:ロベルト・シュヴェンケ 出演:ジョディ・フォスター、グレタ・スカッキ ほか
久々ハラハラ・ドキドキ系サスペンスものを観た。
大好きなジョディ主演で、一人娘が飛行機内で消えるという、いわば密室での事件。

前回の主演作『パニックルーム』もかなり密室だった。
『羊たちの沈黙』以来、こんな緊迫した演技のイメージがついてしまったようだ。

密室といっても、ジャンボ機の中は1つの町のようにたくさんの入り組んだ部屋があって、
今作ではそんな客室以外の普段は入れない部分まで見れる。

ヒロインが飛行機の設計に関わっていて詳しいというのがキーポイント。
サスペンスもたくさん観てきたけど、意外に分からないものだな。
さて、あなたはこの少女が消えた謎が解けるだろうか?

さすがに今作は機内ではかけられまい
ドルビー・サウンドだったのか、機内のざわめきなどが後ろからも聞こえて、まるで自分らも機内にいるようだった。
観終わった直後、地震があって、思わず「離陸かっ?!」と思ったほど

好きな女優グレタ・スカッキも出ててビックリ/驚
そういえば『ピーター・セラーズの愛し方』にも出てたし。
さすがに年を取ったのは否めないが、こうしていろんな作品で活躍が観れるのは、ファンとして嬉しい限り。

ナルニアの予告も見れた。英語を流暢に話すたくさんの動物たちにすでに一目惚れ


『オペレッタ 狸御殿』(2004)
監督:鈴木清順 出演:チャン・ツィイー、オダギリジョー ほか

摩訶不思議。オペラの絢爛豪華さ、仰々しいセット、歌と踊り、演出の楽しさは、
フェリーニ的な寓話の世界と、シェイクスピアの父子劇、ロミジュリ的恋愛要素もあり。

チャン・ツィイーが「ワタシハ、オヒメサマデス」って片言で喋り出したときは、どぅーしようかと思ったが、
母国語も交えつつ、なによりその美しさと、たしかな演技力で見事に溶け込んでる。
日本映画界はフシギなところだと呆れただろうか?笑
否。清順さんみたいな稀有な監督がいてくれるから面白いんだ!

薬師丸ひろ子さんも貴重な女優だな。天才子役~思春期~大人の色気も貫禄も、コメディエンヌとしても、常に安定した活躍ぶりは素晴らしい。

そして…谷中っち!爆 そういえばスカパラがサントラに絡んでて、
出演もしてたって今、思い出した!
てか、着物きて、このメイクじゃ全然誰だか分からない!
まあ、『音曲の乱』で着流し姿は見てるから、その延長線上ではあるんだけど。

一足先に花見も出来た。
ワケのわからん映画でもいいじゃないか!
もともと不条理だらけの世の中なんだ/笑


『東京腸捻転~有為事変!!~』
出演:
インスタント・ジョンソン「ひいてくれてありがとう」
キングオブコメディ「ひきこもり」
アンガールズ「ファッションモデル」
THE MAN「説得」
18KIN「ヒーローインタビュー」
シャカ「ナルシスト組体操」
劇団ひとり「松井」
ドランクドラゴン「転校生」
長井秀和「激毒漫談」
ホーム・チーム「壊れかけのテレビ」

うーん全体的には笑い少なめ。好きな芸人はそろっているんだけど、見たネタばかり。保存版としてはいいのか?
インスタントは、ひいた人が代わりにギタリストやるからと病院内でライヴを始める。

キンコメは、やっぱり何回見てもツボ/爆
「高橋軍団だよ!」「入ってくれるのかい?」「バカなっ!」「帰んなさい」爆
「じゃ、全く見ない」「なんで仕打ちが増す」
「ガビョウばかりかい」「なんで君がイジメられないの? 君のポジションだろ?」

アンガのは、もう見すぎてるし、THE MANはイマイチ。18KINはサムイ。

シャカは独自路線でイイイ。白タイツで植松くんが触るたび除菌w
「シダ植物が喋った」「My name is SHIRO」
「ヒザ小僧が、ヒザ野郎になってしまう」

ひとりもオリジナル。ドラマになるくらいシナリオがしっかりしてる。
ソックリさんとしてアメリカに呼ばれ、少年のためとはいえウソはつけないってシーンで
「この(プラ)のバットはないでしょ? 木のやつ買ってよ」

ドラドラのネタも見た。余裕があって、アドリブも上手い。長井は噛み噛み。
ホーム・チームはまあまあ。電波が入らず悪戦苦闘。
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』が気になるのと、みのの「ファイナル・アンサー?」が長すぎw


『夢のチョコレート工場』(1971)
監督:メル・スチュアート 出演:ジーン・ワイルダー、ピーター・オストラム、ジャック・アルバートソン ほか
大筋はリメイク版といっしょ。
CGのない時代なだけにテクニカラーが懐かしく、お菓子の部屋は全てセットだからかえってリアル。

そして気になるウンパルンパ!
緑の髪と、オレンジの顔のメイクをしたリアルな小人たち。
歌はダークダックス系で統一されてて、これはこれで耳に残る/笑
かつてのMGMミュージカル映画黄金時代を思い出す夢にあふれた1本。

ワンカ役のジーン・ワイルダーはとても魅力的な俳優で好き。
愛嬌のあるビー玉みたいな眼とクシャクシャの髪。
『星の王子さま』のミュージカル映画では、狐の役で、そのピュアな演技と歌には泣けたな。

♪夢の世界より ステキな世界はない
 そこでは君は自由 心からそう望むなら
 パラダイスを見たければ 見回してごらん
 望むことをしてごらん
 世界を変えたければ
 それもわけないこと


『エコーズ』(1999)
監督:デヴィッド・コープ 出演:ケヴィン・ベーコン、キャスリン・アーブ ほか
思わぬめっけもの。でも、メイキングやらを見ちゃうとどうしても感動が薄れる。
けっこう今までの映画のオマージュもたくさん引用されてて、オープニングのサイコ的な家の映し方や、
「こっちへ来いよ、いい物見せるから」ってレイプシーンは『デッドゾーン』そのものじゃん!

ケヴィンの鍛え上げられた肉体がすでにカンペキな芸術だ。
プロ意識の高い取り組み方もメイキングや、スタッフのコメントから窺える。

いろんな断片映像のフラッシュが、最後にパズルが完成するようにぴったりハマる具合がよくできてる。
狂気に駆られた「40代の危機」を迎えたKは、S.キング的キャラで、夫婦のスレ違いなど、
家族ドラマの繊細な部分もうまく盛り込まれていて、単に恐がらせるだけの作品じゃない。


『SAKEROCK DVD ぐうぜんのきろく』(2005)

ほんとにこんなに盛りだくさんで1,575円は、値段設定間違えたと思うw
この1本あれば6月までライヴがない寂しさも紛れるだろう。

●渋谷クアトロ「LIFE CYCLE」レコ発
始まる前、舞台裾で円陣組んでワケわからん掛け声から笑える。
「今日は笑顔を忘れずに」(全員で復唱)「失敗したら、笑おう」

ハマケンの一人芝居コーナーは、また爆笑だし、頭での逆立ちもスゴイ!
彼はいろんな才能を全部笑いに変えられる。これもまた才能だなあ!
赤犬との共演シーンも楽しそう~♪

ツアー移動中の車内も、ハマケンがいれば飽きない
ホームシックになった源くんをなぐさめる即興の「うたのコーナー」とか/爆
イルリメニカさんの♪ハイチェック はカッコいい。

●西日本ツアードキュメント
●PV「殺すな」

オマケは、ツアードキュメントのメンバ全員によるオーディオコメンタリー。
これまた皆の素な感じが出ててイイ! 毎日が移動と音楽漬けって、なんて楽しげなんだろ、フツーに羨ましくなった。
(楽しいばかりでもないだろうけど、実際は
弾けるハマケンの映像を見て、誰かが「こゆこと、何歳までできる?」「オレも、それは思う」てw

「サケロックの旅は こんなにもくだらない。
 ムダなことだと思うだろ? でも、やるんだよ」


『ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女』(2005)(劇場にて

監督:アンドリュー・アダムソン 出演:ウィリアム・モーズリー、アナ・ポップルウェル、ティルダ・スウィントン ほか
期待通りの壮大なファンタジー! 現代的なハリポタと違って、
何世代にも読みつがれてきた児童文学の大作とあって、オーソドックスながら

兄は家族を守るために闘う勇気を、弟は裏切りやウソを悔いる正直さを、
姉は論理よりときに感情で動く優しさを学ぶといった、
道徳観やイニシエーション(通過儀礼)も織り交ぜつつ、
フツーの子どもたちが王様、王女さまになるという夢にあふれている。

たくさんの動物や空想の生き物(ケンタウルスやユニコーン)などが
リアルに活き活きと動き、喋ってとにかく可愛い
現代のCG技術は、本当に映画の夢をさらに無限に広げてくれた。

ロケ地のニュージーランドの手付かずの荒々しくも広大な自然の美しさは圧巻。
雪の魔女役のティルダもステキ。シーンごとに変わる衣装デザイン、メイクもかなり斬新。

1作ごとに1話完結で続いていく。原作は7話まであるらしい。
急ピッチに進めても、長いシリーズになるのは間違いない。
また先の楽しみが増えた。DVDになったらまた観たい。
『秘密の花園』や『はてしない物語』が好きな人ならきっと好きになる作品だと思う。


『笑の大学』(2004)

監督:星護 原作・脚本:三谷幸喜 出演:役所広司、稲垣吾郎 ほか
久々まったりと珈琲を飲みながら、DVD鑑賞。上演当時から気になってた今作をやっと観た。
やっぱ笑った! そして泣けた。三谷幸喜作品にハズレなし。脚本家が妙に美化されているのは願望か?笑

出演者は、ほぼ2人。全セットで造った昭和の浅草の芝居小屋風景が
どこか劇画ちっくで、映画自体もなんだか劇中劇を見ているような感じ。

役所さんは、さすがに何を演らせても完ぺき。一方、ゴロウちゃんは、
長い台本を途中噛み加減(「今川焼」とか/笑)で、TVドラマかバラエティ向きながら、
それもまた今作の雰囲気に影響して、“戦時中の検閲”というテーマの硬さをやわらげている。
実直そうなキャラも生きてるし。

「笑いは必要だと思います」と椿がキッパリ言い切ったその理由は、セリフに書かれてはいないけど、理屈じゃないんだ。
どんなに不幸中の不幸、最悪中の最悪にあっても、私たちに豊かな想像力がある限り、笑って生きていけるということ。
ひとが、ひとらしくあるために。


『THE FORGOTTEN』(2004)
監督:ジョセフ・ルーベン 出演:ジュリアン・ムーア、ドミニク・ウェスト ほか
前回観たジョディ・フォスター主演『フライト・プラン』に似た親子もの。
記憶を消されたところまでは『X-FILES』ばりな政府の陰謀か?って思ってたら、
急にSFに突入したから、んっ?!このままではせっかくの前編部の感動も
『サイン』(メル・ギブソン主演のSFホラー)の二の舞に崩れてしまうのでは…(観た人にしか分からない/笑)と危惧したが、
ジュリアン・ムーアの筋金入りの演技力でなんとか持ち直して(?)、見事に゛母子のつながり゛というテーマを貫いた。

ムーアは、ジョディの出世作『羊たちの沈黙』の後日談『ハンニバル』の主演もしている。この2人のリンクは興味深いものがある。
久々ゲイリー・シニーズが見れたのも嬉しいv

テレパシーにも似た不思議な母と子の結びつきは、ときに言葉や科学では説明がつかないことがある。



【読書感想メモ】
「きよしこ」重松清


【イベントメモ】
「ディズニーシー」@舞浜
「HOME WORK CAFE」@三軒茶屋


【ライヴレポ(追加で別記)】
i-dep#air exchange@The Room渋谷 2005.12.10
YEBISU 06 NEW YEAR'S PARTY@THE GARDEN HALL/ROOM 2005.12.31-2006.1.1
SAKEROCKの謹賀新年ツアー@渋谷クアトロ 2006.1.12
SPACE SHOWER TV presents GROWN OPEN STUDIO!!@恵比寿リキッドルーム 2006.2.4
冷牟田竜之 presents“Taboo”@恵比寿ガーデンホール 2006.2.17
スカパラ@NHKホール 2006.2.20
ブラサキ presents「Snuck宇宙」@下北沢440 2006.2.25
バンバンバザール@渋谷・B.Y.G 2006.3.6


大人芝居『ラストフラワーズ』チケゲット!!!

2014-04-20 10:03:45 | 日記
ブラサキラジオ2014.4.15OA

♪When The Saints Go Marching In feat. Yasuyuki Fukushima from Ban Ban Bazar

【4月のテーマは春
メンバの中で就職したことある人っているの?って話になって、
タケオさんはレストランに就職して1週間で退職。
あ、料理じゃなくて、ベースの演奏のほうか?
上京して初日に地震があって怖かったって、九州は少ないんだ~。

ユキさんは正社員でバブル時、PCのプログラマー驚×5000(これはエイプリルフールの余波じゃなくて???
「5年かかって、合わないって分かった」「今もストレスはあるか・・・」て

甲田さんも先月話してた通り、ライヴハウスの仕事をしてた。
バンドを始めて、時間が合わなくなったのと、1年間で仲間を作って、音を学んで、目的を果したから辞めた。

【呑み屋コーナー
ようやくクアトロワンマンの打ち上げ話。場所は、なんとB.Y.G.!/驚
前回、レコーディング中に泣き疲れて寝たカワトさんが登場。ライヴでも泣いたけど、寝なかったw
あれっレポ短っ! 甲田さんは、渋谷界隈は大体Cohさんに教えてもらったとか。

なぜか、ここでブラサキワンマン2nd stage 前のユキさんvoc.♪兄弟船 熱唱(途中までver.)がジングル代わりに流れた。
地方とかに行くと、いまだに歌ってくれって言われるんだね、のど自慢のこと

【Cohさん+修二さんの音楽を聴いてくださいコーナー】

♪新宿ジャンプ/Johnny Watson楽団

先週に引き続きジョニー・ワトソンシリーズ。いろんな渋い地名ver.があるわけねw
甲田さん「いいね、この地名シリーズ」池袋もある!→here
ワトソンさんは、立川に住んでいたという情報もあり。

で、スナック宇宙のゲストは???



その他のトピックス。

東映アニメーションギャラリー@大泉学園

 

「あさイチ」で練馬区を紹介してて、アニメの聖地とは知ってたけど、こんなギャラリーがあるなんて知らなかった!
普段は公開しない作業現場も紹介して、作画室では、最初に監督が描いた「絵コンテ」の動きを描く?様子とか、

 
(たった6秒のシーンに114枚も原稿を描いている!驚)



「彩色」はほぼパソでやってたり、


「背景画」は、質感を出すために手描きだったり。
 

今は「鷹の爪団」みたくフラッシュアニメなんてのもあるけど、宮さんらの苦労の一端が見えた気がした


羽生結弦選手、スーツで園遊会に登場!

 

園遊会でも、堂々と、礼儀正しく、自分の意見をキチンと伝えていて、爽やか青年だねえ!


大人芝居『ラストフラワーズ』チケゲット!!!


主催者先行のほうが先だったから、そちらもエントリーしたけど、結果が分かるのは24日ってことで、
DM先行、がんばって朝からテンションあげて、セブンに行ってきたv

毎回、大人芝居チケをとる時、かちあうファンの方がいらっしゃって、
コンビニ(普段はロッピー)を先取りするために、用もないのにロッピー前で15分前に場所取りしたりして、ほんとスイマセン

土曜10時~のぴあだけに、セブンのマルチコピー機(なんだか機能がどんどん増えるねえ!驚)も
最初は「混雑のためつながりません」状態だったけど、10回目くらいで、なんとか取れた/祝×5000
F氏も協力してくれて、土日を狙ってみたけど、やっぱりダメだった
あとで座席表をチェックしてみたら、なかなかよいのではないだろうか?
夏が楽しみv