■『アレキサンダー~ALEXANDER』(2004)
監督・脚本:オリバー・ストーン
出演:コリン・ファレル、アンジェリーナ・ジョリー、、ヴァル・キルマー、アンソニー・ホプキンス、ジャレッド・レト、ロザリオ・ドーソン、ジョナサン・リース・マイヤーズ、クリストファー・カイル、レータ・カログリディス、ゲイリー・ストレッチ ほか
音楽:ヴァンゲリス
『学習漫画 世界の歴史』に合わせて今度は世界史を扱った映画をチェック。
似たような本格史劇ではカーク・ダグラス主演の『スパルタカス』ぐらいしか思いつかないかな。
基本、画面は荒涼とした砂漠の砂の色。CGや特殊メイクが発達してよりリアルに描けるようになって、
なんて野蛮なんだろうニンゲンて。。て呆れた。獣以下だ
未開の人々をバカにしてたけど、自分たちの野蛮さには気づけなかったのね。
長い槍、剣、巨石、しまいには戦象まで用いて(
!)こうまでして隣りの国々を占領しても、
結局は統率しきれずに、上部の後継者争いでグダグダになって、国は分裂する。
そんなことの繰り返しでバカを見るのはいつでも実際血ヘドを吐いて死んでいった民衆なんだ。
今となっては英雄とされてる人たちも、大きな夢想を描いた大きなバカみたいに見える。
それにしても、西方と未開の東方の地をつないで文化を伝えたって事実は残る。
それを功績と呼ぶなら、それもひとつの大きな歴史の流れと言えるのか。
▼story
紀元前356年、マケドニア王フィリッポスとその妻オリンピアスの間に息子アレキサンダーが誕生する。
母を通して父への憎しみと王になるための教育・訓練を叩き込まれ、複雑な幼少期を経て、
父の暗殺によって、アレキサンダーは突如20歳の若さで1国の王となった。
ペルシアを制服させた後、小さい頃アリストテレスから聞いた神話に出てくる土地に行き、
世界を統一する夢を実現させるべく、神ゼウスの子を名乗って未開の土地を次々と侵略してゆく。
土地ごとに兵士らを住まわせ、兵士となる教育を受けさせようとするが、無数の戦争で兵は大勢死に疲弊は極限に達していた。
逆らう者はたとえ昔からの部下であっても容赦せず殺してしまう王に次第に兵士の尊敬も消えてゆく。
唯一、信頼していたヘファイスティオンが病死し、アレキサンダーもまた毒入りワインを飲み33歳で謎の死を遂げる。
死後、プトレマイオスはエジプト・アレキサンドリアにおいて、アレキサンダーの偉大さ、人間的弱さも含め書物に残そうとする。
ひとつ聞きたいのは、アレキサンダーととっても親しげに見えるヘファイスティオンは、、、ゲイ?
仲間を超えた愛情関係に見えたけど、直接的には描いていないなんともグレーなところ。
当時のギリシアはもっとフリーだったのかな?
少数民族の娘と結婚したことが最大の謎だってゆってたけど、この映画を観たかぎり、
妻にした女性は母親にそっくり。一番逃れたいと思ってた母親は、一番コントロール(征服)したい女だったって心理学的解釈か。
ジャレッド・レトは女性みたいに色っぽい。主役はコリン・ファレルと後で知った(言われなきゃ分からない
アンジーは期待通りの妖しい悪女っぷりが見事
。こうゆうヴァンプが1番似合う(蛇も似合いすぎ
昔のギリシア人は名前を呼び合うのがさぞかし難しかっただろう。
友だちでも「ヘファイスティオン」なんて何度聞いても覚えられません
監督・脚本:オリバー・ストーン
出演:コリン・ファレル、アンジェリーナ・ジョリー、、ヴァル・キルマー、アンソニー・ホプキンス、ジャレッド・レト、ロザリオ・ドーソン、ジョナサン・リース・マイヤーズ、クリストファー・カイル、レータ・カログリディス、ゲイリー・ストレッチ ほか
音楽:ヴァンゲリス
『学習漫画 世界の歴史』に合わせて今度は世界史を扱った映画をチェック。
似たような本格史劇ではカーク・ダグラス主演の『スパルタカス』ぐらいしか思いつかないかな。
基本、画面は荒涼とした砂漠の砂の色。CGや特殊メイクが発達してよりリアルに描けるようになって、
なんて野蛮なんだろうニンゲンて。。て呆れた。獣以下だ

未開の人々をバカにしてたけど、自分たちの野蛮さには気づけなかったのね。
長い槍、剣、巨石、しまいには戦象まで用いて(

結局は統率しきれずに、上部の後継者争いでグダグダになって、国は分裂する。
そんなことの繰り返しでバカを見るのはいつでも実際血ヘドを吐いて死んでいった民衆なんだ。
今となっては英雄とされてる人たちも、大きな夢想を描いた大きなバカみたいに見える。
それにしても、西方と未開の東方の地をつないで文化を伝えたって事実は残る。
それを功績と呼ぶなら、それもひとつの大きな歴史の流れと言えるのか。
▼story
紀元前356年、マケドニア王フィリッポスとその妻オリンピアスの間に息子アレキサンダーが誕生する。
母を通して父への憎しみと王になるための教育・訓練を叩き込まれ、複雑な幼少期を経て、
父の暗殺によって、アレキサンダーは突如20歳の若さで1国の王となった。
ペルシアを制服させた後、小さい頃アリストテレスから聞いた神話に出てくる土地に行き、
世界を統一する夢を実現させるべく、神ゼウスの子を名乗って未開の土地を次々と侵略してゆく。
土地ごとに兵士らを住まわせ、兵士となる教育を受けさせようとするが、無数の戦争で兵は大勢死に疲弊は極限に達していた。
逆らう者はたとえ昔からの部下であっても容赦せず殺してしまう王に次第に兵士の尊敬も消えてゆく。
唯一、信頼していたヘファイスティオンが病死し、アレキサンダーもまた毒入りワインを飲み33歳で謎の死を遂げる。
死後、プトレマイオスはエジプト・アレキサンドリアにおいて、アレキサンダーの偉大さ、人間的弱さも含め書物に残そうとする。
ひとつ聞きたいのは、アレキサンダーととっても親しげに見えるヘファイスティオンは、、、ゲイ?
仲間を超えた愛情関係に見えたけど、直接的には描いていないなんともグレーなところ。
当時のギリシアはもっとフリーだったのかな?
少数民族の娘と結婚したことが最大の謎だってゆってたけど、この映画を観たかぎり、
妻にした女性は母親にそっくり。一番逃れたいと思ってた母親は、一番コントロール(征服)したい女だったって心理学的解釈か。
ジャレッド・レトは女性みたいに色っぽい。主役はコリン・ファレルと後で知った(言われなきゃ分からない
アンジーは期待通りの妖しい悪女っぷりが見事

昔のギリシア人は名前を呼び合うのがさぞかし難しかっただろう。
友だちでも「ヘファイスティオン」なんて何度聞いても覚えられません
