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メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

『アレキサンダー』(2004)

2010-02-13 18:33:27 | 映画
『アレキサンダー~ALEXANDER』(2004)
監督・脚本:オリバー・ストーン
出演:コリン・ファレル、アンジェリーナ・ジョリー、、ヴァル・キルマー、アンソニー・ホプキンス、ジャレッド・レト、ロザリオ・ドーソン、ジョナサン・リース・マイヤーズ、クリストファー・カイル、レータ・カログリディス、ゲイリー・ストレッチ ほか
音楽:ヴァンゲリス

『学習漫画 世界の歴史』に合わせて今度は世界史を扱った映画をチェック。
似たような本格史劇ではカーク・ダグラス主演の『スパルタカス』ぐらいしか思いつかないかな。
基本、画面は荒涼とした砂漠の砂の色。CGや特殊メイクが発達してよりリアルに描けるようになって、
なんて野蛮なんだろうニンゲンて。。て呆れた。獣以下だ
未開の人々をバカにしてたけど、自分たちの野蛮さには気づけなかったのね。
長い槍、剣、巨石、しまいには戦象まで用いて(!)こうまでして隣りの国々を占領しても、
結局は統率しきれずに、上部の後継者争いでグダグダになって、国は分裂する。
そんなことの繰り返しでバカを見るのはいつでも実際血ヘドを吐いて死んでいった民衆なんだ。
今となっては英雄とされてる人たちも、大きな夢想を描いた大きなバカみたいに見える。
それにしても、西方と未開の東方の地をつないで文化を伝えたって事実は残る。
それを功績と呼ぶなら、それもひとつの大きな歴史の流れと言えるのか。

story
紀元前356年、マケドニア王フィリッポスとその妻オリンピアスの間に息子アレキサンダーが誕生する。
母を通して父への憎しみと王になるための教育・訓練を叩き込まれ、複雑な幼少期を経て、
父の暗殺によって、アレキサンダーは突如20歳の若さで1国の王となった。
ペルシアを制服させた後、小さい頃アリストテレスから聞いた神話に出てくる土地に行き、
世界を統一する夢を実現させるべく、神ゼウスの子を名乗って未開の土地を次々と侵略してゆく。

土地ごとに兵士らを住まわせ、兵士となる教育を受けさせようとするが、無数の戦争で兵は大勢死に疲弊は極限に達していた。
逆らう者はたとえ昔からの部下であっても容赦せず殺してしまう王に次第に兵士の尊敬も消えてゆく。
唯一、信頼していたヘファイスティオンが病死し、アレキサンダーもまた毒入りワインを飲み33歳で謎の死を遂げる。
死後、プトレマイオスはエジプト・アレキサンドリアにおいて、アレキサンダーの偉大さ、人間的弱さも含め書物に残そうとする。

ひとつ聞きたいのは、アレキサンダーととっても親しげに見えるヘファイスティオンは、、、ゲイ?
仲間を超えた愛情関係に見えたけど、直接的には描いていないなんともグレーなところ。
当時のギリシアはもっとフリーだったのかな?
少数民族の娘と結婚したことが最大の謎だってゆってたけど、この映画を観たかぎり、
妻にした女性は母親にそっくり。一番逃れたいと思ってた母親は、一番コントロール(征服)したい女だったって心理学的解釈か。

ジャレッド・レトは女性みたいに色っぽい。主役はコリン・ファレルと後で知った(言われなきゃ分からない
アンジーは期待通りの妖しい悪女っぷりが見事。こうゆうヴァンプが1番似合う(蛇も似合いすぎ
昔のギリシア人は名前を呼び合うのがさぞかし難しかっただろう。
友だちでも「ヘファイスティオン」なんて何度聞いても覚えられません




『ミディアム』 シーズン3(54~59話)

2010-02-13 13:22:39 | ドラマ
『ミディアム』シーズン3(54~59話)
夢中で第3シーズンも見終わってしまった。第4シーズンは新作コーナーに並んでたし、
たしか第5シーズンは4月からNHKで放送予定とかって書いてあったような・・・
でも、多分テレビのは吹き替えだから、字幕で見るには少し待たないといけないな↓↓↓

第54話 胸騒ぎ Joe Day Afternoon
朝起きた瞬間「イヤな不安」を感じジョーを引き留めるアリソン。ジョーは同僚に送ってもらって嵐の中会議に出るという。同僚の後頭部が銃で撃たれている幻影を見てさらに怯えるアリソン(シックス・センス?!)予感は当たって、同僚は不当解雇を理由に立てこもり、銃で脅して会社の機密をすべてネットオークションで売りさばく。仲間が1人銃殺され、彼から内部の様子を知ったアリソンは警察に伝え、上司が身代わりとなっているスキに犯人は銃殺された。その瞬間、アリエルとアリソンの不安の霧が晴れる。

第55話 心霊相談室 1-900-Lucky
マイケルは怪しげな心霊相談でバイトをしていて、狂信的な信者から夫が殺されたからすぐ来てくれと頼まれる。その死んだ夫から聞き出した人相で薬物中毒者が逮捕されマイケルは鼻高々。不信感を持つアリソンに「姉さんは妬いてるんだ」と食いつく。が、実は亡夫は息子の恋人が悪い女と知って引き離すために誘惑し、事情を知らない息子によって殺されたのだった。「真実を黙っててくれれば大金をやる」と死人からの交渉を蹴ってマイケルは真実を告げた。

第56話 凍ったダイヤモンド No One to Watch Over Me
ベッドの上に雪が降った夢を見たアリソンは冷凍された若い女性の死体を発見。真相を確かめようと彼女の部屋に行くと亡霊に殴られた。実は殺されたのはよく似た姉妹の姉のほうで、妹はダイヤモンドを盗んで娘と国外逃亡を計画していたが、宝石は凍った姉の遺体から発見され、妹が持ち出したのは偽者と分かる。ジョーは会社に行っても仕事が手につかず、社長から専門医に相談しなければ復帰できないと言い渡される。

第57話 頭脳プレイ Head Games
妻の金をギャンブルにつぎこみ、挙句に殺してその首を切り落とした夫は第1級殺人で有罪となるが、その後同じ事件が起こり、妻の首に別の遺体の胴体がつけられていたことから誤認逮捕として釈放された。アリソンは5人の犠牲者が出た上、デヴァロスが下ろされ、新検事が就いていた夢を見る。車をぶつけられた縁で仲良くなったデブラが犠牲者の1人に挙げられていたことから、自分が予知夢を見たことまで話してホテルを換えるよう頼むが、信じないばかりか、彼女は新聞記者で、検事が怪しげなサイキックを使っていたと酷評。デヴァロス、スキャロン、アリソンの家族も皆騒動に巻き込まれる。

第58話 頭上の敵 Heads Will Roll
その間にも次々と殺人は重ねられた。一方、ジョーは保険屋から連絡をもらい職員の安全を守らなかった会社を訴えて大金がもらえる話を聞く。社長からは保険屋に訴えなければ相応の弁償金を払うし、ゆっくり休んだ上復帰してもらいたいと頼まれる。が、アリソンのことが世間に知られたことで、ジョーは仕事を失い、保険屋からも見放され、アリエルたちは「勉強ができたのも死人から答えを教えてもらったからだろう」などと中傷を受けることに。

第59話 クライマックス Everything Comes to a Head
首のすげ替え犯人はやはり夫で、遺産目当てに客室スタッフを仲間にして、自分が逮捕された後も殺人を繰り返すことで無罪になることまで計算に入れていた。デブラは殺され、「何かメッセージをちょうだい!」と頼むアリソンに自らの殺人の一部始終を録音したケータイが鳴る。それを物的証拠として警察の会議に持ち込むアリソン。

これで信用と仕事はとり戻せたのか気になる。。
ネットにはアリソン・デュボア本人のインタビューもいろいろ載ってて、読んでるといろいろ考えさせられる。
interview