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メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

心の中のベストフィルム~『プリティ・ベビー』(1978)

2007-07-01 19:30:26 | 映画
『プリティ・ベビー』~Pretty Baby(1978)アメリカ
監督・製作:ルイ・マル
出演:キース・キャラダイン、スーザン・サランドン、ブルック・シールズ ほか

最初に観たのはずいぶん昔。たぶんTVの深夜帯じゃないかな。その後も繰り返しOAされて、
そのたびに吹き替え版のカットされたものだったから、こうしてちゃんと字幕スーパーで
ノーカットで観れたのは感激。
最近はどのビデオ屋もDVDに入れ替えつつある中で素晴らしい昔の映画のビデオソフトが
消えていってるのはなんとも残念だ。
定期的に足を運んでいると、「あれ?こないだ見かけたあのビデオがもうない」てゆうのが
けっこーあって寂しいかぎり。どんどんDVD化されていくのかもしれないけど。

今作はブルック・シールズの最高傑作だと思う。
実は彼女のステージママがジョディ・フォスターの『タクシー・ドライバー』に対抗して
出演させた、なんて裏事情話もあるみたいだけど。
10代の少女の独特な色気漂うシールズの最高に美しい瞬間が永遠に残されている。
彼女に惹かれる生真面目な職人気質の写真屋役のキース・キャラダインもまた美しいんだよね。

story
1917年のニューオリンズ。格式ある売春宿で売春婦の母から産まれて、育ったバイオレットは、10代ですでに競売に賭けられてお客をとるようになる。
売春婦の芸術写真を撮るために店に出入りしはじめた写真家は、次第に少女の中の大人びた
魅力に惹かれてゆく。
堅気の暮らしを望む母親は、客のプロポーズを受けて街を去る。いつか絶対迎えに来るからと
娘を残して。
やがて法規制で売春宿は廃業に追い込まれ・・・

ラストシーンは何度観ても胸が締め付けられる思いがする。
けだるくデカダンスな売春宿の空気に流れる黒人ピアノマンの弾くジャズピアノがよく似合う。
男女のいろんな世界を見てきた妖気ただよう女主人と、このオシャレでダンディなピアノマンが
イイ味出してるんだよね。
「雨の日にやることは2つしかないが、わたしはポーカーは嫌いでね」なんて粋なセリフだ。

何度観ても、これからもきっと何度もまた観たくなる名画。


『素直な悪女』

2007-07-01 16:03:57 | 映画
『素直な悪女』~ET DIEU CREA LA FEMME(1956)
監督:ロジェ・ヴァディム
出演:ブリジット・バルドー、クルト・ユルゲンス、ジャン=ルイ・トランティニャンほか

トランティニャン出演作。これが映画デビュー作にあたるのかな?
言わずと知れたBBの愛称で一世風靡したブリジット・バルドーとの共演作。
いろいろ調べてたら、監督ほか出演者のプライベートな恋愛話のほうがよっぽど
ドラマティックな変化に富んでいて面白そうだw
監督と結婚してたBBと今作の共演で駆け落ちした俳優ってトランティニャンのこと?
さすがに彼女の魅力には勝てなかったんだな。

story
孤児院で育ち、その若く美しい肢体で見る者すべてを虜にするジュリエット。
素行の悪さのせいで世話になってる家から孤児院に戻されそうになるが、
船渠を持つ家族の次男と結婚する。
彼らの土地を買収しようとする金持ちの年配男性とのやりとりや、ジュリエットが
密かに想いを寄せる長男との微妙な同居生活もあやうい。

持て余したエネルギーを一気に放出させたかのようなダンスシーンがいい。
髪を振り乱し、スカートをはだけて健康的な脚を惜しみなく晒して踊る様子を見て
嫉妬のあまり殴る夫に対しても挑発的な目つきをする。その表情はドキッとする。
トランティニャンは、兄弟・母親想いで、ジュリエットを一途に愛する次男役。
奔放で理性の効かない彼女の本質を認めながら、それでも愛する決心をして
貫き通そうとする真剣なまなざしがステキ



運気

2007-07-01 10:57:25 | 日記
運気下がりまくりだった6月もやっと終わって、さて、月が変わって調子は戻るだろうか???
連日の高湿度のせいで、今年もまた肌のやわい部分に湿疹がでてきた。
そして極めつけは、足を壁にぶつけて、紫色に腫れあがってしまった。
自分がかわいそうになってきました。。

席のローテーション案はやめになったらしくひと安心。
1番最近入った派遣のコが月曜、火曜と休んだあと来なくなった。
やたらと失踪者の出る会社だな/苦笑

仕事に慣れてきたおかげで初期に入ったわたしとケイト似のコは、入力数少なめ設定で
コピーその他もろもろ雑事全般担当な感じになってきてる。ずっと座りっぱよりとり混ぜたほうが好きだし、みんなが仕事しやすい状況作りならいいんだけど、なんせ体力なしなので
7月からはバイヤーさんのアシスタントさんも増えるから、入力チームは入力だけに
専念できるシステムにしてゆく予定みたいだけど、どうなるか?

いまごろラジオの感想。ばんばんラジオで紹介されたとんちピクルスさんはすごい。
朗読からラップって画期的だ!詩と音の素直な融合。タイトルからしてとっても詩的。
今年中にHOME WORKレーベルから音源発売とのこと。楽しみv

ジャスタレディオは、ついにヨーロッパツアーに行ってしまう欣ちゃんの
ピンチヒッターとしてまずはチャダラが担当するみたいv
欣「行ってきます!」
行ってらっしゃい!ヨーロッパの夏は彼らの音楽でさらに熱くなるだろう。


photo:
たっくさんのお茶ばかりダンボール箱5つ分もコピーして、そのご褒美?に
その中からグァバ茶ともう1箱もらってみた(一応これでも控えめに
早速、グァバ茶を煮出してみたら、味にクセはないけど甘い香りが苦手な甜茶に似ているな。

お向かいさんがまた怒っている。。先週からどうやら部屋の片付けはまったく
進んでなかったようだ。そりゃそうだ。そんなにゴミ屋敷にしている人が
急にキレイ好きになるわけもなく。
こんなに怒鳴り声がご近所中に響き渡ってる間も、祖母さんらは庭話に
花を咲かせている。妙な図だ。慣れてしまってるのかしら?


追。
ザ50回転ズがまたもやニューアルバムをひっさげてタワーでイベントをやるらしい。
それも「アコースティック・ライヴ&握手会」???