『プリティ・ベビー』~Pretty Baby(1978)アメリカ
監督・製作:ルイ・マル
出演:キース・キャラダイン、スーザン・サランドン、ブルック・シールズ ほか
最初に観たのはずいぶん昔。たぶんTVの深夜帯じゃないかな。その後も繰り返しOAされて、
そのたびに吹き替え版のカットされたものだったから、こうしてちゃんと字幕スーパーで
ノーカットで観れたのは感激。
最近はどのビデオ屋もDVDに入れ替えつつある中で素晴らしい昔の映画のビデオソフトが
消えていってるのはなんとも残念だ。
定期的に足を運んでいると、「あれ?こないだ見かけたあのビデオがもうない」てゆうのが
けっこーあって寂しいかぎり。どんどんDVD化されていくのかもしれないけど。
今作はブルック・シールズの最高傑作だと思う。
実は彼女のステージママがジョディ・フォスターの『タクシー・ドライバー』に対抗して
出演させた、なんて裏事情話もあるみたいだけど。
10代の少女の独特な色気漂うシールズの最高に美しい瞬間が永遠に残されている。
彼女に惹かれる生真面目な職人気質の写真屋役のキース・キャラダインもまた美しいんだよね。
▼story
1917年のニューオリンズ。格式ある売春宿で売春婦の母から産まれて、育ったバイオレットは、10代ですでに競売に賭けられてお客をとるようになる。
売春婦の芸術写真を撮るために店に出入りしはじめた写真家は、次第に少女の中の大人びた
魅力に惹かれてゆく。
堅気の暮らしを望む母親は、客のプロポーズを受けて街を去る。いつか絶対迎えに来るからと
娘を残して。
やがて法規制で売春宿は廃業に追い込まれ・・・
ラストシーンは何度観ても胸が締め付けられる思いがする。
けだるくデカダンスな売春宿の空気に流れる黒人ピアノマンの弾くジャズピアノがよく似合う。
男女のいろんな世界を見てきた妖気ただよう女主人と、このオシャレでダンディなピアノマンが
イイ味出してるんだよね。
「雨の日にやることは2つしかないが、わたしはポーカーは嫌いでね」なんて粋なセリフだ。
何度観ても、これからもきっと何度もまた観たくなる名画。
監督・製作:ルイ・マル
出演:キース・キャラダイン、スーザン・サランドン、ブルック・シールズ ほか
最初に観たのはずいぶん昔。たぶんTVの深夜帯じゃないかな。その後も繰り返しOAされて、
そのたびに吹き替え版のカットされたものだったから、こうしてちゃんと字幕スーパーで
ノーカットで観れたのは感激。
最近はどのビデオ屋もDVDに入れ替えつつある中で素晴らしい昔の映画のビデオソフトが
消えていってるのはなんとも残念だ。
定期的に足を運んでいると、「あれ?こないだ見かけたあのビデオがもうない」てゆうのが
けっこーあって寂しいかぎり。どんどんDVD化されていくのかもしれないけど。
今作はブルック・シールズの最高傑作だと思う。
実は彼女のステージママがジョディ・フォスターの『タクシー・ドライバー』に対抗して
出演させた、なんて裏事情話もあるみたいだけど。
10代の少女の独特な色気漂うシールズの最高に美しい瞬間が永遠に残されている。
彼女に惹かれる生真面目な職人気質の写真屋役のキース・キャラダインもまた美しいんだよね。
▼story
1917年のニューオリンズ。格式ある売春宿で売春婦の母から産まれて、育ったバイオレットは、10代ですでに競売に賭けられてお客をとるようになる。
売春婦の芸術写真を撮るために店に出入りしはじめた写真家は、次第に少女の中の大人びた
魅力に惹かれてゆく。
堅気の暮らしを望む母親は、客のプロポーズを受けて街を去る。いつか絶対迎えに来るからと
娘を残して。
やがて法規制で売春宿は廃業に追い込まれ・・・
ラストシーンは何度観ても胸が締め付けられる思いがする。
けだるくデカダンスな売春宿の空気に流れる黒人ピアノマンの弾くジャズピアノがよく似合う。
男女のいろんな世界を見てきた妖気ただよう女主人と、このオシャレでダンディなピアノマンが
イイ味出してるんだよね。
「雨の日にやることは2つしかないが、わたしはポーカーは嫌いでね」なんて粋なセリフだ。
何度観ても、これからもきっと何度もまた観たくなる名画。