メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

1992 SEIKO SUPER TENNIS

2004-01-25 14:25:12 | テニス
  

10/12から始まって第4日目の10/15、朝7:50。
目をこすりこすり、フラフラしながらもなんとか起床

8:30問い合わせ先に電話したら、録音で、開始時間10:30~、
当日の主な試合スケジュール、当日券まだありますとのこと。


第1試合にいい組み合わせがなかったから、9:50頃に家を出て、
途中、四谷で快速に乗っちゃって、新宿まで行った失敗はあったけど、
なんとか待ち合わせの11時ちょっと前に、千駄ヶ谷の東京体育館に着くと、
入り口付近が長蛇の列! 当日券の行列だった!

でも、なぜか指定券Aの4100円の列は短くてすぐに買えた。
でも、友だちが大幅に遅れて、結局会場入りは11:20頃。


コーヒー買って、Jブロックの13列目1、2番。
真ん中だけど、上から数えたほうが早いほど、コートよりはるか上。
しかも、互いに視力の下がった2人にとっては、ほとんど選手の頭なんかないように見える

トスをあげたボールもブレブレのテレビ画像のように見える始末。
来年は前売りのもっといい席とるぞ。


で、第2試合、第2コートがなかなかのいいカード。
エドベリ×パトリック・マッケンロー。これはエドベリの気持ちいいストレート勝ち。

隣りのおばちゃんは望遠レンズカメラでフラッシュはたかずにバシバシ撮ってて、
斜め下にたむろしてた外国人の一行も、なぜかテレビゲームはやってるは、ビデオに録画してるは、やりたい放題。


第2試合、第3コートではイワニセビッチ、

第3試合、第2コートのレンドルは気合が入ってて、応援にも熱が入ってる。
第1セットをタイブレイクで落として、第2セットを軽く取り返し、
第3セットはまたタイブレイク、それを取っての辛勝は気分が良かった。


第2試合、第1コートのチャン戦もなかなかの接戦で、いい試合。
第1セットはチャンが簡単に取って、第2セットは落として、第3セットがタイブレイクだったかな?
ちょっと記憶が他と混同していて定かじゃない
とにかく、あの粘り強さでベスト8へ。


第3試合、第1コートのベッカーは、逆に立ち上がりから、急にコートを抜け出すし、
手首にサポーターしていて、好プレーもあったけど、あっけなくストレート負け。変だな。
みんな期待してたけど、不調の噂は本当なのね。


第4試合、第2コートの試合が今日の最後で、ファイナルを飾るにふさわしく、
エミリオ・サンチェスを敗って勝ち上がってきた松岡修造×ボルコフ(ロシア)の一戦。

だけど5:30。
JAPAN OPENに比べれば3セットマッチで、3面コートのおかげで、短時間にいいゲームがたくさん観れたけど、
これはいいや。友だちも眠たがってることだしと、観ずに帰った(そーなんだ/謝

さっきニュースでやってたけど、負けちゃったみたいよ。
今年最後のトーナメントと決めているだけあって、気合いが入ってたけど。


どーーーーしても残念だったのは、念願のアガシがこの目で観れなかったこと。

デビスカップも近いことだし、クーリエもいなくて、2人して練習でもしてるのかしらっていう痛い棄権―というか欠場。
せっかく15周年でビッグプレイヤーが揃うって謳っておいて、これはひどいよって感じ。
わさわざサンドイッチとソフトクリームを食べに出かけたワケじゃないんだから

15周年だけあってカタログもハードカバーでイイ感じ。1500円で購入。

朝は荒れ狂うような雨だったけど、室内はあったかくて眠気が襲うのもムリはない。
帰りは雨もすっかりあがって、曇り空の下、見知らぬおじいさんにツーショットを撮ってもらったことだし、
本当に楽しみにしていた時期が長かった割に、楽しい時間なんてあっ
という間なのねえ。

チャン、レンドル、エドベリが残ってるだけでも、準々以降ちょっと楽しみ。


男子決勝 レンドル×ホルム(スウェーデン)
10/18に行われたファイナル。

ベッカーを敗って、エドベリを敗って、金星をあげ、絶好調だったボルコフを敗り、
100位台のランキングも一気に30位まで食い込ませてのし上がってきた、
エドベリに続くスウェーデンの新鋭ホルムが、無名、ノーシードから決勝までくるとは誰一人予想していなかった。

一方のレンドルも、10シードというセイコーでの輝かしい記録と全く対照的なシードをつけられたスタートから、
まさに全盛期のプレーを復活させて、クール&シャープ、コンピュータのような正確さ、スピーディなショットで、
今年は無優勝という、これまた信じられない結果もあってか、他のどの選手より、
このトーナメント優勝への執念をみなぎらせたプレーぶり。

レンドル、レンドル、まだ32歳!! チャンスはあるよ!
チャンすら追いつけないイワニセビッチのサンダーサーヴも封じ込めるほどのキレの良いショットの数々で、
見事、ホルムを敗って、今季、最後の最後に初勝利をあげたワケです/祝


若手がドシドシのしあがって勝利を狙っている中、一体誰が、一番優勝を渇望していたか、見せつけてくれた気がする。
プライベートでは、ステキな奥さんに双子の赤ちゃんが産まれて、すっかりマイホームパパぶりを発揮しているみたいだけど、
あのトップを長いこと維持し、誰も手の届かない、真の「鉄の王者」の力は一体どこへ消えてしまったの?
と寂しかったファンを一時ホッとさせてくれた。


引退をほのめかしているコナーズとマック。復活すると宣言したきり音沙汰なしのボルグ。
「最近テニスに退屈している」とつぶやくボリス。

次々と頭角を表わしてくる若手無名の選手たち。
エドベリ、ゴランを敗った、日本期待の星、松岡修造。

ああ、1993年もシーズンオフ。1994年の男子テニス界は、一体どこへ行こうとしているのかしら???

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