メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

シリーズ江戸川乱歩短編集Ⅳ「怪人二十面相」

2021-08-13 11:02:33 | ドラマ
再放送情報 シリーズ江戸川乱歩短編集IV「新!少年探偵団」

シリーズ・江戸川乱歩短編集Ⅱ 妖しい愛の物語 第1回「何者」(2016)

シリーズ・江戸川乱歩短編集 1925年の明智小五郎 「屋根裏の散歩者」(2016)

シリーズ・江戸川乱歩短編集 1925年の明智小五郎 「心理試験」(2016)


出演:満島ひかり・森山未來・団時朗・仲本工事・斉木しげる・髙橋來・嶋田久作 ほか


少年探偵シリーズ1『怪人二十面相』(ポプラ社)



【内容抜粋メモ】
祭壇の十字架に祈っている男に「二十面相!」と呼びかけると
明智の仮面をかぶって笑う








“ほぼ原作通りに映像化”とあるけど
ジュヴェナイルと同じって意味か?
にしてはかなりぶっ飛んだ解釈で
それがシュールで面白いシリーズ

昭和っぽい歌謡曲が流れ、ナレーションが入る


羽柴家の洋館
家出した長男の壮一がボルネオから帰国するという手紙が来る

次男・壮二が二十面相からの予告状を読む
「ロマノフ王家の宝冠を飾りし大ダイヤモンドを近日中にちょうだいに参上するつもりである」






主人・壮太郎と夫人(なぜ加藤?もとい嶋田久作さん?w)
壮一が帰国(もう完全に二十面相じゃない?








「今夜12時に来る」と二十面相から電報が来る

邸内に警戒が敷かれる







廊下の奥の金庫の前に陣取る主人と長男
壮一:金庫の裏に大穴を開けて盗まれた実例もありますよ

慌てて箱を開けて確かめ、床に置こうと言う壮太郎(思いきり罠だ
あと10分という時にピンポン玉が通り
ネズミかと言われて箱から離れた壮太郎

1分過ぎたからと安心して箱を開けると何もなく身をよじって笑う壮一
銃を向けて逃げるもピストルはオモチャ
二十面相は人殺しはしない主義なんだよね






塀を越えると、次男の仕掛けた罠にかかり怪我をしたまま逃げる
こういうちょっとおまぬけなところも好き





池から筒が出ていて息をしているのに気づいた警官が引きずりこまれる
警官は木にくくられていて、変装して堂々と出ていったのは二十面相





怪我をさせた壮二を人質に連れ帰り
「観世音像を要求する」という手紙が来て
私立探偵・明智小五郎に依頼






小林芳雄は「先生は外国に出張中だから」と代理で来る






小林少年て子どもかと思っていたけど
原作では青年に化けたりしてるから
ほんとは10代後半じゃないかって気がしているんだけど
このりんごのほっぺな感じ、雰囲気出てるね

二十面相の部下が来てデカい箱を持って帰る

門には親子の乞食と柴犬さん!
この親のほうは明智だと思ったら二十面相で
子どものほうは壮二








二十面相の隠れ家
教会っぽいのに観世音像を祀ってるw
その観世音像がピストルを向ける








小林少年:ダイヤモンドを返せば命は助けてやる
少年がピストル持っててOK?!

小林少年は床下に落とされる
カバンの中にはみんなの憧れの「七つ道具」が入っているんだな
伝書鳩のピッポちゃんを飛ばす






中村捜査係長のもとにハトが来て「教会地下室」というメモを読み
パトカーが駆けつける

逮捕した二十面相はコックで、本物はまた警官に化けて逃げる
あれ? あの柴さんは二十面相のペット?
逃げるのにちょっと足手まといになりませんか?w



東京駅
小林少年の前に現れるいかにも怪しい老人
外務省の辻野と名乗り、明智の代わりに迎えに来たという








新聞には「二十面相が国立博物館の美術品を盗む」と宣言した記事がある






そこに明智が来て
辻野とホテルでお茶を飲む





辻野:
どんなに君に会いたかったでしょう
僕の本当の名前もご存じでしょうね

ヒゲを取り、仮面をベリベリとはがすと明智の顔になり
また森山くんの顔になり、踊り始める2人
2人ともダンスが上手いんだよね








明智:博物館のモノは一切盗ませんよ

二十面相:トランクに埋葬するよ

明智:
窓の外には小林少年が望遠鏡で監視している
ハンカチを揺らすと警官隊が駆けつける手はずになっている





玄関まで送ると言い、ステッキを忘れたからと
先にエレベーターに明智を乗せて階段で逃げるが
待ち伏せている明智

明智:いずれ近いうちに

子どもみたいに悔しがる二十面相もっぽい
彼が子どもを集めてカブトムシに化ける練習をさせたりしてるのを想像すると可笑しいww



翌日
モンティ・パイソンのバカ歩きみたいに夜道を歩いている明智
二十面相の部下に袋をかぶせられて隠れ家に着く 蕎麦屋?






新聞は「明智が誘拐された」と報じる
ショックの小林少年のもとに少年探偵団が来る
壮二が小林少年に憧れて学校の友だちと作った
そんな設定だったっけ?

「小林団長、ばんざーい!」







国立博物館(これは上野?じゃないような?






襲撃予告は午後4時
北小路館長役は仲本工事さん! これは二十面相? 全員怪しいw






明智が来て、約束の時間が過ぎて
博物館はカラッポも同然だと言う これが二十面相?

展示室にはニセモノが並んでいる
こうしたソックリなモノを用意する手間が素晴らしい






明智:
置き換えは昨日の夜更けに行われた
誘拐も計画のうち

ある日、自分のそっくりさんが影武者として雇って欲しいと来た
誘拐されたのは替え玉のほう







本物は部下に化けて、盗まれたモノはすっかり戻る
明智:二十面相も捕えている、ここに






ホンモノの館長が出て来る
ガックリして逮捕される二十面相は隙をみて手錠を外して屋上に逃げると
少年探偵団が待ち構えている






また逮捕される二十面相
抱き合う明智と小林少年

少年探偵団:ばんざーい!






それを見て笑う二十面相
明智もブキミに笑う

相変わらずクセの強い演出
元の話もクセが強いからこれくらいでいいのか





コメント

路(ルウ)~台湾エクスプレス~(2020 全3回)

2021-07-04 12:08:42 | ドラマ
路(ルウ)~台湾エクスプレス~(2020 全3回)
著者/吉田修一

「俳優別のまとめ」カテゴリー内「井浦新さん出演作まとめ その2」に追加します


井浦新さん出演作ということで予録


出演:
多田春香 - 波瑠
林芳慧 - 安娜李(アンナ・リー) 同僚(リン)

安西誠 - 井浦新 技術コーディネート担当
山尾一 - 寺脇康文 ハルカの上司

ジャック・バルト - Gary Edward Gitchel(ギャリー・エドワード・ギッチェル) 技術系の副社長
レスター・王 - 梁正群(リャン・ジェンチュン(中国語版)) 運行担当 副社長代理

ユキ - 邵雨薇(シャオ・ユーウェイ) クリスタル ホステス
ケビン - 許光漢(グレッグ・ハン) クリスタル店員 ユキの弟

劉人豪(エリック) - 炎亞綸(アーロン)大日本設計社員
有吉咲 - 草刈麻有 エリックが務める設計会社の同僚

台湾料理屋のおばちゃん - 林美秀(リン・メイシュウ(中国語版))

陳威志 - 李梓誠(リー・ズーチェン) 見習い整備士
張美青 - 吳玳昀(ウー・ダイユン)陳威志の幼馴染 カナダに留学中の日本人

池上繁之 - 大東駿介 ハルカの婚約者 ホテルの仕事

葉山勝一郎 - 高橋長英 青年期:藤堂日向
葉山曜子 - 岩本多代 青年期:池上紗理依

中野赳夫(呂燿宗) - 楊烈(ヤン・リエ(中国語版))(青年期:櫻井圭佑)ハヤマの同級生

ほか



【内容抜粋メモ】

■第1回




2020年 台北市
(私も台湾に行ったが、もうすっかり忘れている

台湾料理屋のおばちゃん:この新幹線をつくった人と知り合いなのよ 20年前だったわ!








1999年 東京
台湾高速道路の優先議約款発表会で交渉権は日本に決まり
台湾に日本の新幹線が走るとバンザイする多田春香ら





台湾に会社が作られることになり、ハルカに行けと推す上司

「行く気はないから断った」と恋人・池上繁之に伝えると
「ぜひ行けよ 条件は結婚すること」と言われる






ハルカはシゲユキに秘密がある








2000年 台北市
バイクの数ハンパない!





台湾の支社に配属されたハルカ
技術コーディネート担当は安西誠
林芳慧(リン)は同僚で同い年







ハルカは台湾に来るのは6回目
初めて来たのは大学2年


挨拶回りに行くと外国人ばかり 世界のプロが集まっている
技術系の副社長のジャック・バルトと運行担当 副社長代理レスター・王に会う







ここでも英語で喋らないといけないのか
英語の長ゼリフを覚えるの大変だろうな

日本の高い技術を取り入れるべきと説く安西
バルト:私がが望むのは日本とヨーロッパの技術を融合させた「台湾オリジナル」


ハルカの歓迎会



(こういう付き合いはほんと面倒極まりない・・・↓↓↓
 火鍋ってしゃぶしゃぶみたいなものか?
 中野のヴィーガン料理店の女性店主は
 たしか台湾はほぼヴィーガン料理だって言ってなかった?


二次会はハルカ、ヤマオ、安西でクリスタルという店へ
入りたてっぽいホステスのユキ










台湾料理屋のおばちゃんは以前からの馴染み
みんな日本語上手いなあ/驚

台湾料理屋のおばちゃん:彼見つかった? ここにも来てない






終戦とともに日本に引き揚げた「湾生」(初めて聞く言葉)の葉山勝一郎は
日本のモータリゼーションの発展について講義
それを聞く大日本設計社員の劉人豪(エリック)
台湾人と聞いて家に誘うハヤマ






台湾 高雄市
新宿みたいに高層ビル街
郊外は畑が広がってキレイ





小さな青果店を営む両親の息子・陳威志が雨宿りしていると
幼馴染の張美青と会う カナダに留学中で夏休み
新幹線の大規模な工事を見て驚く








2001年
安西の案を無視して、自分らの案を押し付けてくるバルトら





肉屋さんに脳みそがぶら下げて売ってるって生々しすぎ/汗
バイクに乗る男性を見て追いかけるハルカ

初めて台湾に来た時、道が分からず
親切にホテルまで送ってくれたのがエリック





(急にこんなモデルみたいな人と出会うかねえ
 それにいくらカッコよくても、外国でいきなり知らない人のバイクには乗らないなあ


翌日にはもう飯屋で再会するのがドラマ
中国名は難しいからエリック 観光地を案内してくれる





台湾料理屋のおばちゃんを教えてくれたのもエリック
電話番号も教えてくれたがメモをなくしてしまった
大学の建築学科に通ってることしか知らない


仲間とハヤマを訪ねるエリック
妻・曜子は腎臓が悪くて入院中

ハヤマはヨウコの病室にもエリックを呼ぶ
ハヤマ夫妻も台湾生まれ
終戦で引き揚げるまで台北に暮らしていた「湾生」だと話す

ヨウコ:
主人は台湾にわだかまりがある
いつか主人を台湾に連れて行ってくれない?
もう一度台湾に帰りたい・・・






ハヤマ:
今の若者は知らないだろうな
かつて台湾は日本だった


同級生がいて日本名は中野赳夫という


1944年 台北市
戦況が厳しくなり学徒動員の噂が出た
ヨウコにプロポーズするつもりだと言う中野










ハヤマ:
ヨウコの両親が許すはずない
お前は台湾人 二等国民

親友をそう呼んだことを後悔している
終戦で日本に引き揚げる時謝りたかったがそれきり



陳威志は1年ちょっとの入隊が決まり泣く母 義務なんだっけ?





美青が妊娠したと聞いて驚く威志
日本人のカレシに堕ろせと言われたが帰国してシングルマザーになる


会社に安西の妻子が来るがうまくいってないという噂
安西の家に帰らず、ホテルに泊まるという妻
妻:明日、帰国するから






バルトは「車掌室に窓は要らない」と言い
それでは安全確認が出来ないと決裂して直帰する安西
レスターはハルカを食事に誘う






ハルカ:台湾人のレスターの本音が聞きたい
レスター:ジャックに同意 台湾独自の新幹線を作りたい 台湾のプライドだ


クリスタルのママにつかまり安西は店に入り
先日、泥酔して迷惑かけたことをユキに謝る






安西:
鉄道が好き ものすごい田舎で生まれて
まっすぐ汽車が通ってるのに憧れた
この向こうに夢があるって

ユキ:私も都会の電線に憧れました
(フランスのYouTuberも日本の電線がなぜか大好きって言ってたな


夜中に社に戻ったハルカ 安西も来る
日本人はどこにいても仕事大好きだねえ

帰国し、名古屋でシゲユキと会う
プロポーズされたことをすっかり忘れていたハルカ
台湾に男がいるのかと聞かれて謝り、事情を話す

「新幹線開業まで3年待つ」って長っ!
台湾は近いから、会いに行けばいいのに


時々、地震の記憶が入る






2002年
リンはエリックのメルアドを調べてくれた
エリックはハルカの実家が神戸のため
阪神淡路大震災があった時、ハルカを探しに行った

シゲユキが両親に結婚のことを話したら
嬉しそうだったというメールに返事を書こうとすると
エリックからメールが来る

「2月に台湾に帰るから会いたい」
「私も会いたいです」


ヨウコが亡くなり、ハヤマの家に呼ばれるエリック

威志は軍隊の週1の休みにまた祖母の家に行くと
子どもを産んだ美青がいる
カナダの大学を辞めて子ども辰辰を育てている






8年ぶりにエリックに会うためオシャレをするハルカ
ホテルの前にバスでちょうど降りたところ
この偶然の重なり度合いは少女マンガ並み

ハルカ:私は気づいてしまった 8年前の出会いは恋だった









■第2回
2人で台湾料理屋のおばちゃんのところに来る

いきなり「恋人はいるか」と聞かれて「いる」と答える
エリックはいない

「あくまで友だち」と通すハルカ



台湾 新竹
トンネル内のレールの敷設工事現場を訪ねるハルカと安西
(これらは全部ロケだろうか?





工事の遅れがあり、このままでは開業に間に合わない
JRで無償でリーダーの研修を始めるよう提案するヤマオ
新幹線を運転するには日本の免許が必要
バルトはまた反対

安西はまたユキに会いに行く
スタッフのケビンはユキが好きなのかと思ったら弟だと明かす





レスターは研修の件が通ったとハルカに知らせて
お祝いに飲みに誘う






台中市
雑多なビルの感じは日本に似てるな
車両デザインの発表は大成功









2003年 静岡 研修開始
今ごろなんだけど、どこでも「シンカンセン」で通じるのか?
んなわけないよね

講師:一番持って帰って欲しいのは“鉄道マンスピリッツ”


ハルカはエリックとハヤマに会う
ヨウコの遺品から中野も写っている写真が出てきた

エリックは台湾に行こうと誘う ヨウコとの約束を話す


名古屋でシゲユキと会うと指輪を渡される
そもそもプロポーズの返事もロクにしてないのに一方的すぎないか?
結婚や指輪で引き留める作戦か






エリックが勤める設計会社の同僚・有吉咲:昨日、可愛いコといたでしょ?





高雄市
軍隊が終わった威志は祖母の家を訪ねると辰辰はもう大きい!
美青はもう一度大学に行くため猛勉強中
夜間に通い、昼間は働くつもり


台湾に来るハヤマとエリック
同級生から聞いて中野が孫を連れて空港に来ていた
ハヤマ:ヨウコが死んで、戻ってきたよ







自分の家があった所まで走って見に行くと太い根が垂れている





ハヤマ:
オレは謝らなければならないことがある
取り返しのつかないことを言ってしまった
この60年ずっと後悔していた

中野:
オレは医者として頑張った
息子2人 いい女房もいる


夜景がキレイなのは雑居ビルが多いからだよね




ハルカ:台湾中部大地震の時にエリックを探しに来たの

エリック:
僕と付き合ってほしい
僕たちは深い縁がある

ハルカ:私、婚約してるの

エリック:
僕と出会った時とどっちが先?
電話番号をなくさなかったら付き合ってた?
好きな人とは友だちにはなれない
元気で





(韓流ドラマみたいになってきたな


またクリスタルに来る安西
ユキはケビンに鍵を渡している
ママに聞くときょうだいではないと言われて動揺する





安西:お前はただの台湾人のホステスなんだよ 勘違いするなよ!

(同じアジアなのに差別があるって悲しい
 日本にはたくさんのお金に困った外国人のホステスさんが雇われている事実もある


花蓮
とてもいい名前の町がたくさんあるな





リンは両親に会いハルカを紹介する
家もステキ 祖母は日本語が流暢

統治下の時に習わされたのか
占領して最初にやるのは言葉の教育
そこから文化、歴史を奪っていくんだ

男たちが半裸で踊るのを見る
日本の盆踊りよりずっと熱くてエネルギッシュ
ハルカも混ざって踊る







エリックと別れた話をリンに伝えると分かっていた

(婚約に少しでも迷いがあるなら
 そのままの気持ちを伝えるのがいいのでは?
 まあ、どのみちどこかでまた会うだろうけど


新幹線の車両が通るパレードを威志、美青、辰辰も見に来る
それまで何も夢がなかった威志は感動する
町はお祭り騒ぎ








開業まであと1年

2004年 レスターから台湾高鉄を辞めるとだけ電話がくる



■第3回
リーダー研修のことでバルトとモメたせいだとハルカは台湾高鉄に駆けつける
レスター:前の会社に戻るよ 台湾新幹線は君に託した


2005年 高雄県 燕巣 走行試験がスタート
「今日もご安全に!」がスローガン






見習い整備士として威志もいる
パレードの時に会ったハルカに挨拶する





あの時一緒にいた美青を奥さんと間違える
威志:これからプロポーズしたいなと思ってるけど


東京

サキ:
男が仕事にムキになってるのは2つに1つ
恋愛がうまくいってるかフラれた時


走行試験にも時間がかかり、開業に間に合わない
イライラしてタバコを吸う時、クリスタルのカードが出て来てユキを思い出す
ユキって名前も日本男性向きに日本人ぽくしてるのね








日本の新聞が開業延期を報道
バルトは安西が情報をリークしたと決めつける


シゲユキが台湾に来ておばちゃんの店に連れて来るハルカ
指輪をしていないことに気づくシゲユキ

シゲユキ:
開業が延びれば帰国も延びることをせめて相談して欲しい
5年待つのは辛い

ハルカ:今さら辞められない 私だって仕事してるのよ!

(5年は長いけど、結婚したら女性には仕事を辞めて欲しいのがまだ男性の通例か?


安西は徹夜続きでめまいを起こし
ヤマオの命令で休憩をとると、ついクリスタルに来ている

ケビン:
お姉さん、店辞めた
安西さんのこと心配しています

安西はケビンに家を教えてもらう
家族で魚を洗っているユキに頭を下げて謝る







『あのキス』では、桃李くんのバックハグだったけど、今回は美人さんw
道で泣き崩れる安西


開業は1年延期に決定する
ハヤマから呼ばれて美味しそうなお茶屋さんに来るハルカ





ハヤマは急に腹をおさえて病院に運ばれて入院
中野から末期の膵臓がんだと言われる
ドラマは全部がんだな・・・ その昔は結核で今は治る病

中野:お前が生まれた台湾で死ね オレが見届ける


高雄県
威志は美青に会いに来るが大学に行くところ
プロポーズするのかと思ったら「辰辰が可愛いから来るんだ」と誤魔化す

ばあちゃん、腰痛いのかごっついサポーターしてる



2006年 台北市
10月に開業が決まる
ハヤマを新幹線に乗せるのを目標にするハルカ


6月 本線での訓練が始まる
フランスの運転手が指導して、言葉の壁で開業は12月まで延期
「安全面にまで不安がある」と新聞に書かれる






レスターが外でご飯を食べていると、バルトが迎えに来てまた現場に戻る

レスター:
1か月の無事故試運転をすれば安全性を証明できる
鉄道マン・スピリッツだ!





終点は「板橋駅」/驚 英語だとPANCHIAO

夜も昼もスタッフ総動員で集中する


試運転最終日
ヤマオはバルトと最終列車に乗り込む





鳥がぶつかって「イッツOK」て
技術革新のためには鳥が死ぬのは関係ないのか/涙

駅まで無事着いて大きな拍手が起きる
まるで月に着いたみたい

同じ便に安西も乗っていた
バルトとがっつり握手





これは富士山? 雲ひとつない快晴






名古屋
シゲユキに会うハルカ
やっぱり指輪を返す 遅すぎたくらいだよ

シゲユキ:
ああいうケンカをもっとできればよかった
どこかで本音を隠してた
台湾に行って欲しくなかった
いつか乗せてもらうよ
ハルカの作った新幹線

エリックのせいじゃないと否定するハルカだけど
それも本音じゃないのにね


2007年 台北市
この高いビルはそんなに有名なのかい?






新幹線開通までこぎつき、ヤマオはハルカに東京勤続の辞令を出すが

ハルカ:
台湾に残って仕事はこれから考えます
台湾の人たちに救われ、支えてもらった
その台湾で暮らしていきたいんです

(前世も台湾にいたのでは?


ハヤマを新幹線に連れて行く




やっぱり エリックが歩いてる
同じ時間、同じ場所 そして視線に気づく
ハヤマはすぐ気をきかせて切符を2枚とも渡して去る

エリック:ハルカの作った新幹線に乗りたくて






ハヤマはヨウコの写真を車窓から見せる

威志はついに美青にプロポーズする
何かのイベントの時には、こういうカップルが必ずいそう
そうだ ありがとうは「ドーシャ」だってガイドに教えてもらったのを思い出した






ハルカ:
台湾に来る日本企業の手伝いをしようと思ってる
エリックに会えたから台湾にいる
それで離れられなくなった

エリック:僕たちは運命 13年前に会った時から







300km/hに達して車内から拍手が起きる

あんなに閉鎖空間でなければいいのになあ
速度からくるGも不安要素

今度は、どれだけ距離があっても瞬時に行ける
どこでもドアを作ってくださいな
もうそろそろ出来てもいいはず

で、安西さんはその後どうなったですか?



コメント

『あのときキスしておけば』(5~8話)

2021-06-24 13:18:54 | ドラマ
『あのときキスしておけば』
脚本:大石静

「俳優別のまとめ」カテゴリー内「井浦新さん出演作まとめ その2」に追加します





■EPISODE5 地獄の三角関係バトル! 元旦那に嫉妬爆発… 愛してる
高見沢はトモエを連れて行ってしまう
2人はトモエの自宅に戻り、当座のお金を渡す高見沢





高見沢は編集長に蟹釜ジョーが生きていることを伝えるが
ゴーストを隠していると疑われる

ホナミがもう一度話したいと呼ぶ
夫と全然性格が違うから中身は別人と認める
中身はトモエで蟹釜ジョーだと明かすと同情し助け合っていこうと約束する





ついにゴウダに打ち明けて相談するモモチ

ゴウダ:その気持ちは嫉妬だよ 本気で好きだってこと 諦めんなよ!





シンジ:お母さんと仲良くなって外堀を埋めればいい

またトモエからバイトを頼まれてモヤモヤしつつ自宅に入るところを
キノサキが見て、モモチがゴーストだと勘違い

そこに高見沢も来てトモエの好物を差し入れする
モモチとバチバチやり合う
一緒に住むつもりだったトモエは高見沢に怒る

ちょっと待て トレーナーの模様はパン留めるやつだ!






翌日、トモエに服を買ってあげる高見沢
高見沢:女性の時もステキだったけど、今のトモエもカッコいいよ






モモチは外堀を埋めるためにトモエの母を訪ねて
高見沢と張り合っているのがすぐバレる

高見沢の下の名前がハルと聞き、いつか言ったパスワードと同じと気づく
数字は出会った日






タエ:
あなたは人をホッとさせる魅力があるからトモエも好きなのよ
イカゲソ煮は武器になる


会社の仲間にトモエに男の魂が憑依していると言っても通じない

編集長:
「SEIKAの空」を113話で終わらせ、別の連載を入れる
ゴーストライターだろ


トモエの家に来るモモチ
一緒に暮らそうと誘うトモエと大ゲンカして捨てゼリフを吐いて出て後悔する

高見沢はバイトを辞めてくれと圧力をかける
「今は僕のものです!」と言い放ち自分で驚くモモチ
すっかりマンガのキャラクターみたいになってる

家の中でもバトり、2人もフラに挑戦し白熱する/爆





高見沢が元だんとホナミに話すと
モモチが好きなことはバレバレで女子会になってるw
トモエ:ほんと男、みーんなバカ(ww


高見沢は辞表を出す

SEIKAの116話が出来たとLINEが来て正座して読む
116話にはモヤオ=モモチへの気持ちが描かれている

高見沢はトモエに113話で打ち切りになったと伝える

高見沢:
フリーになって、完結編を出してくれる出版社を探す
新作を別名で出せば必ず一世を風靡できる
オレがそばにいれば必ずうまくいく
やり直そう 愛してる

モモチは2人のキスを見てイカゲソ煮も落としてしまう(食品ロスだってば・・・

モモチ:あの時キスしておけば(男性になってからもってことか


■EPISODE6 衝撃のラストを見逃すな! 元夫に奪われたキスの行方
キスからの壁ドン これまだドラマで効くんだ





モモチは絶叫しながら出て行き
高見沢を蹴って自宅まで後を追い窓から入るトモエ
ホラー映画w

自分が好きなのはモモチだと告白
モモチ:もうキャパオーバーなんです!!

キノサキは編集長に全部説明する

トモエ:付き合おう! 私の恋人だという自覚を持って

それもググるんだ 「恋人になったらすべき11のこと」

トモエは編集長に正体を明かし、マンガは描き続けると宣言
最新話をみんなで読んで信じる





ホナミから電話があり、入れ替わりの件をユウタロウに話すと約束





誕生日が来週と知りプレゼントに迷うモモチ
コンビニでまたユウタロウに会い
父じゃないと勘づいている

キノサキは信じると高見沢に話す
喋りに時々失礼なのに気づいてないw
もう自分を必要としていないと号泣する高見沢

社員で飲みに行った先で愚痴をツイートしているキヨミが
マディウォーターと気づくモモチ

編集長は最終話まで連載を続けるとアイデアを出す

トモエはユウタロウに打ち明けると蟹釜ジョーの息子になったと喜び
サインして欲しいと言う

これからマサオが蟹釜ジョニーとしてマンガを描き
振り込まれた印税を母と折半すると伝える

電子版だけでも毎月500万円!
単行本も毎月500万円!
売れればこんなにお金が入るのか/驚

トモエ:
命をくださった感謝の気持ちです
私が乗り移って、夫と父を奪ってしまった
これから4人で仲良くやっていきましょう

ユウタロウが持ってきたのも6巻
でもモヤオが好きなわけじゃなかった
マンガの話で盛り上がるモモチとユウタロウ

ホナミ:こんな幸せな気持ちになったの生まれて初めて





セイカが再スタートしてアンチはますます盛り上がる
「クソ」「ゴミ」とか平気で書く人はフィクションじゃないから
そんな人が自分の知人だったりしたらほんとコワイ





トモエのアシスタントになりたいと絵を見せるユウタロウ
夢は漫画家





こんなレベルだと足手まといになるから不採用と即答
トモエ:天才だって夢破れて生きてんだよ
ユウタロウ:勉強して出直します

トモエ:
セイカを完結させろって急かされてる気がする
恋人ならどんな時も味方でいてよ

職場でアンチのキヨミとネットで争うモモチはつい口に出てしまうw
結局、セイカが好きだと分かり、ユウタロウと3人でオフ会やコミケに誘うと喜ぶ
1人1人はいい人、フツーだったりするんだよね





トモエは仕事中に倒れる
お腹が空いたと言うトモエに誕生日に
「好き」と書いたオムレツをプレゼントして告白







やけに時間をかけたキスシーンと思いきや
ここでマサオが目覚める

“男らしさ”“女らしさ”って何だろうね、と思う
ドラマも映画もゲームも、雛形は同じで、設定のアイデアで勝負
最後はハッピーエンドかしんみり終わるかのどっちか
これからはもっと男女を超えたラブストーリーが語られてもいいのでは?



■EPISODE7 最終章! 入れ替わりの秘密 -奇跡を呼ぶ男たちの銭湯




沖縄か、天国だと思うマサオに戻り逃げて行ってしまう
トモエも死んでしまうと後を追うモモチは高見沢やシンジまでヘルプに呼ぶ

高い所から飛び降りようとしているマサオを確保して
トモエに戻って欲しいと引っぱたく高見沢

トモエが戻り事情を話すと乗っ取られた間のことを覚えていない
マサオに戻る前にセイカを描くという
(多人格の症状にも似ているな


翌朝起きてきたのはトモエでホッとする2人





欲情するとマサオが出て来るなら止めようと誓うモモチだが
積極的に誘ってくるトモエをまた拒む





フラは2人とも続けてるんだ 上手くなってるし
そこでマサオが出てきて、妻を見て驚いてまた逃げる

ここでもホナミから平手打ち
おかえりと抱きしめて泣き2人は家に帰る





トモエが必ず戻ると信じて、なぜかパフェを食べる
高見沢はトモエがマサオになるきっかけがあるはずと考える

夜、トモエは家に戻る
最初は1時間、昨日は半日 これからもっと長くなるかもと思い
腕になにか書く

3日後、またマサオが現れる
腕に「借金はもうないから死ぬな!」
「ホナミさんとデートして、息子ともよく話せ」などと書いてある







だんだん状況を把握するマサオ

マサオ:
金の力はスゴイなあ・・・
金にゆとりが出来たら急に嫁も息子も優しくなって

お金だけじゃないと説明するモモチと一緒にホナミの所に戻る
オシャレ服が似合ってない感じがにじみ出てるのもスゴイ

父に抱きついて喜ぶユウタロウ
トモエにもらったサインも見せてマンガのことで盛り上がる

好物のから揚げを食べながら号泣するマサオ






タエから電話があり事情を話す

タエ:マサオさんの体に心が戻るのがあるべき姿でしょ

モモチ:せめて半々でもいいから返して欲しいです

タエ:
この1か月半は神さまがくれた奇跡の時間だった
私の命もいつかは終わる それが命の法則なのよ
今度トモちゃんが出たら連れて来て






また掃除員に戻るマサオ




高見沢:このままだと連載が止まるからトモエを呼び戻さなきゃならない

心拍数がきっかけだとなぜかみんなで銭湯に入る




マサオ:
自分がどこかに消えてる間に世界が劇的に変わってました
生きていて本当に良かった ありがとうございます
出来ることがあれば言ってください

マサオのまま帰宅

とうとうゴウダに真実を話すとすんなり受け入れられる
キヨミがマディウォーターだとも知っていた
モモチがコミュニケーションをとるように激変した





ゴウダ:
苦しければ仲間に言えばいい
やりたいようにやればいい
悲しさを誰かと比べるな

(こんな風にいろいろ話せる猫背さんが欲しい


トモエから電話があり、最初の夜景の場所で待ってる
トモエの時のほうが俄然、色気がある





トモエ:
別れてくれない?
残ってる時間をマンガに使いたい

初めて同等にキレるモモチ

モモチ:
僕は先生もトモエさんもひっくるめて好きなんです!
おじいさんとおじいさんになってもずっといたい
先生とキスしたいです

フツウのBLに見える









モモチ:僕が先生に会ったのはこれが最後だった



■EPISODE8 最後のキス、涙の結婚式 -奇跡の愛の物語、遂に完結
あっという間の最終回

急にマサオに戻る
大事な時に出てきて謝る

仕事仲間にキスの報告するかな
ゴウダ:結婚式やんなきゃ!






5月1日に式を挙げることにする
よく見たら、GoogleじゃなくてGangleだったw

式を仕切るつもりの高見沢
余興はみんなでフラを踊ることにする

タエに結婚の許しをこいに行く
(戸籍とかどうするのかな? 亡くなった人と結婚できるのか???


セイカの原稿が最終回までアップされていると高見沢から電話
仕事場はすっかり片付いている

トモエは母に会いに来る
足腰鍛えるためにフラをすすめる

タエ:
明日もあさっても会いに来て
まだまだしてあげたいこといっぱいあるのに





ドラマや映画では死は忌むべきものに描かれて涙を誘うけど
ほんとうはそうじゃないって真実を伝えて欲しいなあ

トモエ:生まれ変わってもママの子になってマンガ描く

モモチが来たら出版社に出た後ですれ違う

トモエは編集長に会いに来る
嫌がっていたセイカのアニメ化を許す

高見沢とよく打ち合わせした店で話す

トモエ:
大好きだったよ 高見沢さん
見出してくれてありがとう ごめんね





こうしてお別れの挨拶ができるのもいいかもね
また役柄変えて会えるわけだけど

モモチが出版社に来ると出た後
腕をつかむとマサオ

LINEでプロポーズするモモチ
自宅の掃除も続け、LINEを送り続けるが全部「未読」

マサオが帰ると顔認証でトモエのスマホが開き
モモチからのLINEだらけなのをホナミに見せる

トモエの腕のメモを思い出し、ホナミと映画デートした後
もう一度、結婚指輪をはめる

マサオ:俺たちでモモチさんに出来ることはないかな

スイカの最終話を読むモモチ
主人公のヒーロー・キャベ次郎が亡くなって
一番弱いモヤオがそのあとを継ぐ終わり方





モモチはトモエが帰らないため式は中止にすると仲間に伝える
モモチ:トモエさんが安心して成仏できるように頑張ります

心の中では待ち続けると決心する

高見沢から真っ黒な封筒で広場に来いっと言われて行くと
正装が用意され、式にトモエ・・・のフリしたマサオが迎える
にしてはあの性格からこのテンションは辛いだろうに

感激して抱きしめ、改めてプロポーズする
練習したフラも披露







俳優っていくつもの命を生きてるような仕事だなっていつも思う

モモチはマサオが演じていたと気づいていた

モモチ:
みんなの優しさが嬉しかったです
これがトモエさんが僕に遺してくれたものだって分かりました
これからも1人で生きていけるように
僕らの結婚式で、お葬式だったんだな

まだマサオがトモエに見えてしまうため
モモチ:キスしていいですか?

キスした瞬間、トモエが戻る クミコさんキレイ~!





トモエ:
これがほんとに最後かも
モモチに会えて良かった
サイコー! 愛してるー!
生まれ変わったらまた会おうね






マサオに戻る 一瞬の記憶が抜けているのかな?
ヒトってほんとはこんな風に何度も時間旅行しているのかも



1年後
トモエは通りを歩いて、すれ違うと通り抜ける
「よみがえり抽選会」で一等賞が当たった
いやこれは「犬に憑依」が一等賞じゃない?!





トモエ:いろんな姿になって魂は愛する人の近くに一時戻る

ユウタロウは漫画家になってキノサキが担当になる
高見沢はまた新人女性を担当してすぐプロポーズ
母はフラを習い始めて元気
セイカの最終回ではモヤオがヒーローになってる







天界でもマンガを描いて、得かお金を貯めたら
また抽選会い参加できる
(天上界に通貨はないと思うなあ

またクレーマーが同じこと言って騒ぐ
李善善:お客様は人間で神さまじゃないです

まさかのモモチが飛び蹴り寸止めでモヤオのオマケが飛んで
彼もセイカの大ファンと分かる

トモエ:
胸に開いた穴は埋まらなくても君は生きていく
私のいない世界で


マサオには2人目の子どもが産まれる
ホナミはフラで大ブレイク

またマサオにとりつくトモエw
生まれ変わりがフツーに理解される時代になったってことだね







このドラマの次は、新さんとミニシアターパークの同志、斎藤工さんが主演『漂着者』
よほど深い縁なんだな









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ドラマ『あのときキスしておけば』(1~4話)

2021-06-23 12:49:06 | ドラマ
ドラマ『あのときキスしておけば』
脚本:大石静

「俳優別のまとめ」カテゴリー内「井浦新さん出演作まとめ その2」に追加します





井浦新さん麻生久美子さんの共演ということで
久々、テレビを予録して見てみた

SNSやYouTubeでも20分を超えるとしんどくて
1時間ドラマ、しかも連続となると
予録をしてあっても、時間をとるのが面倒なんだけど
見始めたら面白くて2日間で一気見

大林さんの『転校生』みたいな入れ替わりではなく
死んだ魂が憑依したラブストーリーで
新さんがクミコさんになりきる演技に注目!

楽しそうな現場も新さんのインスタで拝見
クミコさんは今回クールな役だけど
普段はあのコロコロとした笑い声が響いてたんだろうなあ

時々出る「おやおや」とかってセリフは
他のドラマでコメディエンヌを演じる時のまんまで好きv



 


出演:
田中マサオ:井浦新 「あらいぐま清掃」の清掃員

「スーパーゆめはな」の従業員
桃地のぞむ:松坂桃李
郷田ひと子:猫背椿
水出清美:阿南敦子 マディウォーター
李善善:うらじぬの
反町真二:六角慎司 本社のESV エグゼクティブ真二

東源出版「週刊少年マキシマム」編集部
高見沢春斗:三浦翔平 副編集長 巴の元夫
木之崎眞:藤枝喜輝 高見沢の部下
生馬忠士:角田貴志

唯月巴:麻生久美子 漫画家 大ヒット作「SEIKAの空」の作者 ペンネーム「蟹釜ジョー」
唯月妙:岸本加世子 トモエの母

田中帆奈美:MEGUMI マサオの妻 弁当屋のアルバイトをする傍ら、フラダンス教室を主宰
田中優太郎:窪塚愛流 息子
ほか






【内容抜粋メモ】

■EPISODE1 僕の大好きな彼女は、おじさんの中にいる…!?
夜景を見ながら女性になりきった新さんのセリフからw
麻生さんの独特な雰囲気と声の感じを醸し出せるかが見どころ








この3か月前
スーパーの店員・桃地のぞむと「あらいぐま清掃」の清掃員の田中マサオがすれ違う
店員仲間が猫背椿さん(郷田ひと子)!








東源出版 「週刊少年マキシマム」編集部
大ヒット作「SEIKAの空」の作者、ペンネーム「蟹釜ジョー」の漫画家・唯月巴の
担当は元夫で副編集長の高見沢春斗








スーパーにクレーマー(鈴木拓)が来て対応に困るモモチ
トモエが見事な足蹴りを食らわせ
マンガのオマケのモヤオがモモチに飛んでくる
クミコさんかっけー このシャープな髪型と赤いコートも似合ってる






本社のESV・反町真二、通称エグゼクティブ真二はイヤな奴で
いばりくさっている割に肝心な時は逃げる





お礼を言うと最新本とモヤオをくれる
いつも頼りないキャラのモヤオが自分に似ていて一番好きだと話す
「SEIKAの空」は野菜が擬人化された話w








仕事帰り、トモエに差し入れする木之崎眞の姿を見かけるモモチ
モヤオが表紙の6巻をお守りに持ち歩き、それにサインが欲しいと頼むと家に呼ばれる





褒められると俄然やる気が出るトモエは
自分のマンガのどこがいいかをモモチに熱く語らせる







てっきりトモエは蟹釜ジョーの妻だと思っていたが本人だと知り震える
ほんとは女だというのは秘密だと約束して
LIME(!)の交換もするが、翌日ブロックされるw





ようやく返事が来たらパシり
クミコさん、いつ見てもカワイイなあ
髪につけて挟むやつ、私が持ってるのと似てるw





スーパーの空いた時間に買い物や料理のバイトで1日5万払い
自分の正体を秘密に守ったら、一番に先を読ませてあげると合鍵まで渡す
翌日から朝のゴミ出し、掃除など張り切ってやるモモチ

マサオの妻の田中帆奈美はフラダンス教室の先生で
トモエも通っている





ご褒美に次のストーリーの一部を見せると感動して
モモチ:先生は天才です と言って去る





モモチが気に入ったトモエは、高い服をコーディネートして買ってあげる

トモエ:
着心地なんかどうでもいい オシャレはガマンなんだから
美しいことも使用人のサービスの1つ
(オシャレさんたちの美学だよね 私は真逆







最初に出てきた場所
ゆるんだネクタイを締め直そうとして近距離







CMまで同じ衣装、セット!
ドラマと並行してコミックも配信?
マンガの中にマンガが出て来るというCMって複雑







一緒に映画を見て号泣し、肩を揉んでもらいキスを迫られ
モモチ:そんなつもりじゃ・・・ と拒んで怒られる





もう来なくていいと言われて超凹むが、翌日はケロっと許されて
一緒に沖縄行かない?と誘われる

トモエ:覚悟して来いよ

1週間休暇を取り、同じ飛行機にマサオも乗る





その後、那覇空港でオーバーランして
救急で同じ病院に運ばれる3人

モモチは意識が戻るが
4名が死亡し、トモエもその1人と知る





そこに点滴を引っ張ってマサオが来て
気づいたらこんな姿になってたの!と号泣






モモチ:
この後、何度も思うことになる
あの時キスしておけばよかったと



■EPISODE2 おじさんと同棲!? ママ信じて-絶叫のパニックお通夜
トモエはまだ生きていると信じて探すと
トモエの母・妙が遺体を前に泣いている

そこにもマサオが来て、新しいストーリーを知るのは
限られた人しかいないことで証明して助けを求める
仕方なく家に入れる

これまでのことを話して証明する
もう新さんがクミコさんにしか見えないのがスゴイ

モモチとともに家に戻るトモエ
今夜はここに泊まれと脅される

編集部では最後の原稿がキャベ次郎死すで終わっていて困惑する
公表するのは遺族の意向を聞いてからと止める高見沢





仲が良かった頃、1年で別れたことを思い出す高見沢
家を訪ねてきてトモエは隠れる





高見沢:
この家をどうするかは母が決めるが、それまで掃除をお願いします
お別れがしたければ明日の通夜に来てください


トモエはモモチと自分の葬式に来て
思わず「ママー!」と駆け寄って連れ出されてしまうw
モモチはタエに紹介される
あんな黒いリュック背負っててOK?









マサオ:
「SEIKAの空」を描いて読者に届けるわ
タブレット持ってきて モモチんちで描くから!

アシスタントは使えないから背景も全部自分で描く
髪留めが同じなのが可笑しい





高見沢にショートメールするためにスマホを買うと
私のも今すぐ買ってきて!とまたパシらされる

決め顔の新さん、違和感ないわ~
“変なおじさん”てより、フツーにカワイイ





スーパーの店員・水出清美は「マディウォーター」というアカウントで
トモエをディスっていたアンチ







モモチは撮った写真で彼が誰かを探すが誰も知らない
トモエとマサオとの見た目のギャップに耐えられず、出て行ってくれと頼む





スーパーの店員・李善善はマサオが好きだったが
行方不明になったと知りショックでモモチに写メを見せる





トモエにマサオのことを話すと
出て行く代わりにママの所に行くのについてきてと言う

トモエ:
パパが死んでから私がママの生きがいだった
私が死んだら、自分も死ぬって言ってた

自分のお金をモモチにおろさせて、スーツでぱっきり決めたトモエ





編集部では新しい113話が届いて困惑する高見沢ら
このタッチは間違いなく本人のものだと編集長に話し
遺族の許可をとって掲載すると決める

実家にお焼香に来たと上がる2人
思い出話をして泣き出してしまうタエ

私は娘だと言ってしまい、小さい頃の思い出を話すが
お通夜に来た変質者と思われる






新さんのお芝居は楽しいけど、クミコさんはもう出ないのは寂しすぎると思っていたら
時々出てくれて嬉しい

モモチに113話を読ませると、マンガのキャラも死んだ話になっている
感動して泣くモモチ





モモチ:
モモチのようなファンがいてくれるから
こんな姿になっても生きてる意味があるのかな

アンチのマディウォーターのことを知って憤り
反撃ツイートを書きまくるモモチ

なんでこんなことになったのかと号泣するマサオが
トモエに見えるモモチ







モモチ:僕は信じます

またトモエがキスしようとしてさり気なくよけると
トモエ:よけてんじゃねーよ! と得意の飛び蹴り出た(ww
男のノドだから凄みが増してる感じが出てる








■EPISODE3 はじめての混浴!? 愛のイカゲソ… 母と娘の涙の絆
銭湯に寄ろうと言うトモエ
トモエ:男湯に入ってみたかった

時々本人に見える現象が美味しいv









高見沢はモモチが原稿について知っているのではないかと思い
スーパーまで来て李善善から住所を聞き
2人が付き合っているのではと疑う

ゴウダは高見沢が探偵で浮気調査していると決めつけるw

コンビニの「週刊少年マキシマム」を買おうとして
もう1人手を伸ばしたのはマサオの息子・田中優太郎
自分の父がモモチと腕を組んで歩いているのを見て驚く





自宅で高見沢が待っていて、モモチはゲイと思い込むが
トモエは高見沢にも自分が蟹釜ジョーだと言い
PCのパスワードを言う






3年前、トモエの才能を見出したのは高見沢
2年前、プロポーズ
1年前、仕事のことでケンカになって別れた







タエから合鍵をもらってトモエの家に来る高見沢
タブレットがないことに気づき
アンチに怯えて、今もどこかで描き続けているのではと編集長に話す

死を公表して単行本の売上を伸ばすことしか考えていない編集長は
翌日、蟹釜ジョーが亡くなったことをマスコミに公表し、本名も写真も公開
あと4本で絶筆

高見沢:生きている可能性がある!

ママが心配だから見てきてとモモチに命令する
トモエ:私のこと愛してないの? モモチしか頼る人がいないの

実家に行くともうマスコミがインタビューしている
塀から写メろうとして転び、手当てしてくれる

モモチをイタコ詐欺だと言う
もう1回会って欲しいと頼むモモチ





トモエはスーパーのトイレに入ると
シンジから親し気に声をかけられる ヤニ友って





マサオは競輪で借金して家出したと推理しているうちに
飛行機で隣りに座っていたことを思い出す

トモエはまたフラに入門して「初めまして」と挨拶すると、妻・帆奈美が驚く
体験なのに上手いとみんなに褒められて正式に入会する








モモチはトモエをもう一度タエのところに連れて行く

タエ:
最近はどんな感じでした?
有名になって別人になったみたいだったから

モモチ:
マンガを描いてる時は天才
怖いけど最高にいい人で
クレーマーをぶっ飛ばしてくれた大好きな人なんです

トモエの大好物を用意してくれていた
タエ:ごめんね すぐに気づいてあげられなくて
(母親なら分かるよね 女性の勘もあるし







今度は自転車のおじちゃんがぶつかりそうになる
足をくじいておぶるモモチ
「田中マサオ!」と呼ぶホナミが妻と聞いてビックリ





■EPISODE4 涙のバックハグ! 妻降臨で不倫疑惑… 土下座対決!?
ホナミ:あんたは私と息子を捨てて、この人と駆け落ちしたってことよね?

記憶喪失を装うトモエ モモチのことも知らないとウソをつく
トモエはマサオとして素直に家に連れて行かれる

家に着いても勝手が分からず、妻に敬語を使うトモエに不審がるホナミ
ホナミ:あんたがウチにいた頃は2人でお茶なんか飲んだことなかった





マサオは元不動産屋の営業
夫婦別々の部屋に案内され、心配しているモモチに部屋の写真を送るw





息子の部屋に入ると、彼も「SEIKAの空」の大ファンと分かる
そこにユウタロウが帰ってきて、タイトルには意味があると話し戸惑うユウタロウ

マサオの部屋で日記のような手帳を見てショックを受けるトモエ
トモエ:これから私はどうしたらいいんだろう?





高見沢はあらゆるつてを探したがトモエは見つからず
どこにいるのかモモチに聞き土下座する





高見沢:
彼女の孤独も不安も良い所も私が一番分かっている
私の力を必要としている
(ならどうして姿が変わると分からないのかな

あのおじさんだと言っても信じず激怒して去る

トモエはモモチの家でマンガの続きを描いている
マサオが沖縄で死のうとしていたことが手帳に書かれていたことを話す
偽名でチケットをとっていた(そんなこと可能なの?!





トモエ:
マサオさんの心はどこに行っちゃったんだろう?
体と心が違う人がいっぱいいるってことになっちゃうよ
私はこのままマサオを演じることは出来ない
フラの先生とも昔はとっても仲が良かったみたいなんだ
モモチと私が不倫してる誤解を解いて戻ってくるからね
蟹釜ジョーは死んでも連載は続けるぞ


デートの約束にものすごい喜ぶモモチ

ゴウダ:
デートって言えば原宿だよね
新橋からゆりかもめ(いつの時代?ww

ユウタロウからほんとに父か疑われる
夫婦仲が悪くなった理由を聞くと
リストラされた後からではないかと言う

久々の3人での夕食でセイカの話でユウタロウと盛り上がる





編集部に114話のデータが来る
幽霊が描いていると怯える社員
編集長:筆圧が高くて男性みたい ゴーストでは?


デート当日
完全にゴウダさんらのプランにのっかってる
これはどう撮影したの???





定番のクレープを食べて
桃と蟹のおそろカップを買い
1つのカップで2つのストローで飲む







それで冒頭のお台場の夜景なのか
またキスを迫られて顔をよけると怒って行ってしまう





ゴウダ:夜景見ながらバックハグだよ! を思い出す
ハグというより体当たりみたいw






トモエ:
ずっとこのままならモモチに悪いね
同世代の女性と結婚して幸せに生きるのも悪くない
みんないつか消えちゃうんだ(真心の詩みたい
でも奥さんの誤解を解いて堂々と生きる








ホナミを呼び出してトモエがマサオになった経緯と
手帳を見せて沖縄に行った事情も話す





ホナミ:
あんたはリストラされたことも言わないで借金作って
なんで私に相談しないの?!
なんで素直に別れたいって素直に言わないのよ!

トモエは自分と高見沢の夫婦関係がダメになった話をする
すれ違ってもキライになったわけじゃない
ケンカが怖くて話さなくなる
共感し合い泣く2人


ホナミはトモエにモモチの家に帰っていいと許すが
自宅にはまた高見沢がいる 必死すぎて倒れる

モモチの変トレーナーがいちいち気になるなw

トモエがマンガを描いているのを見て一変してすぐ信じる高見沢
高見沢:やっぱり生きていたんだな どんな姿でもトモエはオレのトモエだ
2人の思い出を雪崩のように話す





高見沢が元夫と今知ってショックすぎるモモチ
でもこれは自己愛だな





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ドラマ『ディア・ペイシェント』(5話~最終話

2020-11-01 12:52:05 | ドラマ
ドラマ『ディア・ペイシェント』(1話~5話



第5回 去りゆくものへ
西園寺は昔から俳句が趣味
認知症で自分では作れないが
人の句を添削するのは大好き

(人の脳の仕組みって本当に興味深いなあ

脱走癖は変わらない


ザマが2週間以上姿を見せず嫌な予感がよぎるチアキ


浅沼の認知症は早めに対処すると
進行を抑えられると話すと興味を示し
息子と話す機会がようやくもてる


瀬戸が西園寺に暴言を吐いたため
院内裁判にかけられることになった

事案は言語的虐待について
防犯カメラで撮影された証拠映像を見せられる






西園寺:
帰るんだ! と箸を投げ
役立たずが! としりを蹴られる
お前それでも男か?
悔しかったら言い返してみろ

瀬戸:
あんたに帰るところなんてないんだよ
家族はあんたに帰って来られたら迷惑なんだよ


西園寺の家は白金台の豪邸で贅沢に暮らしていたはず
でも家族も全然会いに来ないのを可哀想に思って言った発言だったが
言葉が過ぎたと謝る瀬戸

懲戒処分を言い渡されるところを院長がフォロー


瀬戸:他にも西園寺さんから言われた事があった

西園寺:まともな就職もできずにこの仕事してるんだろ?

瀬戸:
西園寺さんの言うとおり就活に失敗してこの仕事に就いた
介護なんて考えてもいなかった
今はやりがいを感じているけれども
ずっと続けていいのか不安で・・・

(求人広告に今たくさん載っているのは
 高齢者の介護と子どもの面倒をみる仕事
 一番大切な部分なのに常に人が足りていないのは、社会全体の問題だ


チアキ:
私の母も認知症で施設に入っている
介護は真面目に向き合うほど過酷で
誰にもできる仕事じゃない

認知症は悲しい病気ですね
しっかりしていた頃の母を求めてしまうところがあって
母のことがあるからザマさんに強く言い返せないのかもしれない


ヨウコが医療訴訟を抱えている話を切り出す

ヨウコ:良い弁護士が付いてくれて和解の方向に向かっている


瀬戸は介護の担当を外されて、西園寺とは接触禁止
倉庫の整理をしている

(ペットボトルが箱ごといっぱいある!






瀬戸:
真野先生は何のために仕事をしてるんですか?
僕はもう辞めようと思います


マリから電話があり、施設から母の姿が見えなくなったと聞き
瀬戸とともにクルマで出る





(本人のためにも、徘徊する場合、GPS機能のついた
 アクセサリーとかないものだろうか?


母親が見つかる
駅に向かう途中で迷い、近所の人が見つけてくれた
チアキに会いに行こうとしていたらしい

父:2人とも申し訳ない 今日のことは私の責任だ

チアキ:
私が戻ってくれば
お父さんはお母さんにずっと付いていてあげられるよね

父:
医者として患者と向き合う方法はいろんな形がある
医者の仕事は一生だ
今の病院で学ぶべきことはまだたくさんあるんじゃないか?

瀬戸:
マノ先生は仕事熱心なのはもちろん
いつも僕たちを対等に見てくれます
そういうところに僕は救われていた

いろんなことを試してみて
それでもやっぱり介護の仕事がしたいと思ったら
また一から始めます






ハスミは研修で3日ほど留守にするから、ザマのことが気になるという

午前3時 暗い病棟にまたザマがいる

ザマ:
母が体調を崩してしばらく来られなかった
今日はチアキ先生が当直だから会いに来ました

僕は何でも知っています
今度は母も連れてくるので診察してください
3年前、脳梗塞になって寝たきりなんで

チアキ:専門ではないのでお役に立てるかどうか

ザマ:俺を馬鹿にしてるんだろう?! 胸ぐらを掴まれる

チアキ:
どうして私ばかり攻撃するんですか?
私が親の面倒をみてないからですか?







若い警備員が来る

ザマ:
この人は新人さんです
警備主任の留守中に勝手に警察を呼んだら
事務長に首を切られますよ

警備員:
すみません
僕は今試用期間で、今日初めての夜勤なんです
あの人の言う通りトラブルを起こしたら
本採用できないって事務長に言われてまして


(そんな警備員要る?
 せめて人を守るハウツーくらい知っている人を雇って欲しい
 求人でもう一つ多いのが 警備員だよね
 大体夜勤で時給が微妙に高め


ヨウコ:
完全に院内暴力だもの
今度何かあったら警察に言いましょう


気分転換にシステマに行く途中
朝からトレーニングしているキラと出会う

チアキ:私も武術の達人になって、暴力の恐怖を感じないようになりたいです

キラ:
僕も恐怖を感じます
むしろ怖がりですよ
システマも恐怖を克服しろとは言ってません
恐怖や痛みに慣れましょうと言ってます

(仕事以外にこうした何かしらの趣味や
 人間関係でやっぱり必要だね


瀬戸:
事務所から今月いっぱいの給料は払うから
今週いっぱいでいいと言われました

認知症の人は孤独で寂しいんです
だからこそ心の深い部分から強く家族を求めます
家族がお見舞いに来ている患者さんが羨ましくて
帰りたいってわがままを言うんです

家族に見放されているのに
必死にすがろうとする姿を見ていられなくて
介護士は家族の代わりにはなれません


西園寺:
あの若い奴がいつまでも帰ってこない
あれは息子なんだ
あいつがいなきゃここにいる意味なんかない!
あいつはまだ子どもだから面倒見てやらないと






瀬戸の俳句を渡す
「ありがとう 怒鳴り声にも見える愛」






会いたいと泣く西園寺

チアキ:彼に手紙を書きましょう


チアキモノローグ:
老いていくことは時に切なく悲しい
でも大切なものを失うからこそ
年を重ねるごとに人は謙虚に真摯に生きられるのかもしれない

それが希望なのだと思いたい
老いは魂の成熟だと信じたい


とうとうチアキの母のもとにまでザマが来て声をかける







第6回 新しい風

佐々井記念病院のライバル病院は2つあるが
実際は大原病院との一騎打ち

もうひとつの病院は富裕層向けに切り替えて
病院食がすごく豪華


ヨウコの勉強会の次の議題は
女性のがん患者の職場復帰
医者が支援してサポートプログラムを作ること

カネダ:タカミネの「患者ファースト」は「患者様のお金ファースト」


事務長のコストカットにより
赤ちゃんの予防接種は小児科の担当だが
月に3回、内科の医師が駆り出される
小児科は手がかかる割に収益が上がらないと言う事務長の主張


岩見春菜が子どもの予防接種に来る
ハルナ:すごく泣くんです 昼も夜も 病気でしょうか?

チアキ:お母様は眠れていますか?

ハルナ:小児科の先生じゃないんですか?

同じ机に他のワクチンが置かれていたことからワクチンの誤接種を疑い
保健所に訴える!と騒ぐハルナ






カネダ:育児ノイローゼ風?

院長:
子育て中のお母さんが過敏に反応されるのは無理もない
お宅を訪問して誤解を解いたほうがいいですね

(そんなことまでするんだ…


タカミネが早速聞きつけてやってくる
チアキ一人では不安だから
沼田が一緒に言ってくれと指示する


沼田は前は大原病院に勤めいてた
内部事情が聞き出せるからと事務長が採用した







ザマはチアキの母に会い

ザマ:
僕は見学者です
母の入所を検討していて
でも僕はやっぱり母と暮らして自分で世話をしたいです
親の介護をしない子どもなんて許されません

母:子どもには子どもの人生があるわ

(「するべき」はその人の固定観念だよね
 子どもの世話になりたくないと望む親も多い



イワミ夫妻に謝罪する





納得しないハルナに沼田はお金を渡すと

夫ユウト:
今度から気をつけてもらえばいいんじゃない? と受け取る
ずっと赤ん坊と2人きりで部屋にこもっているから神経質なんですよ

ハルナ:絶対に許しませんから!
大きな声に驚いて子どもがまた泣き出す


タカミネ:その奥様は金銭の吊り上げを画策していますね
(いや違う なんでもお金だと思う人の思考にはついていけない/汗



ザマは勝手に病院内の草むしりをしている
ザマ:僕も母を施設に入れようかな 山梨あたりの


夫が全く育児に参加せず、ハルナは夜中に一人で泣いている


ヨウコの勉強会でがんになった体験談を話す女性:
離婚して子どももいたので、すぐ働けなければならず途方に暮れていると
ヨウコ先生がどう仕事に向き合うか
会社に協力してもらうかアドバイスをくれたおかげで
自分の病気を受け入れながら仕事と子育てを続けられています






チアキ:今って周りに SOS を出しづらい世の中なんだなと思いました

ヨウコ: SOS を出したら「甘えるな!」って叩かれた人もいる


ハルナはチアキに電話をかけてくる
(なぜ電話番号を知ってるんだろう? 院内専用?

ハルナ:
子どもの体調が悪い すぐ家に来てください
来てくれないなら子どもと一緒に死にます


慌てて駆けつけるが子どもには問題がない
病院まで送ると言って、レストランに停めて、お礼にご馳走すると言うハルナ

ハルナ:
オーダーを聞きに来たウエイトレスが夫の不倫相手なんです
私の代わりにあの女を殴ってください
そうすればもうワクチンのことであれこれ言ったりしません

チアキが断ると自分で殴りに行くが子どもの泣き声で思い止まる

ハルナ:
夫が寝ている間にスマホの指紋認証を解除して中を見た
(これって確か家族間でも違法だよね

もう限界です
マイが生まれてすぐ死なせかけたことがある

授乳後にうたた寝をしてしまい、マイが吐き戻して
喉を詰まらせているのに気が付かなかった

夫は気にしすぎだって言う
でも私が気を抜いたらこの子は死んでしまう

そう考えたら夜も眠れなくて
イライラしてマイを怒鳴りつけたりして
ちゃんと育てられるのかって自信がなくなって

小さい頃から子どもが好きで
でもお母さんになるのが
こんなに苦しいなんて知らなかった と号泣する

(なんでも1人でやるなんてムリだよ


週末に実家に帰るチアキ

母:
結婚前は家事は得意じゃなかった
最初から完璧な母親なんていないわよ

父:
2人が生まれた時は、私はまだ大学病院に勤めていたから
今で言うワンオペ育児になってしまった

ハルナのことを相談する

母:
人生は辛いことがたくさんある
でも辛いことはそう長く続かない
悩んだときは焦らずただ立ち止まる
そうすると自分の本当の気持ちが見えてくる

いつのまにか新しい風が吹く


マリ:施設にお姉ちゃんの患者さんが見学に来たんだって
ザマと知って息が止まるチアキ

ブログはさらに加熱している
「最低女医伝説
 親の介護で腰を痛めている私に草むしりを要求」


ザマが診察に来て、草むしりで腰を痛めたという
チアキ:整形外科を受診してください

チアキの母の施設に行ったのも偶然で驚いたと嘘をつく

ザマ:
いい施設ですね
僕は大切な母親を施設に入れる鬼畜のような真似はしませんが

ヨウコ:
ブログを興味深く拝読しています
応召義務(医者は治療を希望する患者を拒絶できない)について書かれてましたね

正当な理由があれば拒んでいいんです
暴言、暴力、ストーカー的行為は正当な理由に当てはまります
今後行動を改めなければ診療を拒否します






ザマ:あんたのこともブログに書いてやる!

ヨウコ:
どうぞご自由に
そちらこそ名誉毀損で訴えられないようお気をつけて


ハスミ:
昨日、新人が急に辞めたいと言い出して
話を聞いたら、夜勤でのことを非常に後悔していた

チアキ:
ザマさんはなぜか院内事情に詳しくて
こちらが反論できないやり方で威圧してくるんです

ハスミ:少し調べてみます


キラ:
護身の7割は危険人物との距離で決まる
残りの2割は角度
最後の1割は演技力

いかに相手に気づかれず戦略的に有利な位置をキープするか
相手の懐に入るためにはリラックス
大切なのは平常心

(軍隊では毎日毎日こんなことを
 念仏のように聞かされているんだろうな


ハルナが謝りに来て、母の話を伝える

チアキ:
心が落ち着いたら自分の心に問いかけてみてください
自分がどうしたいのか


ハルナ:久しぶりにいっぱい寝られた
夫:不眠症とか言ってたもんな

ハルナ:立ち止まったらわかってきた 離婚しよう

夫:
不倫相手とは別れる
絶対変わるから考え直してくれ!
1年後の俺を見てくれないかな






子育て相談会に来るハルナ

ハルナ:
病院からの和解のお金も辞退しました
夫に離婚しようって言いました 1年後に

夫は変わらないと思います
なのでこの1年間は夫の変化を待つのではなく
自分が夫なしでも子どもを育てていけるか
真剣に考えようと思います


仕事復帰とかお金の事とか不安だらけ
でもそう決めたらやる気が出てきて
今なら言えます マイは私が守るって






チアキ:
辛くなったら SOS を出してください
助けに来ます
私もここにいます


ヨウコ:
私も休もうかな
夏になったら夫のいるアメリカにでも行って
私も少し出口が見えてきたから


ザマは自分で腹に注射を打っている
何の注射だろう 糖尿病?


チアキモノローグ:
塵のように積もった苛立ちや悲しみは
やがて拭い去れないほどの重さになって
人の心を押し潰していく
人の心が耐えられる苦しみには限界がある


(カラダが一番正直だよね



第7話 母子の事情
カネダは送るなと言ってもいっぱい送ってくる実家の野菜を同僚に配る
(これってうちだけじゃないんだ

ヨウコは弁護士に会いに行く

医療訴訟では7、8割の確率で
医者が勝訴すると言われている


(逆に言うとほとんどの患者は泣き寝入りしてるってことか?


遠山秋絵(松金よね子さん、久々見た)が診察に来る





アキエ:
全身がだるくて関節も痛むんです
私じゃなくて息子の体調が悪いので薬を頂きたい

チアキ:
診察をせずに薬を処方するのは無診察治療と言って
保険診療の基本ルールで禁止されています

アキエ:
息子は外に出られなくて
とにかくさっさと薬を出してちょうだい! 急に怒り出す

チアキ:患者さんにとっても危険なことです
アキエ:母親が言ってるんだから間違いないわよ!


カネダ:
以前、刺し身を食べてアニサキスで救急で運ばれてきた
もう20年も引きこもってる
旦那が随分前に死んで
母親がパートをかけ持ちして食わせてるらしいよ


院長:今、中高年の引きこもりは61万人と言われている

「8050問題」
80代の親が50代の引きこもりの子どもの世話をする社会問題
高度経済成長期に働き手だった親が
バブル崩壊による就職氷河期のあおりを受けて
職に就けず引きこもってしまった子どもを養う
でもやがて高齢となり、子どもを支えきれなくなる


江頭孝心法律事務所に相談に来ているヨウコ

弁護士:
過去の判例を見ても浜口先生が圧倒的に有利であることには変わりありません
しかし先方が裏工作をしているとも限らないので慎重に進めましょう


チアキ:
息子さんの携帯に何度か電話したが出ていただけなかった
浅沼さんから息子さんに電話の折り返しを頼んで頂けないでしょうか?

浅沼:
マーくんはとても忙しい
私は物忘れしませんよ
今日も車を運転してきましたし

(それが怖いよ/汗
 免許証更新の際の認知症の検査って一体どうなってるんだろう?


急にザマが出てくる





エレベーターでこんな人と2人きりって危なすぎるよ 私なら絶対に出る
色んな所に患者のためにカメラが設置されているなら
こうした暴力行為も証拠として使えるのでは?

チアキ:ザマさんはどうして私を攻撃するんですか?

ザマ:
攻撃なんてしてません
僕の心と体をしっかり把握して欲しいだけです
僕はチアキ先生との絆を信じていますから

(最初から「助けてくれ」ってサインを出し続けていたのかもしれないな


夜間、アキエは腕から血を出して
同じアパートの女性アズミに連れて来られる
息子にやられたことを必死に誤魔化す

循環器専門のヨウコを呼ぶ
心臓弁膜症の疑い、不整脈心肥大などを抱えていても病院に来なかったと分かる

アズミ:
息子にやられたのかもしれない
いつも引きこもっててアキエさんを殴って
声や音でわかるんです 家庭内暴力
ぶっ殺すっていう声が聞こえた
このままじゃ殺されちゃう


ヨウコ:
明日、事務長にかけ会いましょう
親子とはいえ傷害事件の可能性もあるし

事務長は全く取り合わない

沼田:
アキエ様は今回と同じように
刃物で切りつけられたような傷を負って来院した際
外科当直が家庭内暴力の痕跡ありと警察に通報したら大激怒して
息子に対する名誉毀損と虚偽報告で病院を訴えると騒いだ
遠山様には友好関係のある病院に転院していただきます

(こうして事件、ニュースになるまで放っておかれるのか?


ザマブログにはヨウコについて書かれている

ブログ:
2人目の魔物あらわる(都市伝説みたい
その名もはま愚痴陽子(名前をつけるセンスが昭和のヤンキー風


ヨウコは全く気にせずチアキをランチに誘う
ヨウコの両親は教師
ヨウコ:医大の学費を出してくれたりして尊敬してるわ

原告側が和解工作していると連絡が入り当惑するヨウコ


チアキは遠山の件をメディカルソーシャルワーカーに相談しようと思って資料を調べる

(いろんな知らないサービスがあるんだな


カネダ:
引きこもりの子どもを何とかしたくてもできなくて親は苦しむ
それなら助ける意味はある

でもあの母親は息子のためなら
自分は死んでもいいと思ってる

愛情はそんな簡単なものじゃない
それは母親から息子への暴力でもある

家庭の中は密室だ
親が子どもに支配されているのか
子どもが親に支配されているのか

傍から見たらよくわからない
相手を傷つけるだけが暴力か?

(なるほど


システマでも集中できないチアキ

キラ:
心が疲れているんじゃないですか?
心の乱れを整えるには体をリラックスさせる必要があります

僕はシステマのトレーニングより
現代人の日常のほうがきついと思っています

追い詰められて平常心を失い
自分が危険な状態にあることに
多くの人は気付いていない


だから僕らは呼吸で心を整えることを学ぶ
人と向き合い、自分と向き合うために

(ほとんどスピリチュアル! ほんとに呼吸は大事


遠山は転院先で大動脈弁狭窄症だったとわかる
アキエは勝手に病院を抜け出す
ここまでくると息子への執着心では?

アキエと息子が救急に来る
今度は息子の腕や腹に切り傷だらけ
アキエはさらに危険な状態


ヨウコ:
病院を抜け出して息子さんを刺したみたい
心不全を起こしかけてる

アキエ:私たちは2人でいないと生きていけないの!

ヨウコ:
警察が来たけどまだ事情聴取できる状態じゃない
憶測だけど向こうの病院で自分の余命を知らされてアクションを起こしたのかも

家族の問題には医者にも踏み込めない領域がある
医者として正しいことをしたとしても
患者さんの家族が受け入れてくれるかどうかは分からない

医者も弱い一人の人間
でも命を預からなくてはならない

(何かメンタルサポートに繋げることはできるんじゃないかなあ
 今は垣根を越えてチーム医療で一人を診る時代だし
 てか、内田さん、いつまでもキレイだなあ!


翌日、ヨウコが欠勤し、スマホも出ない

浅沼はようやく息子・雅彦と来る





雅彦:
こんなに待たされるとは思いませんでした
大病院でこんなにユーザビリティの低いところは久しぶりです

物忘れが進んでいると言われて
全く気づいていなかった息子

雅彦:
本人は大丈夫だって言ってるんです
気のせいじゃないですか
もう時間切れだ 失礼します


浅沼はポツンと一人で待合室に残っている

浅沼:
いつも車で来るからタクシー乗り場がわからなくて…
息子は一人で帰ってしまった


ジョウジは大暴れしていて、チアキも呼び出される





ジョウジ:
今更自立しろだの
できないなら一緒に死のうだの
勝手なこと言うんじゃない、人殺し!

このババアの行儀が悪かったから俺はこうなったんだよ
責任とって保険金でもなんでも
俺が一生暮らせるだけの金の段取りつけてから自分だけ死ね!


チアキ:
自分がうまくいかないことを
全部お母さんのせいにしないで!

お母さんは自分の身にもし何かあったら
あなたが一人では生きられないと思って
お母さんの気持ちも少しは分かりませんか?

アキエ:全部私が悪いんです しがみついて息子に謝る


その様子をずっと見ていた浅沼:
嘆かわしい親子関係ですね
でもあのお母様はお幸せだわ
あんなに息子さんに必要とされて
これ以上の幸せはないわよ



チアキモノローグ:
私は依存し合う親子関係を幸せとは思えない
でも家族には医者が踏み込めない領域があるのかもしれない
それが明らかにゆがんだ関係でも
医者は簡単に否定できない


ヨウコと連絡が取れず、またザマが来る

ザマ:
浜口先生、無断欠勤されてるようですね
訴訟も抱えているとか
何してるんでしょうね、浜口先生?


自宅を訪ねるが出ないため、管理人が部屋を開けると
ベッドで眠るように亡くなっているヨウコを見つける
なにか自分で点滴を打った様子
心臓マッサージして救急車を呼ぶよう言うチアキ



第8回 志をつないで

院長:
浜口先生はここに来る前は青森の病院にいた
事故はスポット勤務?で行った総合病院で起きた


5年前
心筋梗塞で運ばれた35歳の男性は
強いプラーク(脂肪などの動脈硬化で厚くなった動脈壁)を伴っていたので慎重に適切に処置をしたが
処置の途中で血管が破裂し、必死に蘇生を試みたが亡くなった

通常の判例に沿えば落ち度はなかったと立証されるか
ご家族との和解が成立するはず


和解工作の電話を思い出すチアキ

チアキ:
どうしてヨウコ先生は死を選んだのだろう
私は何を見落としたのか?


ヨウコが担当していた患者を振り分ける沼田:
患者様から浜口先生の不在を問われたら
休暇中と答えてください
事務長の方針です


ザマ:
ヨウコ先生、亡くなったそうですね
しかも自殺だったそうですね
不倫、過労、パワハラ、医療ミスの可能性もあるかな

無責任ですよね
患者様をほっぽり出して
余命わずかな人だっているでしょう

ショックだろうな
自分の主治医が自殺するなんて、生きる気なくすよ
責任から逃げたんだ


チアキはヨウコの両親と会う
ヨウコは何人かに遺書を残していて、チアキも受け取る





チアキ:
ヨウコ先生はこれまでたくさんの患者さんを救ってきました
スタッフを励まして、辛くても愚痴ひとつこぼさずに
医師としてあるべき姿を見せてくださいました

父:
ヨウコにはなんでも一人で出来るように育てました
一人で考え、一人で行動する我慢強い子でした
結婚後も海外で研究したいと言う夫を
快く送り出し、誰にも弱音を吐かず…

母:辛いって言えるように育てればよかったね ごめんね/泣


渡された封筒から出てきたのは
訴訟になっていた患者の症状と治療をまとめたメモ





チアキ:
患者さんの死は不可抗力だったが
自分にミスがなかったか
ずっと問い続けていたのかもしれない

メモの上には「詫言」と繰り返し書かれている

手紙:
あなたと一緒に働けて楽しかったです
病気を見つけ出すあなたの野生の勘にはいつも感心していました

私はずっと空の上から見守っていますから
安心して頑張ってください

その代わりと言ってはなんですが
私の患者さんたちをよろしくお願いします






チアキ:もうザマさんの対応は限界です

事務長:別の先生に担当していただきましょうか?
(たまにはいいこと言うじゃん

沼田:
ザマ様のご希望ではない先生に変更したとなると
過剰反応されてまだ中傷されかねない
私がご相談に乗ります
もう少し頑張ってくれませんか?


ミサキはヨウコの付箋を見て泣いている

チアキ:折り鶴折らない? 感謝の気持ちをご家族に伝えようよ


ハスミ:
ザマを調べてみた
長年地元の金属加工工場で熟練工として働いていたが
数年前、母親が脳梗塞になってからは
介護のために工場を辞めた 介護離職
生活保護は受けていない

病院内部の人間かもしれません
そう考えると院内で起きている不可解なトラブルの辻褄が合います


カネダ:
実は俺も訴訟3つ抱えてるんだよね
全部小さい案件だけど
一番でかいのは投薬ミス

救急で喉が痛いって言う患者に風邪薬を出した
でもヨウコ先生がしっかり調べたほうがいいって言って
調べたら大動脈解離だった

もしヨウコ先生がいなかったら
大きな医療ミスを起こしていた


チアキ:
だから分からない
あれほど患者さんのことを思っているヨウコ先生が訴訟のことだけで


ヨウコの夫が帰国し、チアキにお礼を言いに来る





チアキ:
気になってることがある
亡くなる数日前、江頭という方から電話があった
その時から様子が変わった

夫:
弁護士からの電話ですね
処置の際、立ち会っていた看護師が
急に証言を翻してヨウコの処置に過失があったと言った

その看護師の息子が原告側の親族の経営する会社に就職することになったそうです
賠償請求額は1億6700万円
敗訴となればヨウコに支払い義務が発生する

チアキ:
でも医師は医師賠償責任保険に加入しているから賄えますよね?

夫:
ヨウコが訴えられたのは事故があった1年後
患者が亡くなった日には保険に入っていたが
翌年訴えられた日には佐々井記念病院に転職して保険に入っていなかった
空白期間だったんです

ヨウコは遺族との和解を目指していました
訴訟に勝つより遺族に納得してほしかったんです
でも敗訴が決まればその道は絶たれる
ヨウコは生命保険金を遺族への賠償に充ててくれと遺書を残した

あれは不可抗力だった
でもヨウコは自分を責めて償いの方法を模索していた

常に患者の側に立つ
それがヨウコの揺るぎない信念でした
だから遺族と敵対することに
自己矛盾を感じていたんだと思います

患者を放り出して無責任だという人もいると思います
でもヨウコは自分の命をもって償い
責任を果たそうとしたんだと思います

死を選んだことは正しかったとは思わない
けれども僕はヨウコを誇りに思います


チアキらは折り鶴を夫に渡す

夫:
真野先生はヨウコが同志だと言っていた
真野先生に自分の夢や希望を託していったんじゃないかと思うんです
どうかヨウコの遺志を継いでやってください


ヨウコの声が聞きたくて、勉強会の DVD を見る

ヨウコ:
病気を抱えていると、いつも人は不安を抱えます
超高齢化社会で医療界が抱える問題は多く
医療制度は崩壊しかけているという人もいます

でもだからこそ病気になった人も
安心して生きられるように
医療を支えていきたいと思っています

そして私が出会った頼れる仲間と一緒なら
それが実現できると信じています


チアキ:この1週間、患者さん少ないですけど

カネダ:ザマのブログにヨウコ先生の自殺のことまで書かれている

「疑惑の病院 女医の自殺
 院内トラブルか プライベートの問題か?」

SNSまで始めて拡散している


事務長:このまま推移すれば年間収入は大幅な赤字です

院長:
今朝、ご主人から連絡をいただき
浜口先生の訴訟は原告側の申し出により
取り下げられたとのことです


ザマのブログ:
佐々井記念病院 患者様対応マニュアルを笑う
マニュアルには読むに堪えないひどい書き込みがなされている

以前読んだ落書きの画像まで貼っている
チアキに説明を求める事務長



第9回 それぞれの矜持

カネダは患者・香田綾乃にもう少し痩せるようアドバイスする






チアキ:
ザマさんがアップした患者様対応マニュアルは
当直室から持ち出したものですよね?
これは窃盗行為です

ザマ:この病院には患者様を侮辱する医師がいる! と大きな声で叫ぶ


落書きはカネダの字と分かる


院長:
これからは AI の導入、IT 環境の強化によって医療そのものが変わって
患者を病気にさせない医療が主流になります

(同感 「未病」の時代

目先の利益を追求して
将来の病院経営に対応できる人材を育てるコストを省けば
この病院は終わってしまう


介護施設の医師は飲み込む力が弱くなったら母に
胃ろうを勧める

(私が鼻の管と同じくらい恐怖度マックスの機械だ!


ザマの母を診察する新しい医師:
この便秘薬はお母さんにはきついですよ
強い薬のほうが1回で便が出るから
介護する人はおむつを替える回数が減ってラクだから

ザマは自分が責められている気持ちになる


キラ:
ライフディフェンスの基本は
ナイフを向けられても
ナイフに集中しすぎないこと
視野を広く持って相手の全てをコントロールする

(ナイフで襲われた時の練習って日本で必要?

攻撃する時、必ず姿勢が崩れます
リラックスしたまま軽く打ってください→相手は簡単に倒れる


なぜかアヤノがカネダにナイフを向けて脇腹を刺される
チアキはシステマを思い出し、素早くナイフを叩き落とすが
馬乗りで首を絞められ、ハスミに助けられる

こんな事件があった後で
手術室に入ったカネダの患者を診なきゃいけないって・・・


待たされた患者たちはみんな激怒
やっと外来患者の診察が終わった後に回診に回るチアキ


事務長:
カネダ先生のことがマスコミに取り上げられて
各社から問い合わせが殺到しています
院長は会合に出て、こちらに非はなかったことを説明してください
こういう対応が遅れると命取りになります

ヨウコとカネダを戦力外と言ったことでキレる院長

院長:
あなたの人材マネジメントは、医師を使い捨てにすることですか?
父の代からこの病院を支えてくれたことには感謝している
だが今回理事会で議論する必要がある
病院経営の在り様も
あなたの処遇についても

あなたの言うとおり、理想で病院は守れないかもしれない
でも理想がなければ医者は人の命を預かれない!






カネダ:
下手したら死んでたって言われた
おかげで久しぶりによく寝れた
患者から恋愛感情を持たれていた

俺達って24時間医者じゃなきゃいけないのかな
労働時間に文句を言えば「サラリーマン医者」
って馬鹿にされるけど、結局サラリーマンじゃん

奉仕するのが当たり前って
それじゃみんな潰れちまう

娘すみれ:パパは悪者だからやっつけられたの?

チアキ:
パパは正義の味方だよ
パパは大勢の人の病気を治して幸せにしてる


沼田とザマが親しそうに話している(沼田が怪しいぞ






母を連れてドライブするザマ
母の好きなマグロを食べさせる






車椅子を引きながら♪上を向いて歩こう を歌う
車椅子ごと崖から落とすつもり?
母親もなんとなく察している様子
すんでで止めて泣いて抱きしめる








週刊誌には「ブラック病院だ」と書かれている






事務長:
内部の人間しか知り得ない情報も書かれている
誰かが情報を売ったとしか考えられない(沼田じゃない?

院長:
今後は非常勤の相談役になって
この病院を支えていただけませんか?

事務長が退職すると内部は大騒ぎになる


ザマはドライブに行ったお土産を渡すが断られ
あんたみたいな人間に俺の気持ちなどわからないだろう、と行ってしまう

落としていった領収書に
練炭、粘着テープ、着火剤、包丁と書かれていて
心中するのではないかと心配するが
看護師から早くしないと外来が終わらないと急かされるチアキ


母が誤嚥し、施設の医師が謝ると
誤嚥はなかなか防げないものだと父が言い
マリは納得できない

チアキ:
私も食事介護に落ち度はなかったかと言いそうになった
私は今まで自分にクレームを言う患者さんや家族の気持ちを
分かったつもりになって、本当は分かってなかったのかも

父:
患者の立場になって考える
それは患者と同じ病を負うための第一歩だ
相手の立場に立つ医者だけではなく
人間が共存して生きるためには何より必要なことだ


チアキ:
私、病院やめる 診療所を継がせて
私も母さんのことで後悔したくない


タカミネ:
病院を辞めるという話は本当
ここに来たばかりのころは毎日辞めたいと思っていた
病院なんてあっという間に潰れる
今月は大丈夫でも、来月は大丈夫か
あなた方が考えているほど病院経営は甘くないということお忘れなく と言って去る

(医療システムが根本的に間違ってるんじゃないか?


チアキ:
母の介護で実家に戻ろうと思っていて
本音はまだ迷いもあって・・・

ハスミ:
私も父が倒れた時、介護のために
警察を辞めて実家に帰ろうとしたことがあった
でも結局帰らなかった

父は死に際、私の妻に
「あいつに仕事を捨てさせなくて良かった」と言っていたそうです

葛藤はあったと思います
子どもはそばにいてほしいけど足枷にはなりたくない
親は結局子どもの幸せを望んでいる
真野先生が行きたい道を選べばいいと思いますよ


看護師から介護に悩んだ練炭で心中を図った親子が来た話を聞き
ザマではなかったが胸騒ぎがして自宅を訪ねる

玄関のドアは開けぱなし
母親が騒いでいるので中に入る
家の中はゴミ屋敷で悪臭もひどい
練炭、着火剤、ロープが用意してある

そこにザマが帰宅する

チアキ:
ザマさんはお仕事を辞められて
お母様の介護をされているんですよね
それがどんなに大きな決断だったか
どんなに深いお母様への思いだったか
今更ながら考えていて
私に何かできることはありませんか?
一人で抱え込まないでください


ザマ:
貧乏人だって誇りってもんがあるんだ!
高いところにいるやつには分からない
そういう同情や哀れみで傷つく人間がいるって事が!
もう帰ってくれ


チアキモノローグ:
私は分かっていなかった
ザマさんの置かれている状況がどんなに過酷か
ザマさんが社会という枠組みから
こぼれ落ちそうになっていたことを

(ゴミ屋敷になっていたり
 何度も大きな声がしていても
 誰も知らないフリっていうのがおかしいね




最終回 私の願い

ザマ:私の家に不法侵入までしてサイテーのヤブ医者です!

♪上を向いて歩こう を大声で歌い
「やっと終わる」とつぶやく






チアキ:
私もザマさんと同じです
誰でもきっかけひとつで病院にクレームを言うモンスターになってしまう
私もどう患者さんと向き合っていいか分からなくなることばかりです
だからこそザマさんが何を求めているのか教えて頂きたいんです

そこに浅沼のクルマが突っ込んできて衝突

チアキはベッドで寝かされている
ヨウコが優しく頭を撫でて目が覚める

ザマは意識不明でオペ中 約3週間の入院となる
それ以外は全員軽傷

浅沼は警察の聴取を受けている
警察:おそらくブレーキとアクセルを踏み間違えたと思うんですが

ザマの母が要介護で認知症の傾向があり、生活に支障が出ると伝える

浅沼:
マーくんに知らせないで
事故を起こしたなんて知られたら施設に入れられちゃう


ハスミ:
ザマさんの母親は一時保護の形で施設に入所されたそうです
ザマさんのマニュアルの持ち出しや
診療中の暴言、誹謗中傷ブログを警察に相談しました

車が突っ込んできた時、ザマはチアキを突き飛ばして自分が犠牲になったと知る


ハスミ:
ザマは糖尿病でインシュリン治療はお金がかかる
金銭を餌にザマさんを操っている人間がいるかもしれません
佐々井記念病院を陥れるために


浅沼の息子は「これからは母と向き合います」と泣く

マリ:
人ってなぜ大切なことに後からしか気づけないんだろう
どうしてお姉ちゃんは医者になろうと思ったの?

チアキ:お父さんに認められたかったからかも


瀬戸に再会 レストランに就職した

瀬戸:
介護士の時は食事は一番緊張する時間
誤嚥で亡くなる人もいる(そうなんだ/驚
元気に食べてる人が見たいっていう単純な動機で

西園寺に再会し、瀬戸と美咲が付き合っていると見抜く西園寺
まるで息子のように喜ぶ






カネダは時間があるうちに病院改革の意見書を書くよう院長に言われた
ザマのブログを調べたら、チアキのピンボケ写真は
チアキが来た時に使われなかったボツ写真だとわかる

美咲に聞くとデジカメごと沼田に渡して管理しているという(やっぱり…


チアキ:
ザマさんを操っていたのは沼田さんですか?
いずれ全て分かると思います
でもどうして?






沼田:
大原中央病院のためです
前の勤務先の上司に言われて仕方がなかったんです
子どもが生まれて物入りで、病院のお金に手をつけた 30万円(ハンパだな
それが上司にバレて、佐々井記念病院に転職して
評判を落として患者を大原に呼び込めたら黙っておくと言われた

ザマとは役所の介護福祉課で知り合った
金に困っていたので
女医に嫌がらせをして追い込めば報酬を支払うと持ち掛けた

チアキ:どうして私何ですか?

沼田:あなたなら患者がごねても投げ出さないから

チアキ:
あなたは自分のために罪を犯した
それを子どものせいにするのは卑怯です
罪を償ってください
お子さんのために

土下座して泣いて謝る

沼田は業務妨害で逮捕される
大原病院は証拠が残らないやり方をしていて
沼田の勝手な暴走だと言い逃れる


ハスミが防犯カメラをチェックしたら
ザマがチアキを助けるために突き飛ばしていたことがわかる

ハスミ:
人とのつながりが糸で見えたら
人はどんなに安心で不安かと考えることがあります
ザマさんは何をしても自分を見放さなかった真野先生に
ある種の絆を感じていたのではないでしょうか?


チアキは帰省して、母に謝る
チアキ:今までずっと一緒にいられなくてごめんね

母:
チアキのことを考えると体が温かくなってくる
朝は寝坊していないか
お昼はちゃんと食べているか
風邪をひかないか

(私にはなんだかストーカーと同じに聞こえる
 心配するより信頼してほしいんだ


父:
人はいつか死ぬ
だから治すための医療以上に
幸せになるための医療を誠実に考えてきたつもりだ
誠実なら患者さんに気持ちは伝わる
こっちに戻る必要はないからな

マリ:
今更気づいた
いつまでもお姉ちゃんに甘えてたのは私だって
来年から看護大学に行こうと思ってる


泣いて謝るザマ





チアキ:ブログも沼田さんが書いてたんですね

ザマ:
僕も共犯です
役所に相談に行ったら
母を施設に入れて働くよう言われましたが
母は嫌がるし、僕は生活保護を受けたくなくて

帰りに沼田からモンスターペイシェントの誘いを受ける 月に3万円
あなたの糖尿病や狭心症、腰痛の診察も
知人の病院を紹介し、費用も負担するという


チアキ:ザマさんのお母さんはどんな人ですか?

ザマ:
働き者で明るい人でした
母が必死に生活費を稼いでくれていて
一人息子だから介護なんてしなくていいと言っていたが
夜一人で泣いていた

強がっていたけど、本当は施設に行きたくない
僕もそうするべきだと思いました

でも母の体が衰え、認知症が進行するにつれて心の余裕がなくなって
わめかれたり蹴られたりして、つい手をあげそうになって・・・


チアキ:
自分の心を守ってください
認知症でも心の深いところでお母様も分かってくれているはずです

今は生きにくい時代なのかもしれません
でも助けてくれる人は必ずいます
助けをもらいながら介護しませんか?
一緒に歩いて行きましょう

患者さんの笑顔で私たちは前が向けるんです

ここで♪ PS I love you が入る


病院にキラがシステマの説明にくる
長い棒で攻めてくる相手を倒すチアキ


院長:
これからはスタッフ一丸となって
この病院を立ち直らせなければなりません






チアキモノローグ:
私の願いは単純だ
治療の場を対立の場にしたくない
真摯に患者さんと向き合いたい
誠実であり続けたい
病院をいつも温かい言葉で満たしたい
そしてこの場所が全ての人の癒しの場でありますように






コメント

ドラマ『ディア・ペイシェント』(1話~4話

2020-10-31 16:17:25 | ドラマ
ドラマ『ディア・ペイシェント』

原作:南杏子

エンディング:♪P.S. I love you/宮本浩次


出演:

佐々井記念病院
真野千晶(内科医) - 貫地谷しほり
浜口陽子(内科医) - 内田有紀
金田直樹(内科医) - 浅香航大
牧村圭吾(医師) - 井上拓哉 新人

佐々井宗一郎(医院長) - 石黒賢
高峰修治(事務長) - 升毅
沼田晋也(事務局主任) - 浜野謙太

蓮見勇夫(警備員) - 平田満
渡辺美咲 - 小川紗良 事務員
瀬戸翔太 - 笠松将 介護士

座間敦司(モンスターペイシェント) - 田中哲司
浅沼知恵子(モンスターペイシェント) - 鷲尾真知子
浅沼雅彦 - 夙川アトム 恵子の息子
西園寺光隆(認知症患者) - 竜雷太

真野徹(千晶の父、真野診療所所長) - 伊武雅刀
真野佑子(千晶の母) - 朝加真由美
真野万里(千晶の妹) - 高梨臨

吉良大輔(ロシア格闘技・システマの講師)- 永井大

滝本郁恵(看護師) - 松熊つる松
宮部聡子(看護師) - 並木愛枝
岡田鈴江(看護師) - 於保晶子
三宅沙也加 - 小林万里子
駒沢聡(ロシア格闘技会員) - 関修人


<ゲスト>

第1回
藤井宏明 - 佐野史郎
藤井典子 - 宮崎美子

第2回
笠原祥子 - 小島藤子
上垣美和 - 新津ちせ

第3回
朝比奈香織(哲男)- 戸塚純貴
長谷川仁 - 松澤一之
長谷川聖子 - 阿知波悟美
杉野俊彦 - 松本大志

第4回
広瀬真弓 - 中島ひろ子

第6回
岩見春菜 - 朝倉あき
岩見優斗 - 山口翔悟
田村佳穂 - 外山史織

第7回
遠山秋絵 - 松金よね子ゆ
遠山譲二 - 六角慎司

第8回
浜口秋之 - 高橋和也 ヨウコの夫
篠塚花恵 - 高林由紀子 ヨウコの母
篠塚信二 - 堀内正美 ヨウコの父

第9回
金田多香美 - 西原亜希 カネダの妻 娘・すみれ
香田綾乃 - 小林きな子

ほか


「ドラマのマイベスト」カテゴリー内「田中哲司さん出演作まとめ」に追加します



【内容抜粋メモ】

第1回 夫婦の絆
真野千晶は、半年前に大学病院をやめて佐々井記念病院の内科医となり
信念に共感するも、実態は激化する患者獲得合戦
スローガンに過ぎなかったとわかる





病室に入るチアキを見つめるモンスターペイシェント座間敦司
眼のアップだけで怖いよ、哲さん

約150人の外来患者を3人の医者で分担している
チアキ、浜口陽子、金田直樹









正午までに終わらせるには1人の診療時間は約3分
それで終わるはずもなく
いつも時間をオーバーしてしまう

患者を S、M、L に分けている
病状を簡潔に伝え、説明もすぐ理解してくれるスムーズのS
すぐに答えられる質問にもよく分からないまどろっこしいの M
英語で低気圧という意味のロープレッシャーのL


「指がむくんでいる」というだけで何度も診察に来る浅沼知恵子はMの上あたり
何度も同じことを繰り返し言うので認知障害を疑う






認知症の検査をすると言うと

浅沼:
私がボケてるっておっしゃるの?
ここまで車を運転してきたのよ

→認知症でよく見られる取り繕い反応


「もう1時間半も待っている」と怒る藤井宏明(佐野史郎)
足を痛そうにさする妻・典子





ノリコの検査結果で腫瘍のようなものが見られたから
お腹の組織を取る検査は、最短でも3週間後の予約になると言うと怒り出す夫

その声が他の診察室まで聞こえてくる

藤井:
こんなヤブ医者だめだ!
大学病院に診てもらう と言われて紹介状を書く

チアキ:時間に追われるのが嫌で大学病院を辞めたのに

ヨウコ:
チアキ先生の野生の勘は本物だから信用してる
誰も気づかなかった病気に気づいたり






ようやくランチになり、病院内の店の最後のおにぎりを取られてしまう
医者ほど不養生なものはないって言うよね









高峰修治(事務長):
現在の高度医療社会にあって
首都圏の病院下における患者の争奪戦は熾烈を極めている
患者数5割増しを達成すべく
プライオリティ戦略を徹底します

スーパーエリートで佐々井宗一郎院長も頭が上がらない存在
沼田晋也(事務局主任 ハマケンが病院のドラマに出るとは!








佐々井:今後、週2回プライオリティ委員会を開催します

どよめくスタッフ

カネダ:患者の前に俺らが死にますよ


夜、帰宅すると妹・真野万里から電話
母が軽い認知症で心配しているが
なかなか帰省出来ずに負い目を感じているチアキ








仕事を頑張り、なんとか週末に帰る目処が立った土曜日当直の夜
ザマから声をかけられる
見覚えがない患者

ザマ:これからはチアキ先生に診ていただきます!
と言って去る 怖いよ

これがザマとの出会いだった






実家の父の診療所には野生動物のハンターの患者が多い
母親の手作りのオイルは魔法のオイルだと患者さんに人気がある








色々質問すると答えられない母親

チアキ:やっぱり認知症の精密検査したほうがいいね

マリ:
お母さんには認知症の施設に入ってもらおうと思う
私が世話が面倒だから施設に放り込むと思ってるんでしょう!
何も知らないくせに

父:
最近急激に症状が進んで、夜中に騒いだり
近所を徘徊して3回も警察に保護された
ガスを消し忘れて火事になりかけたり
医大の先生が施設を紹介してくれて、来週にも入れるように話をつけてくれた

チアキ:お父さんとマリに全部押し付けてごめんなさい

マリ:
お姉ちゃんは自由でいいね
いつまで勉強するの?
診療所を継がないつもり?
お父さんはお母さんそばにいたいんだよ!

父:
戻ってくる必要はない
自分の仕事をしっかりしなさい
母さんには今まで何もしてあげられなかった

母が「財布がないのよ!」と騒ぐ


翌朝出勤すると廊下に心筋梗塞の説明らしき紙を拾う
ヨウコに話すとカネダのせいにして自分のロッカーにしまいこむ

ザマは口に何かスプレーしながら激しい発作に苦しんでいる
自宅のベッドで母親がずっとバットでベッドを叩く音に苦しめられている






フジイ:
大学病院でも検査は3週間待ちと言われた
たらい回しにしやがって
今日中に受けられるように何とかしろ!

突き飛ばされてベッドで目が覚めるチアキ
警備員の蓮見勇夫が対応したが
上のほうから「大事にするな」と言われた





高峰:
他の患者の前でトラブルなんてもってのほかです
医者のエリート病は厄介です
医者はだいたい褒められて育ってきているから
人一倍承認欲求が強い

患者様はお金を払って医療を受けるのですから
本来医師に感謝する義務はありません

「ありがとう」を求めるから医師は潰れるんです


病院内のレストランでようやく食事
ザマが現れ「感謝の気持ちだ」と言ってランチ代450円を払う
患者からお金をもらうわけにはいかないと走って追いかけるが間に合わない






ノリコが謝りに来る





ノリコ:
主人は自分のメンツのために怒ってるだけなんです
私ががんかもしれないということになって
息子と娘に「お父さんがお母さんに苦労させたせいだ」って言われたんです
検査は他を探します

チアキは母の作ったオイルを渡す
チアキ:これで足のむくみをマッサージしてみてください






2年前から運動不足解消のためにロシア武術システマを始めたチアキ
システマの呼吸法を始めてから
当直で傷を縫合する時、手が震えなくなった
(本当に呼吸って大事だよね







システマの講師・吉良大輔:
戦闘の場であっても呼吸をして体をリラックスさせる
旧ソ連の特殊部隊が元になっているけれども
戦いを目的としない護身術のようなもの

思いっきりお腹を殴られて
キラ:背骨が曲がるとダメージが抜けませんよ 呼吸して
(フツーに暴力じゃないの?汗


フジイに電話して5日後検査の予約が入れられると伝える
チアキ:ひとつだけお願いがあります

チアキに言われて妻の足をマッサージする夫






フジイ:
お前には優しい言葉の一つもかけたことがなかった
お前がいなかったら靴下のありかも分からないし
飯の炊き方も洗濯機の使い方もわからん

お前がいなかったら来年定年になって
どう生きていったらいいのかもわからない
子どもの言うとおり、こうなったのは全部俺のせいだ
だから死ぬな


フジイ夫婦が病院に来る
フジイ:妻には今まで何もしてあげられなかった






チアキ:
仕事に打ち込んできた男性は
みんなそう思うのかもしれません


ノリコは泣いてお礼を言う

ここでみやじくんの ♪PS I love you が静かに入る
とっても自然な流れ


チアキのモノローグ:
確かに感謝を求めるのはおこがましい
でも医者は患者からの「ありがとう」を拠り所に前を向けるのは間違いない


ノリコの結果は初期の肝臓がん
転移もなく手術で取れるので
外科病棟に入院することになる


ヨウコ:
今は2人に1人に一人ががんにかかる時代(そんなに?!
がんと共に生きる時代だからね
うまく病気と付き合っていけたらいいわね


チアキの内科にザマが来て、初診とわかる
ザマ:睡眠薬をください 母の介護で眠れない日が続いて

いきなり睡眠薬を求める患者は要注意
これがモンスターペイシェントとの戦いの始まりだった






第2回 命の重さ

佐々井記念病院には規模は小さいが小児科病棟がある
今日はボランティアが読み聞かせに来てくれた
(こういう仕事もいいなあ





上垣美和(悪性脳腫瘍)は月末にロビーでやる
コンサートを楽しみにしている






ミワの治療方法はまだ見つからず、頭痛を抑えるしかない
両親は放射線治療を希望しているが
体への負担が大きすぎる

ヨウコのポケットに5万円入った封筒を無理やり入れて行く
よろしくお願いいたしますと頭を下げる両親

ここでは心付けをもらってはいけないという規則があるため
直接返せないから事務局に返してもらうというヨウコ
(他では OK のところもあるの?


ザマは自分がもらいたい睡眠薬の名前を言う
副作用が強く依存性のある薬
ザマ:前に使ってこれが一番よく効くんです

2週間分出すと言うと
ザマ:忙しくてそんなに病院に来られないから2か月分で
チアキ:この薬は最長1ヶ月と決められています

ザマ:1回1錠じゃ効かないので2錠でお願いします

スタッフから早くしろと巻きがあり渋々了承する





お腹に注射器を腕に打っているザマ





(これほどまで追い詰められていたら、介護から引き離して
 自分の治療を優先するべきじゃないだろうか
 介護疲れで心中するような悲しいニュースは
 こうした状況から生まれるのかもしれない



当直は17時半から始まる
「患者さん対応マニュアル」には「感謝、謝罪、傾聴」と書いてある

それぞれの横に誰かが書いた落書きがある

感謝→悪意のクレームが医師のやる気を削ぐ
謝罪→医師の言葉で不快になる患者が悪い 治療には本来我慢と忍耐も必要
傾聴→医師の話を聞かない患者が多すぎる こんなんやってられるか


緊急電話が入り、笠原祥子が意識不明の状態で運ばれてくる
(当直って1人だけで対応するの?!






睡眠薬と安定剤を大量に服用した様子
急性の薬物中毒で胃洗浄の準備をさせる

同居人の男は家に帰ったら薬を飲んでぐったりしていたという
詳しいことは知らないと言って帰ってしまう

家族にも電話が繋がらない




(こういう時ってバッグの中の私物を調べたりしないのかな?
 いつも連絡先のメモを入れたりしているけど意味なし?


スタッフ:
自殺未遂の常連だそうです
クラブ勤めで、あのヒモに貢いでるらしい


ミワは夜中に外に出て星を見ている





ミワ:
星は長い時間が経つと死ぬんだって
遠くにある星は、地球で見る時には
もう死んでるかもしれないんだって
でもあんなに星が光ってる

チアキ:
星は死ぬ時に大爆発して粉々になるんだって
その時飛び散った星屑はまた集まって
新しい星になるんだって
だからその星にとって死ぬことは
また生まれることなのかもしれない


ミワ:それなら悲しくないね

(相手の言葉を否定しないで聞いてあげて
 ポジティブに返すってなかなか難しいよね


チアキが気配を感じ、後ろにまたザマがいる
ザマ:唯一の気晴らしはウォーキング

(一般人が夜中にこんなに簡単に病院に入れるの?


喘息の吸入器が切れて倒れた男性が来て
呼吸困難状態で運ぶのをザマも手伝う

ザマは帰りにマニュアルを盗む


病院の屋上から飛び降りようとして泣き崩れるショウコ






ショウコ:なんで人って生きてるの?
すぐには答えられないチアキ






ミワ:お姉ちゃんの髪キレイ 一緒に探検しない?
ショウコ:ヤダ

ミワが母親に心配されているのを見て
「お母さん置いてかないで!」と叫ぶ自分の幼い頃を思い出す






ショウコはヒモの借金を返すため強引に退院した


ミワの父が来て、院長のポケットにもお金を入れた封筒を入れる

院長:
ご家族の思いがどれほど切実か分かっているつもりです
これをいただくなくても
私はミワちゃんの命のために最善を尽くします

今の状態で治療の選択肢は限られますが、できることはあります
一緒に信じましょう
ミワちゃんの命の力を


(最終的には本人の生きる力なんだよね


ヨウコに夕食に誘われたチアキ





ヨウコ:
やっぱり院長はすごいよね
あの状況でお金を返しながら
患者さんの家族に希望を与えて


ショウコが今度はリストカットで運ばれてくる
ヒモが金を根こそぎ取って消えたらしい

ショウコ:
私はいつも死にきれない
ギリギリのところで死ぬのが怖くなるから
生きてるだけ

人の幸せを妬んで恨んで
人に嫌なことされてもへらへら笑うしかない

医者はみんなわかったふりをする
あんたには一生わからない

あの子も何の病気か知らないけど、親に愛されて
それで死んでも、私よりよっぽど幸せじゃない


チアキ:
あなたの価値観でミワちゃんの幸せを勝手に決めつけないでください


責める言い方をして後悔するチアキ
チアキ:私は未熟だ 医師としても 人としても


ザマはファイルを誰かに渡す ライバル病院?






プライオリティ委員会は謝礼金について取り上げる

ザマのことを思い出すチアキだが
ヨウコがミワの両親から受け取った5万円について問い詰められる





ヨウコ:受け取ったお金は事務局に返しました

院長がフォローする

カネダ:
高嶺の作戦かも
事務長に人気があるヨウコさんが目障りなんじゃないの


チアキとヨウコが事務局に確かめに行くと
事務員の手違いだと謝られる
事務員:レセプトに追われていて忘れていた


システマではみんなでうねうねと動くワーク
キラ:リラックスしていれば危険な気配を感じられます






急に頭痛がひどくなるミワだが
バケツの中のメダカの学校を見せる

ミワ:
たくさんの大好きを見つけたい
ここに来られるのは最後かもしれないし

ミワの病気治らないかもしれない
前の病院で仲良しだったケンくん
同じ病気でこの前天国に行っちゃったんだ

ミワがいるとママもパパもどこにも行けないの
だからもうミワはいいの

(子どもはいつも自分を責めるんだよね






ショウコは母のことを思い出す
母:お母さんと一緒に来なさい
ショウコ:私はもういいの おじさんの家に行く

ショウコ:もっとわがまま言いなさいよ!

ミワ:
いったん天国に行って元気になって
またパパとママの子どもに生まれてくるの
お姉ちゃんみたいに髪を伸ばして
またママに三つ編みしてもらうんだ


チアキはミワから手紙を渡される

夜中に一人で♪きらきら星 の鍵盤の練習をするミワ






チアキ:
私たちはすぐに忘れてしまう
何気ない幸せがどんなにかけがえのないものか

命というものがどんなに脆く儚いものか
そして人が人を思う気持ちというものは
どんなに強く尊いものなのか


ミワは亡くなる

コンサートの日にショウコが来るが
ミワが亡くなったことを知り、手紙を渡される








号泣しながらコンサートを聴くショウコ

(こうした出会いも偶然じゃないよね
 彼女の中のインナーチャイルドが
 ようやく顔を出して癒されているんだ


それからショウコは自殺未遂で運ばれてくることはなくなった


またチアキの前にザマが現れる





ザマ:また薬が欲しい ひったくりにあって、盗難届けもあります

450円を返すと急にキレる

ザマ:
僕の好意を無にするのか?!
俺は患者様だぞ!
偉そうにするな!!






第3回 愛の力
朝比奈哲男の保険証が落ちているのを見つけるチアキ
研修医の時にちょっと好意を寄せていた男性

保険証を落としたと言いに来たのは女性になった朝比奈香織で驚く






長谷川仁・聖子夫妻
仁は甲状腺機能低下症で20年通院している
カネダから引き継いだ患者






1か月前、病気の気配を感じて検査したら突発性肺線維症と分かる

チアキ:
進行すると肺全体が固くなり呼吸困難に陥る疾患
感染症を合併すると危険なので入院する必要がある

聖子:
20年も診てもらってて病気の見逃しですよね
あなたと金田先生を訴えます!
この医療ミスの責任を取って
これからの治療費をタダにしていただきます!

聖子は区分「L」で主治医を変えてくれと言った


9年前のテツオのことを思い出す
綺麗な顔立ちだが、むしろ男らしいと思われていた






当直のチアキ
鏡の前で「ウイスキー」と言ってみるザマ






仁:女房がうるさくないから、病院のほうが体調がいいですよ
(私の母親みたいなこと言ってるw

ザマは母親のオムツ?をたくさんトイレに流して、緊急ボタンを押している

ザマ:
先生が睡眠薬をくれないから眠れないんです
今から診察してください

チアキ:明日の朝におこしください

ザマ:
診療拒否ですか?
医師には法律で「応召義務」がある
医師は診療治療の求めがあった場合
これを拒んではならない


(夜中に診察室で暴力的な患者と一対一になるというのは
 女医として身の危険を感じるから正当防衛でなんとか断れないの?


なぜかチアキの写真を撮る





チアキ:院内での撮影は禁止されています
ザマ:僕は自分の体のことをちゃんと知りたいだけなんです

看護師が戻ると逃げるザマ
トイレが水浸しになっていたため遅れたと言い、ザマの計画と分かる

(ここまでされたら訴えてもいいんじゃないの?
 でも上からの圧力もあるからできないのか


ハスミ:先生のことは私が守りますから


恋人・杉野俊彦に付き添われて緊急できたのはカオリ





カオリ:この病院だけは嫌だって言ったのに
チアキ:今日はこのまま入院になる たぶん胃潰瘍

男部屋にするか女部屋にするか悩むチアキら

(ここでもジェンダー問題があるんだな
 てか男部屋、女部屋って初めて聞いたんだけど?

カオリ:いいよ、男部屋で
スギノ:個室にしてください

ヨウコ:院内の体制が古くてすみません

カオリ:
ここだけじゃないんです
理解があるふりして偏見があるところもあるし

チアキ:例えば病院でどんなことが嫌だった?

カオリ:
書類に朝比奈哲男って書いてあるのがイヤ
受付で名前を呼ばれるのもイヤ
(それは私もイヤ 番号で呼ぶようになったけど、結局名前で呼ばれたり

女性用トイレだと変な目で見られる
結局、社会の腫れ物なんでしょうね

スギノ:
僕らは結婚前提で、両親に反対されている
この前両親と会ってもらった
事前に性別の事を話したら会いたくないと言われるんじゃないかと思って
いきなり会わせてしまったら、何とも言えない空気になってしまった





だから性別適合手術をして
戸籍を女性にして認めてもらおうと話し合った
でも費用とか色々大変で
胃潰瘍は、そのストレスです


カオリの父は柔道の先生
20歳で女性として生きることを決めて打ち明けると
「お前は男だろう!」と暴力を振るわれる

家を出て9年 実家とは疎遠になっている

チアキは研修医時代によく慰められていた
カオリ:諦めなければ、こうなりたいという自分になれるから







マリから電話で父は仕事の後施設に通っている と話す






カオリは手術後に筆記で話す
(声が出なくなるなんて私だったら耐えられない↓↓↓


西園寺光隆(認知症患者):タクシーを呼べ 私は帰るんだ!

(なぜ認知症患者さんは自宅に帰ろうと言うのかなあ





介護士・瀬戸翔太:社長がいらっしゃらないと会議が始まりません
急にしゃんとして病室に戻る西園寺






トランスジェンダーの書類を見るチアキ



会議のお題は、暴力的な患者様への対応について
ハスミ主任は神奈川県警暴力団対策課に勤務後
5年前、定年退職し当院に就任した

(すごい所にいたんだな
 定年後もまだ警備員として働くってすごい


ハスミ:
患者様からの暴力行為が最近院内で頻発し
スタッフの皆さんは不安だと思います

私は前職で暴力団を担当し気づいたことがあります
暴力を振るう人間でも心に弱さを持っているということ
その弱さが過剰な攻撃性を生み出す

暴力は人を怯えさせる
そんな時こそ相手は弱い人間だと思い出し
冷静になってください

(医師は心理学を学ばないんだろうか?


タカミネ:
とにかく勝手な通報は避けてください
病院のイメージダウンに繋がる

ハスミ:
皆さんの安全に関わることであれば
迷うことなく通報しますのでご安心ください

(これだけ大きな病院で警備員が1人だけ?


ザマはいつも母の写真をペンダントにしていて、それを見て涙ぐむ
(今時ペンダントって珍しいね








スギノはカオリのために性別適合手術のパンフレットを見せる

そこに仁を見舞いに来た聖子が間違えてカーテンをあける

聖子:
ここ、男性の部屋よね あなた男なの?
あの人、オネエでしょ
部屋を変えてもらいましょうよ
落ち着かないでしょう

スギノ:彼女に謝ってください

聖子:
謝るのはそっちでしょ
男のくせに女みたいな格好して迷惑なのよ
事務局と直接話します


聖子:ああいう人が病室にいたら子どもの教育にも悪いわよ





仁さんがしてる鼻の管も絶対耐えられない!






ヨウコ:
子どもの教育に悪いのは
多様性に対して寛容さを持てない大人がいることではないでしょうか

カオリ:
“私のため”って言うけど頼んでないから
そういう恩着せがましいの大嫌い

スギノ:
俺はカオリと一緒に戦いたい
カオリを守りたい

(紳士道みたいな女性は弱いから守るとかも女性蔑視の一つ

カオリ:
戦うとか守るとかうんざり
もう別れよう もう無理


カオリ:
あいつ、今まで私みたいな人と付き合ったことなくて
いいとこの長男で
親が跡継ぎを作って家を継ぐことを願ってる
私も昔は家庭をもって子どもを作るっていう
幸せのテンプレートみたいなのに縛られてたけど、今は違う


システマ

キラ:
呼吸はエゴや遠慮を抑えます
大事なのはただやるということ

相手に聞かせてやろうというエゴや
逆に遠慮があると固く強張ってしまう


サバイバルフィールドでは
ほんの少しの遠慮が命取りになります






カオリの退院日にスギノが待っている
チアキが呼んだ

スギノ:家族を捨てた 2人で生きていこう

チアキ:
諦めなければきっと自分がこうなりたいという自分になれるって
カオちゃんが言ったんだよ

スギノに抱きしめられて、そのまま投げ飛ばすカオリ!
カオリ:私はトシヒコの家族思いのところも好きだった バイバイ
(かっけー!

ハスミ:院内暴力ですか!?
チアキ:いえ、暴力に見えますがこれはです






泣いているカオリ:
あなたは女なのに女心がわからないなんて重症よ!
仕事ばかりして心がオヤジ化してるから
あんたが私の幸せを語るなんて100万年早いのに!





(ほんとにキレイだな、この俳優さん 柴咲コウさんに似てる


カオリ:
私の父親は頑固おやじで
私が20歳の時、女性として生きていきたいって初めて話した時
殴られて絶縁された

母は私の味方をしてくれたけど
それが原因で両親は別居状態 家族はバラバラ
元々家族は仲良かったから辛くて

トシヒコの家族まで壊すんじゃないかと思うと怖くて
好きな人には幸せになってほしいから

チアキちゃんと出会ったあの病院で
人は生きたくても死ぬんだって思い知らされた

だから一度きりの人生悔いなく生きようと思って
ありのまま生きる道を選んだの

だからこそ私はこの体に生まれてきた自分に
誇りを持って生きたいと思ってる
私は笑って生きていていたいの


チアキ:
今でもまだ私はカオちゃんのことをちゃんと理解できていないと思う
でもすぐ100にはならなくても、焦らず1を積み重ねる
それが本当の理解への道なのかもしれない

偏見も差別もなく
誰もが同じように幸せに生きられる社会を
私たちは目指していく


喫茶店でまた新しい出会いをするカオリ


ザマは自分のブログにチアキの写真を載せて中傷文を書いていることを知る





ブログ:
真野千晶は、必要な薬の処方をしぶり、信用できない医者だ
変なルールに縛られて患者に本当に必要な薬を出す度胸もないヘタレ医者







第4回 心と体

ザマ:
睡眠薬をなくしてしまった
僕が寝不足で母に万が一のことがあったら責任取ってくれるんですか?

チアキ:処方してしまうと健康保険の審査で過剰処方と診察されて・・・

(人間って本当に崖っぷちにいるのに気づかないことが多いよね
 これほどの事案だと刑事事件だと思うんだけど
 外国なら隠しカメラを仕掛けてでも
 証拠をとってすぐ裁判沙汰になると思う
 私なら、すぐにギヴだよ、哲さん怖すぎ!


広瀬真弓:
1時間以上待ってるんですけれども、順番飛ばされてないでしょうか?
予約したのにこんなに待たされるなんて
システムに問題があるか
先生のスキルに問題があるんじゃないでしょうか
便秘で苦しいんです 薬をください





(みんな薬が欲しくてしょうがないんだな/汗
 副作用や薬害の知識がないのか、それ所じゃないのか

ヒロセ:
週に一度出れば良いほうです
10日も出なければ浣腸して無理矢理出してます
10年くらい前からいろんな下剤を飲んでいるが
長いこと飲んで耐性がついてしまって
全く効き目を感じられない

チアキ:CT を撮って詳しく調べましょう
引き継いだ:便が溜まっているのを確認するだけなら結構です!

チアキ:別の病気が隠れている可能性があるので

ヒロセは帰りに事務員にチアキの経歴を聞く

ヒロセ:
医師としてのレベルに疑問を感じます
経歴を開示してください
上の人呼んでちょうだい!

ザマ:本当に権限のある人なんていませんよ
チアキは担当医だが酷い医者だと言い寄る


家族の写真を見て何やら考え込む沼田








ザマの中傷がタカミネの耳に入り
院内裁判にかけられることになったチアキ


ザマのブログ:
子どもが老いた親の介護するのは当然
要介護の親を施設にぶち込み
野垂れ死にさせる悪魔に天罰を


いつも1個のおにぎりを奪い合っている瀬戸が譲ってくれる
瀬戸:そういう時こそ食うんです 食えばなんとかなる






プライオリティー委員会
大画面にザマのブログが映され、タカミネが問い詰める(物凄いパワハラ





タカミネ:
そこまで患者様を追い込んだのは
あなたのハンドリングのせいです

マノ先生には広瀬様からも厳しいご意見が寄せられています
まだ患者様ファーストの精神を理解していないようですね

美咲が広瀬のクレームの記録を見せて
ザマが焚き付けたと分かる

カネダ:
ヨウコ先生が今日いないのは青森地裁に行ってるから
前の病院の医療訴訟を抱えている


青森地方裁判所から出てくるヨウコ
被害女性に出くわしてふかぶかと頭を下げる






コールセンターで広瀬はまたトイレに駆け込もうとすると
「上のものを出せ!」と言われて仕事に戻る
(彼女もクレーム担当なんだ・・・





タイミングを逃すと余計に出なくなる
普段からトイレに自由に行けない
労働環境のせいもあるんじゃないの?


カネダ:
便秘を馬鹿にするな!
腸は第二の脳と呼ばれるくらい心の動きと密接に関係している←カネダも便秘体質
生活を変え、人生を変える一大事業で挑戦と挫折を繰り返す


浅沼はまた指のむくみを訴える
息子と一緒に来るよう説得するが

浅沼:
無理です
主人亡き後、歯科医を継いでくれて…
と何度も同じ会話を繰り返す


広瀬の診察で不自然な張りを感じて
大腸の内視鏡検査を受けるようすすめるが

広瀬:そんな時間ないです


ザマは即、ブログを更新
“不必要な検査を強要
 医療点数稼ぎをする医師に正しい裁きを”


週末、妹とともに施設の母親を訪ねる
母:2人が小さい頃はよく焼き芋したわね
(昔の記憶は残ってるっていうのが不思議だよね








チアキ:お父さん、クレームを言う患者さんにも普通に診察できる?

父:
当然だ それが仕事だから
病気というのは山と同じだ
いろんな山があって、いろんな登り方があることを
医者は患者に教えなければいけない

患者の治療、診断はそれぞれ違うということを丁寧に説明するんだ
そして、その人の山を一緒に登る

一人一人のペースに合わせてゆっくりと
それが患者に寄り添うということだから

(なかなかいないね、そんな医者


ザマ:風邪っぽくてだるいんです
チアキ:調べても風邪の症状はみられないので、このまま様子を見てください

ザマ:
様子を見るってどういうことですか?
寒気がするって言ってるじゃないですか
仮病だと思ってるんですか?!
またテーブルを叩いて激怒する


広瀬が担架で運ばれてくる
小腸がパンパンになった状態の腸閉塞
胃に管を入れて溜ったものを出すので入院となる

広瀬も鼻から管…
病院に来てまで仕事するってワーカホリックだよ/汗

コールセンターで働き始めたのは10年前
便秘が始まった時期と重なる

広瀬:
バチが当たったんです
コールセンターの前は広報部にいて CM や広告をやっていた

でも私の母は「実家に戻って早く家族を作れ」ってそればっかり
娘がこんなに一生懸命頑張ってるのに
なんで水を差すようなこと言うんだって怒鳴ったんです
その直後、母がくも膜下出血で急死して
私はコールセンターに飛ばされました





メールが来て
ヒロセ:明日、退院させてください
チアキ:容態が悪化すると命に関わることもあるんです


キラはチアキにファイティングポーズをとらせるが
後ろから叩くとすぐに倒れてしまう

キラ:
身構えるのは目の前の敵に心が囚われているということ
大切なのはリラックス
出遅れを解消できます
緊張は有限ですがリラックスは無限ですから


カネダが便秘の必殺技を教えてくれる

カネダ:
散歩は腸の蠕動運動を促進する
腸の運動 まずはリラックス
手を腸、肋骨の辺りにおいて揉みながら息を吐いて屈伸
お尻を左右に振る
これを軽快な音楽にのせてやる
運動の後は水分補給も大事

ハスミのお土産をおすそ分けすると同じ熊本出身で喜ぶ
さつまいもって便秘にいいんだ/驚
お腹にガスがたまって逆効果かと思った





ヒロセ:
母がよく作ってくれた
母にあんなこと言ったから
仕事だけは頑張ろうと思った
でももう無理なのかもしれない
幸せそうな人を見ると嫉妬ばかりして
年を重ねるほど自分が嫌になる


チアキ:
苦しさやいろんな気持ちを抱えながら
一人で立ってる広瀬さん、素敵だと思います

人ってずっと孤独で、ずっと不安なのかも
ずっと誰かを羨んで、後悔し続けるのかも

でも自分の幸せも人生も
自分で決めていいと思うんです


急に腹痛でトイレに行き
久々すっきりするほど出て
まるで出産のように喜ぶ2人

退院した広瀬に話しかけるザマに

ヒロセ:
真野先生、名医かもしれませんよ
今まで何やってもダメだったのに
真野先生の生活改善メニューに沿って生活してたら便秘が治った
ストレスは便秘に良くないそうですよ



コメント

ミニドラマ『きょうの猫村さん』 全24話

2020-10-17 14:15:44 | ドラマ
原作「きょうの猫村さん」ほしよりこ
主題歌 ♪猫村さんの歌
作曲:坂本龍一(!) 作詞:ユザーン 歌:松重豊


出演:
村田家政婦紹介所
村田の奥さん 石田ひかり
猫村さん 松重豊
山田さん 市川実日子

坊ちゃん 濱田岳

犬神家
金之助 松尾スズキ
冴子 小雪
たかし 水間ロン
尾仁子 エライザ

怖がりの奥さん 安藤サクラ
魚屋 魚清 荒川良々
強 染谷将太



録画すると1話6分
これでも短いと思ったけど
正味3分ぐらいだった 短っ!

原作も1日1コマのペースだから
そのゆったりとした時間に合わせたのかも

ドラマ化されると知って驚いて
実写版なのにまた驚いたけど
猫村さん役が松重さんっていうのが衝撃的だった!!

ライヴ友さんから教えてもらって本を借りて読んだり
その後、ホームページに登録して読んで
なかなか毎日1コマ見るのは大変だから
まとめて読んでいた

どこまで読んだかな?

個人的には犬神家の美しい奥さんと
息子の先輩とのドキドキな関係が
どこまで行ったか先を知らないので気になっている



【内容抜粋メモ】


●第1話





改めてなんで松重さんなんだろうねww
着ぐるみの背中の部分に黒い斑点があるのが可愛い
水の入ったペットボトルをなにげに避けてる

求人広告を見て村田家政婦紹介所にやってくる
声低い!
村田の奥さんがこんなに若くて綺麗な石田ひかりちゃんていうのも
キャスティングがいちいち変






猫だからと断るが勝手に入って掃除を始める
エプロンは縦結び

手際よくお茶を入れて
美味しいと言われると寝転ぶ






ここでもう終わり笑






●第2話
市川実日子さんも好きな女優さんの一人

山田:奉公先にチビが2人もいるから疲れるのよ

猫村:私も早く家政婦デビューしたいわ

奥さん:決まったよ、奉公先

ハイタッチを猫手でやってるw

坊ちゃん:猫ちゃん、頑張るんだよ グッドバイ






緊張で眠れず、台所にダンボールを敷いて爪を研ぐ





猫村:
しっかりするのよ私
坊ちゃんがくれたエプロンに誓って頑張るわ
いつかまた坊っちゃんに会えるその日まで!

その様子を見ている奥さん



●第3話
犬神家







奥さんは原作よりも人当たりがいい

冴子:
前の家政婦さんにプイッと止められて困ってましたの
私何もできないんですもの

尾仁子が帰ってきて
尾仁子:うるせー 構うな! と行ってしまう






冴子:
尾仁子は難しい年頃だからほっといて
余計なことしないで!



●第4話
主人の金之助が帰ってくる

(このご主人役が部長っていうのもイメージ違うんだけど
 嬉しいキャスティング笑

大学4年生の長男・たかし役はまあまあイメージ範囲内の俳優さん
完璧な洋食も作れる猫村さん
たかしは就活中
トンカツの仲間かしら?と思う猫村さんw






出た、実写版ネコムライス! 美味しそう





猫村:
育ち盛りのお嬢様に特別に作った
ぼっちゃんも大好きだったのよね

尾仁子が食卓にいなくて
主人もほっとけと言うが
ほっとけない猫村さん



●第5話

冴子:
たかしちゃん、就職活動なんてしなくていいのよ
パパのコネで何とかしてもらえばいいんだから

主人:大学教授のコネなんて当てにならないよ

冴子:あなたの私生活に問題があるんじゃなくて?
主人:君の整形よりは問題ないと思うがね

冴子:これはあなたが結婚記念日にくださったのよ!
主人:胸じゃない顔のほうだ


尾仁子に夕食を持っていくと
いらないと言ってテーブルの上にばらまいてしまい
もったいないからおにぎりにする






●第6話
ネコムライスのおにぎりを
家政婦紹介所に戻って自分で食べてる






初日の疲れでそのまま寝落ち

奥さん:
今日は大変だったかもしれないけどさ
今日も明日になれば昨日だよ
よく寝て明日になったら
昨日のことは忘れちゃいな


猫村:
昨日の昨日のずっと昨日に
私を拾ってくれた優しい坊ちゃん!
明日の明日の明日になれば、きっと!

坊ちゃんと再会する夢を見る







●第7話






怖がりの奥さん(これまた豪華なキャスティング!):
あなた、犬神さんとこの新しい家政婦さん?!

気をつけたほうがいいわよ
あそこんちの家政婦さん
みんな1ヶ月ともたずに辞めちゃうんだから

でも無理ないわよねー
あそこのうちの奥さんとご主人、仲が悪くて
それを家政婦さんに全部ぶつけるでしょう

ご主人はよそに若い愛人がいてさ
それに娘は今時珍しい札付きのワルでしょう
暴力振るわれた家政婦さんもいるって噂だし

極めつけ 夜中に幽霊が出るんですって!
呪われてるのよ


猫村:奥さんもご主人も立派な方です!
フゥー!って言ってるww






怖がりの奥さん:
人が親切にせっかく忠告してあげてるのに!
あなたエプロンのリボンが縦結びになってるわよ!

「何さ 何さ!」って怒りながら土掘ってる/爆
それを見て呆れる尾仁子
あんなに玄関前掘っちゃってww






●第8話
尾仁子に断られたネコムライスエッグを食べて感動する主人

主人:
信じられないよ
玉ねぎが嫌いな私が 美味い!






前から気になってたんだけど
そのエプロン自分で作ったのかい?

猫村:
これは坊っちゃんがお別れの時にくれたんです





坊っちゃんは親とはぐれた私を拾ってくれた前の飼い主で
今はお母様と外国へ…
(リアル猫ちゃんも可愛い〜!






主人:猫なのに英語もできるって感心してたんだ

猫村:これ猫って読むのね(泣)






●第9話






ドラマ「泣き虫刑事(デカ)」を真剣にみる3人
(実際は家政婦さん達もっといるよね

犯人当てをする奥さんと山田さん
猫村:愛人って何ですの?

愛人の意味を知ってご主人に対する目が変わる





猫手で奥さんを優しくマッサージ
私もやってもらいたい!






奥さん:
こうしてるとたかしを生んだ頃を思い出すわ
主人が毎晩揉んでくれて
昔は優しかったのよ

そのまま寝落ちして夫に揉まれている夢を見る
主人というより整体師さんみたいw







●第10話
たかしのシャツのシミを取る猫村さん
たかしは就職してもより上を目指すために
資格の勉強もしていると言う







猫村:そういえばお坊っちゃんもお受験の勉強頑張ってたわねえ






坊っちゃん:
仲間はずれはどれだと思いますか?
変だよこの問題
だってみんな仲間だもん
僕も猫ちゃんも


嬉しくて坊ちゃんの肩に顔を撫でつけてるw

自分も頑張って掃除して
すぐ疲れて寝込んでしまう





尾仁子が帰り、起こさないように静かにドアを閉めてまたいで行く



●第11話
お風呂上がりに体を拭きながら
「泣き虫デカ」のテーマソングを鼻歌で歌ってる

奥さん:仕事には慣れてきたかい?

猫村:
犬神の皆さんはちょっと曲はあるけど
楽しく奉公させていただいてます

奥さん:
よかった じゃあこれ
通帳と印鑑を作っといたから
あんたは猫だけど、働いてる以上は税金のこともあるし
貯金しといたほうがいいだろう?
いつか坊っちゃんに会う日のために

「ありがとう」と泣いてしまう






●第12話






魚屋で「イカもいいわね」と言っていると
怖がりの奥さん:そのイカ全部ちょうだい

2人で競うようにして魚介類を買いあさるww

買いすぎて「今日だけツケにしといて」と頼む2人

猫村:なんでそんなに負けず嫌いなのよ

奥さん:
それはあなたでしょう
これから銀行に行かなきゃ
あなたは一生行くことはないでしょうけど

猫村:何言ってんの 私、ハンコと通帳持ってるわよ

奥さん:
なんださみだれ信金?
いちじく銀行のほうが定期もお得だし
時間外手数料も無料なのよ

今度は銀行の話で競い合う

猫村:
いちじく銀行は幽霊が出るらしいじゃない
支店長になれなかった恨みよ、きっと
閉店前に出るらしいから

奥さん:
やめて!
今日はもう帰ります
なによ 猫のくせに

怒って店の発泡スチロールで爪を研ぐ






●第13話
食パンの耳揚げてる 美味しそう

猫村:
揚げパン久しぶりね
ぼっちゃんの家に友達が来た時は
必ず出してたのよね






尾仁子の部屋に強が来ていて集会の話をしている






猫村:
猫も時々集会するのよ 懐かしいわ
昨日食べたお魚の話とか
良い陽だまりの情報交換とかするだけなんだけど
今度あなたたちの集まりにお呼ばれしちゃおうかしら

尾仁子:てめえふざけんなよ
猫村:そうよね 縄張りがあるのよね

強:お前んち、猫が家政婦のわけ?
尾仁子:だったら何だっつんだよ



●第14話
洗濯物を干しているとポカポカの陽気で
ついつい床で眠りたくなって
猫村:陽だまりの誘惑に負けちゃダメ!

ココアを持っていくと強だけ

猫村:
どんな集会なの?
猫の集会は時々喧嘩があるの





強:うちらも基本硬派だけど喧嘩上等ではあるわけよ

猫村:集会で出会った者同士で子どもを産むこともあったりしてね

強:うちでも集会で出会って子ども産んだ先輩は何人もいるわけだけど

猫村:私は坊っちゃんに会えればそれで十分

坊っちゃん:猫ちゃん 上から読んでも下から読んでもココア(?






強:猫ちゃんも硬派なわけ?

猫村:
そういうわけ
集会の話また聞かせてね



●第15話
庭掃除をしていると奥さんが猫じゃらしを振って
つい反応してしまう猫村さんw






奥さん:やっぱり猫村さんて猫なのね

主人が帰ってくる

猫村:
先ほど女性の方から伝言をお預かりしました
スケ子さんっていう
来月の旅行のことで

主人:今は言わなくていい と挙動不審になる








猫村:
お若い方ですわね
もしかして大学の教え子さんかしら?

奥さん:私ネイルサロンに行ってくる!

猫村:ネイルサロンて?
主人:簡単に言えば爪とぎだよ






主人が待ってるじゃらしにも反応してる
猫好きな部長にとっては適役かもww






●第16話

山田:
最高だわ、泣き虫デカ
これを見るために1週間生きてるわ
録画したのもう1回見ようっと

奥さん:
あんたが CM の時に言ってたスケ子さんのことだけど
その人間違いなく愛人だね


主人:
スケ子とは私が顧問を務める恋愛サークルで知り合ってね
歳は23かな






奥さん:
大学教授って案外モテるらしいよ
知らないけど

猫村:
坊ちゃんのご両親も
お父様にそういう方ができたから離婚されたのよね

トイレから出てきて砂もないのに床をかいてるw

坊ちゃん:お水を流したらザってしなくていいんだよ





スケ子さん役が誰か気になる
冴子よりさらに髪の盛りっぷりがスゴイもんね



●第17話
夜中に漢字ドリルで勉強をしている猫村さん






猫村:
私ちっとも漢字を知らないから
ずっと勉強したかったの
そしたら裏の坊やが中学に上がったから
もういらないって

今年の書き初めで字が書けるようになったの
坊っちゃん:すごいよ猫ちゃん パーフェクト!






ドリルの中に「愛人」っていう言葉まであるw

主人:簡単に言えばスケ子は私の愛人だ

山田:あれからどうなったの、ご主人と愛人?

奥さん:
コラ!
奉公先の事情に首突っ込むなっていつも言ってるだろ

2人:家政婦は見ない

奥さん:
特に猫村さんは私に似ておせっかいだから
気をつけるんだよ


主人がスケ子と電話しているのをドアの隙間から見ている猫村さん






主人:
大丈夫だよ
妻には出張だって言ってあるから

奥さんに見つかって、誤魔化す猫村さん



●第18話
また魚屋で怖がりの奥さんと出くわす

奥さん:
また魚?
猫は魚しか知らないのかしら

(後ろをほんものの黒い猫が通り過ぎて行ったよ!

今日はうちは松阪牛のステーキなのよ
猫は肉の美味しさなんてわかんないでしょうけど

(尾仁子の話になり
スケバンのこと?
あの子いつもコンビニの前でたむろして
あれじゃまるで野良猫よね
あんた同じ猫なんだから
ちゃんと躾けてあげたら?

怒って道路で爪を研いでしまいしみる

尾仁子:うるせえな 独り言言ってんじゃねーよ!
と言って投げてきたのは絆創膏



●第19話

猫村:就職内定おめでとうございます と言ってステーキを出す

主人:たかし、就職決まったのか
奥さん:こんな大事なこと知らなかったの?

主人:じゃあ君は知ってたのか?
奥さん:それは…

主人:
この家じゃ母親より家政婦さんのほうが
ずっと家のことを知ってるんだな
君は綺麗になりたいってエステだネイルだ
自分のことばっかり

奥さん:そういうあなただって家のことよりスケ子とかいう…

尾仁子と強も食卓に呼ぼうとして断られ
絆創膏をくれたお礼を言う






●第20話

主人:
だいたい君は結婚して二十何年
自分の容姿ばっかり気にして家の事は一切

奥さん:
だってそれは綺麗になったら
あなたが喜んでくださると思ったからですわ! と立ち去る


夜、布団の中で

山田:
かわいそうだね
奥様はご主人のことが好きなのに

猫村:整形って何かしら?

山田:
簡単に言うと美人になる手術かな
目を二重にしたり鼻を高くしたり

猫村:
そんなことができるの?!
じゃあ私も整形したら美人になるかしら?

猫村:綺麗になったでしょう、坊ちゃん!





坊っちゃん:
違う! こんなの猫ちゃんじゃない!
猫ちゃんを返せ プリーズ!

猫村:
やっぱり私は坊っちゃんが覚えてる
私じゃなくちゃダメよね

奥さんと3人で笑いが止まらない



●第21話
また奥さんの肩を揉む猫村さん

奥さん:こうやって親離れしていくのかしら?

猫村:
でもお2人にご主人と奥様の愛情が詰まっていることは変わりありませんわ
好き同士が結ばれて生まれた子ども達ですもの

奥さん:
好き同士が一緒になるのは難しいことじゃないのよ
だけど好き同士でいつづけるのはとっても難しいの

猫村:坊っちゃんは私と好き同士でいられるかしら?

坊っちゃん:猫ちゃん オフコース!






猫村:何コース!?(ww

尾仁子らが部屋から出てきて
猫村:強さんとはずっと好き同士でいらしてね

尾仁子:
猫のくせにデタラメこきやがって
三味線にすんぞ!

肩を舐めてごまかす猫村さんw

強:俺、今誰とも付き合う気ねーから






●第22話
昼間からベランダでぼーっとしている主人






猫村:今日はお家でお仕事ですか?

主人:
今日は何もしない日なんだよ
ただぼーっとしてみたり
空を眺めたり
猫村さんはないかい?

猫村:
ありません
私は毎日体を動かしてないと





主人:
でもね自分を空っぽにすることは大切だよ
人は抱えられるものの量が限られてるんだ
だから時々自分の中を空っぽにして
そこにまた新たなものを吸収する
猫も同じじゃないかな

猫村:私にもできるかしら?

空や花や道路標識も坊ちゃんに見える
猫村:空っぽにするほど坊ちゃんでいっぱいになる!






●第23話
集会という漢字を書いて
猫村:久々に行きたいわね

奥さん:
ちょっと目をつぶって手を出して
あんた猫だからいつものカゴだと
走る時不便だろ
しょってごらんよ

手作りのリュックをもらっただけでも大喜びなのに
中にマフラーが入っていて驚く







奥さん:それは山田さんが編んだんだよ

山田:猫村さん寒がりだから

奥さん:
あんたが頑張ってるからだよ
これからもよろしく頼むね

猫村:
ここにおいてもらえるだけでもラッキーなのに
こんなに良くしてもらって

満月の中にもぼっちゃんが見える
坊っちゃん:猫ちゃん 似合ってるよ

猫村:
坊ちゃん
私うんとお仕事頑張ってお役に立たなきゃね


●第24話 もう最終回!
尾仁子がネコムライスを食べてくれたのを見て嬉しくて部屋に入ってくる
肩に顔を撫でつけてから
猫村:コロコロをお使いになってねw

蝶々を追いかけて外に出てしまう
土手まで来ると「おーい!」と呼ぶ声がする






もう坊っちゃんちゃんと再会?!
なんだか中途半端に終わっちゃった
スケ子さんも出てこなかったし

ブルーレイ予約受付中
本編に加え、ここでしか見ることができない
貴重なメイキング映像やロングタイトルバックも収録



コメント

朝ドラ『エール』 第2週 いばらの道

2020-05-22 12:36:01 | ドラマ
オフィ

【内容抜粋メモ】
大将一家は家賃が払えず夜逃げ
「詩作の才能を諦めてはいけない」と諭す教師は、記者の名刺を渡す
後に彼は裕一とともに多くの歌を残す


音の父は元陸軍獣医 関内馬具店





音は「女子ども」という言葉が大嫌い
音:「女男」とは言わないのに・・・


大正デモクラシーとはいえまだまだ封建的な日本





学芸会の出し物に浦島太郎の劇をやろうとすると
音は「自分たちで多数決で決めたい」といい竹取物語に決まる

クラスのみんなが音がかぐや姫と決めたのに結果はおじいさん2になりガッカリする





父:
人にはみんなそれぞれ役割がある
みんなが主役をやれるわけじゃない
主役だけではお芝居はできない
必ずそれを支える人がいる


教会で琴の演奏を披露しに行くと
世界的なオペラ歌手 双浦環を見て感動する




環:
私のようになりたいなら絶対に舞台に穴を開けてはダメ
目の前のことに全力を尽くしなさい

と言われてレコードをもらう

音は琴を止めて歌を習いたいと言う

母:
いいんじゃないですか
同じことを続けるのが偉いって風潮、嫌い


主役に選ばれたヨウコは緊張して体調を崩す
ヨウコ母が教師に言って役を代えてもらった

母:
完璧にやりなさい
神崎家の恥にならないように

(こういう母親の娘への「投影」という呪縛ね・・・







音の父が大阪出張の際、子どもを助けて電車にはねられて亡くなったと聞く





陸軍との仲介役 打越金助に
「これからも陸軍への商売を支えてほしい」と頼むと





打越:
女子どもにできる商売じゃない
10年の契約も切る
でも、わしのところに来ればいい

と言われる母・光子

職人はそれを聞いてみんな去る

絶体絶命と思われたが、娘たちのアイデアで契約書を確かめると
途中で契約破棄すると陸軍からかなりの違約金がおりることが分かる
それを仲介しているウチコシに伝えると困って契約解除はなしとなる

音:
お父さんは「やらずに後悔するよりも、やって後悔するほうがいい」って言ってたよね

ミツコ:
お父さんはロシアの戦争に行ったときに人がいっぱい死ぬのを見た
自分は何もできなかった
その時の後悔がずっとあったんじゃないかな

(今観ている「はいからさんが通る」とシンクロニシティ起きてる



ヨウコ:そんなにはっきり物が言える音が本当は羨ましかった
ヨウコは音にかぐや姫役を代わって欲しいと頼み、自分は帝役を演る
最後に♪菜の花畑に~ と歌う音に大歓声となる





ミツコは海に向かって叫ぶ
ミツコ:お父さーん! これから4人で力を合わせて生きていきます!



(薬師丸ひろ子ちゃんの「お父さーん!」て角川映画を思い出す


裕一は音楽に夢中で小学校を留年してしまう


大正15年 大正の末期
日本は第1次対戦後の不況と関東大震災の影響に苦しんでいた







大正から昭和の初めハーモニカが大流行
売り上げはピアノやオルガンを超え
若者たちのクラブも数多く生まれた





(ハーモニカ、デカくない!?驚


裕一のクラブは、選び抜かれた社会人と学生で構成され
大きな会場で講演するほどの人気クラブでした

四郎:バスを代わってくれよ ずっとブッブッって虚しいんだ

(ハモニカも音によっていろんな大きさがあるのか


会長:
次の公演では独自の演目を1曲入れることにした
君は作曲が得意だと聞いた やる気はあるか?
曲目は全員の投票で決める





ユウイチはずっと音楽の勉強を独学で続けていた
母に買ってもらった卓上ピアノは商業学校の入学祝い
当時は商売の家の息子は商業学校で学ぶのが普通だった





弟・浩二は高等学校に進むという

会長:
僕は指揮者を辞める
実家の料亭を継がなきゃいけなくなった
兄は重い病気だから

僕は東京の音楽学校に行って知った
すごい奴がうようよいる
君は本気で音楽家になるつもりだったの?



三郎は商売を盛り返した

茂兵衛の父:あと1年待つ その後の再婚相手も決めた
茂兵衛:もし養子にしなければ古山家と絶縁になってしまう と頭を下げる


「このままでは退学」と言われるユウイチ
会長はもう提出したのに曲が書けずに焦る

四郎:
音楽ってその人の個性が出るもんだろ?
今の君は君じゃない
だから書けないんじゃないかな


急に曲が浮かんで投票日を迎える
メンバーの票は10:9で会長となるが
先輩の票も加えてユウイチの曲が選ばれる

これは会長の配慮だと言う四郎


父は次男に店を継がせて養子の話を断るが
取引先に騙されて逃げられ、また多額の借金を背負う

ふたたび茂兵衛に頭を下げるとまた養子の話になる


会長:
僕は次の公演を最後に辞めるので、次期会長にユウイチ君を推薦する
君の作品は素晴らしい
その才能を無駄にして欲しくない
もし夢を実現したいなら東京へ行け


父はユウイチを養子に出すと決め
この公演を最後にすると指揮を務める
事情を話してクラブをやめる







叔父の家は電車で1時間ほどだが、銀行に住み込みとなる



昭和3年
住み込みで働き、一人前に認められたら養子になることが決まっている
週に2回は本家で食事をとる

権藤家は資産家で有名
この頃の地方銀行は、昭和2年の恐慌で仕事が減り
さらに暇になり社員はたったの5人
社員は陽気な人たちばかり





当時、人気の芸者さんはプロマイドを売り
その中でも伝説的な存在は栄龍





社員がユウイチに女性との付き合いも教えようとダンスホールに連れてってくれる

(私も一度行ったことがある
 細長いホール、生バンド演奏、みんなどこで買ったのかと思うようなドレスに着替えて
 まるで別世界に迷い込んだようだった





男性はお目当ての踊り子にチケットを差し出す
受け取ってもらえればダンスができるが、断られることもしばしば







一番人気の踊り子シズが自分からユウイチのチケットを切って
「Shall we Dance?」と誘われて、ひと目で恋に落ちる





シズとの恋を応援する社員
それから毎晩ダンスホールでシズと踊るユウイチ

シズ:これからは店に来なくていいから外で会いましょう と言われる

社員:こんなの滅多にないことだよ!


浮かれているところに乃木大将 村野鉄男に再会する
藤堂先生の紹介してくれた新聞社の記者となっている




テツオはまだ詩を書いている

テツオ:
なぜ音楽をやめた?!
お前が曲をつけて、レコードになり、みんなが聴く
そんな夢を描いてたけど…


ユウイチ:叔父の銀行を継がなきゃならないんだ


ぼんやりして大金を車に置いていく
叔父:お前の結婚相手は俺が見つける! と叱られる


シズに付き合って下さいと頼むと
小学校の同級生のトミだと明かす




トミ:
私の家潰れたの
だからダンスホールで毎日必死に稼いでる
あんたは銀行の跡取り
冗談じゃないわ
あんたは昔からあたしたちのこと馬鹿にしてるのよ


コメント

朝ドラ『エール』第1週「初めてのエール」

2020-05-13 12:42:25 | ドラマ
『スカーレット』のまま予録状態にしておいたら
次のシーズンも録画できると思っていたら違った/汗

幸いNHKオンデマンドで期間限定で無料配信されていたので
そちらを見た

こうした連ドラって、今の自粛期間は撮影どうしてるんだろう?
撮りためた分を流しているうちはいいけど
まさか1m距離をとって撮影するわけにもいかないし

その後のスケジュールが何年先までキッチリきまってるから
朝ドラも大河も、民放も、これまでの番組作りや
視聴率競争を考え直す時期にきている

オフィ



【内容抜粋メモ】




朝ドラとは思えない始まり方
古代人が噴火で飛んできた魚を見つけて喜ぶ
何か叩いて音楽を奏で、それに合わせて踊る

時に音楽は人の悲しみに寄り添ってくれます
これは西部劇の設定

今度はテニス選手になりきってる




時に音楽は現実逃避の手助けとなる
1970年代っぽいフォークソングに合わせて恋人との写真を燃やす

時に音楽は人生を賭けた一大時に力強い武器となってくれます
公園でいきなり踊り出す
プロポーズすると拍手されて
「私、彼氏いるんだけど これからも良い友達でね」







東京オリンピックが迫る中
一人の作曲家に大きな責任が課せられていました
書斎で悩んでいると外で♪桜 を歌いながら庭掃除をしている妻
それを聞いて閃いて♪オリンピックマーチ を書きあげる


小学校の校歌も作った古山裕一
テレビで聖火リレーを見る子どもたち





ラジオを聴きながら藤堂家の墓参りをする男
「あのいじめられっ子の裕一がついにやりましたよ、先生」







「東京オリンピックは他のオリンピックと違います
 戦争で廃墟と化した
 これでおしまいだと言われた日本が
 力を合わせて驚異の復興を遂げた姿を
 どうだ!と世界に宣言する
 先生は、その大事な開会式の音楽を作るわけですから、責任重大ですぞ!」


関係者だけが使えるトイレで吐いている裕一を見つける妻の音

音:
大丈夫 あなたの曲は素晴らしいんだから
あなたの曲を世界中の人が聴くのよ
ずっと叶えたかった夢でしょう?!





青年:
自分は長崎の出身であります
親や兄弟、親戚みんな死んだとです
生きる希望を与えてくれたのは先生の♪長崎の鐘 です
先生の曲は人の心を励まし応援してくれます
先生の晴れ舞台 どうか会場で と敬礼する


この夫婦がいかにしてこのようになったのか
そこには長い長い話がありました


やっとオープニングテーマが流れた





明治42年8月 福島市内 喜多一呉服店






男子が生まれて大喜びする父親
奥さんは誰かと思ったら菊池桃子ちゃん!






昔から絹産業が盛んな福島
その県下有数の呉服屋
この日、待望の子ども・古山裕一が生まれました
父・三郎は末っ子だが兄2人が亡くなり急遽お店を継いだ

なぜかまだ日本に数台しかないレジスターを買ってくる三郎
三郎:これで商売頑張るぞ!




子宝に恵まれず、諦めかけた時に出来た子どもで
両親の愛情をたっぷり受け、ちょっぴり心もとない子どもに育ったユウイチ





運動はからっきし、武道も苦手
緊張すると言葉がうまく出ないで笑われる
自分と彼らとの距離は遠くに感じました





「うちのほうが金持ちだ」と自慢する女の子
「どっちが金持ちか喧嘩で決着つけよう 乃木が審判するから」とはやすいじめっ子




少女:
あんたのそのどもり
とっちゃんが商売下手だからそうなったんだ とけしかける

相撲をとると投げ飛ばされるが笑って誤魔化すユウイチ




乃木大将:
やめろその笑い
悔しいのを笑ってごまかすな
このずぐだれが(意気地なしという意味
俺はお前みたいなずぐだれが大っ嫌いだ


母の兄・権藤茂兵衛は、県内でも有数の資産家で
銀行を中心にいろんな商売をしている





蓄音機を買って自慢する三郎
三郎もかなり小心者で義兄がとくに苦手

甘えたい裕一でしたが、母は2歳下の弟・浩二につきっきりで
三郎が心配して部屋に入ってくる

三郎:
人生いろいろある
思い通りにはならない
なんでもいいから夢中になるものを探せ
それがあれば生きていけるから
何かあるか?

ユウイチ:
山 川 見てるとほっとする
喋らなくて済むから

三郎:
新しいレコードを買った
舶来品だ 聴くか?

お父さんは初めて西洋音楽のレコードをかけました
手で回してから針落とすのか
行進曲みたいなクラシックが聴こえてきて
裕一はとても興味を示す






(勉強や運動が人並みにできないからって全否定するのは違うよね
 人はそれぞれ楽しいと思えることをやればいい



大正8年
世の中は第1次世界大戦の軍需品輸出によって好景気となっていました

(いつの時代も一番売れて金になるのは戦争道具か




大正デモクラシーの流れに乗って
自由で開放的な文化が花開き
その新しい空気は地方の町まで広がり始めていました

朝からずっと蓄音機を聞いている裕一
父が運動会の話をするとうつむいてしまう
母:今年は運動会に兄さんも来るって

運動会が近づくと世の中の人間は「主役」と「それ以外」に分かれると気づきます

乃木大将が3人もの男の子を次々と投げ飛ばす
子どもの世界の主役はいつでも強い男です


県会議員の息子で転校してきたばかりの佐藤



佐藤:喧嘩なんてどっちも痛いだけでしょう 不合理だよ
裕一:でもやっぱり男は強いほうが・・・
佐藤:今はデモクラシーの時代ですよ

この一風変わった子が終生の友になるとは
この時夢にも思っていませんでした


騎馬戦の練習



(こういうのやったなあ/懐
 ちなみに私は学生時代は運動が得意だった
 騎馬戦も強かったこと思い出した

竹刀で叩いたり、人から見えないところで殴ったり、今じゃほぼ虐待の教師

教師:
そんなことだからどもってるんだ!
人のせいにするな
気合いが足りないからだ
口答えするな!

藤堂清晴(森山直太朗さん!):
言葉のつまりは本人の問題じゃない
深呼吸して落ち着きなさい
僕と君は同じ顔してるか?

ユウイチ:違うと思います

藤堂:
そうだ 歩く速さも違う
違いを気にするな
ところで君は何が得意だ?

ユウイチ:何もないです

藤堂:そのうち見つかるさ


お客さんに着物を勧めると「高い」と断られる番頭
店員:売れませんね
番頭:良い絹を揃えすぎなんだよ

店員:
旦那さんはどんぶり勘定だからな
先代とはえらい違いだな

腕を速く振れば速く走れると教える魚屋(乃木大将の父
父と一緒に音楽に合わせて腕を早く振って走る練習をする


運動会当日
当時の運動会は町をあげてのイベントでした
乃木大将の一人舞台となる

藤堂:
西洋では競技と競技の間に音楽を演奏する
ハーモニカ部ここにありって驚かしてやろう





裕一は徒競走で親の前で転んでしまい、みんなに笑われる
起き上がろうとするとまた転び、また爆笑される ひどいなあ

ハーモニカ部が演奏を始める




周りの音が消え、痛めた足を引きずりながら歩き出す
よく頑張ったとみんなから拍手が起きる
それは生まれて初めて聞く自分に向けられたエールでした


春 学校の新学期
いつも憂鬱だが今日は笑顔のユウイチ
クラス替えで藤堂先生が担任になったから
佐藤ヒサシ、いじめっ子の太郎、四郎も同じクラス

(私の小学校は人数が少なかったから
 ずっと一つのクラスで
 それから高校までクラス替えって経験をしたことがない
 せっかく友達を作っても別々にする意図ってなんだろう???


西条八十の♪かなりや を歌う子どもたち





大正7年 児童文学雑誌「赤い鳥」が発刊された
創刊号には芥川龍之介、泉鏡花、北原白秋、高浜虚子
その後、菊池寛、西条八十、谷崎潤一郎らが作品を寄稿しました
赤い鳥に掲載された歌は「童謡」と呼ばれ、一大ブームを巻き起こしました

(童謡って赤い鳥からなんだ
 素晴らしい歌がいっぱいあって私も大好き
 小さい頃、小学校の合唱部で歌の本をもらい
 家で母とよく歌った


藤堂:
北原白秋の詩に曲を付けてみよう
鼻歌を歌ったことがあるだろう?
ハーモニカ、オルガンを使ってもいい
とにかく曲をつけてみよう 楽しいぞ

(こうした出会いも偶然じゃない 深い縁があるんだ





佐藤:どうする、その宿題?
裕一:曲を作るなんてできないよね

佐藤:
簡単だよ 家にピアノがあるから
キミの家にも蓄音機あるじゃん
何を聴いてるの?
お父さんかっこいいね
西洋音楽を聴いてるなら作曲は簡単だ できるよきっと

ユウイチ:ありがとう 父ちゃんのこと褒めてくれて


新しいレコードを手に入れた父
昔は十数枚まとめて入ってたのか!
相当高価なんだろうなあ





母:明日一緒に川俣行かない?
とても喜ぶ裕一

母の実家がある川俣は、福島市から鉄道で約1時間
当時、川俣の絹織物は品質の高さから
京都や横浜、ヨーロッパ、アメリカからも買い付けに来る人がいるほど



お母さんの実家大きい!




大好きなおじいちゃん、おばあちゃんに会えて嬉しいが、叔父だけは苦手

母:映画行こうか

ローレル&ハーディー!!




チンドン屋から飴を買う
知人に会い立ち話になる母
教会から聖歌が聞こえて入る






真ん中で歌ってるのは、未来の妻・関内音
裕一と目が合って手を振るが父・安隆に振っていたw
すっかり一目惚れしてしまう裕一





茂兵衛:
息子のどちらかを養子に出せ
絹子(妻)は産めん 跡継ぎが必要だ 涙ぐむマサ

祖父:無理なら絹子を捨てて再婚しろ

(優しいおじいちゃんかと思ったらとんでもないな


次男にスノーボールをお土産に買ってあげる
父は裕一に小山田耕三が書いた作曲入門という本と
音符を書くノートを買ってきて、弟は寂しそう

夜になっても時間を忘れてずっと読んでるユウイチ
でもまだ曲が浮かばない

(両親が襖を開けてあんなに近くで見てるのに気づかないってドラマのあるある/爆


朝一番に教室に入り、オルガンに座ってでたらめに弾いてみる
川俣での出来事が頭の中を巡り
ユウイチ:できた!

藤堂が教室に入ると裕一は寝ている
黒板に音符が書かれていて
完璧に音楽ができているのを見て驚く


呉服屋に藤堂が来る




藤堂:
裕一くんの才能についてご両親に伝えたくて
裕一くんには類まれな音楽の才能があります 間違いないです
蓄音機は素晴らしい買い物でした
素晴らしい行いでした、お父さん

前に聞いたよな 得意なものは何か
見つかったんじゃないか

人よりほんの少し努力するのが辛くなくて
ほんの少し簡単にできること
それがお前の得意なものだ
それが見つかればしがみつけ
必ず道は開く




裕一の学校生活は一変した
一番に曲を作って披露するとみんなが拍手

裕一の才能は学校中の噂となり
放課後には自分の詩に曲をつけてくれと生徒が集まるようになった



(そんなにみんなが詩を書いていたのか/驚
 今じゃ「ポエム?」てバカにされる対象だけど
 昔のほうが文化の意識が高かったのかも


藤堂先生の勧めでハーモニカ部にも入ったユウイチ

佐藤:
君 気をつけろよ
急に人気者になったから妬む奴がいるぜ
俺も妬まれてきたから


大人から殴られてる乃木大将

「ふざけんじゃない!
 こないだお前のとこから買った魚腐ってたぞ
 今度あんなものを売りやがったらただじゃおかない!」

佐藤:彼、学校辞めるって噂だ





第1次世界大戦の終わり
日本は国力を回復するにつれ、急激な不況に襲われていました

三郎は方々に借金を頼むが断られる
店員:3代続いた喜多一もとうとう終わりか

父:お兄さんに借金を頼もうと思う
マサは2人の子どものうち1人を実家に養子に出すよう言われていることをついに話す


妹尾楽譜は、竹久夢二の表紙も相まって音楽家推薦の楽譜
とても高価な楽譜を買ってもらう



(これ、竹久夢二美術館で見たかもしれない


そんな時に限って太郎と四郎に見つかり追いかけられて奪われる

太郎:
何回言ったらわかるんだ
音楽は女がするものだ
これから学校で曲を作るのは無しだ

ユウイチ:嫌だ 返せ!

破ろうとすると止める乃木大将

乃木:
初めて本気で声出したな
その声に免じて助けてやっただけだ


乃木大将の落とした本を返そうと家に行くと
父から怒鳴られている




父:ふざけんな! もっと稼げ! 稼ぐまで帰ってくんな!


呉服屋ではとても気のいい人に見えたのに
人は見かけによらないってこのことだね

日本にもこうした児童労働の問題があったんだ


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朝ドラ「スカーレット」 最終週

2020-04-01 13:32:44 | ドラマ
朝ドラ「スカーレット」

●最終週 炎は消えない


もう最終週かあ


【内容抜粋メモ】

タケシの作品をしみじみ観るキミコ
キミコ:お母ちゃんの心 今いっぱいや 幸せやな


安田:
トモヤの遺品を整理してたらタケシ宛に封筒があった
よかったら受け取ってください


ハチロウは得意の卵焼きを作っている
ハチロウ:お父ちゃんからのお祝いや





大崎から電話:
変わったことはないですか?
食欲はあるんだけど料理の味がわからなくなってきたと話してくれた
味覚障害かもしれません
でもお母さんは今まで通りで構いませんよ


お祝いに特上のうな重を頼むが味が分かっていない様子のタケシ
タケシから卵焼きの感想を聞きたいハチロウ
食べるのを途中でやめて




タケシ:ごめん ほんまは味がしない
キミコ:気にせんとき 食べないと力つきひん

ハチロウ:
あの皿な 水だけやない 太陽の光も感じる ほんまにええ皿や
お父ちゃんができへんかったことをやり遂げたな
味覚が戻ったらもっと美味しい卵焼き作ったるわ

タケシ:
お父ちゃんの玉子焼き
この先何回作ってもらっても味はわからん
こんなんなる前に作ってくれや!

僕を越えたなんてよく言えるな
越えられて悔しくないんか
そういう意地はないんか
がっかりや 情けないで

部屋にこもってしまう
行こうとするハチロウを止めるキミコ

キミコがクスリを持って入ると
トモヤからの手紙を見せる

「川原たけしさんへ おれは」だけ

タケシ:
何を書きたかったんだろう?
大阪に遊びに行こうっていう話もした
好きな子がいるという話も
バイクの後ろに好きな子を乗せて琵琶湖一周したるって言ってた

書きたいこといっぱいあったんだよな
それが俺は、で終わってる
俺は終わりじゃない
生きていたい と泣く





皿から音がする




タケシ:
こういう皿の形状やからだろうか
釉薬の塗り方もあるんやろか

キミコ:あるやろな

タケシ:
焼きあがって完成したと思ってたのに、終わってなかったんや
生きてるんやな

キミコ:生きてるで 作品は生き物や


本焼きをして冷ましている間にひび模様が器に広がります
聞こえてきたのはかすかにひびが入る音
器が生きている音です



(土も石も木もみんな生きていて、全部、宇宙と繋がっている



キミコ:体調悪くないならご飯食べ
タケシ:味がしない

キミコ:
お母ちゃんはあんたが生きていくことしか考えてない
生きていくために食べてください
今日の予定は?

タケシ:なんもない ご飯食べるのが今日の仕事や


陶芸教室にシンサクが若い部下二人を連れてくる 鳥居と岩崎






鳥居と岩崎:
信楽で活動されている陶芸家さんの作品を集めた展示会をやります
陶芸家だけじゃなくて一般の方々の作品も展示します

小さなイベントですけど、小さなことを積み重ねて
私たち若い世代がバトンを引き継いで
生まれ育った町を盛り上げていこうと思います
よろしくお願いします


キミコ:
作品がうまいこといったらトモヤ君に見せるって言ってたよな
琵琶湖大橋を渡って見せに行ったらいい
トモヤくんのお母さんに

タケシ:一緒に行かへん?

キミコ:
そんな暇のうなった
京都の展示会もあるし
今年はもう1回穴窯を炊く
みんなの陶芸展に出品しようと思う
役場のタケシと同じ若いコらが企画した
誰でも参加できる 子どもも大人も




タケシ:
参加しようかな
お母ちゃんの作品の横に並べてええ?

キミコ:
あかん 親の力借りて出品するんか?
参加するんやったら自分で言い
自分で頭下げなさい

タケシ:年明けやったらそれまでに作品一つ、二つは作れる
早速準備を始める


役場に電話して参加することを伝える
岩崎は中学の同級生だった

タケシ:
みんなの陶芸展に俺の一角を作ってもらう
ザ・川原タケシコーナーや!
鳥居さんが作品見せてくださいって

(ご飯を美味しそうに食べる

味はわからなくてもわかる
食べ慣れたお母ちゃんの味や
思い出しながら食べたらええ


鳥居と岩崎がやってくる
作品を見せると「綺麗やな」「洒落てる」なと感激する

スミダ:
なかなかのもんやな
売れるんちゃうか
結構な値付けてもいけそうや
お父さんの影響を受けてるんじゃないですかね、この作風は


タケシが準備をしているとナナも土でたこ焼きを作る





ナオコが2人をドライブに誘う
ナオコ:愛を語るドライブや 琵琶湖一周でもしようか

夜中にくたくたになって戻る3人
迷って琵琶湖には行けず、その辺をぐるぐる回った

ナオコ:
姉ちゃん、あかまつ行こう 気をきかせや!
門限までゆっくりしてき
愛を語り合うんやで


タケシ:
ここ座って 似顔絵描いたろ
会えるうちに描いとかんとな






ナナ:
うちな、お母さんに言うたんよ 好きな人いること
普通はいちいち言わない
普通やないから言うたんよ
特別な人や







ナオコ:
車の中で後ろの席に2人が座ってて
もっとひっついて座ったらええのに離れてる
じれったくなってもっとひっつけって言うたった
ほやけど開いたまんまや
おしゃべりはするのに 不思議なもんやな

ベタベタしてるより離れてる2人を見て
ほんまに好きなんやな
タケシはナナちゃんのこと大事に思ってるんだなって

大津で布袋さんと待ち合わせしてる

キミコも挨拶に行くと言うと断る
キミコ:なんかあったな 聞いたろか

(離婚したり、パートナーとうまくいってないのに
 自分の子どもには「いつ結婚するの?」って何度も聞いたり
「早く彼女(彼氏)を作れて」って言うのって
 どういう心理なんだろうなといつも不思議に思う





ナオコ:
布袋さんは大学出てるだけじゃなくて要領も良くて賢い
だから最初は反対された、骨髄移植のこと

検査しようかと思っていた朝に布袋さんが言った
「もし一致したらドナーになる覚悟はあるんか?
 一致したけどやっぱりやめるって言ったら
 それこそ偽善になる」って叱られた

(骨髄移植が大変な手術になるというイメージはあるけれども
 危険性があるとは知らなかった

そうやって布袋さんが正しいことを言ってくれてる時
鮫島の顔が浮かんで
あいつやったらこういう時
「ドナー? やりましょう!」ゆって喜び勇んで検査に行くわ




空襲の時、防空壕に逃げる途中でお姉ちゃん、うちの手離した
どんだけ心細かったか鮫島に言ったことがある
なんて言ったと思う?

「手を離してしまったお姉さんも辛かったよな」って
そんなのうちかてわかってるわ!

「手は強くつなげばつなぐほど手汗かいて、
 たまには離さないといかんよ
 それが仲良く手をつなぐコツや」
言うねん
ほんまに呆れるわ 泣きながら笑う




(みんなの心の中にこうした傷ついたインナーチャイルドがいるんだな


キミコ:今、鮫島さんどこにいるの?

ナオコ:
別れた時、一人で東京行くって言ってた
一緒に商売やってる時の知り合いがいる蒲田だって言ってた

キミコ:
ナオコが働いてた町か 会いに行け
布袋さんに頭下げて一生懸命話してな
それで鮫島さん探しに行け
大事なもんは大事にせえ


翌朝

ナオコ:
またなかなか来られへんかも
探し物があんねん
ナナちゃんと仲良うな


みんなの陶芸展に向けてそれぞれが作品づくりを進めているうちに12月を迎えた

シンサクとテルコが来る
タケシは微熱があり寝ている
髪が抜けているのを見て心配するシンサク
キミコが腰をさすっていると寝てしまう




シンサクはジョージ富士川先生をキミコに呼んで欲しいと頼む
キミコ:また会えたらええな

ジョージ富士川、草間、チヤコへ3通の手紙を書くキミコ


ナナはタケシの絵を描いて見せ笑わせる






みんなの陶芸展初日









草間もチヤコも来る
出版記念パーティーで会ったことがあると思い出す
テルコが草間流柔道の話をしてびっくりするチヤコ


タケシ:
夕べ夢を見た
みんなの陶芸展の俺のコーナーに誰も来ない
みんな素通りした
作品を作っても誰も相手にしない
お母ちゃんも思ったりせーへんの?
誰一人認めてくれない

キミコ:
一人もおらん言うことはないからな
一人は絶対いる 自分や
迷ったときはその一人に聞いたらいい
その一人だけは絶対味方や

(悟ってるなあ


チヤコ:
スケジュールギチギチなんでそろそろ行こうかな
草間さんお仕事は?

草間:
今はのんびりしてます
翻訳や通訳の仕事を時々頼まれてやるくらいで

草間の手を握り
チヤコ:これ、チヤコからてタケシくんにあげといてもらえます?







草間はタケシの手を握って
草間:今のは安藤さんから 今度は僕から

大野夫妻も来る
可愛い埴輪がいる!!
子どもの発想は自由で無敵だな





ユリコの子どもから4月のピアノ発表会に来てくれと頼まれるタケシ
タケシ:じゃあ楽しみにしてるな

ジョージ富士川も来る




ジョージ:
ええ色出てるなあ
器は使われることでまた違った魅力を見せてくれるんやな

タケシの作品も見る
タケシ:前に講演会をお聞きしました
ジョージ:ちいちゃい頃に実演会もやったんやで

タケシ:
それはちょっと覚えてなくて
よかったら本にサインもらえますか?

ジョージ:買うてくれたんや、嬉しいな!


突然イベントを始めるジョージ富士川






ジョージ:
今日が私の1日なら 私はどんな1日にしますか?
何でも好きに書いてや

子どもたちが嬉しそうに書き始める
タケシも書く




キミコが後で見ると
「いつもと変わらない1日は 特別な1日」と書いてある





ナオコらは琵琶湖まで行き
昔のように「海やー!」と走り出す

キミコ:日本一の湖や よう見とけ こっちの心も大きなるで





みんなで写真を撮る
まだフィルムカメラか





4月
タケシは桜と桃と交わしたピアノ発表会を見に行くという約束を果たすことができた

なんだか元気のないタケシに
キミコ:ぎゅーしたろか
タケシ:もう年やで恥ずかしい

キミコ:ぎゅーーー!!!
タケシ:幸せや

キミコ:幸せか
タケシ:幸せや ありがとう





2年後 桜の季節
タケシは26歳の誕生日を前にして旅立ちました

(あっけないけど、病院で缶詰になったりするシーンよりいいと思う


工房に大崎が来る

キミコ:
あれがタケシの作品です
手に取ってみてやってください

大崎:綺麗ですね







大崎も試してみる

キミコ:
中に釉薬が入ってるんです
それを皿に向かってかけてください
模様になるんです

大崎:
亡くなる3日前に握手をしたんです
集中治療室で目を少し開けた時があって
手が動いたので「大丈夫だよ」って握ってあげたら握り返してくれたんです
意外に力強くて凄いなって
こっちも両手で手をそっと握り返して握手をしたんです





一人で食事をしているとハチロウが来る

キミコ:長崎に何しに行くん?

ハチロウ:
僕も挑戦することにした
卵の殻みたいに軽くて薄い磁器

それをやってみたい
名古屋を引き払って




キミコ:
うち、タケシに「絶対死なさへん」言うてしもた
「お母ちゃんが生かしたる」ゆうた
エゴやな うちの悪いクセや
なんとかしたかった
そんなの無理やのにな

ハチロウ:
あかまつでタケシが生まれた日の話をした 嬉しくて
タケシは聞いて笑うてた

ほんで、「お母ちゃんに言っといてほしい
俺を産んでくれてありがとう

やっぱり言わんで 恥ずかしい 取り消しや!」
言うてしもた

キミコ:聞いてしもた ありがとう
ハチロウ:また会って話ししよな


また作品づくりに没頭するキミコ
こうして無心で取り組めることがあるって素晴らしいな





また穴窯に火を入れて焼く







終わり方もサッパリしててカッコいい



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