翁の“ガハハ”な山家暮らし

山家に放念で暮らす翁。田舎暮らしの“ガハハ”なエピソードとその珍問答、ニンマリしていただけたら嬉しいわ。(放念の翁)

◆飽食にはほど遠く◆   3345

2016-07-20 14:57:55 | ブログ

(ホームセンター) 『う、翁さん、西日本が梅雨明けだそうで、いよいよ夏本番だな、記録的な暑さばかりで、生きた心地がしないわ、ファハハハ。それは草払い機のナイロンコードカッターだな、買い換えた?、毎年新しくしないと能率が悪いからな。花木苑は2回目の草刈が終わった?、頑張ったね。秋まではあと2回は刈らないと?、無耕作地を放置して置くわけにもな』

あ、梅次さん、この間はトウモロコシをご馳走さんでした。昔に比べて粒が小さいが甘くて美味しかったよ。草払い機のコードの繰り出しが悪くて、安金ではないが調整が面倒だから買い換えたよ。・・・・子どもの頃、トウモロコシを干して石臼で挽いて粉に、薩摩芋の餡で饅頭を食ったな、ぼそぼそしたが食う物が無かったから旨かった。そう薩摩芋の芋蔓も干して食った、そんな時代があったよ』

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も薮だと刈払機もチップソーでないと無理だが、ヨモギ程度までならコードカッターが綺麗に刈れるわ。鎌で刈るのとは大違い、良く考えるものだよ、ハハハハ。俺は翁さんよりも4つ若いが、とうもろこし饅頭を食ったよ、皆さんが知恵を出し合って‎、食べる物を考え食糧難を乗り越えた、その英知が素晴らしいよ。その頃の子ども達も、言うなれば第二次大戦の “戦争犠牲者” だものな、ハハハハ』

『「まかにする」 (倹約でつましいさま) という言葉を梅次さんも知っているだろうが、「ひもじい (空腹で食べ物が欲しい) 」 を体験した我々の心には、その言葉が頭の中にあり。食べ物を無駄にすることに未だに罪悪感を感じて、ガハハハ。しかし、時代体験した高齢者が飽食にどっぷりと、やれグルメだ無国籍料理だと、そして食べ残す、人間変われば変われるものだな、俺には変われないが』
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あとがき==いつも話題が思わぬ展開に、トウモロコシのことから時代を60数年も遡って体験が蘇る、ガハハハ==放念の翁


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