「日々これせっせとお薬作り」 -製薬会社新米研究員SIUの日常-

新薬の研究に営む毎日・・・のはず。製薬会社研究職の日常をつたない文章でつづります。

文献整理法1

2006年11月15日 | 製薬会社な日常
皆さん文献(英語論文もしくは日本語総説)って
溜まっていきません?読んでないけどプリントアウトした
論文の山とか、PubMedで「面白い論文だな」と思って
ダウンロードしたら、机の奥に同じのがあったとか…
しかもラインが引いてあるのに、内容はぜんぜん覚えてないし(涙)

日本語の総説も最初はジャンル分けして閉じていたけど
そのうちコピーする数が読むスピードを上回ってきて
ジャンル分けしてフォルダに入れる前に机の上に山が出来て…(涙)

この状況を打開するために論文管理ソフトを現在導入中。
有名なのはEndNote等ですが、なにせ高い(アカデミックで無いと5万円ぐらいする)ため
気軽に導入できません。そこでフリーウエア(無料)である「Ref2000」*を導入。
非常に優れものですよ、このソフト。作者の方が日本人であるため、解説も詳細ですし。

現在、英語の論文と日本語の総説を関連付け中。
隙を見て具体的にどんなことをやっているかを書きたいと思いますね。

ちなみにi-tuneでも文献管理できるようです。
こちらはやり始めましたが、PDFとの関連付けが
切れてしまう可能性が高かったので辞めました。

<補足>
Ref2000
文献管理ソフト、フリーウェア。
日本語でも英語でもコメントやキーワード設定できる。
(フランス語やドイツ語でも出来るらしい)
これによってPubMedを操る感覚で自分の手元にある
論文を検索できます。コメント欄に論文内容の要約を書いておいたり
自分の気になったこと、要点を記載しておけばすぐ目的の論文にたどり着けますし
キーワード検索の際に意外な組み合わせでアイディアが浮かぶこともある(かも)

単純に論文管理できるだけではなく、日本語でコメントを書けるところが
英語が苦手なSIUにぴったり(笑)
本来の使い方として論文作成時のReferenceを一発作成できます。
コレもすごいですね。

非常にすばらしい出来のソフト。
日本人が作者でバグがあってもすぐ対応してくれるようです。
(フリーウエアなのに、あんた神だよ)

ダウンロードしたかったり、詳しく知りたい方はこちらまで。
http://members3.jcom.home.ne.jp/refwin/