ジャンプ感想

ヒロアカ

この作品ってさ。
家族関係のウエットさが特色であり見どころだと思うんですよね。

少年漫画なのに、親子関係がやたら丁寧に描かれてる気がする。
特に、親の立場から。

まぁ、ジャンプの読者って大人が多いらしいですけどな。
今では。

少年と言いつつ、青年向け漫画雑誌になりつつあるとか。
（小学生があまり読んで無いんだって）

今週はデク君ママの「世界のためだと分かってても、息子が戦場に赴くのは見過ごせない」って母の気持ち。
デク君ママは別に「ヴィランが暴れ回ってもいいじゃない」なんて思って無いんだよ。
単に「息子が殉職するかもしれない状況に飛び込む」のが嫌なだけ。

与謝野晶子の「君死にたもうなかれ」の歌に似たものがあると思いますね。
よくさ、あの歌だけ切り取って「反戦の歌」なんてレッテル貼ってる左巻き居ますけど。

違うからね？

単に弟に死んで欲しくないだけだから。
その証拠に

「何を言ってるんだお前は？　ロシアとの戦争は避けられず、かつ勝てなければ、日本が無くなるのだぞ？　お前は戦争に反対なのか？」

と、批判されたとき

「戦争には反対してはおりません。ただ、弟に死んで欲しくない姉でございます」

って答えたのよね。
ようはそういうことなのよ。

利己的？

そうかもしれないけど、こういうときの利己的な言動って、非難されるべきでは無いと思うんだけどね。


Dr.STONE

スタンリー、草薙の剣の形代を海に沈めて紛失させた、壇ノ浦の平家みたいな真似をする気か、やめろ！

って思ったんですけど。
一番守りたい相手のDr.ゼノは、その手腕を存分に活かす道が約束されてると気づいて思いとどまるの。
ホッとすると同時に、熱いものも感じた。
根っこの部分に、自分以外の誰かのために、があるのよな。


逃げ上手の若君

時行の可愛さを堪能した後に、汚いおっさんのBLめいたものを見せられて「誰得だよこれはｗｗｗ」と思ったら。
その直後に、恐ろしい合体技が来ると来た。

全く飽きさせない展開ですねぇ。
もう、打ち切りは心配しなくていいですよね？