素振りブログ。

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昔は飲酒運転、そんなに問題視されなかったのよ

2021年04月08日 21時19分42秒 | 日記
今週のソルブレインの配信、時代を感じた。

今週配信の話は、1年前に事故に遭ったのにその捜査をちゃんとしてもらえず、結果心を閉ざすに至った少女が中心になる話で。

それはどんな事故だったか?

家族で食事に行ったとき、帰り道で暴走車に遭遇。そのアオリを受けて家族の車を運転していた父親が事故を起こし、少女以外の家族全員が死んでしまった。

「警察は、パパがたった1杯のワインを飲んでいたことを咎め、自業自得の飲酒運転事故だと捜査してくれなかった。警察は信用できない」

いや、それ飲酒運転じゃん;
やっぱ自業自得の面あるのでは?

今だと確実にそれ、言われますよね。
少女は「パパはお酒に強い。ワイン1杯で事故を起こすはずが無い」って涙ながらに語るのですが、今だと「うるさいわ」ですよねぇ。

今と昔とでは、飲酒運転の扱いが違ったんですわ。
昔は「運転しても問題ない飲酒状態」「運転してはいけない飲酒状態」
その2種類があったのね。

で、皆それで納得してた。
だから、こんな脚本が成立する。

時代ですよね。

無論、だから今の飲酒運転の取り扱いがやり過ぎだとは思いませんよ?

冷静に考えたらさ

「運転しても問題ない飲酒状態」

「運転してはいけない飲酒状態」

この、境目は?

額に文字で「運転してはいけない」って明確なサインが出るなら別ですけど、そんなもん無い以上、一律飲酒運転を禁じるしか無いですよ。

……僅かな飲酒でも、反射神経、判断力等の運転に必要な身体能力が減退するっていう科学的な実験結果を持ち出すまでもないですわ。

でも、昔はそういう考え方が一般的じゃ無くて、特撮番組の脚本でこんなシナリオが成立した。
面白いなぁ。