素振りブログ。

一般でスピーチできる話の素振りのはずなのに、無理な話がほとんどのブログ。

ジャンプ+で連載中の漫画

2020年02月05日 06時36分34秒 | 日記
「姫様”拷問”の時間です」

そういや単行本2巻の発売日が2月4日だったっけ。
Dr.STONEの単行本のことばかり考え、そっちをすっかり忘れていた。

この作品、面白かったんで第一話からずっとジャンプ+で連載を追ってるんですけど。
単行本を買ってなくて。

でも、「web連載系漫画は単行本の初動売り上げが連載継続判断の要」という出版社事情を思い出し「応援しているなら買うか」と思った次第。

分類はギャグ漫画。
国王軍と魔王軍が戦争をしている世界。
魔王軍に捕らえられた国王軍騎士団長の姫様が、国王軍の機密情報を引き出すために魔王軍拷問官たちに拷問にかけられる話。
で、その拷問というのが

「焼きたてのトーストにとろとろのバターを塗って食べてみせる」とか
「大乱闘スマッシュブラザーズを多人数で目の前で遊んでみせる」とか
「カレーの匂いや作るときの音を聞かせる」とか

美味しい&楽しい系を目の前でやってみせて、食べたい&混ざりたいなら機密を話せ。
そういうとても人道的なもの。

で、毎回姫様は「私は屈しない」→「姫様は話した」→「機密情報の報告を受けた魔王が個人的な理由(その日は見たい番組がある、他人の大切な宝を奪うなんてそんな酷いことができるか、夜攻めは夜更かしになるから無理、愛娘の拷問の結果だから記念に使わずにとっておこう、等)でその情報は使えぬと却下」という様式美を見せて話を終わる内容。

非常に馬鹿馬鹿しくて面白い。

この魔王軍、捕虜の扱いは人道的だし(定期的な健康診断、レクリエーションまである)彼らの作ってる社会も笑顔に溢れた素晴らしいもの。
国王軍は国王軍でフツーの社会を築いてそうだし。

お前らもう戦争止めちゃえよ。
そういいたくなる。

様式美があり、実は作中で何も問題が起きていない。だからずっと続けられる話の構成。
けどそれは、逆にいつでも終われるという欠点でもある。
終わらせるのは2話で十分だと思うの。
魔王が「その情報採用!」って言って、姫様を解放して、国王軍に戻った姫様が自分がどれだけ人道的な拷問を受けて来たかを事細かに話して。
即和平!これで終わり。

なので少しでも長くこの作品を読むためには、単行本を買うのは避けて通れませんなぁ。