素振りブログ。

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グエムル

2020年02月03日 04時54分57秒 | 日記
パラサイト~半地下の家族~を観に行こうと思う。

この作品撮った監督の他の作品「グエムル~漢江の怪物~」を前に観たことがあり、それは面白かったんで気にはなってたんですが。
さわりの話だけ聞いて「コメディ映画っぽいの?」と思って迷ってたんですわ。
コメディ映画ってあまり観ないから。

でも、それは序盤の話で後半えげつなくなると聞いたんで、観ることを決意。
ルパパトVSリュウソウジャーの映画と一緒に観てきます。


グエムル~漢江の怪物~は、世間でクズと呼ばれて蔑まれている人間でも、腹を据えて決意を固めれば怪物を倒すような大きなことが出来るかもしれない。
それが熱い映画で面白かったですが、パラサイトはどんな感じなのやら。後味かなり悪いらしいので楽しみです。


まぁ、一応説明。
グエムル~漢江の怪物~はモンスターパニック映画ですね。分類としては。
在韓米軍が「ちゃんと処理するのが面倒だから」と、下水に流した化学薬品の影響で、オタマジャクシを巨大化させたような人喰いモンスターが漢江に出現。
漢江の傍でくつろいでいた人々を喰いまくる。
主人公の露天商の男は、娘の手を引いて逃げようとするが、途中で別の女の子の手を引いていたと気づく。
娘が怪物に攫われてしまった!

主人公の露天商の男は幼少期は頭の回転が良く神童なんて言われていたが、大人になるまでそれが続かず今はただの生活が不安定なデブオヤジになってる人間。
彼には弟と妹が居るのだが、これも結構悲惨。
弟は良い大学に入学したのに、学生運動に興味を持ったせいで卒業後どこにも就職できなかった無職。
妹はアーチェリーの腕があり、学生時代オリンピックを目指そうと夢を見たが、才能がそこまで届かず挫折。彼女も確か無職。

ようは上に行くことができるかも、と夢を見たことがあるけど、現実がそこに至らなかったという鬱屈したものを抱えた兄弟なわけです。

そんな彼らが、必死になって家族を助ける話。
自分たちはクズだから何も出来ないなどとは諦めず、俺たちが家族を助けないで誰が助けるんだと、それぞれ出来ることを必死でやるわけ。
ラストに力を合わせて人喰いモンスターを退治する流れはホント熱いのよ。

確かそのとき、他の映画の添え物で観るつもりで観た映画だったんですけど。グエムル。
正直、グエムルの方が面白かったんだよな。あれは誤算でしたわ。
(何の映画の添え物のつもりだったのかはディスることになるので伏せますが、結構な大作)