こないだ連載が始まったマガジンの「なれの果ての僕ら」が面白いです。
分類はサスペンス。
小学校の同窓会に呼ばれた高校生たちが、実は狂人だった元クラスメイトの策略で監禁され、彼の考えた命がけの実験に強制参加させられる話。
で、その問題の命がけの実験ですが。
今週号で１つ目が終わったところですわ。
１つ目は題して「毒リレー」
一人目が毒を飲み、次に指名された人が同じ毒を飲む。次の人が毒を飲んだ時点で前の人は解毒剤を注射してもらえるが、もし次の人が拒否すれば、毒が回って死亡する。拒否しないで指示通り次の人が毒を飲んだら、また次の人が指名され、その人が毒を飲んで前の人が解毒剤をもらえて……というリレー。
無論最初の人は拳銃で脅されるので、毒を飲むことは拒否できない。
このリレーを規定回数成功させればクリア。
参加者は元々仲良しクラスのメンバーだから、その友情が本物であれば難なくクリアできるはず。
狂人クラスメイトはそうやって煽るんですが。
当然ながら上手くいかない。
次の人に指名された子が、この機に乗じて前の人への昔の恨みを晴らそうとしたり。
命惜しさで毒を渋る次の人（男）に、女の子が自分の身体を差し出したり。
単純に命惜しさでリレーを繋げなかったり。
で、なんとかクリアするも、このリレーで１名犠牲。
死に方がなかなか悲惨。
血を吐きながら苦しんで、バタバタ暴れながらまるで殺虫剤をかけられたゴキブリみたいに死んだ。
女の子なんですけどね。
で、犠牲者を出しつつもその後ゲームクリアしたとき。
それを「思ったより優秀」「この実験の死者が一人で済むとは」「みんないい人ばかりで僕は嬉しい」などと狂人クラスメイトが言いつつ、「お腹空いたでしょ？調理実習室にカレーがあるから食べなよ」
ゲームはまだ続くということか。
で、生殺与奪を握られて、自分たちの心の弱さを玩具にされる屈辱に怒りながら食事をするんですが主人公。
生き残ったクラスメイトたちと揉めそうになり、喧嘩になる前に調理実習室から出ると、狂人クラスメイトに会ってしまう。
そこで
嬉しそうに、狂人「毒が減ってる。在庫が合わない」
誰かが毒を盗んだらしい。
この状況で、命令されなくても誰かを殺そうとしている奴がいる。
この状況なら、人が死んでも狂人クラスメイトがやったと思われるから？
だったらこの機会に憎い奴を殺そう？
そんなことをしている場合じゃないだろ、大局が見えないのか。
そういいたくなるところですけど。
なんというか「そうなるよな」って思ってしまった。
目先の恨みで大局が見えなくなって、暴走しちゃうところが人間らしいというか。
で、昨日の新聞で、韓国が「マスクの売り惜しみをする業者は処罰する」ことを決めたとの記事が載ってましたが、この記事を読んだとき、今週の「なれの果ての僕ら」のラストで感じた「そうなるよな」を危惧してしまいました。
まぁ、よその国のことだから、日本は関係ないんですけど。
何が「そうなるよな」なの？
記事によると「例年の売り上げと比較して、明らかに在庫を抱えすぎている場合処罰する」らしい。
だったらさ。
気に喰わない奴が業者をやってて、誰かが「こいつを合法的に苦しめてやろう」って企んで。
そいつの家だとか店舗にこっそり大量のマスクを忍ばせて、タレこんだら。
はい、合法的に気に喰わない奴を御用にすること成功。
そうならない？
無論、その大量のマスクをどこかから持ってこないといけないわけですが、そこは金さえ積めば実現不可能では無いですわな。
普通に考えれば１００万積もうが１０００万積もうが、何もやってない人間をしょっ引くことは不可能なわけですが、この法律を悪用すればそれが可能になるんじゃないのかね？決して割に合わない金の使い方じゃ無いのでは。本来できないことをやれてしまうんだから。
だとしたら、やる奴出るかもしんないなぁ。
よその国のことだけど、そこが心配になってしまった。
何か新しい法律を定めるときには、その法律で絶対にあってはならないこと「無実の者を拘束する」「財産を巻き上げる」「強姦する」「無理矢理生命を絶つ」等が出来たりしないかということを考えるのは重要だと思うんですよね。
「この事態で、そんな私利私欲に塗れて我欲を暴走させる悪鬼なんて居ないよ」なんて言葉でごまかしてはダメではないかと。
そしてこれは別に韓国だけの話でも無いですわな。日本だってそういう疑いがあるケースあるわけだし。
法律は悪党の気持ちになって読まなきゃダメよ。
で、そういう悪用パターンを思いついたら、詳しそうな人にガンガン質問して行った方がいいよね。
無論「そんなん対策立ててないわけ無いだろ」と、恥をかくかもしれんけど、恥をかく代わりに安心が買えるわけだから、安いもんです。
分類はサスペンス。
小学校の同窓会に呼ばれた高校生たちが、実は狂人だった元クラスメイトの策略で監禁され、彼の考えた命がけの実験に強制参加させられる話。
で、その問題の命がけの実験ですが。
今週号で１つ目が終わったところですわ。
１つ目は題して「毒リレー」
一人目が毒を飲み、次に指名された人が同じ毒を飲む。次の人が毒を飲んだ時点で前の人は解毒剤を注射してもらえるが、もし次の人が拒否すれば、毒が回って死亡する。拒否しないで指示通り次の人が毒を飲んだら、また次の人が指名され、その人が毒を飲んで前の人が解毒剤をもらえて……というリレー。
無論最初の人は拳銃で脅されるので、毒を飲むことは拒否できない。
このリレーを規定回数成功させればクリア。
参加者は元々仲良しクラスのメンバーだから、その友情が本物であれば難なくクリアできるはず。
狂人クラスメイトはそうやって煽るんですが。
当然ながら上手くいかない。
次の人に指名された子が、この機に乗じて前の人への昔の恨みを晴らそうとしたり。
命惜しさで毒を渋る次の人（男）に、女の子が自分の身体を差し出したり。
単純に命惜しさでリレーを繋げなかったり。
で、なんとかクリアするも、このリレーで１名犠牲。
死に方がなかなか悲惨。
血を吐きながら苦しんで、バタバタ暴れながらまるで殺虫剤をかけられたゴキブリみたいに死んだ。
女の子なんですけどね。
で、犠牲者を出しつつもその後ゲームクリアしたとき。
それを「思ったより優秀」「この実験の死者が一人で済むとは」「みんないい人ばかりで僕は嬉しい」などと狂人クラスメイトが言いつつ、「お腹空いたでしょ？調理実習室にカレーがあるから食べなよ」
ゲームはまだ続くということか。
で、生殺与奪を握られて、自分たちの心の弱さを玩具にされる屈辱に怒りながら食事をするんですが主人公。
生き残ったクラスメイトたちと揉めそうになり、喧嘩になる前に調理実習室から出ると、狂人クラスメイトに会ってしまう。
そこで
嬉しそうに、狂人「毒が減ってる。在庫が合わない」
誰かが毒を盗んだらしい。
この状況で、命令されなくても誰かを殺そうとしている奴がいる。
この状況なら、人が死んでも狂人クラスメイトがやったと思われるから？
だったらこの機会に憎い奴を殺そう？
そんなことをしている場合じゃないだろ、大局が見えないのか。
そういいたくなるところですけど。
なんというか「そうなるよな」って思ってしまった。
目先の恨みで大局が見えなくなって、暴走しちゃうところが人間らしいというか。
で、昨日の新聞で、韓国が「マスクの売り惜しみをする業者は処罰する」ことを決めたとの記事が載ってましたが、この記事を読んだとき、今週の「なれの果ての僕ら」のラストで感じた「そうなるよな」を危惧してしまいました。
まぁ、よその国のことだから、日本は関係ないんですけど。
何が「そうなるよな」なの？
記事によると「例年の売り上げと比較して、明らかに在庫を抱えすぎている場合処罰する」らしい。
だったらさ。
気に喰わない奴が業者をやってて、誰かが「こいつを合法的に苦しめてやろう」って企んで。
そいつの家だとか店舗にこっそり大量のマスクを忍ばせて、タレこんだら。
はい、合法的に気に喰わない奴を御用にすること成功。
そうならない？
無論、その大量のマスクをどこかから持ってこないといけないわけですが、そこは金さえ積めば実現不可能では無いですわな。
普通に考えれば１００万積もうが１０００万積もうが、何もやってない人間をしょっ引くことは不可能なわけですが、この法律を悪用すればそれが可能になるんじゃないのかね？決して割に合わない金の使い方じゃ無いのでは。本来できないことをやれてしまうんだから。
だとしたら、やる奴出るかもしんないなぁ。
よその国のことだけど、そこが心配になってしまった。
何か新しい法律を定めるときには、その法律で絶対にあってはならないこと「無実の者を拘束する」「財産を巻き上げる」「強姦する」「無理矢理生命を絶つ」等が出来たりしないかということを考えるのは重要だと思うんですよね。
「この事態で、そんな私利私欲に塗れて我欲を暴走させる悪鬼なんて居ないよ」なんて言葉でごまかしてはダメではないかと。
そしてこれは別に韓国だけの話でも無いですわな。日本だってそういう疑いがあるケースあるわけだし。
法律は悪党の気持ちになって読まなきゃダメよ。
で、そういう悪用パターンを思いついたら、詳しそうな人にガンガン質問して行った方がいいよね。
無論「そんなん対策立ててないわけ無いだろ」と、恥をかくかもしれんけど、恥をかく代わりに安心が買えるわけだから、安いもんです。