素振りブログ。

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産経の連載小説の話

2014年10月15日 22時27分45秒 | 日記
一向に描写力上がりませんが、ネタは面白いです。

現在、ダブル主人公の片割れである和子が北朝鮮帰国事業に乗っかって、自分を強姦して無理矢理妻にした半島人の旦那と一緒に旦那の故郷に渡るところまで行ったのですが。

名付けて「ようこそ地上の地獄へ」編。

「帰国船に乗って帰国した人たちの目に、出迎えに訪れた祖国の同胞たちの姿は、浮浪者の集団に見えた」

「日本で差別され、苦しい生活を送ってきた可哀想な同胞、と思って出迎えたのに、帰国船から降りてきたのは血色も良く、こざっぱりとした身なりの、明らかに自分たちより上位の人間。ふざけんな!同情は瞬く間に怨嗟へと変わった」

「帰国者たちは、ほとんど首都である平壌での生活を許されず、辺境の、田舎の炭鉱のような場所での過酷な肉体労働を強いられた」

可哀想にね。
高望みし過ぎたせいで、リアルな地上の楽園から、本物の地上の地獄に行ってしまったんだねー?
(ちーん)

ねぇどんな気持ち?どんな気持ち?
(やめい)

確かに日本に居たら差別されるけど、日本の差別なんて甘いもの。
半島人でも医者になれるし。(差別に耐えながら学校に通うの前提だけど
生活保護だって受けられる。
「半島人だから餓死しようが衰弱死しようが知るか」なんて国じゃない。

そんな現実に考えて可能な限り地上の楽園な国を「差別が酷い」なんて理由で捨てて

もっと差別が酷くて生活レベルもずっと下の、ほんまもんの地上の地獄へボンボヤージ。

やっぱさ、逃げるのはあかんのね。
読んでて思いましたわ。

逃げた先が、今より良いなんて保障、どこにも無いんだもの。

それにさ、この差別の問題に関しては、地道な努力で改善される可能性は十分あるはずですし。
無論、「差別をやめろ」と暴れろって意味じゃないですよ?

差別に耐えながら真面目に働き続ける。

それしかないんじゃないですかね。
そうすれば「こんな良い人を差別するなんて間違ってるのでは?」という意見が必ず出るはずですし。

日本人、甘いから。

それか、帰化する。
これですかね。

帰化1代目は多分そんなに変わらないでしょうが、3代目以降になると、先祖の一人に帰化人が居た、なんてのはそうそう分からないそうですので。

現実的に考えると、それが一番いいと思うんですけどね。


話を小説の方に戻しますが。

主人公の一人、和子の旦那はレイプ野郎の半島人なんですけど。

もう一人の主人公・昭子の旦那は「樺太で、樺太に残留する同胞を帰国させようと戦い続ける」誇り高い朝鮮人で。

朝鮮人=悪の権化、みたいな書き方してないのがわりと好印象ですわ。
(可哀想な存在、とも書いてないですが)

まぁ、人間なんだからさ。
良い人も居れば悪い人も居るよね。

(それに、レイプ野郎と罵りはしたものの、和子の旦那も最初は真面目で知的な普通の青年だったんですけどね。それが、報われていない、という思いに囚われる期間が長過ぎたせいで、徐々に歪み、最終的にクズへと)

描写の稚拙さが気にはなるものの、最終的にどういう結末を迎えるのかは気にはなってます。