素振りブログ。

一般でスピーチできる話の素振りのはずなのに、無理な話がほとんどのブログ。

来週からサイコパス2♪

2014年10月03日 20時50分23秒 | 日記
来週の木曜深夜からサイコパス2が放送開始ですな。
楽しみです。

ペルソナ4Gが抜けた穴を埋めてくれることを期待。

前情報で、前作の主人公のアカネちゃんが出てこないみたいなことを聞いたのですが、どうなんですかね?

アカネちゃんが出ないとなると、コウガミさんも当然出ないでしょうな。
ガセだといいのになぁ。

作品テーマがどうなるのかも気になるところ。

前作は「法とは守るべきものなのか?」ってことだったと思うんですが。
いやさ、そりゃサイコパスの世界での潜在犯って設定がメチャクチャなのは分かってますけど。
人間、瞬間的に犯罪者思考になることはありますし。
でも、大概の場合は思いとどまって実行には移さない。

サイコパスの世界では、そういうのすら「違法」扱いで取り締まってましたよな。
それがメチャクチャだというのは分かる。

でもま、そこは目を瞑ってですね。

法ってのは人間の作り出したものだから、当然不完全。
完璧な法なんてものは無いわけで。

だから当然、法律のカバーし切れない害悪ってのは出現するものなのですが。

現代日本の場合は、拡大自殺を企てる奴とか、刑務所に入ることが目的で犯罪犯す奴ですわな。

そういうものを前にしたとき、果たして人はどう行動するべきなのか、って。
そういうのが見所だったと思うのですよ。

アカネちゃんは「法は理想世界を作りたいと願った人の祈りだ。だから、無視してはいけないんだ」と、あくまで法の範囲内で、あの世界でのカバーし切れない害悪「マキシマ」を取り締まろうとしましたけど。
コウガミさんは「それは分かる。しかし、それではマキシマにあるべき報いを与えることができない」と、法を無視して彼を射殺。

その後、コウガミさんが姿を消した後、アカネちゃんが独りで「バカ……」って呟くシーンはグッときたもんです。

パートナーとして頼りにしていた以外にも、おそらく異性としても好きだったろうに。
でも、自分の正義を貫いて、自分勝手に姿を消した馬鹿な男。
しかし、その正義を貫いた理由は、マキシマのせいで命を落とした人を思うとそうするしかなかったから。
その気持ちは恐らくアカネちゃんにも分かるだろうけど(マキシマのせいで、彼女は友達を殺されてますしね)法の意味合いを「人の祈り」と捉えている彼女は、その行為を決して認めるわけにはいかない。
そこから思わず「バカ……」という言葉が出た。

ウロブチさんの脚本は、悲惨で残虐なシナリオの裏にねじ込んだ「人の善性」を描くような小道具が実にいい味を出してますわ。
(だから好きなんだけど)

「2」はどういうテーマをやるのかな?
そこのところ、気になってます。

そこのところでガチっと視聴者の感性と嵌れば、視聴後「すごく良いものを見た気がする」と、視聴者を深いレベルで満足させられますからな。

ひたすら軽く、エッチな女の子が出てきたり、馬鹿なギャグを連発するアニメを否定するわけじゃないですけどさ。
(気分が塞ぎこんでるときはそっちの方が良かったりもしますしね)

感想書いて喜んでる人種と致しましては、視聴後にあれこれ語れるアニメの方が嬉しいですわ。